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ZiLIVE!サンシャイン!!
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0001 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:44:11.20ID:V7Wly+qU
クロスSSです。オリジナル要素も多いです。
キャラ設定はGsベースとなっています。
0002 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:44:59.87ID:V7Wly+qU
Battle.1 浦の星のスクールゾイドル
 
 「遅刻!遅刻!!ち〜こ〜くぅ〜!!!!」
 
桜のほころび始めた3月末、ガィンガィンと騒々しい駆動音が内浦の朗らかな朝を引き裂く。
と言っても年に何度かあるイベントであり町の住人も今さら気にしたことではない。
ここはZipan国シズオカ地区NMZiブロック内浦。豊かな海と澄み渡る空に囲まれた……Zipanのよくある片田舎である。
0003 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:46:43.46ID:V7Wly+qU
「とうちゃぁ〜「千歌ちゃん!!!」くっぅひぃ!?」
 
アホ毛をひょこひょこ、ギリギリで校庭に滑り込んだ少女を待っていたのは眉を垂直になろうかというほどに吊り上げた少女だった。
艶やかな黒髪を腰まで垂らし、涼やかな目元にしゃんとした背筋。
普段なら深窓の令嬢といった形容がぴったり合いそうな美少女だが……この瞬間は鬼女の如し。
有無を言わさぬ圧倒的な威圧感をもってアホ毛の少女──千歌の“足下”まで歩を進め……。
 
「“トト”!伏せッ!」
 
間髪いれずに地面に向けて指を振り下ろしながら叫んだ。 

「わっ!?あっ、こら〜!ダイヤちゃんのいうこと聞くなぁ〜!!」
 
ガクン、と姿勢を崩した千歌が“コクピット”で喚くもその動きは止まらず。
橙の機械獅子は顎までびったりと地面につけるほどの完璧な伏せを披露する。
“パートナー”である千歌を無視しダイヤと呼ばれた黒髪少女の指示に見事なまでに従ってみせた。
0004 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:48:01.84ID:V7Wly+qU
 
「いい子ね、“トト”。千歌ちゃんとは大違い。
……はい、貴方もさっさと降りる!」
「はいぃ……」
 
観念した千歌もモソモソとコクピットから這い出した。
恨めしそうにパートナーをジトリと睨むが、千歌とダイヤの力関係を分かりきっているのだろう。
全くもってどこ吹く風、“パートナー”こと“トト” ──『レオブレイズ』に気にする様子は全くない。

【レオブレイズ:ライオン型BLOXゾイド。
射撃武器を持たず格闘に特化した機体。
優れた機動力で寝坊した朝も一安心。
ちかまるの装甲はオレンジに塗り替えられている】

「全く……、あと一週間で2年生になるというのに……。
何度も言っていますがゾイド登校は 原 則 禁 止 !
そもそもゾイドの校内乗り入れも禁止です!」
「でもぉ「でもじゃありません!」ぅう……でもぉ!」
 
懲りない割にいつもは素直な千歌からの思わぬ反撃。ダイヤは少々面食らって言葉を切る。
0005 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:49:05.57ID:V7Wly+qU
「ダイヤちゃん!」
「はい」
「……っお願いします!」
「はぁ……」
 
千歌はぴしっと姿勢を正し、90°のお辞儀で一枚のプリントを押し付ける。
ダイヤはそれをおずおずと受け取り、渋々と目を通す。
 
「ええと……千歌ちゃん、つまり……?」
「はい!ラブライブ出場のためにスクールゾイドル部を作りたい、です!!」
 
スクールゾイドル──スクールゾイドアイドルの略称であり、ここ数年急速に人気の高まっているコンテンツだ。
機械生命体ゾイド。巨大な体躯とそれに見合うだけの戦闘力を持った兵器としての一面を持ちながら、人々と支え合い、暮らしていく善き隣人でもある。
そんなゾイドと共に技量を比べ合うのが文字通りにゾイドバトルと言う。
それ単体でエンタメとして、また競技としてかなりの市民権を得ており、それを女子高生が行うだけならもの珍しいだけだっただろう。
ブームに火をつけたのは初代Sゾイドルチームが正にアイドルと言える容姿と卓越したゾイド乗りだったことも要因ではある。
それらを最大限に生かしたのは大会運営によるプロデュースだ。チームごとにオリジナルのテーマソングを設定し、演出面でもド派手に個性をつける。
更に勝利チームにはコクピットをステージ代わりにテーマソングを歌わせ、緻密なカメラワークを通して全国へと配信してみせた。
これらの要素が見事に噛み合い、アイドルを冠するに恥じないパフォーマンスを仕立てあげたのだ。
それまでのストイックなイメージから一転して華やかなショーパフォーマンスの一面を作り出し、“スクールゾイドル”というコンテンツを確立してしまった。
今ではSゾイドルを主役としたイベントが全国確立行われるまでになっている。
ラブライブはその中でも最古にして最高峰の大会であり、その門戸は限りなく狭い。
県予選、東海予選を経ての本選出場枠は僅か8校。
出場のためと言うは易いが、わざわざこの時期に部活を新設する理由としてはあまりに軽薄だ。
それだけでは到底首を縦には触れない。
0006 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:50:34.62ID:V7Wly+qU
「どういう風の吹き回し?
酔狂な洒落のつもりなら笑えませんわ」
「どういうって……」
「おばかさんな貴方でも、なんにもなしにはこんなことしません。
訳があるなら聞かせて頂戴?」
「わ……笑わない?」
「それは貴方次第よ。もしかしたら怒るかも」
「ぇえぇー!?」「冗談です」
「……もー、ダイヤちゃんのいじわる。
えーっとね、 ────浦の星がさ、廃校になっちゃうから」
 
たっぷりと間をとってから、千歌は滔々と喋りだした。
 
「もうすぐ浦の星が無くなっちゃうって、最近急に実感しちゃって……。
私、まだ一年しか通ってないけどすごくさみしいんだ。
私のずっと通いたかった学校なのに、もう必要なくなっちゃったんだなぁって」
 
入学前から廃校なんて分かってたのにね、と千歌は眉を下げながら笑う。
 
「だからね、みーんなに知ってほしいんだ!私の大好きなゾイドで、私の大好きな学校のことを。
ラブライブで大活躍すればみんな浦の星のこと覚えてくれるハズなのだ!
そうしたら──浦の星がなくなっても、浦の星は残るから!」
0008 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:51:44.42ID:V7Wly+qU
言葉は元気ながらその表情はやや暗く。
それでも気丈に笑顔を作り、もう一度ダイヤに頭を下げる。
 
「ゾイドル部創立、お願いします!」
「却下」
「────そんなぁ!?」
「嘘よ。……なんにしても即決はできません。
下校前に生徒会室に来てください。
遅刻とゾイド登校も不問にしたつもりはありませんからね!
さ!早く教室に行く!」
「そんなぁーー!!?」
 
千歌はダイヤの言葉で表情をころころと変えていき、最終的に半泣きになりながら校舎のなかに走り込んでいく。
ばたばたと走る千歌の後ろ姿を見やりながらダイヤは溜め息をついた。
 
「もぅ……トトも朝からお疲れさま。おうち帰れるわね?
──はい、いい子。それじゃあ、気をつけて帰るのよ」
 
トトはゆっくりと立ち上がるとダイヤに答えるように頭を動かし、のっそのっそと校庭を後にする。
それを見送ってからダイヤはまた溜め息をひとつ吐き、試算をしながら校舎に歩を向ける。
せめてあと一月早く言ってくれていれば……などと溢しながら。
0009 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:52:47.83ID:V7Wly+qU



「千歌ちゃんおはよー。うまくいった?」
「おはよぉおうぅー、ダメかも……」
「ありゃー……でもまだ1回目だし!何回だってチャレンジチャレンジ、だよ!」
 
HRと担任からの小言を終え、机で打ち上げられたクラゲのようになっている千歌を快活な声が励ます。
渡辺 曜。全日本クラスのゾイドエアロバティック技術を持つ優れた空間認識と技術を持ったゾイド乗りである。
千歌のSゾイドルへの想いを後押ししたのも彼女の存在が大きい。
当の本人はSゾイドルそのものにさほど興味もなさそうだが、才能故の旺盛なチャレンジ精神でもってゾイドル部への入部を決めていた。
 
「放課後呼び出されてるんだけどー……曜ちゃんも一緒に来てくれる?」
「うん、いいよ!2人なら2倍だもん、きっとダイヤちゃんも許してくれるって!」
「さすが曜ちゃん……頼りになるよ〜!」
「大船に乗ったつもりでどーんと構えてて!」
 
あっはっはーと笑う2人。
底抜けのポジティブさが売りだが、それ故に大船だとしても不安なのだった。


0010 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:53:39.62ID:V7Wly+qU
「……半日考えていましたが、設立許可を出すことはできます」
「ホントぉ!?」
「やったね!じゃあさっそく今日から練習しなく「曜ちゃん、待て」はい!待ちます!」
「……素直すぎるのも考えものね。
──まあ、兎に角。設立そのものを認めることはできます。
ですが、生徒会から部費を出すことはできません。
来年度の予算はもう決まってしまいましたから、これは諦めてください。
代わりに顧問の先生は今年度で廃部になったサッカー部の先生が代わりに受け持ってくださるとのことです。
人数は本来5人からというのがルールでしたが、我が校の現状を考えると少々ナンセンスです。
なのでここはオマケして仮設立を行い、4月中に集まればよいことにします。
……ここまでで分からないことは?」
 
一息で畳み掛けたダイヤに対して首を横に振って答える千歌と曜。
以外なほどに柔軟な対応を受け拍子抜けといった顔だ。
千歌は間違いなくお説教されると思い込んでいたので若干呆けてすらいる。
 
「ダイヤちゃん……つまり私たちは今日からスクールゾイドルに……?」
「いいえ、違います」
「んぅ!?言ってることがおかしいよぉ!ゾイドル部を認めてくれるって言ったのに!!」
「はい、認めます」
「???…………ダイヤちゃんの言ってることがよく分からないんだけど……」
「まだ肝心なことを言っていないのに先走るからです!
入部希望者にはテストを課します。貴方たちも例外ではありません!!」
0011 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:54:28.77ID:V7Wly+qU
テストと言われた2人の顔が凍りつく。その余りにもあんまりなリアクションにダイヤの眉が思わずヒクついた。
 
「えぇ、当然成績もある程度は取ってもらう必要があります。
しかしこの場合のテストは勉強ではありません。
──わたくしと勝負して勝つことです」
 
勉強ではない、と聞いて輝きを取り戻しかけた顔が一瞬にして絶望で曇る。
数年前にNMZiブロックで問題化していたゾイドによる暴走行為。主に近隣の高校生を主体としたチームによるものでルール無用の地元走りで警察も手を焼くほどのものだった。
しかし現在、そんな手合いも殆どいないのは──何を隠そう、当時中学生の黒澤ダイヤが壊滅させたからである。
沼津の中高生の間では半ば伝説的な逸話として語り継がれるほどの大立ち回りから、付いたアダ名は“インフェルノレッド”。
あれから数年たった今でさえ、ヤンキーからは警察以上に恐れられているという……そんな黒澤ダイヤから勝ちを獲らねばならないとは。
 
「そんなぁ……おしまいだよ……」
「ダイヤちゃん、それ2人がかりでもいいの?」
 
アホ毛まで萎れるほどに打ちひしがれる千歌と対照的に、可能性を見出だして曜はすぐさま立ち直る。
愚直なまでの素直さは目標を諦めないための推進力でもあるのだ。やると決めたことをやる、ただそれだけで渡辺曜は前に進める。
 
「ええ、貴方たちはそれで構いません。
わたくしとしても別に意地悪をするつもりはありませんから」
「じゃあなんでテストなんか……」
「浦の星の最期を飾ろうというのなら、無様な真似をしてもらうわけにはいきません。
せめてわたくしを、──“ルベウス”を倒すくらいしてもらえなければラブライブ本選に進むなど出来はしません」
「う゛……」
0012 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:54:53.53ID:V7Wly+qU
確かにダイヤの言うとおりだ。ラブライブ本選出場グループは大抵逸話の1つや2つを引っ提げてくる。
そんな超人達と戦うことを目標に掲げたのは千歌の方だ。
本心からの言葉だったとはいえ、心の準備が出来ていない中で壁にぶつかると腰が引けてしまう。
 
「先程も言ったように、4月中は仮設立です。
その間なら何度でも挑戦を受けますので」
「……じゃあダイヤちゃん、今から一勝負!」
「曜ちゃん!?」
「お受けいたします。それでは……海岸まで行きましょうか。
ゾイドとは現地で集合としましょう」
「ダイヤちゃん!?」
 
2人とも即断即決、いやダイヤはともかくとして曜はなにか勝算があるのだろうか。
曜はあれで真剣勝負にはクレバーなところがある。全くなにもないということはない筈……千歌はへし折れそうな心を無理矢理に奮い起たせる。
 
「よぉ〜し、負けないよ!」
0013 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:55:36.04ID:V7Wly+qU



「それでは、ラブライブに乗っ取ってポイントマッチ形式で行いましょう。
と言っても機体差の平均化が目的です。時間は無制限、決着は貴方たちが私を、もしくは私が2人を倒すのみ」
 
ポイントマッチとは、パフォーマンスに重きをおいたSゾイドルの特徴でもあるバトル形式である。
それぞれチームの持ち点をメンバーに割り振り、撃破されると割り振られた分の得点が相手の得点になる。
決着は試合終了後にポイントが多いチームが勝利というシンプルなルールだが、真骨頂は別にある。
それがダイヤの言った“機体差の平均化”だ。
割り振られるポイント数に応じて、ゾイドのスペックが増減する仕組みが組み込まれているのだ。
これによって所有ゾイドによる格差を抑え、“どんな編成でもある程度バトルを盛り上げる”ことが出来るという意図があるらしい。
今回はそれを利用し、小型ゾイドに乗る二人に下駄を履かせようということだろう。

「なにか質問は?」
「んーん、大丈夫!」
「それでは──始めましょうか。 “ルベウス”!!」
 
黒澤ダイヤの背後から紅の影が躍り出る。トトを軽く凌駕する体躯、迸るエネルギー。トレードマークの鋭牙が鈍く光る。
紅き疾風セイバータイガー。黒澤ダイヤという灯を業火へ成す、インフェルノレッドがその半身。
0014 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:56:07.42ID:V7Wly+qU
「よーし頑張ろうね、千歌ちゃん!“イブキ”!」
「うん……こうなったら当たって砕くだけだぁー!
“トト”!今度はダイヤちゃんの言うこと聞いちゃダメだからね!」
 
千歌に覆い被さるように現れた橙の獅子と曜に並び立つ青い竜。
どちらもダイヤのセイバータイガーに比べて頼りない体格差だが、怯むことなく牙を剥いて威嚇する。
 
【セイバータイガー:トラ型ゾイド。
高速戦闘を得意とし、射撃・格闘戦もこなすユーティリティプレイヤー。
トレードマークの牙による一撃はまさに必殺の威力】
 
【ウネンラギア:ウネンラギア型BLOXゾイド。
射撃と格闘を両立した小型肉食恐竜型。
曜の地上におけるパートナー】

「今回は6ptでいいでしょう。わたくしは当然全てをルベウスに。
 そちらは戦術に合わせて調整なさいな」
「はーい!
 ……千歌ちゃん、今回はそっちに4pt渡すね。
 挑戦権は1回だけじゃないみたいだから、今回はダイヤちゃんとの差がどれだけあるのか確かめよう」
「なぁーるほど……。でもなんで千歌が4ptなの?
 曜ちゃんの方が強いのに」
「強い訳じゃないよ、相性相性。
 ダイヤちゃんの機動力は驚異的だけど、より小回りの聞くトトなら掻い潜ってチャンスを作れるハズっ」
「なぁ〜るほどぉ〜……。よーし、頑張るのだ!」
0015 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:56:36.74ID:V7Wly+qU
千歌が割り振りポイントを設定するとインターフェースへカウンドダウンが表示される。どうやら曜もダイヤもとっくに設定を終えていたらしい。
このカウントが終わった瞬間どう動くべきか──。
曜の言ったように機動力のイニシアティブを取らせないために超接近戦を挑んでみるか、それとも曜が動きやすいように撹乱するべきか……。
5 4 3 ──。悩んでいる間にもう時間だ。……よし、コンビネーションを重視していこう!
 
「曜ちゃん!」
 
0。
 
「私が
 
前を張るから支援をお願いとか言おうと思って、それで終わった。
0016 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:57:08.03ID:V7Wly+qU
<タカミ チカ K.O.>
 
「……え?」
 
一瞬だった。
“インフェルノレッド”の業火は熱を感じる間もくれなかった。
カウントが尽きると同時にダイヤは砂浜へショックカノンを叩き込み、2人の視界を混乱させながら直進。
正面へ足を踏み出しかけて停止してしまったトトの首へすれ違い様に牙を一閃、機能を停止させた。
侮っていたわけではない。黒澤ダイヤのゾイドの腕は見たことがあったし、ハンデがあったのはこちらだ。
今起きた現実に千歌が呆然としているうちに、再びシステム音声がコクピットを満たす。イブキ──曜の機能停止だ。
 
「……無様です。
 2人とも、その程度でラブライブ本選などと言っていたのですか。
 幻滅、ですね」
0017 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:58:15.61ID:V7Wly+qU
ルベウスのコクピットから立ち上がったダイヤの声が厭によく通る。
千歌も、曜も、なにも言い返すことができない。
完敗とか惨敗の次元ではないのだ。勝負すら出来なかった──ただ処理されたのと同じだ。
釣った魚を〆るようになんの淀みもない作業だった。
鼻の奥がツンする。頬が熱くなる。ダメだと思うほどに千歌の瞳は光を増して、ついに溢れる。
 
「……なぜわたくしの言うままに海岸に来てしまったのですか。
 なぜわたくしの提案したルールをそのまま呑んだのですか。
 本気で勝つ気があるとは思えません」
 
ダイヤはそれぞれのコクピットを一瞥し溜め息をひとつ。
 
「────始業式まで挑戦は受けませんのでそのつもりで。
 まだやる気があるのなら、ですが。諦めるときは早めに仰ってくださいね」
 
全く温度を感じさせない声で言い放つとダイヤはルベウスのコクピットへ滑り込み、真っ直ぐに前だけを向いてその場を去った。
0018 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 21:59:41.92ID:V7Wly+qU
書き溜めここまで。
書くときに区切り考えてないのが丸分かりな…レスごとに長さがバラバラすぎるなぁ
0025 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 22:04:38.74ID:V7Wly+qU
ゾイドとラブライブで戦車道というかメダロットというか、そんな感じのことを考えながら書いとりました
ゾイドの中だと/0みたいな競技ゾイドのある世界みたいな感じです
0031名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)
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2019/03/31(日) 22:24:39.97ID:v7h5S6hD
少女に現金渡してみだらな行為 愛知県企業庁の職員を懲戒免職- 名古屋テレビ【メ〜テレ】
https://www.nagoyatv.com/news/?id=197790
https://www.nagoyatv.com/themes/nagoyatv_pc/news/image/toukai/Apd2218569532887360526.jpg

懲戒免職処分を受けたのは、愛知県企業庁愛知用水水道事務所再任用職員、波多野健治主事(65)です。

 県によりますと、男性職員は2018年7月、名古屋市熱田区のホテルで少女(当時15歳)に現金を渡してみだらな行為をしたとして2月、逮捕されました。

 男性職員は、県に対して行為を認めています。
0032名無しで叶える物語(茸)
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2019/03/31(日) 22:36:36.37ID:YgGSlch0
字の文がっつり台詞名前なしはラブライブ板向きじゃないんじゃねーの
ゾイド分かるからおもしろいけど
0033 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 22:45:21.26ID:V7Wly+qU
やっぱ読んでもらえないですかねー…
いまいちこういうのって公開する場がわからなくて
0034 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/03/31(日) 23:26:23.50ID:V7Wly+qU
いめーじゃーの閲覧数が20前後ということは全く読者がいないって訳じゃなさそう…?
0037 ◆DOe1JCr8qk (茸)
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2019/04/01(月) 12:06:44.36ID:l1QbNVDX
スレが持っていれば今日の夜にちょっとだけ続き投下します
0038 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/01(月) 22:00:36.97ID:g5uPf6UH



「ただいまー……」
「うーわ暗っ。なーにその顔、ゾイドの部活作れなかったの?」
「んーん……作れた……」
「じゃあなんで」
「作れたけど……入れないの……」
「????」
 
千歌はあのあと曜への挨拶もそこそこに、逃げるようにして家に帰ってきてしまっていた。
そしてトトのコクピットでひとしきり泣いて、すっかり日も沈んでからやっと玄関の戸を開けることが出来たのだった。
そんな千歌を迎えたのは高海美渡。千歌には姉が2人いるが、その下の方に当たる。
美渡は千歌の言っている意味が分からなかったので、取り敢えず手を引っ付かんで風呂まで連行した。
腹を割って話すならやっぱり風呂だ。……それに、年頃の娘がこんなに体を冷やすもんじゃない。

「…………つまり?ダイヤちゃんを倒さないといけないのにボロ負けしたってこと?」
 
湯船に沈んだ千歌から一部始終を聞き出した美渡は情感たっぷりに説明されたあらすじを無味乾燥に言い直す。

「もー!美渡ねぇヤダー!」
「ヤダってなんだヤダって。そういう話だったじゃん」
「そうだけど……かわいい妹がうちひじき……うちひしぎ……あれ?」
「……打ちひしがれるだろ。そんなん仕方ないじゃん。
 ダイヤちゃんに負けるなんて分かりきってたでしょ」
「そうだけど……あんなに簡単にさ……」
「わざわざダイヤちゃん言ってくれてんじゃん。
 千歌達がもっとガンガンいかなくちゃいけなかったんだよ
 明らかに実力が上の相手と戦うんだから自分達の土俵に引きずり込まなきゃ」
「場所もルールもダイヤちゃんから提案してくれたのに?」
「だーから、拒否しなきゃダメなんだよ。ダイヤちゃんの術中なの、それは」
0039 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/04/01(月) 22:01:04.22ID:g5uPf6UH
おら詰めろなどと言いながら美渡も湯船に足を突っ込み、千歌と並ぶように湯船に浸かる。

「あ゛〜……!やっぱ1日の御祓は風呂だな!」
「おじさんくさいよ美渡ねぇ」
「あぁ!?なんだこのバカチカがぁ!生意気なのはこの口か〜?うりうりうりうり」
「んに゛ぃぃいいぁああ!!!」

美渡の気遣いが分からぬ千歌ではない。頬をつねられる痛みもあって、自然と一筋滴が溢れる。
どちらもそれに気付かぬふりをして、きゃっきゃと子供のようにはしゃいでみせた。

「あー──。曜ちゃんにもちゃんと連絡しとけよ。
 そんで調べること調べて作戦練ってちゃんと勝て、な」
「うん。頑張る」
「おう。じゃ、あたし先出るから」
「ん。……ありがとね」

妹の呟きなど聞こえなかったふりをして美渡は浴室をあとにする。
ま、どうしてもダメそうなら手伝ってやるのも悪くないかもしれない。
美渡にとっても浦の星は大切な思い出が詰まっている。
それを遺せるのは現役の千歌たちだけだから、少しくらいは……なんて。
思いかけて、思い直した。やはりそれなら千歌たちだけでやり通すべきだろう。

「……いいねぇ、10代」
 
思わず溢れた独り言があまりにおっさんくさ過ぎて美渡は自分の頬を思わずはたく。
会社のおっさん連中に付き合っているとこっちの精神すら老けるというのか。

「────千歌ぁ!明日ヒマでしょ!?曜ちゃん呼んで特訓やるよ特訓!!」

特訓つけてやるくらいはセーフだ、多分。


0040 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/01(月) 22:01:56.81ID:g5uPf6UH
「昨日はごめんね、あと今日もいきなりで……ごめん」
「いいよいいよ〜昨日は私もさすがにショックだったもん。
 特訓なんて渡りに船だよ!美渡ちゃんよろしくお願いします!!」
「おー元気いいねー。まー私じゃ役不足かもしれないけどさ」
 
翌日。土曜日の朝っぱらから千歌は本当に美渡の特訓を受けることになっていた。
美渡は勤めている会社でバトリングを行っているのだが腕は悪くないらしい。
そのツテもあり、会場として会社設備を借り受けて練習できるのはありがたい。
しかしまだまだ年若い美渡なのにこんなことをして大丈夫だろうか、と曜は少々心配してしまう。

「さぁーて、行くよ“十蔵”!
 ひよっ子達に“バトル”を教えてやるぞっ」

そんな心配をされていることなど露知らず。 
美渡は早速自身のパートナーへ声をかけるとそのコクピットへ飛び込んだ。
“レオストライカー”。トト──レオブレイズの後継機種とされるライオン型ゾイド。
体格は殆どトトと変わらないが、中遠距離形態と近接形態を使い分けることができ戦場を選ばない優秀機だ。

「2人もさっさと乗りな。
 まずは実力を見せてもらおうじゃない」


0041 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/01(月) 22:04:23.92ID:g5uPf6UH
本日はここまで。あんまり書けてませんねぇ

今さらですが保守などありがとうございます。見てもらえているようなのでがんばります
0044 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/02(火) 21:37:26.37ID:oYfR+XcW



赤毛をツーサイドアップにくくった少女が鼻唄混じりで町を駆ける。最近は暖かくなってきて走るのが楽しい季節になってきた。
ゾイドの背で風に揺られながら過ぎていく景色を眺めていると、海岸沿いで大きな水柱が立ったのが見えた。

「果南ちゃんだ!」

嬉しそうに呟いて少女は急制動をかける。早めに家を出ているからちょっと寄り道してもまだ大丈夫──。
三度寝しなくてよかった、早起きは三文の徳だなーなんて思いながら浜辺に向かって少女は突き進む。

「果南ちゃ〜ん!!」

浜に上がってパートナーの海水を落としていると、真っ赤な物体が人の名前を絶叫しながら猛スピードでこちらへやって来る。
ルビィとガンタイガーだ。顔が見える距離ではないが確信できる。
内浦、いやNMZiでもSSゾイドで爆走する女の子はそういない。
コクピットのないSSゾイド自体、町中で見ることは稀なのだ。
 
【ガンタイガー:トラ型SSゾイド
 コクピットを排し小型化したSSゾイドの中でも高い戦闘力を誇り、中型ゾイドに迫る戦闘力を持つ。
 反面、装甲は脆弱で防御力はないに等しい】
0045 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/03(水) 00:42:12.74ID:+D4Dzh/5
「ルビィ!スピード!」

突っ込まれる前に手を下に下ろすジェスチャーを交えながら叫び返す。
ルビィが片手を挙げて応え、段々とスピードを落としていく……が、それでも制動距離がやや足りなかったらしい。
15m手前から砂に足を突き刺すようにしてブレーキとし、凄まじい砂埃を巻き起こしながら横滑りで停止した。
8m手前辺りでルビィが落ちて転がっていったが、まあ怪我をするほどではないだろう。

「んっしょ……と……果南ちゃ〜ん!」

人形のように転がっていったルビィは回転が止まるとすっくと立ち上がり、ぱたぱたとロングコートの砂を払って身だしなみを整える。
頭をぷるりと振って手櫛で乱れを整えれば、こちらを見上げてはにかみながらピョンピョン跳ねつつ名前を呼び掛けてくる。
こんな少女マンガから出てきたような女の子が先程まで真っ赤なトラに馬乗りで駆け回っていたとは現場を見ていても信じがたい。

「よっ、しょっと。ルビィ大丈夫?がっつり転がってたけど」
「うん、平気だよぉ」
「お、強いねぇ。えらいえらい」

パートナーの洗浄を中断し、その肩から降りてルビィのところまで駆け寄る。……見た感じではどこも怪我などないようだ。
タオルで手を拭ってルビィの頭をうりうりと撫で回してみれば、あ〜あ〜と声を上げるものの逃げたりせずなすがまま。
トラというより犬のようだ。

「それで、どうしたの?なにか用事?」
「……あ!そうなの!見てみて見てみて!!」

よいしょよいしょとロングコートの前を外し、ばっと袖から腕を抜いて上空に投げ放つ。
それをガンタイガーが器用に自身の背で受け止めた。

「じゃーん!」
「あ〜、なるほどね。似合ってるじゃん」
「えへへ……」

ルビィの見せたかったものとは浦の星のセーラー服だった。
少し袖の余ったそれはピカピカの一年生特有で、なんだかしみじみと懐かしくなってしまう。

「それで、ぴかぴかの後輩ちゃんはどこに行くつもりだったの?」
「えっとね、まるちゃんと制服の見せあいっこしてー、そのあと学校まで行ってみようと思ってるんだ」
0047 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/04/03(水) 20:11:15.09ID:+D4Dzh/5
通学路を覚える小学1年生のようだ、と思ったが口には出すまい。

「入学式はガーネット達と写真撮れなさそうだから、今日のうちにやっちゃうの」

なるほど、考えあってのことだったか。
 ルビィのガンタイガー──ガーネットは小型とはいえ、それでも入学式の場にはそぐわない。
今日は天気もいいし記念撮影にはうってつけだろう。
……そういえばガーネット“達”の 他の子達が見当たらない。

「気をつけて行くんだよ。“タマ”と“マコト”は?後から合流かな?」
「ぅ、タマは来ると思うけど……マコトは多分……」
「そっかぁ。……早く仲直りできるといいね」
「うん……」

やってしまった、ルビィの顔が明らかに暗くなっている。
“マコト”とルビィにちょっとした問題があってもう2年……3年?
どちらが悪いわけでないと思うのだが、だからこそ尾を引いているのかもしれない。
しかしそれならば時間に任せるほかない、他人がどうかできることでもない。
とりあえずなにか別の話題を探さねば。別の。別の……。
0048 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/03(水) 20:12:00.59ID:+D4Dzh/5
「ゾイドル!」
「ピィ!?」
「あ、ごめん。
 あーっと……千歌達がスクールゾイドル部作るから次の登校日ダイヤにお願いするーとか言ってたんだけど
 昨日ダイヤお家でなにか言ってた?」
「えぇ!?千歌ちゃん達ゾイドルやるの!?」
「いや、どうだろー。ダイヤが許可してればやると思うけど。
 だからダイヤがそういう話してなかったかなーって」
「えー、おねぇちゃんは昨日……うーん、ちょっとフキゲンだった?」
「……千歌、なんかやらかしたかな……」
「お姉ちゃん部活の申請くらいで怒ったりするかなぁ……あいたっ」

何事があったのか2人が首をかしげていると、ガーネットがルビィの頭を顎で小突いた。
後頭部を押さえながらルビィが振り返るとパートナーが頻りに空を見上げている。
 
「なぁにー……っぁあー!ウソだもうこんな時間!?」

機械生命体らしからぬ柔軟な動きでガーネットが自身の体をルビィの眼前に押し込む。
そこでコンソールの表示を見たのだろうか、ルビィは頓狂な声を上げるとガーネットの背からコートをひっぺ剥がした。
  
「ごめんね果南ちゃん、ゾイドル部のこと分かったら教えてー!」
「あ、うん。
 ルビィもダイヤがなにか言ってたら教えてー。……あ」

ガーネットの背によいしょと跨がると、ルビィは手をぶんぶん振りながら駆け出していく。
コートのボタンが互い違いになっていたが……まあ呼び止めるほどでもないことだ。
0049 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
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2019/04/03(水) 20:13:51.40ID:+D4Dzh/5
「“りゅうぐう”ー、ゾイドル部ダメだったのかなぁ?
 千歌の応援しちゃった手前、ちょっと責任感じちゃうよね」

見上げる先、キャノピーの奥の目はぼーっと水平線を眺めるのみだ。
ゴジュラスマリナー。祖父が見つけてきた巨大ゾイドは自分以上ののんびり屋で、ルビィのガーネットのようにパートナーをサポートするようには動いてくれない。
まあこんなにおっきな子がいちいち動いていたら危なっかしくて仕方ない。
この子はコレでちょうどいいのだ。

「ダイヤ、なんで怒ってたんだろうねぇ」

帰ってこない問いを投げながら果南はりゅうぐうへの放水を再開する。
はぐらかしているゾイドル部の件、もし部員数が問題だったらちょっと申し訳ない。
ダイヤが怒るほど駄々をこねたのだとしたら千歌は考えていたよりも本気なのだろう。
出来るなら手伝いたい。手伝いたいが……。

「戦うのはともかく、歌って踊るのは……うーん」
0052 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/04(木) 22:42:07.25ID:xWljhUQq
参考までに聞きたいのですが、戦闘シーンって求められてます?
一戦一戦きちんと書くとかなり長くなりそうなので、端折れるところは端折って進行しても大丈夫でしょうか
0054 ◆DOe1JCr8qk (カナダ)
垢版 |
2019/04/06(土) 15:08:55.35ID:eumWwejO



「弱い!思ってたより!!」

地に伏した2体のゾイドを前に美渡が吠える。
1対1、2対1と戦ってみての素直な感想だ。
……しかし下手だとは感じなかった。
ゾイドの動かし方にはそれぞれ光るものがある。
抜群の距離感で間合いを完璧に管理しながら正確に射線を通す曜の精緻な操作には舌を巻いたし、
千歌も凡庸なようでいて時たま予想だにしない動きをみせた。
反射神経というより、恐らく操作そのものが早いのだ。
ゾイドを文字通り手足のように動かす瞬間がある。
ただひとつ、
 
「勘がなさすぎるっ!」

千歌と曜はヤンチャな方とはいえ、本気でゾイドをぶつけ合う経験自体殆どないのだろう。
じゃれあいとバトルで一番違うのは、相手が自分を思ってくれるかどうか。
甘えが、恐れがあるから行動で後手に回る。
相手を倒すと思っていても気持ちがついていかない。手段が分からない。
そんな有り様ではそもそも試合にならない。

「曜ちゃんは気を使いすぎ!
 当たって死ぬようなもんじゃないんだからコクピットだろうが間接だろうが狙いな!!」
「はい!すみません!分かりました!」 
美渡の激に曜はしゅんとするも、その目には爛々と光が宿る。
連日の負けで元来の競争心に火が着いたのか、完全に体育会系スイッチがオンになっている。
   
「千歌はバカすぎ!
 その場その場で考えて動くんじゃない!!」
「バっ……ただの悪口じゃん!考えない方がバカじゃん!!」
「どんな状況でも考えないで動くように体に覚え込ませるんだよ!
 敵は待ってくれないんだからね!」

う、と千歌は言葉に詰まる。確かにダイヤに負けたときも場当たり的に考えて、その隙を突かれた結果あのザマだ。
体が動いていれば、少なくともあんな無様には負けなかった。

「んんん゛〜!!美渡ねぇもう一回やろ!」
「よろしくお願いします!」
「今日は1日そのつもりだよ!泣いてもやるから覚悟しときな!!」


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