曜「ドスライズ」
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部室
善子「あ〜練習終わった…キツかった…」
鞠莉「今日は特にベリーハードだったわ…」
曜「そうだね、あ、善子ちゃん今日このあと…」
善子「空いてないわよ」
曜「まだ何も言ってないじゃん!」
善子「また海の誘いでしょ?いつも私が疲れてて断る気力ないとき狙うんだから、そうはいかないわよ」
曜「えー、今日行くビーチはヤらしいお姉さんいっぱいいるところなのにな〜行こうよー!」
善子「行かない」
曜「海じゃなくてもいいからさぁ!」
善子「疲れた」
曜「鞠莉ちゃん」
鞠莉「ソーリー☆」 曜「なんでよ!」
鞠莉「今日はちょっと女の子とお食事なの」
曜「え!?ホントに?誰!?」
鞠莉「誰だっていいじゃない」
曜「いいじゃん教えてよ!何してる人なの?」
鞠莉「ん〜…忘れた☆」テヘペロ
曜「どこで知り合ったの?」
鞠莉「どこだっけ…忘れた☆」テヘペロ
曜「名前は?」
鞠莉「……忘れた☆」テヘペロ
曜「誰とご飯行くのそれ!?怖くないの!?」 鞠莉「普通の子よ、スマホ見れば名前わかると思うけど…あった、内浦のドスケベレズって子!」
曜「…はい?え、なにそういう名前なの」
鞠莉「ニックネームよ!私連絡先は全員ニックネームで登録してるから」
善子「鞠莉さん女の子の知り合い多いわよね」
曜「てことはその…内浦のドスケベレズ?はそういう人なの?」
鞠莉「まぁそうね」
曜「鞠莉ちゃん、私も行っていい?」
善子「ダメでしょ!」
曜「なんでよ!」 善子「だってその内浦のドスケベレズはマリーと二人でご飯食べたがってるんでしょ?」
善子「普通そういう場に知らない人いたら気まずいじゃない」
曜「いや気にしないと思うよ、その辺は向こうも空気読むだろうし」
善子「あんたが空気読みなさいよ!普通行かないわよ!」
曜「普通普通って…相手は普通じゃないんだよ!」
曜「内浦のドスケベレズなんだよ!!!」
曜「いい?ドスケベレズってことは女の子が大好きなわけだよ、その場に女の子がもう一人増えてみ?」
曜「これはドスケベレズからしたらラッキーサプライズだよ!」
善子「そんなわけないでしょ!あんた何もわかってないわね…」
曜「私にはわかるんだよ、なぜなら私も…」
曜「ドスケベの一人だからね」ドヤアァァ
善子「何よそのカミングアウトは!」 曜「もし私だったら人数が一気に2倍になって大喜びするよ」
曜「要するにこれはドスライズだよ」
善子「何よドスライズって」
曜「ドスケベサプライズに決まってんじゃん!!」
善子「決まってないわよ!」
曜「まぁとにかく鞠莉ちゃん、今からその内浦のドスケベレズにあなたが大好きな女子(おなご)がもう一人増えるって伝えてよ」
鞠莉「ちょ、ちょっと待って!ドスケベって言っても曜が想像してるほどではないわよ」
鞠莉「私がちょっとエッチな話をしてもノってきてくれる程度の普通の子よ」
曜「なーんだ…それなら紛らわしいあだ名付けないでよ!」
曜「ドスケベなんて言われたらこっちはドスケベだと思うじゃん!」 曜「まぁいいや、とにかくその内浦の普通の子に私も行くって電話で伝えて」
善子「やめなさいよ!もう普通の女の子って判明したんだからあんたが行ってもドスライズにならないじゃない」
曜「……え、なにドスライズ使ってんの」
善子「いいじゃない別にwあんたのじゃないんだし」
曜「気に入ってるじゃん」
善子「気に入ってませ〜ん!」
曜「行っちゃダメなの」
善子「ダメよ」
曜「はぁ〜…じゃあ今日私どうすればいいんだ…おうち帰るのもな〜…」
曜「私すごいお腹減ってるんだけどな〜」
善子「嘘つけ!だってあなたさっきそこに新しく出来たコンビニ買ったおにぎり2つも食べてたじゃない」
曜「それ1時間も前じゃん、しかも1個残したし」
善子「残したんならお腹減ってないじゃない!」 そのネタやるなら今日誕生日の花丸を役にあてがった方がよかったのでは?(ネタバレ) 曜「いやほら!最近私あんまり食べないようにしてて」
善子「食べないようにしてるんだったらお腹減っててもいいじゃない」
曜「違くてあの、えっと、好きなものならいくらでもいけるんだよ!ハンバーグとか!」
鞠莉「この前ハンバーグカレー残してなかった?」
曜「それはほら、カレーじゃん、ハンバーグもカレーも両方食べたらカロリーやばいでしょ?」
曜「それはそれ、これはこれだよ!」
善子「はぁ…曜、あんた一回謝んなさいよ」
曜「え?」 >>10それ思ったんだけどめちゃくちゃ難しかったから妥協しちゃったあ 善子「あんたねぇ、前から思ってたけどそういうところあるわよ、自分のペースで話しすぎなのよ」
善子「そろそろ我慢の限界だったのよ、マリーもそうよね?」
曜「えっちょ、鞠莉ちゃん嘘だよね?」
鞠莉「…まぁ、確かにそういうところはあるわね」
曜「…なに、みんな私のことそんな風に思ってたの」
善子「あんたと話してれば誰だってそう思うわよ」
曜「やめてよ……私今日誕生日なんですけど!!!」
善子「………」
鞠莉「…………」
善子「…知りませんけど!!!」 善子「そういうとこ!そういうとこなの!」
善子「何?誕生日だから優しくしてほしいわけ?お子様なの?」
鞠莉「ちょっと善子!怒りすぎよ!」
善子「だっておかしいじゃない!すぐこうやって自分のペースで話し…曜「わかったよ!!」
曜「…確かに私は自分のペースで話すことが多いかもしれない」
曜「だから17年間、恋人も出来なかったんだろうね」
曜「どうせ二人も私のことただの部活仲間くらいにしか思ってないんでしょ?」
曜「でも私は二人のこと友達だと思ってる、だから直してほしいところがあるんだったら…」ピリリリリ
鞠莉「電話だ、ハロー☆ドスケベじゃない!どうしたの?」
曜「直そうと思…」
鞠莉「え?またエッチなことしてるの?なに?M字開脚がなに?」
曜「…直していきたいと思」
鞠莉「M字開脚のMはマリーのMだって?ちょっとなによそれ〜wwww」ゲラゲラ
曜「ちょっとうるさいよ!!!人が真剣な話ししてるときに!」
曜「何がM字開脚のMはマリーのMだよ!切ってよ一回!」
鞠莉「…ソーリー、一回切るわね」 曜「まぁとにかくそういうことだから…許してほしいな」
善子「……まぁあんま内容入ってこなかったけどさ」
善子「そこまで言うんだったらこっちもそこまで怒ってないからいいけど…」
鞠莉「じゃあさ、今日は3人でご飯行きましょ!せっかく曜も誕生日なんだし」
曜「そう?そうだよね?遅いよ二人とも!私ずっと待ってたんだから!なんかこう、そういうオーラ出してさ」
善子「それそれそれそれ!!そういうとこそういうとこ!!」
曜「すみません」
善子「…でも確かに誕生日に一人は寂しすぎるから3人でなんかしましょう」
善子「でもマリーいいの?内浦のドスケベレズに会うんじゃないの?」
鞠莉「あぁ、なんか用事ができたって」
曜「じゃあ駅前のお店予約取っちゃおう、スマホスマホ…あれ?」 善子「どうした?」
曜「スマホがない」
善子「どこまで持ってたのよ」
曜「えっと確かそこのコンビニで使って…それで…あっ」
曜「…そこのコンビニかも…わかりませんね」ニヤニヤ
善子「何よその顔は…」
曜「ちょっとここからは自分の話になりますがよろしいでしょうか…?」
善子「はぁ…いいわよ、聞かせなさい」
曜「いや、あのコンビニでバイトしてる子いるでしょ?あの子多分私のこと好きだよ」ニヤニヤ 善子「は?そこのコンビニでバイトしてる子ってあの子?あのかわいい子?」
曜「よくご存知で」
善子「知ってるわよ、あの子前から私もかわいいと思ってたし」
曜「ふふ、でも私のことが好きらしいからね」
鞠莉「そんなわけないじゃない」
曜「いやいや、私がコンビニ行くとしょっちゅう話しかけてくるんだってば!」
曜「いつも…ハンバーグおにぎりですねって」
善子「ん?」
曜「いや私ね、コンビニ行くといつもハンバーグおにぎり2つ買うんだよね」
善子「ちょちょちょ、ちょっと待って、あなたさっき食べてたのハンバーグおにぎりだったの?」
善子「全然ハンバーグ食べれてないじゃない!」 曜「その件に関しては謝ったじゃん!蒸し返さないでよ!」
善子「とにかく!あの子があんたのことを好きってことは絶対ない!」
曜「え、じゃあ言うよ、言っちゃうよ」
曜「さっきコンビニ行ったとき向こうから聞かれちゃいました」
曜「LINEのID」ニヤニヤ
善子「…マジ?」
曜「マジだよ、ホントだったら謝ってね!」
善子「いいわよ、早く証拠見せなさい」
曜「いいよほら、えっとスマホスマホ…」
曜「…無くしたんだった」
善子「あんたバカなの!?この話そっから始まったんじゃない!」 曜「え、ヤバイちょっとどうしよう、善子ちゃん鳴らして!」
善子「嫌よめんどくさい、あとヨハネ」
曜「鞠莉ちゃんお願い…」
鞠莉「しょーがないわねぇ…」プルルルル
鞠莉「…鳴ってるわよ」
曜「え…?聞こえないけど」
鞠莉「…!出たわよ、女の人」
曜「え?」
鞠莉「あ、もしもし…私そのスマホの持ち主の友人なのですが…どちら様ですか?」
善子「マリーって得体の知れない相手と電話するときあんな風になるのね」
曜「内浦のドスケベレズといい得体の知れない人多いね」 曜「で誰、誰なの誰」
鞠莉「…はい、はい、そうですか」
鞠莉「そこのコンビニの子だって」
曜「ほら言ったでしょ、番号どころか本体持っちゃってるよ」
善子「そんな状況あんまないでしょ!仲良くなって本体持っちゃったって聞いたことないわよ!」
鞠莉「はい、はい…なるほど」
鞠莉「なんか曜がお金払うときレジに置いたまま帰ったって」
善子「何やってんのよ…」
曜「あ、そうだ、今聞いてみればいいじゃん!ID交換したかどうか!」
善子「いいわよ聞いてやろうじゃない、マリー代わって」 善子「もしもし?そのスマホの持ち主の友人その2だけど」
善子「あの、そのスマホの持ち主とIDを交換したってホント?」
善子「…ホントなの!?」
曜「ほらね!あとで謝ってもらうからね!」
善子「…えぇ、えぇ…あ、私もよくそのスマホの持ち主とコンビニに行くんだけど…」
善子「…知ってる!?私のこと!?」
善子「ちょっと待って、ちょっと待って!」ソソクサ
曜「どこ行くの善子ちゃん!」
鞠莉「あれ私のスマホなんだけど」 曜「でもホントだったでしょ?」
鞠莉「まぁね、すごいじゃない」
曜「でしょ?」
善子「ただいま、はい、返すわ」
曜「どうしたのさっき」
善子「……別に?」
曜「とにかくホントだったでしょ?謝って、ほら」
善子「……w」ププッ
善子「ご…wごめんなしょいwwww」
曜「ごめんなしょいってなに?ちゃんと謝ってよ!」
善子「誠に申し訳ございませんでした」ペコリ
鞠莉「それより曜のスマホは?」
善子「あぁ、コンビニに置いてあるらしいわよ、急いで取ってきた方がいいんじゃない?」
曜「うん!ちょっと行ってくるよ」 善子「…はぁ〜」タメイキ
鞠莉「どうしたの?」
善子「ヤバイ」
善子「告白しちゃった」
鞠莉「え?」
善子「勢いで告白しちゃった」
善子「電話であの子が私のこと知ってるって言うからね、なんで知ってるのって聞いたら」
善子「いつも見てますって…見てますって…w」ニヤニヤ
鞠莉「すごい顔してるわよ、それじゃ曜と同じじゃない!」
善子「そうなんだけど!でも私ずっとあの子のこと好きでそれで!」 鞠莉「そ、それはわかったけど結果はどうだったのよ…?」
善子「…オッケーされちゃった、どうしよう!ねえ!」
鞠莉「良かったじゃない!」
善子「これ信じられないんだけどあの子も私のこと気になってたらしくて、それで聞きやすそうな曜の方にまずLINE聞いたんだって!」
善子「それでこのあとご飯行くことになって」
鞠莉「え?」
鞠莉「いやだってさっき曜と約束して…」
善子「しょうがないじゃないしょうがないじゃない!それは!それはしょうがないじゃない!ねえ!」
善子「それはしょうがないでしょ!勢いじゃないしょうがないでしょ!」
鞠莉「わかったわかったから!勢いすごいわね」 鞠莉「気持ちはわかるけど曜のこともあるしどうするつもり?」
善子「そうよね……あ」
善子「女の子呼んでよ」
鞠莉「…?」
善子「曜がテンション上がりそうなこう、合コンみたいな感じにセッティングしてよ!」
善子「で、人数が余ったってなって私が身を引くから!ね?ね?」
善子「マリー女の子の知り合いいっぱいいるじゃない!ね?お願い?マリーしかいないの!」
鞠莉「そうは言ってもねぇ」
善子「マリーこの通り!ね!お願いしますお願いします」ドゲザ
鞠莉「ちょ、どうしたのよ!」
曜「ただいま〜…あれ?どうかしたの?」 曜「ちょっと私がいない間に何が起こってるのこれ」
鞠莉「いや善子がね」
善子「ちょちょちょちょちょ、ちょっと待って、なんでもないから!」
曜「なんでもないってことないでしょ」
鞠莉「だから善子がね、女の子呼ぼうって」
善子「いやだからそのー、えっと…誕生日だから!ほら、盛り上がった方がいいかなーって」
曜「…まぁいいんじゃない?それは」
善子「ね?ね?ほらほらほら呼びなさいよ早く!」
鞠莉「えー…」
曜「でもなぁ、私にはコンビニの子がいるしなぁ」
善子「それはそれ、これはこれでしょ、ね、パーっとやりましょうよ今日は」 曜「ん〜まぁあの子逃げないか!」
善子「大丈夫大丈夫、それはもうどっしりと構えてるわよあの子は」
鞠莉「善子、あなたドツボにハマってきてるわよ」
曜「ドツボ?」
善子「ちょっ、何言ってんのよ」
曜「ドツボってなに?」
善子「……ドスライズよ」
曜「気に入ってんじゃん!」
善子「あれよ、バースデードスライズよ!」
善子「とにかく早く女の子呼んで!」
鞠莉「わかったわよ…どんな感じの子がいいの?」
曜「そうだなぁ…」
鞠莉「でも贅沢言わないでね、セクシー系かわいい系キレイ系とかそういうのはいないからね」ポチポチ
曜「ほとんどいないじゃん!しっかりしてよ!」 鞠莉「えっとじゃあ…沼津のドスケベレズは?」
曜「それ内浦のドスケベレズじゃなくて?」
鞠莉「別人よ」
曜「でもどうせまたそんなにドスケベじゃないんでしょ?」
鞠莉「今回はマジよ、変態よ」
鞠莉「しかも私のいうことならなんでも聞く子だったわ」
善子「いいじゃない曜!沼津のドスケベで決まり!」
曜「聞く子『だった』?なんで過去形なの?」
鞠莉「まぁ1ヶ月くらい前はよく遊んでた友達なんだけど最近そうでもなくてね…」
曜「大丈夫?それ」
鞠莉「大丈夫よ、ちょっと電話してみるわね」プルルルル 善子「やったじゃない、待望のドスケベよ!」
鞠莉「ハロー、マリーだけど久しぶり!急で悪いんだけど今から遊べないかしら?…そっか、はーいわかった、チャオ〜☆」
鞠莉「彼氏出来てた」
曜「ハァ…男にも股開くビッチには興味ないよ」
善子「まぁまぁ、ビッチの方がアッチの方は絶対スゴいじゃない、いいんじゃない?」
鞠莉「あ、沼津のドスケベレズから電話だ、もうガンガンくるのよねぇ」ピリリリリ
鞠莉「どうしたの?……え?あ、はい、彼氏さんですか…その、誰と言われましてもですね…」
善子「誰から?」
鞠莉「彼氏から、お前誰だってめちゃくちゃキレてる」
善子「ちょっと貸して」
善子「うっさいわねそんな女知らないわよバーカバーカ下級モンスター!!」ブツッツーツー 善子「はい次、次の子いくわよ早く」
鞠莉「いやいやいやまずいわよなにやってくれてんのよ!」
曜「大丈夫なのあれ…」
善子「大丈夫だから!ね!早く次いってマリー!」
鞠莉「次…えっと…静岡お饅頭コンバットは?」
善子「なによそのすごいあだ名!何者なのよ!」
曜「なにそれめちゃくちゃ気になるんだけど!」
鞠莉「ん〜…この子らはマズイのよ、女の子二人組なんだけどね、ノリが良くてエロくてね」
善子「いいじゃないめちゃくちゃいいじゃない!」
鞠莉「それで空手でインターハイ1位と2位で婦人警官志望だからめちゃくちゃ強くて」 曜「いや〜なんか地雷臭いしなぁ…」
善子「いや、スポーツマンって性欲すごいらしいわよ!ね!いいじゃないこの子達で!」
善子「静岡お饅頭コンバット出動よ!」
曜「いやいやいや待ってよ!出動させないでよ!」
善子「いいじゃない!ね、隊長!」
曜「それ私もお饅頭コンバット入ってるじゃん!」
善子「わかった!わかったから!他は?」
鞠莉「もういないわ」 曜「全然いないじゃん、ちょっと期待したのにがっかりだよ」
鞠莉「…いい加減にしなさいよ曜、あんたのそういうところが前から嫌だったのよ!」
善子「まぁまぁまぁまぁ落ち着いて、ね」
鞠莉「あんたはもっと嫌いよ!さっきから自分本位で!ちょっと自分がうまくいったからって!」
曜「うまくいった?」
善子「わー!わー!なんでもないなんでもない!」ピリリリリ
善子「電話鳴ってる!ほら!出なきゃ!」
鞠莉「関係ないわよ!人巻き込んで!」
善子「いいからほら!誰からよ!」
鞠莉「知らない番号よ!」
善子「知らない番号からだったら出た方がいいでしょ!」
鞠莉「ファ○ク!あんた誰よ!」ピッ 鞠莉「あ、すみません…はい、あ、先ほどの…はい…」
鞠莉「沼津のドスケベレズの彼氏」
曜善子「…………」
鞠莉「ええ…はい、いえ!そのそういうつもりはなくて!はい、ちょっと待ってください!一度話し合いましょう!」
鞠莉「ちょっと待ってください!お話だけでも!お話だけでも!」ブツッツーツー
鞠莉「…ヤクザだった」
曜「え?」
鞠莉「沼津のドスケベレズの彼氏、ヤクザだった…今からお前のホテルを焼き討ちにするって…」
善子「まぁでもただの友達なんでしょ?」
曜「そうだよ、話し合えば大丈夫だよ」
鞠莉「だいじょばないのよ…実は前にエッチしたの…すごい頼み込んで…」 善子「全然話違うじゃない!私のいうこと何でも聞くとか言ってたじゃない…」
鞠莉「それはその、ちょーっとカッコつけたというか…」
鞠莉「てかねぇどうしようもう来ちゃうわよ!助けて!」
曜「わかったよ鞠莉ちゃん、私も行くよ」
曜「鞠莉ちゃんは友達だし、今まで色々不愉快にさせちゃったかもしれないから」
曜「友達のピンチ救えないなんて友達じゃないよ!ね!善子ちゃん!」
善子「え?」 曜「善子ちゃんも行くよね?」
善子「…いや、私は用が」
曜「用?だってこのあと3人でって…」
鞠莉「曜もういいわ、この子は友情より女を取るような…善子「ちょっちょちょ!ストップストップ!」
曜「女?どういうこと?」
善子「なんでもないなんでもない!もう忘れましょう全て!」
善子「ほら誕生日なんだから!みんなで盛り上がりましょうよ!お饅頭コンバットも呼んで!」
曜「だからお饅頭コンバットは嫌だって!お饅頭コンバット呼ぶ状況じゃないじゃん今!」
善子「…そうよね、お饅頭コンバット呼んでる場合じゃ…ん?」
善子「…そうよ!お饅頭コンバットよ!」 善子「お饅頭コンバット呼べばいいのよ!」
曜「なんで?」
善子「だってその子ら空手強くて婦人警官志望なんでしょ?」
曜「あそっかぁ!」
善子「マリー電話貸して!お饅頭コンバットに電話する!」
鞠莉「いやいやだからあの子らはマズイんだって!」
善子「いいから!…もしもしお饅頭コンバット?今からちょっと遊べないかしら?場所はホテルオハラね!」ブツッツーツー
善子「お饅頭コンバット出動よ!」ケイレイ
曜「お勤めご苦労様です!」ケイレイ
曜「よし!私たちも行こう!」
善子「あれ?ちょっと待って」 善子「お饅頭コンバットって二人組よね?」
善子「で私たちが3人…」
善子「…人数合わなくない?wねぇw」
善子「てことはこれ一人余っちゃうから曜は誕生日だしマリーは知り合いだし私いらなくない?」
曜「え」
善子「私帰るわ!超行きたいけど帰るわ!」
鞠莉「待ちなさい!帰らせるわけにはいかないわ!」
善子「なんでよ!」
鞠莉「あなたこの状況わかってる?あのお饅頭コンバットが出動したのよ?」
鞠莉「女体二つじゃ物足りないのよあの子たちは!」
鞠莉「覚悟しなさい…私たち生きて帰れないわよ…」
善子「…マジで?」
鞠莉「マジ」
善子「…………」
曜「…全く、とんだドスライズだよ!」
お し ま い おわり、言われてたように元ネタは東京03の「それぞれの災難」というネタです、一番好きなネタです、読んでくれてありがとう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています