ことり「神よ」希「乙女を救い給え」
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ことり「そんなの認めないから」
希「でしょ?ここはやっぱりまだ、黙ってたほうがいいと思うんよ」
ことり「……でも、三人ともあのゴミの事、水筒だと思い込んじゃってるけど」
希「(ゴミって…)そこは、ウチらでなんとか誤魔化すしかないかな」
希「そんで、徐々に種明かしして行くのが、みんなにとっても一番かなって」
ことり「……それよりも」
希「そうやね。今回だけは絶対に潰して置かないとアカン」
ことり「……」
希「……」 真姫「こうしてみんなで考察するのも、中々楽しいものなのね」
海未「はい。今日はとても実りのある時間を過ごせました」
絵里「そうね、偶にはこうやって何か一つのものを検証してみるのも──、って」チラッ
絵里「やだっ!?もうこんな時間なの!?」
海未「い、急ぎましょう!数日間休んだ上、遅刻などしたらにこに何を言われるか」
真姫「怒られるのはもう確定してるわ。変に言い訳しないで誠心誠意謝りましょう」
真姫「みんなに迷惑かけてしまっているのは事実なんだし」
絵里「……そうよね。その通りだわ」
海未「はい。先ずは急いで着替えて、そして屋上へ行きましょう」 海未「希、ことり。私達の話に付き合わせてしまって申し訳ありません」
希「な〜に言ってんの。ウチらが勝手に聞き耳立ててただけやん?」
ことり「そうそう。気にしないで?」
絵里「──ところで」
希「ん?」
絵里「今日はアナタ、バンザイしないのね」
海未「!?」
真姫「あ」
希「……」
ことり「……」 真姫「も、もしかして……コレもそう言う道具だったり……?」
海未「そそっ、そんなハズはありませんっ!だって、コレはどう見たって」
「水筒だよ?」
海未「え?」
ことり「それは間違いなく水筒だよ」
海未「ほ、本当ですか!?」
ことり「うん。海未ちゃんの推理はそのものズバリだったよ♪」
海未「……ホッ」
真姫「凄いわね。本当に当てちゃうなんて」
絵里「でも、どうして二人は知ってるの?」 希「ウチらはな〜んでも知ってるんよ?」
ことり「そうなのです♪」
海未「大体、この形で破廉恥なことなど到底ムリですよ」
絵里「それこそ想像も付かないわね」
真姫「……でも、こんな水筒売ってるの見た事ないんだけど」
希「!」
ことり「か、海外製品だからね!日本では滅多にないんだよ」
真姫「なるほど。確かにこのアグレッシブなデザインは日本って感じじゃないわね」 絵里「ロシアでも見た事ないから、やっぱりアメリカ製なのかな?」
海未「どうなんでしょうね」
真姫「う〜ん」
希「……」ホッ
ことり「……っ」ドキドキッ
海未「──ですが、いくら冷却機能が付いているとは言え、やはり実生活ではさほど使う機会は無いのでしょうね」
真姫「そうかもね。今のところ普通の水筒で充分間に合ってるし」
絵里「ん〜」
絵里「……これでもし、ホット機能も付いてたりしたら、私買ってたかも」
希(絶対に)
ことり(買わせない) 真姫「……アナタ、通販ショップの売り文句にサラッと騙されそうね」
絵里「そ、そんな事ないからっ///」
海未「もう少し汎用性を高めて、市販の缶やペットボトルなどにも適応する事が出来たら、もしかしたら売れるかも知れませんね」
真姫「そう考えると、なんだか惜しいわね」
絵里「え、欲しいの?」
真姫「……惜しいって言ったの」
希「おーい」
真姫「?」
ことり「みんな。にこちゃん達も待ってる事だし、早く行こう?」 絵里「うわっ!また話し込んじゃった!」
真姫「ホント、私たち学習しないわね」
海未「あはは……」
希「まぁ、楽しかったしええやん?」
ことり「また今度ゆっくりお話ししようね」
海未「はい」
絵里「そうね♪」
真姫「練習のない時にね」
絵里「それじゃあ──っ!」
絵里「それ急げ!」シュババッ
海未「やれ急げ!」シュババッ
真姫「パッパッパ」シュババッ 絵里「──よしっ。行きましょう!」
海未「はい!」
真姫「えぇ」
ガチャ
バタンッ
希「……」
ことり「……」
希「…………ことりちゃん」ズズズズッ
ことり「…………うん。」ゴゴゴゴッ ───
─
にこ「アイツら……っ」
花陽「も、もしかして……今日も帰っちゃったのかな?」
にこ「もしそうなら、流石に部長として一言言わせて貰うわっ!!」
花陽「でも、三人とも何か事情があるみたいだし……あ、あんまり怒らないであげてね?」
にこ「……ふんっ」
穂乃果「っ」キョロキョロ
凛「?」 穂乃果「……」コソコソ
凛「なーにコソコソしてるの?」
穂乃果「!?」ビクッ
凛「?」
穂乃果「え、えっと。今朝買ったランチパック食べようかなぁって思って……えへへ」
凛「な〜んだ」
穂乃果「……だ、大丈夫かな?」
凛「大丈夫だよ」 凛「今は妖怪"ダイエットでーす"がいないからね」
穂乃果「そ、そうだよね!」
凛「そうそう」
\『あっはははは!』/
「こんにちは」
穂乃果「へ?」
凛「ん?」
海未「妖怪"ダイエットでーす"と申します」
穂乃果「」
凛「」 ガチャ
絵里「ごめんなさい、遅くなったわ」
真姫「すぐアップを済ませるから」
にこ「……あら、今日は来たのね。てっきりもう来ないのかと思ってたわ」
花陽「に、にこちゃん!」
絵里「その……ここ最近、ずっと休んでしまって本当にごめんなさい」
真姫「言い訳するつもりは無いわ。コレまでの遅れは直ぐに取り戻すから」
海未「にこ……いえ、部長。」
にこ「……」
海未「申し訳ありませんでした」 花陽「にこちゃん……」
凛「っ」
穂乃果(ランチパック隠さなきゃ……っ)バッ
にこ「……」
絵里「……」
真姫「……」
海未「……」
にこ「……アンタたち、」 絵里「っ」
真姫「…」
海未「は、はい」
にこ「……」
にこ「なにボーッとしてるのよ」
海未「え?」
にこ「早くアップしなさいよ、練習始められないじゃないの」
絵里「にこ……」
にこ「絵里。アンタがレッスン内容の指示しなくてどーすんのよ」
絵里「そ、そうよね」 海未「……あの、」
にこ「海未。アンタがこの中で一番リズム感あるんだから、テンポ取りながら全体を見てくんないと練習にならないでしょ?」
海未「は、はい!」
真姫「……ふふ。」
真姫「さ、部長の許しも得られたし、早く始めましょう」
にこ「……ん?そう言えば、ことりと希は一緒じゃなかったの?」
絵里「え?」
花陽「ほ、ホントだ……」
凛「いないにゃ」
真姫「おかしいわね。ついさっきまで一緒に居たのだけれど……」 ガチャ
希「お疲れや〜ん」
ことり「お、遅くなってごめんねぇ」
海未「二人とも、一体どこに行っていたのですか?」
希「もぅ海未ちゃん。乙女にソレを聞く?」
ことり「あ、あはは」
海未「あ……す、すみませんっ///」
にこ「ちゃんと手ェ洗ったんでしょうね?」
希「手は洗ったんやけど、ハンカチ忘れて来ちゃってね。悪いけどにこっち……」スッ
にこ「な、なに私の服で拭こうとしてんのよっ!!?」ババッ
希「ウチら友達や〜ん♪」タッタッ
にこ「拭いたら引っ叩くわよっ!!」ダダッ 真姫「……濡れてないじゃないの」
絵里「さて、そろそろ始めましょう」
穂乃果(にししっ、なんとか海未ちゃんにバレずに隠せ──)
……ファン ファン ファン ファン
穂乃果「ん?パトカー?」
凛「ホントだ」
絵里「なにかあったのかしら?」
ことり「……なんだろうねぇ?」
希「きっと"誰か"が悪い事したんやろうね」 花陽「こ、コッチに来るのかな?」
真姫「大分遠いじゃない。気にすることないわよ」
にこ「そうそう、早いとこ始めましょ」
穂乃果「ぃよ〜し!今日も頑張るz」ガシッ
穂乃果「!?」
海未「……」
穂乃果「な、なに……?」
海未「──先程カバンに隠した物、見せてもらってもよろしいですか?」
穂乃果「ッッッ」 穂乃果「か、かばん?穂乃果な〜んにも隠してないよ?」
海未「な〜んにも隠してないのなら、見ても構わないですよね?」
穂乃果「う……っ!」
穂乃果(り、凛ちゃん!!)チラッ
凛「うぅ、タンコブ痛いにゃ……」スリスリ
穂乃果「」
海未「一手、遅かったですね?」ニコッ ───
─
にこ「はぁ〜、しんどいわぁ」
凛「お疲れにゃ〜」モミモミ
にこ「あ"ぁ〜っ、それいい〜……」
花陽「今日も頑張ったね♪」
希「うん。みんな頑張ったで賞〜♪」
真姫「あんまりやると、あとで揉み返しが酷いわよ?」
凛「だってさ〜」モミモミ
にこ「あ"ぁ〜、今がさいこ〜……」
真姫「……知らないからね」 穂乃果「うぅ、穂乃果のパン……」
海未「自業自得です」
ことり「い、一個くらい良いんじゃない?」
穂乃果「!」
海未「またそうやって貴方は!だから穂乃果が甘えてしまうのですよ!」
絵里「穂乃果?またダイエットするの嫌でしょう?」
穂乃果「うっ」
真姫「しかも、次は花陽がいないから一人で走らなきゃならないのよ?」
穂乃果「うぅ……寂しいよ、花陽ちゃ〜ん」
花陽「ほ、穂乃果ちゃん……」
海未「食べなければいいのです」 希(……今回は本当にヤバかった)
ことり(もうフォロー出来る気がしない)
にこ「下らない事言ってないで、サッサと着替えなさいよ」
絵里「そうね。風邪でも引いたら大変だわ」
にこ「……ところで、アンタ達さ」
海未「あれ?」
にこ「は?」
真姫「あっ」
絵里「!」
穂乃果「三人とも、どうしたの?」 海未「……」
真姫「……ねぇ」
絵里「……うん」
ことり「どど、どーしたのかな……?」
希「な、なにか不味いことでも……?」
コンコンッ
希(えっ!?)
ことり(このタイミングでだれぇ!?) ガチャ
理事長「──ちょっといいかしら?」
希(嘘でしょ……)
ことり(お母さんのばかぁ……)
穂乃果「どうしたんですか?」
理事長「実は、今度みんなに出て欲しいイベントがあってね?その相談を」
海未「……わたしのっ」フルフルッ
理事長「え?」 海未「私の"TENGA"がありませんっ!!!」
真姫「"TENGA"っ!!」
絵里「まだ"使ってない"のにっ!!」 にこ「ブフォッッッ!!?!?!?」
穂乃果「?」
凛「にゃ?」
花陽「て、てんが?」
理事長「廃校」
ことり「神よ」
希「乙女を救い給え」
【完】 良い乙女っぷりだった
深夜に楽しませて貰いましたわ乙 ドラッグストアで見つけて「これお姉ちゃんが水筒って言ってた!」ってはしゃぐアリチカはよ 【速報】pringで現金500円をタダでもらえる
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