ルビィ「ウュウュの奇妙な冒険」
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ルビィはごく普通の女子高生!
一つ違うとすれば、それは産まれつき幽波紋(スタンド)が発現していること。
聞かれたって困る、発現しているものはしちゃったんだもん。
まあっ、スタンドはスタンド使いにしか見えないんだし、特に困ったことはないんだけどね!
ルビィ「おねえちゃ〜ん! はやく学校いこ〜」
しかし呼んでもお姉ちゃんは出てこない。
ルビィ「あれ?」
一度部屋に戻り、中を覗くと……そこには血塗れのお姉ちゃんが倒れていた。
ルビィ「おっ、お姉ちゃん!?」
ダイヤ「る、ルビィ…逃げなさい…」
ルビィ「窓が割れてる……! 誰かいる!?」 でへへ、震災の日はお祝いだよ
いっぱい日本人、しんだもんね(^^)
戦争でいっぱい人を殺したり苦しめたから当然ずら
もっともっと苦しむべきずらー。
https://i.imgur.com/iOsNffH.jpg
https://i.imgur.com/MqtbAb1.jpg 一瞬髪の毛が揺れたのが見えた、きっとお姉ちゃんをこんな目にあわせた犯人だ!
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
レッド・ジェム・ウィンク。
狙った対象と、指定した物を磁石のように引き寄せたり、逆に引き離すことができる。
人物をN極と設定し、地面をS極を設定した。
これで相手の体は足一本動かせなくなるはず。
ルビィ「さぁ〜観念して……!?」
いない。
おかしい、レッド・ジェム・ウィンクの射程距離圏内のはず、逃げられるわけないのに!
ダイヤ「けほっ…!」
ルビィ「お姉ちゃん!」 AqoursのジョジョSSで最後まで書き切ったのほぼみたことないから頼むぞ
期待 ルビィ「びょ、病院に……!」
ルビィ「病院につれていってあげなきゃ死んじゃうよお姉ちゃんが!」
ルビィ(許せないっ、許せない……絶対に犯人を見つけ出してやるんだ!)
ーーー
マッキー病院
マッキー先生「まったく、どうしてこんな女子高生が朝っぱらからこんな大怪我できるのよ」
ルビィ「治せる?」
マッキー先生「大丈夫よ、あなたみたいにスタンドなんてオカルトパワーはないけど、そもそもの腕があるもの」 ルビィ「よかった、なら安心」
マッキー先生「でも、謎の人物……もしかして、そいつもスタンド使いなんじゃ?」
ルビィ「もしかしたら、ね……」
ルビィ「スタンドはスタンド使いにしか見えない。相手がやる気なら、向こうから接触してくるはず」
ルビィ「ルビィは相手の顔を見ていないけど、向こうは見たかもしれない。不意打ちしほうだいだよ」 マッキー先生「そう、ね……でも、気になることは」
マッキー先生「どうしてあなたの姉が狙われたのかしら」
マッキー先生「たしか、あなたの姉は別に、スタンド使いって訳でも、ないんでしょう?」
ルビィ「なんでもいいよ、とにかくお姉ちゃんをこんな目にあわせたなんて、許せない!」
ルビィ「それだけだよ」
マッキー先生「……そう。気を付けるのよ」 ルビィ「それに、手がかりが一つ。その人は確かにルビィ達と同じ学校の制服を着ていた」
ルビィ「敵はすぐちかくにいる!」
☆☆☆
学校
ルビィ(今まで過ごしてきて、スタンド使いとは出会ったことは、ないとはいえないけど、学校にはいなかった)
ルビィ(もしかしたら、身内に……いるのかも?)
花丸「ルビィちゃ〜ん、おはよ〜」
ルビィ「花丸ちゃん」 スタンド使いにあったことはないけどスタンドのことは知っているのか 花丸「どうしたの? 顔が暗いけど…」
ルビィ「ううん、なんでもないよ」
ルビィ(花丸ちゃん……が、スタンド使い、なわけないか)
花丸「?」
ルビィ(のほほんとしているし、まあ気のせいかも)
花丸「ルビィちゃん、今日相談したいことがあるんだけど、いいかな?」
ルビィ「? どうしたの?」 >>14
よく読め
出会ったことはないとはいえない=出会ったことがある
学校では会ったことがないだけ 花丸「今は話さないよ、頭おかしいと思われそうだし」
ルビィ「……?」
☆☆☆
放課後
ルビィ「それで、話ってなぁに?」
花丸「ルビィちゃん、幽霊って信じる?」
ルビィ「へ?」
花丸「いや、超能力かも」 ルビィ「……なにを」
花丸「みてて、そこの花瓶の中を」
ドゥン!
ルビィ「!?」
花丸「マルじゃなくて、花瓶だよ」
ルビィ(い、いや……もう見えてる!)
ルビィ(スタンドが……!)
目をそらしていたけれど、花瓶の中では異変が起きていた。
まだ種を巻いたばかりであったろう、花瓶から、一気に花が成長し、立派に育ち上がった。
いや、それどころから、本来の大きさよりも……倍近くのおおきさに成長している。
ルビィ「これは……!」
花丸「この前、変な矢に射されたの」
ルビィ「!」 ルビィ(スタンドの矢…!?)
花丸「死んじゃいそうなくらい、痛かったんだけど、でも気がついたらこんな力が発現してて」
花丸「あっ、実はここに、幽霊みたいな……ずら!?」
長くなりそうだったから、ルビィも自分のスタンドを呼ぶ。 花丸「る、ルビィちゃんも……!?」
ルビィ「うん……これはスタンドっていうの」
花丸「ガソリン?」
ルビィ「言いたいことはわかるけど、違うよ。これは異能といってもいいかもね」
花丸「ほへ〜…善子ちゃんが聞いたら羨ましく思ってそう…」
ルビィ「だね…」
ルビィ「ちなみに、スタンドはスタンド使いにしか見えないんだよ」
花丸「スタンド…この子が」
花丸「…そういえば、発現したとき、頭になにか響いてきた…確か……」
花丸「『ワクワ・クウィーク』」
ルビィ「それが花丸ちゃんのスタンドの名前だよ」
花丸「『ワクワ・クウィーク』…かぁ」
ルビィ(……この調子じゃ、朝の犯人では、ないみたい) ルビィ「でも気を付けて、この学校には、朝お姉ちゃんを襲った──」
パリィンッ!!
花丸「!?」
ルビィ「なに!?」
『スタンド使い、み〜つけた〜』
ルビィ(えっ、こ、この声は……!)
果南「しかも後輩と来た、なんの定めかなん?」
ルビィ「か、果南ちゃん…?!」
花丸「ま、窓ガラスを割るなんてダメだよ! 先生に怒られちゃうずら!」
果南「先生なんか、怖くないよ」
果南「いまの私には、もうなにも怖いものなんてないんだから!」
ルビィ(っ! スタンド使い、みつけた……まさか、果南ちゃん!)
果南「『ハッピー・パーティー・トレイン』!」 果南「ふははっー! 強いぞ〜、私は〜!」
花丸「機関車!?」
ルビィ「小さいけど気を付けて!」
果南「いっけぇっー! 『ハッピー・パーティー・トレイン』!」
小さな機関車は蒸気をもくもくとたたせ、勢いよく迫ってくる。
ルビィ(こんなのっ、『レッド・ジェム・ウィンク』で……!)
ガシャコンガシャコンッ!
ルビィ「えっ!?」
果南「発車! じゃないっ、発射!」
ルビィ(変形して弾丸を!?) 花丸「あわわわっ!?」
ルビィ(まずい! 花丸ちゃんにも…!)
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!ルビィ達と弾丸をN極同士に!」
花丸「ずらっ!?」
弾丸の勢いは消され、ルビィ達の体と反発しあって、当たることはなかった。でも、弾丸の勢いが凄かったからか、ルビィ達の体もすこし飛ぶ。 果南「くっ…」
花丸「ルビィちゃん、いったい、なにがどうなって……」
ピチッ…
ルビィ「あれは…」
果南「逃がさないよ、絶対に……あの人のために…」ノシノシ
ルビィ「なに? おでこからイカゲソみたいなのが…」
花丸「食べかけを隠してたんじゃ?」
ルビィ「まさかそんな…」 ルビィ「それに、あんな果南ちゃん、おかしいよ」
ルビィ「いきなりすぎるし、なんで今になって急にこんなに集まり出すの?」
花丸「それは…」
果南「みつけた!」
ルビィ「っ、花丸ちゃん!」
花丸「はいっ!?」 ルビィ(花丸ちゃんのスタンドはっ、成長をさせる……何にでも? なら……!)
ルビィ「花丸ちゃん、果南ちゃんの床の木材を成長させて!」
花丸「うっ、うん!」
花丸「わ、『ワクワ・クウィーク』!」
スタンドの力が発動すると、床はべきべきと音をたて、成長していく。
果南「くっ、鬱陶しい…! 足に絡み付いて…!」
果南(でもこんなものっ…!)
果南「『ハッピー・パーティー・トレイン』! 床もろとも撃ち抜いて!」
ドドドドドッ!!
床に大きな穴が開く。
幸いと言うべきか、ここはめったに人の来ない校舎。話があると言われて、人気のない場所を選んだのは正解だったみたい。
果南(このまま下に降りて、態勢をたて直してから……)
ふわり、と一瞬果南ちゃんの体が空に。
その瞬間を狙った。
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
果南「んえっ!?」ビシッ
花丸「く、空中で体がとまってる〜!?」 ルビィ「果南ちゃんと、隣の椅子、机、天井の蛍光灯、そして床にバラバラの木材たちを、N極にした」
ルビィ「体を押さえつけられているみたいでしょ?」
果南「こ、こん、な…! まさかルビィにっ……!」
果南「はっ、『ハッピー・パーティー・トレイン』! 撃て!」
果南「……って!?」
果南ちゃんのスタンド、ハッピー・パーティー・トレインは、木にぐるぐると巻き付けられていて、撃てば自爆するハメになってしまう状況であった。
花丸「これでいい!?」
果南「はっ、花丸っー!」
ルビィ「ごめんね、少しだけ痛くするよ」
果南「まっ、ま──」
ルビィ「ウ──ウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユッ!!!!」
果南「いでぅ!?」ドパァッーン!! 果南「きゅ〜……」グルグルオメメ
ルビィ「……」
花丸「や、やっつけたの?」
ルビィ「……うん。でも、みて。これ」
花丸「やっぱりイカゲソ…だよね。なにこれ、生えてるみたいに…?」
ルビィ「植えつけられてる…」
ルビィ「引っこ抜いてみよう」
グイッ
果南「っ!? いででででで!!」
果南「やっ、やめっ」
ブチンッ!
果南「あひっ!?」
果南「にぎゃぁぁぁぁあ!! めっちゃでっかいニキビを無理やりつぶしたみたいなぁぁぁ!?」ゴロゴロ 今回はここまで。
毎日こつこつと進めていきます。
だれたりする前に、話は結構とんとんと進むようにはします。また明日に。 ウュウュ
あ、言えた
それはともかく対象に触れる必要もなく且つ複数の対象を取れるってこのRGW強すぎないか?
まだあんまり詳しく描写されてねーがよー
このスタンドに勝てるヤツってのは考えらんねーぜ… 昨日尼プラに特典であるの気付いて見たわ
実写版映画JOJO >>45
二章観たかったな
クオリティ高かった気がする 果南「なにするのさルビィ!」
ルビィ「うわっ…」
果南「いたた……っていうか、私何してたんだっけ……」
花丸「覚えてないの?」
果南「うぅん……でも、なんか…スタンドとか、なんとか」
ルビィ「……あやつられてた、ってことかな」 ルビィ「それに、このイカゲソ……芽みたい」
花丸「イカゲソの芽?」
ルビィ「これが原因で果南ちゃんは操られていた? それにスタンドは…元々のものなのか、これのせいで発現したのか」
ルビィ(でもこれで確信できたことがある。やっぱり、あの時の人物は、学校にいる…!)
果南「スタンド……これか、な」
果南「『ハッピー・パーティー・トレイン』」
ルビィ「! 使えるの?」 果南「なんか、頭のなかに浮かんでくる」
果南「……これ面白いね」
花丸「果南ちゃんも…」
花丸「もしかして、Aqoursみーんなスタンドを発現してるんじゃ?」
ルビィ「……」
ルビィ「果南ちゃん、ほんとうに覚えてること、他にない?」
果南「そういえば……携帯で誰かと話してた気が」 ルビィ「本当!? ちょっと、その人にかけ直してみて」
果南「うん。でも、誰かわかんないよ? 声がなんかガヤガヤしてる、というか。ノイズ混じりなの」
ルビィ「いいから!」
プルルルル…
ガチャッ
『……果南? どうしたの?』
果南「あ、えーと……」
果南「ごめん。変なこと聞くんだけど……あなたの名前、なんだっけ?」
『……』
ルビィ(この電話の主が、お姉ちゃんを…!)
『……!!』
『黒澤ルビィ! あなたッ! 聞いているわね!』
ルビィ「!?」
バリン!!
果南「わっー! 私の携帯が!」 ルビィ「…そんな簡単に、うまくはいかないんだね」
果南「携帯…」
花丸「ルビィちゃん、これからどうするの?」
ルビィ「たぶん、また果南ちゃんみたいに襲ってくると思う。それを撃退して、最後には自分が出るしかない、と思わせるよ」
花丸「まだこんなことが続くの?」
ルビィ「大丈夫、ルビィに任せて」
果南「……ねえ、なんだか決意かためたところ悪いけど」
果南「教室、ボロボロだよ」 ルビィ「……あ」
花丸「ルビィちゃんのスタンドが暴れたから…」
ルビィ「いっ、いや、果南ちゃんのスタンドも原因の一つだよ!」
果南「いや花丸のも結構理由の一つだよ?」
ルビィ「……まあいいや、ルビィの家で直しておくよ」
花丸「さすが隠れお金持ち」
ーーー
とある場所
善子「果南がやられたみたいね」
梨子「あんな小さい機関車程度じゃ、そりゃ無理だとは思ったけど」
鞠莉「×××も人が悪いデース、あんな弱っちいスタンドで送らせるなんて」
梨子「でも、『レッド・ジェム・ウィンク』が強力なスタンドであることは事実です」
善子「そうね。それはね、でも……この私にかかればっ!」
鞠莉「まだあなたの出る場じゃあないわよ、善子」
善子「ヨハネよ! ……じゃ、先に行く? マリー」 鞠莉「えぇ! この私の、『ニュー・ワインディング・ロード』で、序盤から負けイベント並みの無理ゲーを押し付けてあげましょ!」
鞠莉「えぇ、もちろん、失敗しないわ」
ーーー
二日目
ルビィ「それにしても、果南ちゃんは普通に学校生活に戻るし、あのイカゲソについて、いろいろ調べなきゃ」
花丸「ルビィちゃん、思ったんだけど、学校じゃああんまり仕掛けてこないかもよ?」
ルビィ「どうして? 昨日果南ちゃんは仕掛けてきたよ?」
花丸「果南ちゃんは果南ちゃんだから」 花丸「それに、人気がいないところなら向こうから来やすくなるかも。学校だと被害も、出ちゃいそうだし」
ルビィ「そっか。…うーん、じゃあどうしようかな」
ルビィ(確かに、戦闘になった際は広い方がいいかも)
ルビィ「というか、花丸ちゃん。着いてくるの?」
花丸「だって、ルビィちゃんだけ危ない目にあわせられないよ…それに、一人より、二人!」
ルビィ「…ありがとう」 花丸「…あ」
ルビィ「え?」
鞠莉「あら、ハーイ二人とも。元気ぃ?」
ルビィ「鞠莉ちゃん」
鞠莉「なんか聞いたよ? 果南と喧嘩したんだって?」
ルビィ「喧嘩、ってわけでもないけど…」
ルビィ(喧嘩よりも激しいけどね…)
鞠莉「でも気になるな〜、ねね。その話、もっと詳しく聞かせてくれない?」 ーーー
花丸「どこ、までっいくの……遠い…」
鞠莉「今日はお迎えがないからね〜、歩いてなの」
ルビィ(…それにしても、遠い。こんなところになにかあったっけ)
鞠莉「まあ、これだけ離れれば、いいかな」
鞠莉「いいよね?」 今回はここまで。
さて鞠莉の能力はなんでしょうか。
鞠莉、善子、梨子、あと数人とラスボスはスタンド持ちです、どんな能力かも一応は決めています。
ジョジョは実は、三部四部五部(五部はアニメのみ)六部しか読んだことがないです…でも好きだから書いた。また明日に。 どうでもいいけど『シャドウ・ゲート・トゥ・ラブ』って書くと途端にスタンドっぽくなるな 果南ちゃんはスタンドより本体が戦った方が強いパターンだろうな。 ???「公正さこそルールですわ。私に気を使わせないで」 ルビィ(!)
ルビィ「花丸ちゃんっ、はなれて!」
花丸「えっ!?」
ルビィ「鞠莉ちゃんはっ、スタンド使いだ!」
鞠莉「『ニュー・ワインディング・ロード』!」
花丸「あれが?」
鞠莉「へぇ、見える、ってことは花丸もスタンドを…」
鞠莉「まあでも、私のスタンドの前では、何人いてもおんなじだけど!」 ルビィ「くっ…」
ルビィ(とにかく、まずは様子を見るしかない!)
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』! 鞠莉ちゃんと地面を磁力で繋ぎ止めて!」
鞠莉「oh?」
鞠莉「これはこれは…一歩も動けない」
ルビィ「先手必勝!」
ルビィ「ウユウユウユウユウユァ!!」
鞠莉「」ニヤリ
バババババッ!!
ルビィ「えっ!?」
ルビィ(全てかわされた……!?この距離で!)
鞠莉「ふんっ!」
ドンズッ!!
ルビィ「うぎっ…!」 花丸「ルビィちゃん!」
ルビィ「く、…攻撃が当たらない…」
ルビィ「スタンドのラッシュを、全て見切った? …まさか、そんな」
花丸「見た限りじゃ、なにか変なことはみえなかったけど…」
ルビィ(どうなってるの…) ルビィ(…いや、見極めないと)
ルビィ(まずなぜわざわざこんなところまで? 人気のない、離れた場所と言うことなら、ほかにもあるはず)
ルビィ(それにむしろ、ここは回りに遮蔽物もない。……どういうことだろう) >>2
つ
Takeshima islands are legally Japanese teritorries !
竹 島 は 日 本 固 有 の 領 土 で す !!
┌─┐ ____________
│●│ ./ 2月22日は竹島の日です。
├─┘ < 日本人の矜持にかけて絶対に竹島を取り戻そう!
| \これは聖戦(ジハード)だ!!
/!\
_ _/-- ::!\ ./\_/"r---、
/ !、__/ \ /ヽ / /ヽ ヾi___
,/ i_.: ヽ \ ! \ ....../;;;;;i .\.!. !:::: " ヽヽ
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◆9条のせいで島根県竹島は奪われ
北朝鮮による拉致被害者は奪還できず、 小笠原の赤サンゴは壊滅状態、
沖縄県・尖閣諸島周辺では漁ができない。
日本海EEZ内では北朝鮮が密漁する。
無法をやりたい放題やって神の国日本をイジめて喜んでいる
基地外サイコパス国家で21世紀の悪の枢軸国ともいうべき中国、韓国、北朝鮮を決して許すな!!
そして石橋貴明はこれまでの罪を償う意味で竹島や尖閣諸島に逝って低脳民族のチョンやチャンコロ相手に武装して抗議するべきである!!
とりあえず竹島を取ったあとはそこを拠点として石橋貴明帝国を建国していいよ❤ ルビィ(なにも考えてない? 強さからの慢心? それともなにか理由が…?)
花丸「ルビィちゃん! くるよ!」
鞠莉「行くわよ!」
ルビィ(『ニュー・ワインディング・ロード』の攻撃が来る!)グッ
大降りのパンチ。起動を読むことは難しいことではなかった。スタンドの能力を使うまでもない!
右から来るパンチを、同じくパンチで返そうとするけど。
花丸「え?」
ルビィ「ぶん!?」
鞠莉「遅い遅い!」
右から来ていたはずの拳は、左腹部にめりこんでいた。
ルビィ(な、なっ、は、はやすぎる……!?) 花丸「は、はやい、というよりももう…一人だけ早送りみたいな、でたらめな動き…」
鞠莉(ふふ…)
鞠莉(私のスタンド、『ニュー・ワインディング・ロード』は……陽射しが差し込む場所でのみ、範囲内の、自分以外の時間の流れをスローにできる能力)
鞠莉(だからラッシュの軌道もすべて見える、ガードの瞬間もすぐに攻撃を切り替えることができる)
鞠莉(誰も私に触れることはできないし、私の攻撃を避けることはできない!) 鞠莉(…、ん?)
雲があらわれ、太陽を一瞬隠す。
鞠莉(……)
ルビィ「くっ、ウリュァアッ!!!」ズガズガズガズガ
鞠莉(ちっ……)
鞠莉「リィッッ!!」バババババ
花丸(?)
ルビィ「パワー自体は互角、みたいだね…」
鞠莉「ふ、そうね」
花丸(どうして…いま防御を?) 鞠莉(気づかれたら面倒だけど…)
鞠莉(まあ大丈夫でしょう、気づかれたところで、問題はないわ!)
鞠莉(雲がなくなった!)
ルビィ「うやぁー」 鞠莉(気づかれたら面倒だけど…)
鞠莉(まあ大丈夫でしょう、気づかれたところで、問題はないわ!)
鞠莉(雲がなくなった!)
ルビィ「ウヤァ!!」
鞠莉(『ニュー・ワインディング・ロード』!) 鞠莉(ふふふ、遅い、遅い……どうしたって当たりはしない!)
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
鞠莉「うんっ!?」
花丸「体が空に!?」
ルビィ「地面と鞠莉ちゃんを同じ極同士に!」
ルビィ「体は反発してっ、空へと!」
ルビィ「落ちてきたところを叩く!」 ルビィ「ウユァ!」
鞠莉(『ニュー・ワインディング・ロード』の前じゃ無駄なのよ!!)
鞠莉(時間がスローになるのなら、地面に落ちる速度もスローになる!)
鞠莉(攻撃を避けながら安全にっ、高跳び後みたいに華麗に地面に降りることも全然余裕なのよっ!!)
スルスルスルスルッ!
ルビィ「なぁっ!?」
花丸「……」
鞠莉「ふふっ!」バァッン!
ルビィ「ぴぎっ…!」
花丸(もしかして…) 花丸「ルビィちゃん!ちょっと待っててね!」ダッ
ルビィ(花丸ちゃん…どこに)
鞠莉「おやおや、勝ち目がないと判断して逃げ出しちゃったのかしら?」
ルビィ「っ、そんなこと…!」
ルビィ(でも、実際のところ、わからないっ、どうすれば勝てるの…!)
ルビィ「く……!」
鞠莉「そろそろフィニッシュでーす!」 鞠莉(……ん?)
ルビィ「……な、に? この影…って!?」
空には巨大な木が、不自然なほどに育ち、回り一面を日陰に変えてしまっていた。
こんなものを産み出せるのは……!
ルビィ「花丸ちゃん!」
花丸「ルビィちゃっーん! 鞠莉ちゃんのスタンドはっ、きっと陽射しを浴びないと能力が使えないんだ!」
鞠莉(なっ…!)
花丸(考えてみればおかしな話だった! 場所にさっきの行動に、人間の限界を越えている動き!)
ルビィ(よぉし!)
〜『三部処刑用BGM』〜
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』! もう一度空へ!」
バチンッ!
鞠莉(ぬぁー?!)
鞠莉(おっ、落ちっ……!)
シュルルッ!
鞠莉「え!?」
ルビィ「ありがとう! 花丸! 『レッド・ジェム・ウィンク!』 伸びたツタと鞠莉ちゃんの手足を引っ張りあわせて!」 花丸「ず、ずら……うん…」
シュルルッ…
ルビィ「えっ!? ど、どうしたの?!」
花丸(いっ、いま…『花丸』って…呼び捨て…)テレテレ
花丸「なんだか距離縮まってる感じが、えへ、えへ…」テレリコ
ルビィ「も、もういいや!? このまま止めを…!」
鞠莉「ス、ストッープ!」 ルビィ「ん?」
鞠莉「ま、まさかっ、こんな手足を拘束された相手をっ、な、殴ると? それは卑怯なんじゃ!?」
ルビィ「……」
ルビィ「うぅ〜ん…確かに、…無抵抗な相手に『手をあげる』っていうのは……少し卑怯かも」
鞠莉「そ、そうでしょう!? せめてお互いが平等にラッシュを…」
ルビィ「だから、『蹴り』でやることにするよ」
鞠莉「いっ、いやそんなの結局おなっ」
ルビィ「ウユウユウユウンウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユウユァ!!!!」
鞠莉「きゃいっーーーん!?」
ドシャアッ! 鞠莉「ぴ、ぴぎ、ぃ……」ガクッ
ルビィ「正義は勝つ、ってね」
小原鞠莉 再起不能(二週間の入院)
ーーー
花丸「……そういえば、鞠莉ちゃんのおでこにはイカゲソ、なかったね」
ルビィ「うん…ということは、あれは本当に、敵の親玉に味方してるんだ」
ルビィ「……これからはルビィの側から離れちゃだめだよ、花丸ちゃん」
花丸「……ねね。もう一度呼び捨てに…」
ルビィ「ん?」
花丸「あ。いや…なんでもない、ずら…」
ーーー
梨子「鞠莉さん、やられちゃったね」
善子「あらあら、まあ、二体一、だし?」
梨子「でも確かに、あの二つのスタンドはやっかいね。一度捕まると、かなりまずいかも」
善子「ふふん、だったら…」
聖良「おしゃべりをしている暇がありますか」
梨子「聖良さん」
善子「いやいやぁ〜、暇というか、余裕というか」
聖良「いいですか、敵は『黒澤ルビィ』。この名前の意味が、わかりますね?」
善子「わかってるわかってる」
善子「『ボスにとっての、大事な人間』…でしょ?」
聖良「殺すことは許されない。そこは解って?」 善子「ふん、わかってるわよ。それよか、学校のスタンド使いじゃない人等と話し合わせる方が大変よ」
梨子「千歌ちゃんと曜ちゃんは、やっぱりスタンド使いではないみたいね」
善子「まあ、一人や二人一般人がいた方がいいでしょ」
善子「さって、と。次でおわりにしましょ。私がいく」
善子「そのために、梨子? ちょっとルビィを誘き寄せてくれない?」
善子「一人一人、潰せば確実でしょ?」 善子「このヨハネの…『デイドリーム・ウォーリアー』に勝てるやつなんて、いないんだから」
梨子「……確かに、ヨハネちゃんの『デイドリーム・ウォーリアー』……詳しくは、その能力の、さらに反転した能力、『ス』…」
善子「おおっと、それは秘密よ梨子。それはあなたにしか伝えてない、私のシークレットウェポンなんだから」 ここまで。
善子をギアッチョみたいな扱いにしたい。
また明日に。 善子「それより、あなたはルビィを引き寄せておいて。私は花丸をやる」
ーーー
ルビィ(この連戦続き…やっぱり、狙われてる)
ルビィ(これからはもっと用心しないと)
ルビィ(そうだ、花丸ちゃんと一緒にいないと。一人になるのは危ないかも…)
梨子「あ、ルビィちゃん。ちょっといい?」
ルビィ「梨子ちゃん、どうしたの?」
梨子「ちょっとね。鞠莉ちゃんが入院してる、って聞いたから…それにダイヤさんも。お見舞いに行かない?」
ルビィ(……)
ルビィ(どうしよう、行かない理由はないけど……)
ルビィ(花丸ちゃんは、大丈夫かな…って、みんなを誘っていくってことにすればいいんだ)
梨子「あぁ、みんなには声かけたの。でもなかなか予定が会わなくて…」
梨子「それに、大人数で行ったら他の人たちに迷惑かもしれないし、今日のところは二人で行かない?」
ルビィ「……」
ルビィ(まあ……いざとなったら、すぐにわかるし、いいか)
ルビィ(まずいことがあったら、携帯をならすようにお願いしたし…) ーーー
善子「ずらまる、よく来たわね」
花丸「呼び出しておいて何の用ずら?」
花丸「屋上にだなんて……はっ、まさか……恋の告白!? 善子ちゃんだけはないずら!」
善子「なにトンでもない勘違いしてんのよっ! んなわけないでしょ!」
善子「あんたはここで終わりだっていってんのよ!」
花丸「?」 花丸「……」
善子「……」
善子「勘の鈍いあんたでも、さすがにわかったかしら?」
花丸「…いかにもな敵役ずら」
善子「いつだって私はダークの方につくのよ!」
善子「無駄話はここまでよ! ルビィのいない今、あんたに勝ち目はない!」
善子「きなさいっ、『デイドリーム・ウォーリアー』!」
花丸「!」 花丸「スタンドが、二体…?」
善子「天使と堕天使、ふふ、私にぴったりのスタンドでしょ?」
善子「さぁ、祝福を捧げなさい?」
花丸(……屋上、どうやら私のスタンドの性質を知っているみたい)
花丸(ここには自然がない、だから『ワクワ・クウィーク』の能力は十分発揮できない…けど)
花丸(こんなときのために…持ち歩くことにしてた)
善子「『デイドリーム・ウォーリアー』! 」
花丸(なんにせよ、まずは様子見を……) パァンッ!
パァンッパァンッパァンッ!
花丸(普通のラッシュを……能力はなに…!?)
ジンジンジン…
花丸「ん…っ!?」
花丸(なっ、なに!? いっ、痛い! 手のひらがぁっ!?)
善子「どんどん感覚が敏感になってくるでしょう?」
バァッン!
花丸「ひぐぅ…!」 花丸(いくらなんでも……この感じ方は……!)
善子「拳が触れた部分の感覚を倍増させる。それは殴れば殴るほどに高まる!」
善子「もう拳を握りしめることも辛いはずよ」
花丸「はぁっ、はぁっ…!?」ズキズキ
花丸(風が当たるだけで痛む…これは…絶対に当たっちゃダメ…!) 花丸(でも、直に触れなくていいなら…まだ望みはある!)
花丸(ポケットにしまっていた、これを…)
ブンッ!
善子「木の枝?」
花丸「『ワクワ・クウィーク』!」
ボボボンッ!
善子「なっ!」
木の枝は巨大に成長させられ、善子の頭上へと重力に逆らわずに落ちていく。
善子「ふんっ、こんなの所詮不意打ちよ!」
善子「うけとめっ、てっ!?」
花丸「余所見できないよ」 善子「また別の植物!? う、腕に、絡まって…!」
善子「『デイドリーム・ウォーリアー』! 切り裂いて!」
花丸「ズラァッ!」
善子「くっ、邪魔っ、すんなっ…!」
善子「うぉりぃゃぁっー!!!」
二体のスタンド分の力があるのか、一体は上空の木を、もう一体は花丸の相手をする。
花丸「それずるくない!?」
善子「私は天使でもあり堕天使でもあるということよ!」 ちょっとここまで。
本当にぽんぽん話進みますけど、長編を期待してた方はすみません。、
また明日に 花丸ちゃんのスタンドってうえきの法則みたいにタネさえあったら無限に出せそうで強いな 善子「それに忘れてない? 手の感度はあがったままなのを!」
花丸(それはわかってるっ、でもだからって止められない!)
花丸(ルビィちゃんに連絡する暇はないけど…なんとかやってみせる!)
花丸「『ワクワ・クウィーク』!」
善子「にょあっ!?」
ツタはまだまだのび続け、次第に善子の足にからまり、ぶら下げる。
善子「ちょっ、スカートめくれるっ!」
花丸「スパッツはいてるでしょ! そんなことよりっ!」
善子「っ!」
花丸「ズラララララララッゥラァッー!!」 善子(手が痛むはずなのに…よくやる)
善子(ま、…むだだけど)
善子(んー……奥の手、というにははやすぎるかしら? でもま、たまにはいいわよね)
善子「『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』」
花丸「ズラララララララッゥラァッー!!」
花丸「え?」 花丸「ず、ずらっ!?」
花丸(な、なに!? 善子ちゃんがきょ、巨大化……!?)
花丸(これが善子ちゃんのスタンドのぶで!?)
花丸「うっ…!?」ドサッ
善子「ぼっーとしてるんじゃないわよ、花丸」
花丸(な、なに? …普通の姿に…っ、というな、『ワクワ・クウィーク』も…解除しちゃってた…)
花丸(な、なにがおきてるの…?) 花丸(と、とにかく、立ち上がらないと…)
グニャァ…
花丸(え…)
花丸(てっ、手首がっ、と、溶けてっ…!?)
花丸「うっ、ぅあぁっあっーーー!?」
バキィッ!
花丸(んがっ…!?)
花丸(しょっ、衝撃がっ…!? 急にお腹に…!)
花丸「はっ……!」
花丸(手首が…なんともない……) 善子「ふふふ…」
花丸(能力がわからない……でも間違いなく、なにか、『感覚を倍増』…もしくは『研ぎ澄ませる』? )
花丸(……いや、それを応用したのかどうかはこの際どうでもいいんだ)
花丸(今、マルは『幻覚』をみている…!) 花丸(どうすれば、どうしたら防げる…!)
善子(気づいたみたいね)
善子(『デイドリーム・ウォーリアー』の能力は感覚を倍増させる……『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』は第六感を刺激する!)
善子(第六感を研ぎ澄ませる事で強制的に幻覚をみせる)
善子(ダメージを受ければ一時的に解除されるけど、大した問題ではない!) 善子「何一つ抵抗できずに終われ! 『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』!」
花丸「くっ……!」
花丸(あの拳に触れたらだめ! とにかくっ…助けを…!)
花丸「『ワクワ・クウィーク』!」
意識が残っているうちに、また一つ、木の枝を仕込み成長させる。その木の枝は螺旋状に伸びて、花丸の体を包み込んで、小さな防御壁をつくる。
花丸(これで一旦は、防げる…この間に……!) 善子(……)
花丸(携帯、携帯……ポケットに……!)
グチャァ…
花丸「え……」
花丸「うっ、ぅぁわぁっー!!?」
花丸「携帯じゃあないっ! ドロドロに溶けた耳がっ……!?」
花丸(いやっ、こ、これも…幻覚!?)
善子(拳で殴られることが能力発動の条件と思ったようね、花丸) 善子(だけどそれは間違いね)
善子(発動条件は視界内にはいっていること。だから後ろに回りでもすれば、なんてことはないけれど……そうやって身を隠してもだめ。そこにいるということが、既に幻覚にかかるトリガーなのよ!)
花丸(ぅ、ぁ、あ…!) 花丸(ど、どうなって…)
善子「うぉりゃあっーーー!!!」
花丸(んっ!?)バキィッ!
善子(『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』! これが私のスタンドよ!)
花丸(はぁっ、はぁっ…!)
花丸「……て」
善子「ん?」
花丸「たすけて……」
善子(……)
善子「『デイドリーム・ウォーリアー』」
ドゴォッ!!
花丸「ぐいっ……!」ガァンッ!
善子「どうしたの? もう終わりなのかしら?」 花丸(身体中が痛い…風さえも痛む…)
花丸(あぁ…)
からだにムカデや芋虫が張り付いている。
それが幻覚であることは理解できるけど、ゾッとすることに変わりはない。
花丸「うぁ…」グイッ!
善子「……」
胸ぐらを捕まれて、持ち上げられる。
善子「いい? 私だってね、あんたを痛い目にあわせたくはないの」
善子「だからね、花丸。協力しなさい、ルビィを誘き出しなさい」
花丸「え…」
善子「指定した場所にルビィを連れてくれば、あなたをたすけてあげる。見逃してあげる」 花丸(た、助かる…?)
花丸「ほ、本当に…?」
善子「えぇ、もちろん。ほら、幻覚だってもう見えないし、痛みだってないでしょ? スタンドを解除したわ」
花丸「……!」
善子「協力してくれるわね? 花丸」
花丸(……)
見くびられたものずら。
花丸「ズ、ラァッ!!」
善子「ごひっ!?」 花丸「そんな話に乗るわけがない……馬鹿にしないで!!」
善子「っ、ぅ…! ずらまるぅぅ!!」
善子「逃したわね、チャンスを! 『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』!!」
花丸(やるしかない! 勝つためにはっ、強くある必要がある!)
花丸(だから…)
善子「さぁっ、幻覚に惑わされて、今度こそ……」
花丸「『ワクワ・クウィーク』!」
善子「無駄っていってるでしょっーが!」 木の枝を鋭利に尖らせ。
それを自身の腹部に突き刺した。
花丸「うぎっ……ッ!」
善子「はぁ!?」
花丸「ぅぅっつくう…!」
花丸「はぁっ、っ…こ、これで……幻覚はっ、みない…」
善子「!」
善子(ダメージを負えばその衝撃で確かに一時的に解除はされる……だけどっ、あんなこと…)
善子「あんたが出血多量で死ぬか、私は倒すかが先か…」
花丸「ズラララララララッゥラァッー!! 」
善子「純粋な殴りあいって訳ね……」
善子(だけど、これは…不利ではある!) 善子(『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』を解除するわけにはいかない。このスタンドは体力をかなり使うしっ、気を抜けないっ、私がやられる! だから花丸が弱ったところで、また幻覚をみせる!)
善子(純粋なラッシュじゃ私が負けているっ、だからここは根気比べよ…!) ドバッ!
花丸「うぐっ…ぅ!」カフッ
花丸(刺しどころが悪かったかなっ、くそう…!)
花丸(けどっここでこの手を止めてはいけないっ、ここでやめれば終わる!)
善子(はやく倒れろ!)
ズババババババッ!!
善子「このっ、ん!?」
花丸(よしっ! 『ワクワ・クウィーク』でツタ
を伸ばしてっ、腕を縛った!)
善子「くっっ!」
花丸「これで終わりっっ……!」 ガコンッ!
花丸「え」
善子(馬鹿が)
花丸「えっ、や、やっ、っあ…!」
善子(蓄積する痛みと、出血で意識が鈍ったか…)
善子(飛びかけの意識が、幻覚を二度みせていたのね)
善子「虚空を殴り出すから、なにしてんのかと」
花丸「お、おち、っ──」
フッ…
善子「…馬鹿みたい。幻覚をみて、自分で鉄柵を壊して、意識がもうろうとしたところで屋上から落ちるなんて」
善子(あの調子じゃ、ギリギリでスタンドをだせても大怪我はまぬがれない……)
善子「残念ね花丸。……さて、私もこれで」
バチッ…
善子「ん?」 バチンッ,ガララッ,ガコッ…
善子「…何の音?」
ガコンッ
バチッ、バチッ!
ダァンッ!!
善子「!!!」
何もない屋上の向こう側から現れる。
花丸でもない、花丸は意識を失って、祖の腕のなかに抱かれていた。
ルビィの腕のなかで。 善子「な、なっ、なんっ……!?」
善子(そうかっ、磁力を利用して、学校のかべに張り付いて!)
善子(でもどうしてここが!? リリーは何してるのよ!)
ルビィ「変だと思ったんだ」
ルビィ「連絡しても一切、返事がないから」
ルビィ「不安は、確信に変わる。だからそんな後悔をしないために」
ルビィ「花丸ちゃんを探した」
善子「く……」
ルビィ「屋上から落ちそうになった花丸ちゃんを見つけて、スタンドで一気に飛んだ。おかげで壁に穴あきそうになったけどね」
善子「……そう」
善子「予定外ね…でも、もう関係ないわ!」
善子(『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェイ』の幻覚をみせて、終わりよ!)
善子(ふたりまとめてよっー!)
善子「『デイ』…」
ドシュッ!!
善子「…は?」
ルビィ「……」
腹部に、…最初から所持していたのか、カッターを突き刺す。
ルビィ「……」
花丸『ルビィちゃん、…まると、同じ、……ように』
ルビィ「……任せて、花丸ちゃん」
善子「っ、あんたっ、いったい……っ!」
善子「なんなのよっーーー!!!」 >>146
もうちょっと叫び声とかジョジョっぽく書いてくれ…… 『5部メインテーマ』
ルビィ「誰かを助けたいだけだよ」
ルビィ「そのためにっ! 誰かを傷つけることになっても!」
ルビィ「そこに一切の躊躇はしない!」
善子「くっ、ぐぅっーーー!」
善子「『デイドリーム・ウォーリアー・スリリング・ワンウェ』……」
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
善子「ぐぅ!?」グイッバァン!
善子(背後のドアと!!)
善子「はっ!?」
ルビィ「ウリュウリュウリュウリュウリュウリュウリュウリュッッウ゛リュァッー!!!」
バゴーンッ!!
善子「に゛ゃっっ…」ガクッ
ルビィ「……」
ルビィ「もう、誰とも争わない、ことは無理みたいだね…」
津島善子 再起不能(三週間の入院) ーーー
梨子「……」
聖良「善子さんも、やられてしまったようですね」
聖良「予想よりも敵は驚異のようですね。油断もあったのかもしれませんが…」
梨子「……」
梨子「…よ」
聖良「はい?」
梨子「もう待った無しよっッッ!!」
聖良「っ! やめなさい!」
ダァンッ!!
梨子「『ピアノフォルテ・モノローグ』」 ゴゴゴゴゴゴッ……
聖良「なんてことをっ、それはボスが命を落とすレベルの緊急事態にのみ使えと……!」
梨子「善子ちゃん…鞠莉さん…」
梨子「わざわざ二人を向かわせなくてもっ、私のスタンドが発動すれば一瞬で片付くことじゃあないの!!」 梨子「もう止められないし、止めないわよォォッーーー!!」
ーーー
ゴゴゴゴゴゴッ…
ルビィ「わっ、わわっ!」
花丸「な、なに!?」
ルビィ「地震……?!」
ゴゴゴゴゴゴッ…! 花丸「あ、ぁ、ぁ……」
ルビィ「な、なに、あれ…」
花丸「つ、つ、つ……」
花丸「津波ぃい〜〜〜!?」
ーーー
聖良「なんてことをっ、今すぐにとめなさい! まだあなたのチームがいるでしょう!?」
梨子「……」
梨子「『ピアノフォルテ・モノローグ』……」
梨子「地震を起こすことができる、スタンド」
梨子「……『おこす』、ですから。もう止められませんよ」
聖良「っ!」
梨子「最初からこうすればよかったんですよ」
梨子「こうすればっ、なにもかも……!」
ヂィィィンッ!!!!
ー〜ー
ルビィ「……え?」
花丸「あ、あれ…」
ルビィ「……地震、おさ、まった…?」
花丸「で、でも……津波が…きてた、よね?」 ルビィ「……」
ルビィ「建物だって、崩れてた…なのに」
花丸「……」
花丸「つ、疲れてるのかな。最近いろいろあったし…」
ルビィ「……」
ーーー
梨子「え…」
聖良「……ボス」
『なにをしてるの? 梨子』
梨子「……」
『私のスタンドを発動させなければ、町は災害に飲まれ、再起不能になるところだった』
『今後は気を付けるように』
『そして、あなたのスタンドは。私の前では無力であることを覚えておくように』
梨子「……はい」 聖良「…ボス。ここからは?」
『任せる。……だけど、ルビィは殺さないこと』
聖良「わかりました。では、私が行きましょう」
ーーー
花丸「昨日のあれはなんだったんだろうね」
ルビィ「わからない…でも、間違いなく悪いことが起きようとしてる」
花丸「うん……」
花丸「…そ、そういえば、ダイヤさんって、まだ…?」
ルビィ「あ、ううん。もう時期退院できそうなんだ」
花丸「そっか、よかった…」 ルビィ「……」
花丸「……」
ルビィ「ねえ、花丸ちゃん……この道、こんなに長かったっけ」
花丸「…そういえば」
花丸「なかなか…景色が…、」
花丸「あれ、この看板、なんでまた…」
ルビィ「……なんで誰ともすれ違わないんだろう」
ルビィ「……まさか」
聖良「そう、そのまさか。『ドロップ・アウト』、私のスタンドの能力です」
花丸「!?」 ルビィ「…」
聖良「ボスのことを嗅ぎ回っているようですね」
聖良「少々おいたが過ぎるようなので、ここで二人まとめて始末…と、あなたは生け捕りでした」
ルビィ「花丸ちゃん…」
花丸「わかってるよ…!」
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
ルビィ「え」
聖良「ぼけっとしてる場合じゃないですよ」
ドゴムンッ!
ルビィ「けひっ!?」
ルビィ(なっ、んで動けっ、て……!?) 日曜日夕方頃再開。
聖良さんの能力を思い付いたものの、倒し方が思い付けない 本家だって無理やり倒してるの多いし楽しみに待っときます R・G・W ゴールドエクスペリエンスに覚醒させれば倒せる ルビィ(こ、このっ…スタンドの能力か)
ルビィ(一度距離をとって戦うしか…)コツンッ
ルビィ(えっ?)
花丸「る、ルビィちゃん! おかしいよ! 」
花丸「まるで見えない壁があるみたいにっ、この景色から向こう側に進めない!」 ルビィ(本当だっ、目に見えない…壁のようなもの…!)
聖良「後ろだけではないですよ」
花丸「前も…!」
聖良「もう脱出不可能です、既にあなた達は私に敗北したのです」
ルビィ「なにを…!」
聖良「『ドロップ・アウト』は二つの決めた座標の間に空間を作り出す。透明な箱のようにね」
ルビィ(でもっ、だとしたらあの景色の変わらない、まるでループしてるかのような現象は…!?)
聖良「空間を切り取る、という方が正しいでしょうか。私の意識次第で『箱のように』出来るし、『その空間だけの世界にできる』」
聖良「同じ場所をぐるぐる回っているように思えたのは、それが原因です」 ルビィ「なんて厄介な……」
聖良「ふふ、戦いというものは、相手にどれだけ対応しにくいと思わせるかが重要なのです」
ルビィ「……」
聖良「さあ、戦いを始めましょう。一方的にいたぶるだけの事を、戦いと呼んでいいのかはわかりかねますがねェ〜〜〜」
花丸「……」
花丸(だめ…『ワクワ・クウィーク』も、壁の向こう側じゃ発動しない…)
ルビィ(攻撃することもできない…磁力で引き寄せることも、対象にすることもできない……)
ルビィ(どうすれば…) 聖良「そぉれぇ!」ボグゥ!
ルビィ「くっ、ぅぅ…!」
ルビィ「ウリャァッーーー!!」
聖良「ふんっ、遅い遅い!」シュババババッ!
ルビィ「うっ、ぐ!」 ルビィ「っ、そっちはこの空間への影響は受けないの…!」
聖良「ええっ、私がなかに入ったときは、まるで□が凹のように、形が変形すると思えばわかりやすいかっ、と!」
聖良「ふふ、そしてこんなことも出来ますよ」
聖良「『ドロップ・アウト』!」
花丸「え? ふぎゅっ!?」
ルビィ「花丸ちゃん!?」 花丸「つ、つぶされっ……!?」
ルビィ「見えない壁を狭めて…!?」
聖良「その通り。ふふ、このまま押し潰してミンチにすることもできますよ」
ルビィ「!」
聖良「ほら、こんな風に…」
ギチギチギチッ!
花丸「うああぁっあっーーー!?」
ルビィ「花丸ちゃん! こ、このっ、ぴっ!?」ガァンッ!
ルビィ(ルビィまで…!)
聖良「文字通り、手も足も出ないでしょう?」
ルビィ(ど、どうしようもない…む、無敵か……!?)
聖良「さて、あとは気絶するまで押し潰して──」
『ハッピー・パーティー・トレイン』
聖良「っ!」 バババババっ!
ルビィ(!?)
花丸「ふぁっ…!」ポサッ
聖良「…あなたは」
果南「私の可愛い後輩たちになにしてるのかな〜」
花丸「果南ちゃぁん!」
聖良「……どうやってここに」
聖良(おかしい。『ドロップ・アウト』の能力で、この空間への侵入なんてできないはず)
聖良(見えない壁への侵入なんて、…)
聖良(どうして……)
果南「なんかさ、聞き覚えのある声が聞こえるなー、って思って。来てみたらこれだもん『ハッピー・パーティー・トレイン』がなきゃこれなかったけどね」 聖良「…いえ、ありえない。そう言うならっ、もう一度やってみることですね!『ドロップ・アウト』!」
ルビィ(っ! 果南ちゃんの空間の壁も狭めて押し潰す気だ!)
ルビィ「果南ちゃん! 壁が迫ってくる! そのままじゃ、押し潰される!」
果南「うぉっ」ガァンッ!
聖良(今までこれを破ったものはいない。ボスでだって壁自体は壊すことはできなかった!)
果南「『ハッピー・パーティー・トレイン』…」
聖良「ふんっ、知ってますよ。機関銃ごときじゃ、この壁は…」
果南「『スカイ・ジャーニー』!」 ガシャコンッ!
聖良(? 機関車が変形して…?)
果南「あーまー! ていく、おん!」
ガシャン!ガキィンッ!!
ルビィ(スタンドと合体した!?)
聖良「昔の特撮じゃあないんですから。今ごろそんなもので…」
果南「ふんぐぐぅぐぐ……!」
ゴゴッ… 果南「うんぬぬぬぬくっ!!」
ギィギギキキッン!!
聖良「な、んですっ、てェ……!?」
聖良「そんな、そんな馬鹿な!?」
花丸「いけー! 果南ちゃんー!」
ルビィ(なんて怪力…!)
聖良「っ、ど、『ドロップ・アウト』!」
果南「ふんむっぅ!!」
バッリィィーンッ!!
聖良「っな……!?」
聖良(そんなっ、まさか……!?)
果南「終わり?」 聖良「っく、ぐ! 『ドロップ・アウト』!」
果南「オラァッ!!」
バッリィィーンッ!!
聖良「っあっ……!?」
聖良(そ、そんな……戦車が突っ込もうと、旅客機が突っ込もうと壊れないはずの……壁が…)
果南「聖良はさ、試したの?」
聖良「ぇ…」
果南「壊れるかもしれない、なんてことを想定して、壁の限界をさ」
ジリッ…
聖良「っ、…!」タジッ
聖良「こ、来ないで! それ以上来たらっ、二人をここで押し潰して…!」
果南「うん。わかった。行かなければいいんだね」
聖良「え?」 聖良「…なにを」
ルビィ(果南ちゃん…?)
果南「ルビィ、花丸…動かないでよ…」ボソッ
花丸「え…?」
聖良「あなた、いったいなにをする気──」
果南「あぁ、それと。さっき壁を壊したときの力の割合は」
果南「全力の三割くらいだから」 聖良「はっ…?」
果南「ルビィ! 花丸! 頭伏せてしゃがんで!」
ボゥッッ!!
ゴババババババッ!!!
果南「くらえっ、ロケットパーーーンチィッィ!!!!!」
ッドゥッグォゥンッ!!!
聖良「あ」 バギャァィァァン!!
花丸「ふぁぁぁぁあ!?」
ルビィ(うわっ、なんてっ、ば火力!)
ビュウオオオオオッ!!!
ルビィ「っ、『レッド・ジェム・ウィンク』!?」
花丸「うわっ、と!?」ビタッ
ルビィ(と、飛ばされるかと思った…)
果南「ふう…」ガシャコンッ
果南「さあ、次は当てるからね」
聖良「ひっ…!」 聖良「お、落ち着きましょう!? わ、私ここで退散しますっ、あなたたちの前にはもう現れないっ…!?」
果南「人の後輩二人を殺そうとしておいてよく言うよ」コキッ,コキ
聖良「ひっ、ぁっ、ぁあっ…!」ダッ!
果南「ルビィ!」
聖良「あっ、ん!?」ビダァンッ!
聖良(か、からだがっ、電柱に張り付いて!う、うごかない…!?)
聖良「!」
果南「さぁ、お仕置きだよ」
聖良「まっ、まって! そんなの食らったらし、死んじゃ……」
果南「ゥオラァッッ!!」
聖良「──」
ドゥグァァァッン!!! パラ,パラ…
聖良「──」
果南「……次こんなことしたら、本当に顔面にぶちこむからね」
果南「わかった? ……聖良?」
ッッ…
果南「ん?」
聖良「へ、へ、ぁ……」チョロロロ…
聖良「」ガクッ
花丸「聖良さん、失禁して失神したずら…」
ルビィ「いやするよあんなの…」
ルビィ「ルビィだったら大きい方もやっちゃいそう…」 果南「ま、なにはともあれ」
果南「私の勝ちね」
鹿角聖良 再起不能(トラウマ)
ーーー
『……』
梨子「聖良さんまで…というか、果南ちゃんが戻ってくるとは」
『……そう。…、…』
『……いいわ。そうじゃないと』
『梨子。あなたはここで待ってて』
梨子「出向くんですか?」
『あなたたちが不甲斐ないからね』
梨子「……」
『冗談よ。……あなたは同級生の相手でもしてなさい』
梨子「千歌ちゃんと曜ちゃんについては、もう気にしなくても?」
『一応はしておいて。……さ、終わらせに行くとする』
ーーー 花丸「うわ〜ん! 怖かったよ〜!」ダキッ
果南「あぁもう、よしよし」
ルビィ「果南ちゃん、でもどうして…」
果南「私はほら、洗脳されてただけだし…」
果南「やっぱり、後輩たちが危ない目にあってるなら、助けてあげないとね」
ルビィ「…果南ちゃん」
果南「それに、なんだか難しいことになってるみたいだしね」 ルビィ「……うん」
果南「つまりさ、ルビィはダイヤを襲ったやつを成敗したい! ってことでいいんだね?」
果南「だったら私も協力するよ。もう手を出しちゃったし」
花丸「果南ちゃんがいれば百人力ずら〜」
ルビィ「…ありがとう、果南ちゃん」
果南「いいのいいの」
果南「さて、そこの延びてる聖良は……」
ルビィ「っ……!」
花丸「え?」
「調子に乗りすぎたようね」 ルビィ「……り」
ルビィ「理亞、ちゃん…」
理亞「ようやく会えたわね、ルビィ」
理亞「あの日以来ね」
ルビィ「……」
ルビィ「まさか、あの朝、お姉ちゃんを狙ったのは…」
理亞「えぇ、私よ」
理亞「……私がやったわ」 ルビィ「……なんで」
理亞「言ってもわからないわよ……」
理亞「それに。私がここにいる理由は、ただ一つ」
理亞「…姉様の仇」
果南「いや、死んでないけど…」
理亞「それと、ルビィ。あなたを……!」
ルビィ「ウリィイャァッーーー!!」
理亞(聞く耳なし。そりゃそうか、ならここはっ、悪として振る舞おう!)
理亞「『クラッシュ・マインド』」 ルビィ「……?」
ルビィ(なに? なにもない、けど…)
花丸「ぅ、あっ、ぁ…!」
ルビィ「! 花丸ちゃん!」
果南「ぁがっ、だ……!」
ルビィ「果南ちゃん…?」
理亞「やりなさい」
果南「にがっ」 果南「『ハッピー・パーティー・トレイン・スカイ・ジャーニー』!!!」
ガシャコンガキンッ!!
ルビィ「!?」
ルビィ(まさか…)
シュルルッ!!
花丸「『ワクワ・クウィーク』!」
ルビィ(やっぱり…、理亞ちゃんのスタンドは!)
ルビィ(人を操る…能力!)
ルビィ(そうかっ、あのときの! イカゲソの芽は!)
果南「ウァラァッ!!」
ルビィ(いやっ、今はそれどころじゃない!)
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
ルビィ「うごっ!?」
果南「がぁっ!」
ルビィ(嘘でしょっ、磁力で反発させてっ、この勢い……!?)
ルビィ(殴られてるとしかっ、思えない!) ルビィ「うぁっ!?」
ルビィ(だめだっ、接近戦は不利だ!)
ルビィ(離れるしかない!)
シュルルッ!!
ルビィ「うわっ!?」ガクンッ
ルビィ(花丸ちゃんの『ワクワ・クウィーク』!)
ルビィ(足に絡まって…!)
ルビィ「!」
果南「ンンッ!!」ブォンッ!
ルビィ(やっ、やっば……!?) 理亞「……」
理亞(こんなものなの? ルビィ…)
ルビィ「ぐっ!」
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』!」
ブォンッ!
果南「ん!?」
ビダンッ!
ルビィ(受けられないなら、近づけさせない!)
ルビィ(しばらく壁に張り付いていてもらおう…)
ゴゴゴゴ…
ルビィ「ん?」
果南「っ、ふ、ぐぐぐぐ!」ググググッ!
ルビィ「えぇ!?」
果南「ぅがぁぉぁぁ!!」ドシンドジドシンッ!!
ルビィ(どうして!? 能力は…いやっ、ちがう!)
ルビィ(強引にッ! ただ純粋な! 果南ちゃんのパワーでごり押している!)
ルビィ(でもいくらなんでも…!)
理亞「……」 理亞(『クラッシュ・マインド』。洗脳と同時に身体能力共に、強化する)
理亞(私自身が直接戦うことはない)
理亞(…いざとなれば、戦うけど)
ルビィ(う、あ、ぁぅ!)
果南「ヴんっ!!」
ルビィ(──)
ビゴンムッ!!!
ルビィ(うぎっ!)
ルビィ「えぽっ」ゲポッ ルビィ(や、やばいでしょっ、これ…!)
ルビィ(直接当たって、ないのにっ、これは…!)
ルビィ(だめだっ、二人を相手してたらっ、いつまでたってもッ終わらない!)
ルビィ(このままでは…!)
ルビィ(やっぱり、理亞ちゃんのスタンド能力を解除させるしかない!) ルビィ(……)
ルビィ(よし。なら…!)
ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』! ルビィと理亞ちゃんを引き合わせて!」 理亞「!」グイッ!
ルビィ「!」
ギュムッ!
果南「ぁ…」ピタッ
ルビィ(やっぱり、これだけ近ければ、迂闊には…)
理亞「離れない…」
ルビィ(さて、ここからどうするか) 理亞(……)
理亞(ちょうどいいわ、時間が経てば経つほどに。あなたは不利になる)
ジュクジュク…
理亞(いや、果南の方はもうすぐかな?)
理亞「『クラッシュ・マインド』の、真の能力」
ルビィ「?」
理亞「ねぇ、ルビィ。今なら間に合うのよ。だから考え直して?」
ルビィ「なにを…」 理亞「あなたを今助けられるのは、私だけなの」
ルビィ「……なにを。人の…姉を……襲って…!」
理亞「……いいわ。言っても聞かないでしょ」
理亞(さぁ、黙らせるわよ)
理亞(『クラッシュ・マインド』!!) ポシュウウウウ!!
ルビィ「?」
ルビィ(果南ちゃんのおでこのイカゲソから煙が…)
モコモコモコ…
クラマイ『おぉぉっし! やっとかァ! 理亞ァ!』
ルビィ「!?」
ルビィ(せ、聖良さんの声!? で、でも…)
ルビィ(いやっ、これは…自立型スタンド!?) クラマイ『……いや、なにくっついて? そういう趣味でもあったっけ?』
理亞「ちがう、これはルビィの能力」
クラマイ『まあなんでもいい。…今度は』
クラマイ『へえ、こりゃまた。ものすげーパワーのスタンド』
ルビィ(なに? なんの話を…) クラマイ『じゃぁ〜〜〜よぉっ! こうか!』
クラマイ『「ハッピー・パーティー・トレイン・スカイ・ジャーニー」!』
ルビィ「!?」
ガシャコンガキンッ!!
クラマイ『うぉぉーーー!! 力がわいてくるぜぇ〜!』
ルビィ(どういうこと…まさか、あのスタンド、洗脳した相手のスタンド能力もコピーできるの!?)
クラマイ『オッッラァッ!!』
ルビィ(なっ! すぐ後ろにっ理亞ちゃんいるのに!)
ルビィ「れっ、『レッド・ジェム・ウィんっ!?」
ボッグォッ!!
ルビィ「げはっッ!!」コパッ ビチャピチャッ!
ルビィ「ぅあ…」
理亞「けほっ…おっ、と。能力が緩んだわね、ルビィ!」
ルビィ「げほっ! えほっ…!」
ルビィ(な、なんで理亞ちゃんは平気なんだ…!?)
メキメキ…
ルビィ「!」
クラマイ・理亞『ワクワ・クウィーク』
ルビィ(ッ、腹に…なにかを成長させて、仕込んで…) 理亞「ふふ、驚いた? 驚くわよね」
クラマイ『私の能力はスタンドのコピー!』
クラマイ『とりついたあと、少しばかりの時間はかかるけどな』
クラマイ『コピーした能力は私と理亞が使えるようになるのさ! ただし、私がこうやって姿を見せてから一時間だけだけどよォ〜〜〜』
ルビィ(くっ、ぐ…!) クラマイ『それにぃ、忘れちゃいけない。こっちにはまだ洗脳した2人のスタンド使いもいる』
ルビィ(実質、1VS4……)
ルビィ(どう、する…)
ルビィ(……絶望的だよ) ルビィ(それでも……やるしかない!)
ルビィ「いつだってそう、絶望的だからこそ見えるものがある」
ルビィ「希望があるからこそっ、絶望がみえる!」
理亞「……」
理亞「そう…残念」
ルビィ「いくよ」 ダッ!
ルビィ(パワーじゃ果南ちゃんには敵わない。あの四人のなかじゃ、一番厄介なのは間違いない。磁力で止めることもできない)
ルビィ(だけど、…その攻撃は単調で大振りだ)
ルビィ(そこをつくしかない)
ルビィ(あとはどうにでもなれっ、いややるんだ!!) ルビィ「『レッド・ジェム・ウィンク』」
ルビィ「跳べ!」
自身を磁力の勢いに任せて、この場からおったんか退避。
ルビィ「人気のない、そして…」
ルビィ「岩…とかがいいかな」
理亞「いくわよ! 果南!」
果南が花丸と理亞を脇にかかえ、その場から思い切り跳躍し、後をおう。 ───
理亞「ここで決着つけようって?」
ルビィ「うん。……ここでね」
理亞(こんな誰も通りそうにない…)
理亞(ふん、これなら逆に果南にとっても有利。…なにを考えているのかしら)
ルビィ「いくよ!」
ブァッ!!
理亞「ん?」
バババババ!!
理亞(大量の岩を飛ばしてきたか)
理亞(そうね、あんな町中じゃそれはできない)
理亞(でもこれだけ自然が多い場所なら)
理亞花丸「『ワクワ・クウィーク』」
ギュルルッ!!
三人を包み込むように、大木となったそれが岩から守る。
ドガガガガゥ!!
理亞(この程度なら…)
クラマイ『理亞ぁ!!ぼけっとすんな!』
ルビィ(視界を消す必要があった!)
ルビィ(大丈夫っ、直前で止めるから死なないよ!)
理亞「まさかっ……!」
ルビィ「小原家のヘリコプターだぁぁぁぁ!!!」
ズッガァァァンッ!!!
果南「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」
ルビィ「ウユウユウユウユウユウユウユウユァ!!!」
クラマイ『だからいっただろ!』オラオラオラァ
理亞「ちっ…!」 理亞「くそっ!」
理亞(でも、数が数ならこちらが!)
ルビィ「おりゃぁ!!!」
ボグォ!!
理亞(『ワクワ・クウィーク』!)
理亞(ルビィの真後ろから貫いてやる!)
……。
理亞「なに!?」
理亞(どうしてっ、スタンドがっ、まだ一時間なんて経ってないのに!) クラマイ『二人分だから半分の三十分になったんじゃねえ?』
理亞「呑気に言わないで! こんなはずじゃ…!」
理亞「花丸! あなたがやりなさい!」
花丸「……」
理亞「花丸!!」 花丸「いっ、いや、だっ…!」
理亞「っ!」
花丸「うぐっ、ぐ…!」
理亞(そんなっ、まさか…『クラッシュ・マインド』から自力で抜け出そうって言うの!?)
理亞「そんなの!」
ピシッ!!
理亞「ひっ!」
果南(うっ、うぐっ…!)
ルビィ(果南ちゃんも意識を取り戻してきてる…これなら!)
ルビィ「よしっ、これで届」 ルビィ(果南ちゃんも意識を取り戻してきてる…これなら!)
果南(うっ、うぐっ…!)
理亞「ひっ!」
ーーー
クラマイ『だからいっただろ!』オラオラオラァ
ルビィ「ウユウユウユウユウユウユウユウユウァ!!!」
果南「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」
ズッガァァァンッ!!!
ルビィ「小原家のヘリコプターだぁぁぁぁ!!!」
ーーー
ルビィ「希望があるからこそっ、絶望がみえる!」 ルビィ(そこをつくしかない)
ルビィ(パワーじゃ果南ちゃんには敵わない。あの四人のなかじゃ、一番厄介なのは間違いない。磁力で止めることもできない)
ルビィ(だけど、…その攻撃は単調で大振りだ)
ーーー
ルビィ「ウリィイャァッーーー!!」
ルビィ「とどめ………え」
理亞「!」
果南「え?」
花丸「!?」 ルビィ「…こ、ここは…さっきの町中じゃ」
果南「んん!? あれ、何してたっけ…」
理亞「……!」
花丸「…、あ、あれ? おかしいな…さっきまでは…まだ…」
『なにをしているの? 理亞、さん?』
理亞「……ぼ、…ボス…」
ダイヤ「やめてください、その呼び方は」
ルビィ「…お、お姉ちゃん?」 ダイヤ「どうして私がここまで手を焼く必要が?」
理亞「ぼ、ボス! 私はまだっ、あが!?」ビドンッ
ルビィ「!?」
ダイヤ「あなたの『裏切り』を見逃してあげたことを、忘れたのですか?」
理亞「ち、ちがっ…」
果南「ちょ、ちょっとダイヤ! どういうこと?!」 花丸「ダイヤさんがボスってどういうことずら!?」
ルビィ「お姉ちゃん、どうして…!」
理亞「にげ、てルビィ……この人には…誰も勝てない!」
ルビィ「っ、そ、そんな…急に、言われても…!」
ルビィ(わけがわからないよぉ…!) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています