鞠莉「私あなたと付き合えて本当に幸せだわ♡」善子「ふ、ふん」
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支援してくれないからブラックストーリーにするわしね
善子「それは良かったわね」
鞠莉「どうしたの? 善子…ヨハネは嬉しくない?」
善子「はぁ?」ガタッ
善子「あんたそれ本気で言ってんの?」
善子「花丸の寺、果南のダイビングショップ、千歌の旅館…」
善子「付き合わなきゃ潰すって言ったのはどこの誰よ!」
鞠莉「……」
善子「人の親をクビにする為にわざわざ学校牛耳ったの誰よ!」
鞠莉「Oh〜Sorry,I don't know」
善子「ふざけんな!」ヒュッ
鞠莉「良いの?」ニコッ
善子「…くっ」ギリッ
鞠莉「OKよ、善子」ダキッ
鞠莉「貴女が従順なら…No problem」 善子「…」
花丸「善子ちゃん、どうしたの?」ツンツン
善子「…花丸? あんたいつバスに乗ったのよ」
花丸「一緒にだよ」
善子「あーそういえばいたかもね」
花丸「嘘。ついさっき」
善子「…」
花丸「鞠莉ちゃんと何かあった?」
善子「何も」
花丸「…嘘」
善子「嘘じゃない」
花丸「嘘」
善子「嘘じゃない」
花丸「…」ダキッ
善子「なっ!」
花丸「嘘…分かるよ。善子ちゃん」
花丸「幼馴染みだもん…分かるよ」ナデナデ
善子「ずら丸…花丸…私…私…!」ギュッ
花丸「うん…うん…」
鞠莉「…」ギリッ 花丸「…」ギュッ
善子「…」
善子「…落ち着いた?って聞かないの?」
花丸「善子ちゃんから離れるまでは必要かなって思って」ニコッ
善子「…そういうところが、狡いのよ」
花丸「ふふっ」
善子「ばか」
花丸「…鞠莉ちゃんについては話せない?」
善子「…ごめん」
花丸「ううん。謝らないで」
花丸「謝らないで良いよ、善子ちゃん」
花丸「善子ちゃんは悪くない…なにも、悪くないよ」ナデナデ 昼休み
善子「…」モグモグ
鞠莉「…」モグモグ
善子「…」モグ...
カタンッ
善子「今日は食べさせようとしないのね」
鞠莉「今日はそういう気分じゃないの」
善子「なら、一緒に食べるのも止めれば良かったのに」
鞠莉「…そうね」
鞠莉「…」
鞠莉「…」ガタッ
ガシャンッ!
カランッ…カラン…カラン…カ…
善子「は…ぇ…?」
鞠莉「花丸と食べたかった?」
鞠莉「どうぞ? Foodはここにはない」
鞠莉「どこででも誰とでもlunchしてきたら?」 善子「花…」
善子「!?」
善子「見て…たの?」
鞠莉「バスの中なら私がいないと思った?」
鞠莉「最低」
善子「最低…最低?」
善子「あんたの方がよっぽどーー」
鞠莉「…ねぇ、善子」
鞠莉「電話一つでお寺に真っ赤な装飾を施せるの、覚えてる?」
善子「装飾…?」
鞠莉「そう、真っ赤」ニッコリ
鞠莉「寝静まった夜に聖なる輝き」
鞠莉「最終的には真っ黒になって、夜の闇に同化するの」
善子「…」
善子「…! まさか…」
鞠莉「ふふっ」
善子「待って! 待ってお願い!」
善子「私が悪かったの!」
善子「花丸は悪くない! 私が、私から言ったの!」
善子「お願い…お願いだから花丸には手を出さないで…」
鞠莉「…」
鞠莉「…そう」
鞠莉「それで良いの、善子」
鞠莉「善子は私のなの」
鞠莉「Do you understand?」
善子「分かった…花丸には近づかない」 鞠莉「ルビィは? 千歌は? 梨子は?」
鞠莉「曜は? 果南は? ダイヤは?」
善子「Aqours辞めろって言いたいの?」
鞠莉「練習は別で良いわ」
鞠莉「それ以外は必要最低限」
鞠莉「Yes? No?」
善子「何がNo?よ」
善子「Yes以外に選択肢なんて無いくせに!」
鞠莉「Of course」
鞠莉「それ以外を選んでたらどうなってたと思う?」
善子「…そんなの知らないわよ」
鞠莉「じゃぁ、これは知ってる?」
鞠莉「花丸のHomeまでのroad」
鞠莉「途中に本当に人通りがない一角があるってこと」
善子「…やめて」
鞠莉「花丸は身長こそ…」
善子「やめて!」バンッ
鞠莉「ふふふっ、本気になっちゃって」クスッ
鞠莉「本当…イライラするわねぇ」ギリッ 鞠莉「私はね…善子」
鞠莉「善子さえいてくれればそれで良いの」
鞠莉「他になにも要らない」
鞠莉「だから…ね?」
善子「…なんで?」
善子「なんで私なのよ」
鞠莉「輪に入りたくても入れない姿」
鞠莉「近づこうとして、離れて…勇気を出して近づいたら不運に見舞われる」
鞠莉「なのに優しい心は無くさない」
鞠莉「健気だった…愛くるしかった」
鞠莉「あぁ…この子だ」
鞠莉「この子こそ私の求めていた人なんだって、思ったわ」
鞠莉「だから…手に入れたくなった」
善子「だからって脅す必要ないじゃない」
鞠莉「だって、私が魅力的に思うんだもの」
鞠莉「みんなが魅力を感じてすり寄ってくるに決まってるわ」
鞠莉「現に雑草は横取りしようと…ね?」
善子「は…」フルフル
善子「それはもう良いでしょ」
鞠莉「そうね」
鞠莉「あぁ…そうそう」
鞠莉「害虫を叩き払うくらいの接触なら、許してあげる」ニコッ
善子「…わかった」 えっろ。金とナイスバディー手に入るとか羨ましい限りだわ 教室
善子(授業中なら流石に見てない…?)
善子(いや…油断はできない)
善子(この学院に安置なんてない…そう思ってた方がいい)
善子「…」
善子(私が我慢してればいい)
善子(そうすれば、みんなは今まで通り)
善子(…ほんと)
善子(ほんとに私ってば…最高に堕天使なんだから…)
花丸「…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています