ルビィ「えぇっ!? 縁談!?」
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ルビィ「なんでルビィに来るの?!」
ダイヤ「いますぐ、というわけではないのだけど、先の事を見据えてのとのことで……」
ルビィ「普通お姉ちゃんの方に来るものなんじゃ……」
ダイヤ「ルビィの方が好みだと」
ルビィ「えっ、きもちわるい……絶対そんな人嫌だ……」
ルビィ(ど、どうしよう、どうしたら……! ほうだ!)
ルビィ「だ、だめだよ! そんなの! ルビィはその話受けない!」
ダイヤ「ルビィ、別にこの話し合いで確実にそうなるというわけではなくて……」
ルビィ「彼氏いるもん!」
ダイヤ「そうですか、彼……え?」
ーーー
ルビィ「そういうわけだから助けて理亞ちゃん……」
理亞「えぇ…?」 理亞「なんでそんな意地張ったのよ……大人しく嫌だって言って抵抗していれば」
ルビィ「いるってことにしておけば、引いてくれるかなって…」
理亞「で、そんなこと言ったら連れてこい、と」
ルビィ「うん……」
理亞「それで私にどうしろって言うの? 一緒に謝れって?」
ルビィ「ううん。違うよ」
理亞「?」
ルビィ「理亞ちゃん、男の子も服も似合いそうだなぁって」
理亞「……」
理亞「ん?」 理亞「なに? 何をしに函館から参れと?」
ルビィ「理亞ちゃんにっ、ルビィの彼氏さんの不利をしてほしいの!」
理亞「何言ってんの?」
ルビィ「冷静に返さないで?!」
理亞「だいたい無理でしょ。ルビィの両親ならまだしも、ルビィの姉にはあったことあるんだから。ばれるって」
ルビィ「大丈夫! 頑張るから!」
理亞「なにを!?」 |c||^.- ^|| エンダアアアアアアアアン!!!
⌒°( >ω<)°⌒ イヤアアアアアアア!!! ルビィ「実を言うと、お姉ちゃんもこの縁談は乗り気じゃないし、きっと察してくれるよ!」
理亞「そういうものなの…?」
理亞「いや、そうだとしても。誤魔化しきれないでしょ?」
理亞「それに、なんで私が……善子とかに頼めばいいじゃない。男装似合いそうだし」
ルビィ「理亞ちゃんがいいの」
理亞「えっ、あっ、あ、そ、そっか……ふーん……」 理亞「……まあ、わかった。そう言うことなら、協力してあげる」
ルビィ「わーい! ありがとう! 理亞ちゃん!」
ーーー
理亞「と、いうわけで。ちょっとまたルビィのところ行ってくる」
聖良「またですか。先月も遊びに行ってましたよね」
理亞「今回のはSOSなの! 遊びじゃないの!」
聖良「まあ、深くは聞きませんが……行くなら気を付けてね」
理亞「はーい」
ーーー
ルビィ「うぅむ、さて……理亞ちゃんに着てもらう服を選ばなきゃ」 ルビィ「背が高くないから、気取りすぎてない物の方がいいよね」
ルビィ「髪も後ろでまとめてもらって、……それで……」
ーーー
理亞「と、いうわけで来たわよ」
ルビィ「いらっしゃ〜い」
ルビィ「さぁさ、来てきて! さっそく着替えるよ!」 ルビィ「よし! さっそく脱いで!」
理亞「言い方!」
ルビィ「時間がないよ! それに他にもいろいろと…!」
理亞「わ、わかった。わかったから。……それで? 準備って」
ルビィ「まずお胸を隠すために、さらしを」
理亞「え、そこまで?」
ルビィ「むしろやらないと! 理亞ちゃん思ったよりもあるんだから!」
ルビィ「思ったよりも! あるんだから!!」
理亞「なんか別の感情混ざってない?」 ルビィ「そんなことないよ」
理亞「そう…」
ルビィ「さっ! さっそくやっていくよ! この後会わせることになってるから……!」
ーーー
ルビィ「わぁ〜! うん! 似合ってる似合ってる!」
理亞「そ、そう? 大丈夫かな…」
ルビィ「可愛い系男の子で通じる!」
ルビィ「あとは、精一杯の低い声で」
理亞「低い声……」
理亞「ぅ゛う゛ん゛……」
理亞「……こう?」
ルビィ「うん! ハスキーボイス!」
理亞「なんかテンション高くない?」 ルビィ「う〜ん、まあ、久しぶりに会えたし…それも嬉しいのかも…」
理亞「そ、そう……なら、いいけど」
ルビィ「ふふ…あっ、でもまだ時間あるなぁ…」
ルビィ「あ! そうだ、ねえねえ理亞ちゃん、いまから少し出掛けない?」 ルビィ「デートしよ!」
ーーー
理亞「だ、大丈夫かな、もしもAqoursのメンバーに出会したら…」
ルビィ「大丈夫、きっといける」
ルビィ「それも、いまから理亞ちゃんは、理央くん!」
理亞「りお?」
ルビィ「うん!」
理亞「いやまあ、いいけど……じゃあ、それで」
ルビィ「よ〜し、じゃあちょっとだけど、いこう行こう! デート!」
ーーー
理亞「……」
ルビィ「ふんふふ〜ん♪」
理亞「手、握って歩くなんて、いつぶりだろ」 ルビィ「ルビィも、小さい頃はお姉ちゃんに手をひかれて歩いてたなぁ」
ルビィ「……最近はあんまりないけど」
理亞「たまにはあるのね」
理亞「……でも、わかるけどね。安心するし」
ルビィ「うん。…あ、ねえねえ、少しお腹すかない?」
理亞「そういえば、まだ何も食べてない…」
ルビィ「あそこのカフェいこっ」
ーーー 理亞「時間はどれくらいとれるの?」
ルビィ「ここでごはん食べて行くくらいは全然大丈夫だよ」
理亞「そっか。じゃあ…」
カランコロン…
善子「はぁ〜、あつ…」
花丸「そんなに着込むからだよ」
ルビィ「!?」
理亞「!」 善子「これは正装なの! …それにしても、ルビィは今頃縁談かぁ」
花丸「ルビィちゃんが受けるはずない! ルビィちゃんがお嫁にいっちゃうなんて…」
善子「はいはい、それはもう朝から聞いたから…次は三人ででかけましょ」
ルビィ(そういえば、今日は遊びに誘われてたんだった…ごめんね二人とも…) 善子「ふう…」
理亞(って、後ろに座るの!?)
善子「それにしても、ルビィが縁談なんて知ったら、理亞とかなんて思うかしら」
理亞「!」
ルビィ(え?)
花丸「理亞ちゃん?」
善子「そうそう。知らない? 理亞ってば、けっこールビィにお熱なんだから」
理亞(に゛ぁっっっっっ!!!) すみません、今日はここまで。明日の昼か夕方ごろに再開して終わらせます はぁ?まだ行けるでしょ
ほら早く、痛くされないとわからない? きもちわるいは草
この生き生きしたルビィ好きだなあ。続き待ってる。 ルビィちゃん意外と嫌な事ははっきりイヤって言うタイプなの好き >>40
喋りと歌で別人なのほんと好き
どっちも好き テーマパークに来たみたいだぜ、テンション上がるなぁ〜 花丸「えぇ〜なになに? 知らないずら〜」
善子「函館の件から、気に入ったのかどうなのか、ルビィの誕生日聞かれたのよ」
善子「プレゼントでもあげるのか聞いたら、LINEの文面なのに、『ちっ、違うわよ!』って」
善子「相当焦ってない? 文面よ? 『ちっ、違うわよ!』って。わざわざ『ちっ、』って戸惑ってるの書いてるのよ」
花丸「いんたぁねっとに弱いんだよきっと」
善子「いやあんたには絶対言われたくないと思う」
善子「まあ、それで。否定しておきながら好きなものとか、どういうものが趣味なのか聞いてくるのよ」 善子「もう完全にプレゼント送るつもりじゃない、って思いながら答えてあげてたんだけど」
善子「……この前来たとき、なんか持ってきてくれたじゃない?」
花丸「あっ、この前のスイートポテトって」
善子「あれ私がルビィがスイートポテト好きって言ったあとよ」
理亞(善子ぉぉぉぉ!!!) ルビィ「……」
理亞(あ、うぁ……)
善子「それに、結局この前言ってたし」
花丸「なにを?」
理亞(っ!)
善子「あんなに気が合う友達は初めてだったから、すっごく大事にしたいし、同じ学校だったら良かったのに、って」
理亞「……」
ルビィ(理亞ちゃんがゆでダコみたいに真っ赤に……)
ルビィ(ふふ、でもよかった。理亞ちゃんがそう思ってくれてるなんて……)
花丸「それならルビィちゃんも言ってたよ〜」
ルビィ「!?」 花丸「同じ妹仲間が出来てなんだか嬉しいなぁ、って」
花丸「歌声がかっこいいとか、でも自分より背ちっちゃくて可愛いとか」
花丸「マルのほうが小さいけど、自分よりちっちゃくて可愛いんだって!!」
善子「なんか別の感情混ざってない?」
花丸「特には」 ルビィ「……!」カァアッ
理亞「……」プルプル
善子「なによ、両思いじゃない」
花丸「あはは、確かにね」
カランコロン…
アリガトウゴザイマシター
ーーー
理亞「……」
ルビィ「……」 ┃ ┃┃ ┃┃
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┃ ┃┃ ┃┃ ルビィ「……あっ、結局何も食べてない」
理亞「ほんとだ…」
ルビィ「それにもう時間がないね…」
理亞「……」
ルビィ「行こっか」
理亞「うん」
ーーー
ダイヤ「ん?」
ルビィ「ほら! 連れてきたよ!」
ダイヤ「……」
理亞「……」
ダイヤ「……お名前は?」
理亞「……り、理央」
ダイヤ「そうですか……」 ダイヤ「今日はせっかく来てもらって申し訳ないのですが、母達は外出していて…」
ダイヤ「今日の話は、私が聞きましょう」
ーーー
ダイヤ「ところで、二人はいつどこで出会ったんですか?」
ルビィ「は、函館」
ダイヤ「え?」
理亞「こ、この辺!! すぐ近くでっ、わたっ……ボク…がルビィのスクールアイドルの動画をみて…それで…」 ダイヤ「なるほど……つまり」
ダイヤ「アイドルとして可憐に踊って、魅力的なルビィに惹かれた、と」
理亞「はい」
ダイヤ「とはいっても、言ってしまえば貴方は最初はルビィのファンだったと言うことです……どうやって知り合えたのです?」
ルビィ「……」
理亞「……」
理亞「……で、出待ち」
ルビィ(ええっ!?)
ダイヤ「出待ち……まあそれくらいしか方法はありませんわね」
ダイヤ「となると、ルビィの方に問題が出てきますわね」
ルビィ「え?」
ダイヤ「プロのアイドルではないとはいえ、あなたもファンがいるスクールアイドル。……出待ちしていたファンの殿方と交際とは……少々、軽率では」
ルビィ「うゅ……」 理亞「でっ、でもボクたちは真剣に…!」
ダイヤ「……いえ、交際については、認めましょう。ですが、あなたはどれだけルビィの事を知っていますか?」
理亞「……」
理亞「ルビィは……」
理亞「最初は、なんかうゆうゆ言ってて、姉のあなたの後ろにいるばかりだと、思っていた」
理亞「弱い人、って」 理央きゅんのふたなりチンポしゃぶりたい人
(*> ᴗ •*)∩ ちょっと今回はここまで。
また明日に今日と同じ時間帯に。 >>86
从*・-・§ ...渡辺さん、友達やめて? |c||^.- ^||
|c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^|||c||^.- ^||
|c||^.- ^|| >>86
メノ^ノ。^リ 貴女は私と一緒にこっちで大人しくしましょうね♡ 理亞「……でも、そうじゃなかった」
理亞「会うたびに強くなってて、はっと気づかされる事もたくさんあって」
理亞「それに、スクールアイドルとしてステージで踊るルビィはとってもキラキラしてて」
理亞「……楽しいからやる、そういう気持ちを、思い出させてくれた」 理亞「一つあえて、惹かれた所を言うなら……そういうところ」
ダイヤ「なるほど……」
ダイヤ「あなたの気持ちはよくわかりまひた」
ダイヤ「ですが!」
理亞「?」
ダイヤ「スクールアイドル『として』スクールで踊るルビィはとってもキラキラしてる」
ダイヤ「まるで普段通りのルビィがまるでキラキラしてないような言い方がややひっかかります!」
理亞「えっ、い、いやそれは…言葉のあやというか…」
ダイヤ「今それも訂正できないのなら、ルビィは任せられません!!」
ルビィ「お、お姉ちゃ…」
理亞「……」 理亞「そんなこと……ない」
理亞「どんな時でもルビィはキラキラしてる!」
ルビィ「!?」
ダイヤ「本性を表しましたようで。いいですか、ルビィを持っていくと言うのならまず私を倒していきなさい!」
ルビィ「倒すの!?」
理亞「望むところ!」
ルビィ「望むの!?」 ダイヤ「ではあなたがルビィに相応しい殿方なのか、勝負をしましょう」
理亞「勝負?」
ダイヤ「いまからルビィに管制するクイズをルビィ本人から、3問出題してもらいます」
ダイヤ「それに二点先取できた方の勝利です!」
ルビィ(お姉ちゃん、もしかして理亞ちゃんだってこと…気づいてない…?)
理亞「そ、そんなの。幼い頃の話とか出たら、ちょっと不利なんじゃ…」
ダイヤ「負けることが怖いんですか?」
理亞「やってやろうじゃない!!!」
ルビィ(理亞ちゃん!?) ダイヤ「ではルビィ! 問題を! なるべく幼い頃のを!」
ルビィ「ずる」
ルビィ「え〜……うーん……そう言われても」
ルビィ「じゃあ……ルビィがいま好きなスイートポテトを売ってるお店の名前は?」
ダイヤ(ふっ、序の口ですわ。これは…!)
ダイヤ「松蔵ポテト!」
ルビィ「あ、ちがうよ」
ダイヤ「へぇっ!?」 ダイヤ「なっ、なぜですの!? この前あんなに美味しい美味しいって」
ルビィ「美味しいけどあくまで、いま好きなのだし」
ダイヤ(くっ、そうでしたか……ですが、全国にスイートポテトのお店は数限りなく存在する、そもそも難題すぎて……)
理亞「札幌村スイートポテト」
ルビィ「あっ、せいかーい!」
ダイヤ「!?」 ちょっと今回はここまで。明日は休日なので、そこでちゃんと最後まで。すぐ終わるような内容をだらだらと申し訳ない。 松蔵ポテト調べたら池袋にあんじゃん
今度行ってみよ 松蔵ポテトに行列ができるとはこの時は誰も思わなかったのである あなたの気持ちはよく"わかりまひた"
噛んじゃう|c||^.-^||可愛い ダイヤ「な、なぜ……」
理亞「情報が古いですよ、お姉さん」
理亞「札幌村スイートポテトがいまルビィのマイブームなんだから!」
ダイヤ「く、くっ……!」
ルビィ(この前送ってくれたのが美味しかったからね、嘘じゃないもんね)
ダイヤ「つ、次です! ルビィ! 次の問題を!」 ルビィ「えーと…じゃあ」
ルビィ(なんだかややこしい事になりそうだし、どっちも答えられそうにない問題出そう)
ルビィ「先週ルビィは花丸ちゃんと善子ちゃんと出掛けてきました。そのときに出先で食べたものはなーんだ」
理亞(くっ、さすがにちょっとわからない…)
理亞(これは…) ダイヤ「ハンバーグ…」
ルビィ「!?」
ダイヤ「それも、チーズインハンバーグ」
ルビィ「!?!?」
理亞「る、ルビィ…?」
ルビィ「せ、正解…」
ルビィ(なんでしってるの……?) ダイヤ「ふふ、姉をなめてはいけません」
理亞(く、くそ…)
ダイヤ「さあ、次が最後。わたくしに敗北したら、その瞬間にルビィとのお付き合いは解消です」
理亞「なっ!?」
理亞(そんなことさっき一言もいってなかったのに!) 理亞「ちょ、ちょっとまって! そんなのいきなり、…!」
ダイヤ「あら、始める前から何を。負けるかもしれないことが、怖いのですか?」
理亞「やってやろうじゃない!!」
ルビィ(挑発に乗りすぎだよっ、理亞ちゃん!?)
ダイヤ「くっくっく、…さあ! ルビィ、最後の問題を!」
ルビィ(どうしよう、どんなのを出せば…!)
ルビィ(そうだ!) ルビィ「ルビィの」
ルビィ「とっても大事な人は誰でしょうか」
ダイヤ「……」
理亞「……」
ダイヤ「そ──」
ダイヤ「わたくしっ、です! そうでなければ……そうじゃなかったら……!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「ルビィ……?」
ルビィ「……」フルフル
理亞「……」
理亞「ボク、かな」
ルビィ「せーいかい」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「、…ぴ……」 ルビィ「お姉ちゃん?」
理亞「どうしたんですかお姉さん」
ダイヤ「ぴぎぐっっっ」バタンッ!
ルビィ「お姉ちゃん!?!」
ダイヤ「だめですわ……もう立ち直れない…ルビィが…ルビィが…」
理亞「滝のように涙が…」 あれ このおねいちゃ、もしかして理亞だって気付いてない? 理亞「大丈夫ですかお姉さん、ねえお姉さん」
お義姉さん。
ダイヤ「あわわわわ」ガダガダカタッ
ダイヤ(だ……だめ……でも…!)
ダイヤ「……」
ダイヤ「わたくしの…負けですわ…」
ダイヤ「……理央さん」
理亞「あっ、は、はい」
ダイヤ「…ルビィは……あなたに、任せ…ました……」 理亞「あ、はい…」
ダイヤ「……わたくしは、向こうで休んでいます…」
ーーー
ルビィ「…ちょっと悪いことしちゃったかな」
理亞「さあ…でも、ちょっとおもしろかった」
ルビィ「……だね」 理亞「ふふ、これで縁談の話、どうにかなるかな」
ルビィ「どうなんだろ…もしも撤回できなかったら、そうだなぁ」
ルビィ「ルビィと駆け落ちしよ!」
理亞「……はは、それもいいかもね」
理亞「よい、しょ、って、ありゃ、あっ、と…!」フラッ
理亞(せ、正座してたらちょっと足痺れたっ…!)
理亞「わっ、だっ!?」
ルビィ「ぴっ!?」 理亞「あっ、っ…」
ルビィ「……!」
倒れかけて、ルビィが支えてくれようとしたけれど、結局持ちこたえられずに、思い切り転んでしまった。いや、転んでしまった、というよりも……。
押し倒したような、体制に。
理亞「ご、ごめっ……」
ルビィ「う、ううん……大丈夫、だよ」 理亞「……」
ルビィ「……」
理亞(えっ、気、気まず…!)
理亞「……あっ、と、とりあえず退くね…」
理亞(やばいやばい、なんでこんなに…)
ルビィ「理亞ちゃん」
理亞「な、なに?」
ルビィ「今日はどうする? お風呂」
理亞「え、あぁ…そう、ね」
理亞(今日は泊まりにも来たし……入らないわけには)
ルビィ「一緒に入る?」
理亞「……でも、まずいんじゃない? 一応、男の子って設定なんだし」 ルビィ「大丈夫大丈夫、それだけラブラブってことにしておけば」
理亞「本当に大丈夫なの…?」
ルビィ「大丈夫だよ」
理亞「…なら、入る。一緒に」
ーーー
理亞(そういえば……ルビィとお風呂って…初めてなんじゃ)
理亞(というか、友達と、なんて…)
理亞「……」
ルビィ「どうしたの?」
理亞「あっ! い、いや、なんでも…」
理亞(変に意識してるのは、私だけね…) チャポン…
理亞「…、ふう……」
ルビィ「……」
理亞「…ルビィって、肌きれいね」
ルビィ「そうかな? ありがとうbチ、でも理亞ちb痰セって…」
理亞「…大事なことだから、当然」
ルビィ「ふふ、理亞ちゃんっぽい」
ルビィ「……ねね」
理亞「ん?」
ルビィ「理亞ちゃん、ちょっとバンザーイして」
理亞「? こう?」
ルビィ「……つるつる」
理亞「…、あぁ、そういうこと?」 理亞「ルビィ、もしかして…」
ルビィ「ちょ……ちょこっっっとだけだよ!目を凝らさないとわからないくらいにっうっっすらとだよ!?」
理亞「はいはい、大丈夫大丈夫」
ルビィ「……スクールアイドルやりだしてからは、なおさら意識するようになっちゃって」
理亞「まあ、そうよね。…でも、ちゃんと普段からお手入れしてれば、大丈夫よ」
ルビィ「うん…」
理亞「大体、世の中の男は夢見すぎなのよ、いろいろと」
ルビィ「あ、あはは…」 ルビィ「ううん……でも」
ルビィ「それでもルビィ達って、スクールアイドルだから」
理亞「……」
ルビィ「……それに、…もっとそのつぎ…」
ルビィ「ルビィ、本物のアイドルになりたいから」
理亞「……!」
理亞「それは、…いまのAqoursで……」
ルビィ「そうできたら、嬉しいよね。でも…難しいことだって、わかってる」 ルビィ「でもやっぱり、幼い頃からの夢は、叶えたいよ」
ルビィ「ね?」
理亞「ルビィ……」
ルビィ「だから、縁談なんて絶対嫌だった」
ルビィ「ルビィの夢、本当に無くなっちゃうから」
理亞「……そう、よね」
理亞「夢、夢か……」
理亞「私も、夢見てたかも。そういうの」 ルビィ「…ねえ理亞ちゃん」
理亞「ん?」
ルビィ「高校卒業したら……どうする?」
理亞「うん…なにも。考えてない」
ルビィ「……。もし、さ。嫌じゃなかったら」
ルビィ「る、ルビィと……一緒に…」
ーーー
ーーー
ーーー
翌朝。
理亞「ふう…」
ルビィ「じゃあ、またね、理亞ちゃん」
理亞「うん。…あの人は?」
ルビィ「あはは、まだ寝込んでる。でもそのうちちゃんと話しておくよ」 ルビィ「理亞ちゃんも気を付けてね」
理亞「……ん」
理亞「またね」
理亞「……」
理亞「あのさ」
理亞「昨日の話……」
ルビィ「!」
理亞「……OKよ」
ルビィ「理亞ちゃん!」
理亞「そ、それじゃあ、帰るから! また!」
ーーー
飛行機内。
理亞「……」
ルビィ『ルビィと一緒に、アイドルになってくれないかな』
理亞「……」
理亞「OKよ、もう……」
理亞「私は、あなたのパートナーなんでしょ、ルビィ」
おわり めっちゃいいENDやん
この二人はたしかに卒業後もアイドルやりそう
他のAqoursメンバーは誰もやらなそうだしな ありがとうbチ、でも理亞ちb痰セ
ここ何が言いたかったんや むしろりあちゃならダイヤさんも安心して任せられるはず ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています