善子「せっかくのお花見なのに、桜よりも食べ物ばっかりじゃない」

千歌「そうかなぁ?」ペロリ

善子「言いながら2個めに手を伸ばしてんじゃないわよ」

千歌「てへ」

千歌「でも、どちらかと言うと花より大福じゃないかな?」

千歌「あ、今のは大福食べてるからそれとかけて〜」

善子「説明しなくていいわよ!」

千歌「む」

千歌「でも、善子ちゃんのほうがお団子かも」

善子「は?」

千歌「ほら、頭の」

善子「……私のお団子のこと?」

千歌「そう! おっきなおっきなヨハ団子……食べたらおいしいのかなあ♥」

善子「ぅぇ……やめてよ、髪の毛なのよ?」

千歌「善子ちゃんの味がするのかも……」

善子「……」

シュル

千歌「あー!」

善子「……ふん」ファサッ

千歌「……ぁ」ドキッ

善子「髪まで食べられたらかなわないから。ほどいたの」

千歌「……///」

善子「……どうしたのよ?」

千歌「ゃっ……ぁの、えと……」

千歌「……ちょっと、その、照れただけだから……///」

善子「……はあ?」

千歌「私、やっぱり花より大福でいいや……///」

善子「……変なの」

千歌「えへへ……///」

しいたけ「わおん」