海未「この園田海未には夢があります!」
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穂乃果「私は高坂穂乃果!穂乃果は今!お母さんに頼まれた人探しをしにイタリアに来ています!」
---南イタリア ネアポリス空港---
穂乃果「っていきなり「穂乃果、私の友達の娘さんに会ってきて」って言われても無理に決まってるじゃん!」
穂乃果「はぁ〜〜〜…… 取り敢えず市内にあるホテルまで行こーっと!おじさ〜ん!市内までタクシーだといくら〜?」
おじさん「4000円〜5000円くらいかな」
穂乃果「ありがと〜 …ん?」 海未「くっ…… 外へッ!!!」
海未「しかし!ここで逃すわけには行きません!『ワイルド・スターズ』!!私も窓を割って外へでます!!!」ガッシャァァァァン
海未「(ここで取り逃したらこれから24時間常に命を狙われることになります!この事を絵里の仲間に話されたらさらに収拾がつかなくなります!私の未来のために!!!何としてもここで阻止しなければ!!)」
列車「ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン」
絵里「追って… きたわね…」
絵里「………………ニヤッ」ピョンッ
ドサァァァァ
海未「(絵里が通行人の群れの中に飛び込んだ…?)」
帽子のJC「い…痛いじゃない!!」
太った女「何よ!急にぶつかってきて!!」
ギャル女「あんたこそ!!!」
白髪のバァさん「気ィつけなさいよ!あんたたちィ!」
海未「!!絵里が!!いないッ!!!どこに行ったんです!!」
海未「(まさかッ!あのジッパーでこの4人の中の誰かに隠れたのでは…?まずいです!一人一人別の方向へ歩いて行ってしまってます…!)」 ハエ「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
ハエ「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
ハエ「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
帽子のJC「何よ!このハエッ!!うっとうしい…」
帽子のJC「わねッ!!!」バシィィィィィ
帽子のJC in 絵里「きゃああああああああ」メキメキメキメキ ガバァァァァアアアアアア
海未「(やはり… そうしでしたか… ジッパーでこの女の子を着ぐるみのように被り中に隠れていました…)」 絵里「チィィッッッ」
海未「さっき折ったあなたの歯ですよ それに生命を与えハエとして生まれた変わらせました… !」
海未「ハエはあなたのもとに戻っていき見分けが付くってわけです!」
絵里「あなたの能力… なかなか侮れないらしいわね…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
絵里「いいわ!姿を隠せないというのなら仕方がない… 殴られる危険を冒す事にはなるけれど…今この場で!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未「あなたを逃すわけにはいきません!その点に関して私は必死です!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「フフフ そんなことは心配しなくてもいいのよ」
絵里「あなたが心配しなければならないのは私の『エンジェリック・エンジェル』でバラバラになった後のことだけよ!!!」 絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」
海未「『ワイルド・スターズ』!!」無駄ァ!
絵里「……………」
海未「やったっ!!拳が入りました!!『ワイルド・スターズ』!」
絵里「ニヤリ」
海未「!?」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』」ダスダスダスダスダスダスダスダス
海未「なッ!?くっ… があああっっ………」ドッシャアアアアン
海未「(間違いなくワイルド・スターズの拳は絵里の左腕を捉えたのにッ!!なぜです!!)」グバアアアア〜〜〜 絵里「フフフ これは私の腕じゃあないのよ!さっき私の『エンジェリック・エンジェル』で取って付け替えておいた…あそこに転がってるJCの腕よ!!」ジジジジジジジジジ
JCの腕「落ちるぅぅぅぅぅぅ」ドサァァッ
絵里「(…この子……?いや…!今はそれどころじゃないわ!)」
絵里「始末させてもらうわよ!!園田ッッッッ海未ーーーーィッ!!!」
海未「う…うぐううううううううううう」メキメキメキメキ
絵里「なっ!!」
海未「『ワイルド・スターズ』!!!」バクォォォオオオ
絵里「自分の腕を引きちぎって… 射程距離を伸ばs」ドッヒュウーーーーン
絵里「ぐはっ……(しまった…!!)」ビチャビチャ
絵里「く…来るッ!!またあの時のアレが…スローになっていく!!!まわりの世界が全てスローになっていく…!」
海未「…………………」ダダダッ
絵里「(あの痛みを数発連続して食らったら私はッ!!!)」
海未「…………………」ダダダッ
絵里「いやああああああああああああああああああああああああああ」 絵里「……………………あ?」
海未「くっ…腕が…」ブシィブシィ
絵里「射程距離の外へ…?なぜ!!なぜトドメを刺さないの…!?園田海未!!!」
海未「あなたが良い人だからです」
海未「ギャングだけどイイ人です…!あなたはその女の子の『腕の異常』に気づき、それにショックを受けて一瞬攻撃をやめました」
絵里「…………………」
海未「麻薬をやっているこの『腕』にショックを受けてです!」
海未「そのおかげで私は『ワイルド・スターズ』であなたを叩く事ができました… そうでなければ私は今頃バラバラになって地面に転がっていたでしょう…」 海未「だから攻撃するのをやめたのです!」
海未「麻薬をやるのは個人の勝手です!ですが!こんな子供に麻薬を売る人がいる!そしてそんな人は許さないッ!!」
海未「と!あなたはそう思っています!」
絵里「…………………」
海未「そして彼女に麻薬を売ったのはあなたのとこの『ボス』です… そこにあなたは『矛盾』を感じている!」
海未「だからあなたは彼女の腕を見て心を痛ませた…違いますか…?」
絵里「だったら!なんだって言うのよ!!」
絵里「そのこととあなたを始末することはまた別よ!?あなたが勝手に攻撃をやめたからって私があなたを殺すってことに変わりはないのよ!!」
海未「いいえ!あなたはもう私を殺したりなんかしませんよ」 海未「なぜならあなたは…私の仲間になるからです!!!」
海未「私はあなたのボスを倒してこの町を乗っ取るつもりでいます!」
絵里「な…何ですって!!??」
海未「子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには自らギャングにならなくちゃあいけないってことですよ、絵里」
絵里「…………………」
海未「…………………」 絵里「本気で私達の組織に入団するって事で…… いいのよね…?海未?」
海未「はい!この町を乗っ取るためには町を支配している組織に入ってのし上がっていくしかありません!」
海未「私は『ギャング・スター』になります!」 海未「私はそうなりたい」
絵里「分かったわ…」
絵里「佐藤をやった犯人は探せなかったことにし… あなたが組織に入団できるように紹介する事にするわ」
絵里「だけどね」
絵里「もし佐藤をやったことごバレた時や…あなたがボスを倒そうとしていることがバレた時、私はあなたを助けないわよ?」
絵里「裏切り者は誰も助けられないからね…自分の失敗は自分で償うのよ?」
海未「はい!」
絵里「それ以外は自分の腕を引きちぎったほどのあなたの気高き『覚悟』と… とてもハラショーな『夢』にかけるわ!園田海未」
海未「(とても… ハラショー…?)」 とりあえず今日はここで終わりです
見ての通りμ'sにジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風をやらせる、というものです
過度なキャラ崩壊やえぐいシーン…キャラが死ぬシーンがあるかもしれません
量が多くてまだまだ全然書ききれていませんが完結させるつもりでいますのでもしよかったら読んでやってください μ'sでって言ってるから違うのかもしれないけどこんなのが来そう
ルビィ「ひぃっ、むむむ無理だよぉおねえちゃぁ…」
ダイヤ「甘いことをいうのはおやめなさい、ルビィ!そんなだからあなたはいつまでもマンモー二(ママっ子)なのです!」
↓
ダイヤ「あなたの…栄光を…見守っていますわ…ルビィ…」
ルビィ「あんなに重傷なのにスタンドを解除しない!そういうことなんだねおねえちゃぁぁぁぁぁぁ!」
ルビィ「……今…おねえちゃあの言葉が頭ではなく、心で理解できたッッッ!」
↓
ルビィ「初めて…人を殺しちゃった〜〜♪」
↓
ルビィ「落ちる?落ちてくだけるのはこいつらの方だよぉぉぉ!」 >>62
そういうの思いついてもSSスレじゃなく別個に立ててやれよ
ネタ潰しになりうるしスレがとっ散らかるし普通に好ましくない >>63
ああごめん気をつける
ここからフィレンツェ行き超特急までは結構あるけどそこまで続いてくれることを願ってる >>65
お前それブロードウェイでも同じこと言えるの? 5部アニメでハマった高校生辺りが頑張って書いてそう 刑務所アタックです!!!
私達の組織の名はパッショーネというわ
構成員756人
このネアポリス町のホテル・港の運送会社・建築会社・葬儀屋・レストランなどを支配し賭博や麻薬の上りはとても大きいの
あ、『パッショーネ』とは『情熱』という意味でボスの名ではないわよ?
絵里「実際、ボスの名も顔も誰も知らないのよ… 私だって会ったことはないもの…」
絵里「ボスはいつも下にいる何人かの幹部を介して命令を下してくるわ」
海未「なるほど」
絵里「だから海未!あなたの入団を決定する女は『しいたけ』といういつも私に命令を下してくるとても大柄の女よ!」 海未「しいたけ…?変な名前ですね…」
絵里「そこは…突っ込んだら負けよ…」
絵里「それでその女はこの建物の中にいるわ!」
海未「この建物って…ここは刑務所ですが…(絵里… 気でも違えましたか…?)」
絵里「そうよ 『しいたけ』はこの中にいるの」
絵里「ある罪で有罪になってね… 15年は出てこないのよ… だけれど彼女はこの中から私に命令を下してくるの」
絵里「彼女はここから出る事も出来るし、無罪になる事だってできた」
海未「なぜ… それをしなかったんですか?」 絵里「彼女はここから出る必要がないのよ それは行けば分かるわ」
海未「……………」
絵里「あなたはこれから彼女の面接を受け合格しなくてはならない」
絵里「全てはそこから始まるの 就職するのと同じよ?」
海未「それは…一体どんな面接なんですか?」
絵里「それは私にも分からないわ…面接は彼次第… 毎回違うのよ」
海未「そう…ですか」
絵里「くれぐれも彼女にバレないようにね?」
海未「はい!」
海未「そういえば… 絵里はなぜ『スタンド能力』を身につけたのですか?それと…他にも同じ様な能力を持っている人がいるのですか?」
絵里「それも行けば分かるわよ 『合格』すればね…」
海未「……………」
絵里「頑張ってね?海未」
海未「行きますか… 刑務所アタックです!!」 看守「荷物・腕時計、ポケットの中のものを全て机の上に出してから奥でボディチェックを受けてください」
海未「(この人…銃を持ってますね… とても厳重に警備されているみたいです)」ジャラジャラ 荷物置き
ボディチェック女「奥のゲートをくぐると『しいたけ』の監房があります。廊下をまっすぐ歩いて行ってください」
ボディチェック女「部屋は強化ガラスによって遮られておりますが会話はできます。触れることは許されておりません。何かものを渡す事ももらう事も禁止されています。面会時間は15分です」
海未「牢獄で…直接ですか…?面会室とかではなく…?」
ボディチェック女「あんた彼女を知らないの?」
海未「……………いえ」
ボディチェック女「それではどうぞ。奥にお進みください」
海未「気味の悪い廊下ですね…」コツコツコツ
海未「顔みたいなものが壁にくっついています…」コツコツコツ
海未「…………………」コツコツコツ
海未「部屋に着いたのですが… 誰もいない…ようですね…」
しいたけ「ケガでもしているのかね?その左腕?」ムクムクムクムク 海未「!?」
海未「べッドが人に…!!」
海未「(なんですか!この人!絵里は大柄の女と言ってましたが…それどころじゃないですよ!バケモノじゃないですか!!)」
しいたけ「君の右手の指にだけカバンを握ったような跡が付いているね… それは君が右手だけでカバンを持っていたって事だ」
しいたけ「その理由は?」
海未「え…えぇ そうです」
海未「右手だけでカバンを持っていました…左腕はケガをしていますので…」
しいたけ「ブフー羨ましいねぇ〜肉体的に無茶が出来て…」
海未「(あなたの体型の方が無茶ですよ…)」 しいたけ「ワインでも飲むかね?」
海未「(監房に冷蔵庫… 中には酒におつまみ…なんでもありますね…)」
しいたけ「チーズとキャビアをクラッカーに乗せて食べるとよく合うぞ?」
海未「いえ…なにかを渡す事ももらう事もしてはいけないの言われているので…」
しいたけ「ブフゥ〜〜言っているだけだよ… 人間とは行っている事と…やっていることは違うんだなぁ〜〜〜」
海未「(あなたは人間とはかけ離れた外見をしていますけどね… それにしてもなんでもありますね…この部屋は… ラジカセにバイオリン、プラモ、携帯…熊のぬいぐるみまであります…)」
しいたけ「そこが人間の良さであり悪しきところなんだがねぇ〜〜〜」 海未「(拳銃に…手榴弾までも…なるほど… 絵里が言っていたことが理解できました )」
しいたけ「ブフゥ〜〜君のことは絵里から聞いているよ〜〜〜さっそく…『面接試験』を始めるとするかな〜〜〜〜」
海未「!!(いよいよ…始まるってわけですね…)」
しいたけ「人が人を選ぶにあたって…一番大切なことは何か分かるかね?園田海未君」
海未「その人が…何が出来るか…ですか?」
しいたけ「ほう〜〜〜ブフフフフフ〜違〜〜うねぇ〜〜」
海未「……………」 しいたけ「最も大切なことは『信頼』だよ…園田海未君」
しいたけ「頭がいいとか才能があるなんて事は『信頼』に比べたらこのクラッカーの歯クソ程の事もないのだよ…」ニチニチニチ
海未「(汚いですね…この女… 生理的にうけつけません…!)」
しいたけ「テストとは君の『信頼』を見ることなんだよ園田海未君」
しいたけ「24時間このライターの『炎』を消さずに持っていてもらおう!」
しいたけ「それができたら君の入団を認めよう!それは『信頼』に値する人間ってわけさ」
しいたけ「さぁ…ライターを取りたまえ!」
海未「………………」
しいたけ「明日の3時君が再びここに来るのを楽しみに待っているよ…園田海未君」 『炎』を守れ!!
海未「24時間…ですか…」
看守「面会人はゲートをくぐったら再びボディチェックを受けてください」
海未「えっ?」
看守「館内を出ても良いという許可がでたら次の部屋へ進み自分の所持品を受け取ってください!」
海未「ボディチェック!?あなた!しいたけから何もきいてないのですか?」
ボディチェック女「えっ!?ボディチェックします!彼女から何かを受け取る事は禁止されています!」 海未「(何ですって!!私はてっきりしいたけが看守を買収していてこのライターを持ち出す許可をされていると思っていました…)」
ボディチェック女「面会人!両手を上げて前へ進みなさい!!」
看守1「」銃構え〜
看守2「」銃構え〜
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未「(まずいです…!ここで見つかったら『炎』を守るもなにもない!試験はすでに始まっているのですね…)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「(しかし!やるしかないです!このテストを乗り越え私は必ず入団しなくてはならない!)」
海未「(手の中の死角に!このライターと炎を隠します!!)」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド ボディチェック女「」パサパサポスポス
海未「(くっ…熱い…!)」
ボディチェック女「OKです。ここを出る事を許可します。」
ボディチェック女「ただし手のひらをあけて見せてください!チェックします!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ボディチェック女「花……?本物の花…」
ボディチェック女「この程度ならいいでしう。退館を許可します!」
海未「ライターを花に変え炎を花びらの中に隠しました… 危ないところでしたね…」
海未「しかしこの炎は…しいたけのスタンドなのでしょうか…?」
海未「まぁ… 取り敢えず寮の部屋に戻りましょうか…(疲れました…)」 風「今日も元気に吹き荒らしていくぜ!!!」
海未「消えなさい」テクテクテクテク
組み立て体操のタワーを作ってる女集団「園田!いいところに!カメラのシャッター押してくれ!」
海未「嫌です」テクテクテクテク
モブ女「あ!海未ちゃん!あのぉ〜もしよかったらぁ〜〜この後お茶でもm」クネクネ
海未「黙りなさい」テクテクテクテク
清掃員のおじいちゃん「お嬢さん…すまんのじゃが〜ドアを開けてもらえにゃせんかのぉ〜」
清掃員のおじいちゃん「両手が塞がっておってドアが開けられそうにないんじゃ…それにバケツの水もこぼれそうでのぉ〜」
海未「明日にしてください」テクテクテクテク
清掃員のおじいちゃん「ったく…近頃の若者はこれだから…」 寮のドア「おかえり〜」ガチャッ
海未「ふ〜〜〜〜…なんとか自分の部屋までたどり着くことが出来ました…あと23時間…頑張りますよ!海未!」
ライターの炎「あびゃー」
海未「ハッ!しまった!私のため息で!!」
ライターの炎「やれやれ…なんとか耐えたぜ…」
海未「ほっ…危ないところでした…」
海未「自分のため息で『炎』を消しかけるなんて…馬鹿なんですか!私は!!」
海未「絶対に炎が消えないようにしましょう…」
海未「パンに刺してライターを固定し、周りに本などを立てかけて風除けを作る…」ドン ドサッ ドドン
海未「よし!これでOKです!あとは時間まで見張ってましょう!今日は徹夜です!」 海未「…… 一応窓の鍵も閉めておきましょうか… 突然窓が開いたら困りますからね」
ドア「グェ〜やめてけろ〜」ガチャガチャ
海未「なッ!?ノックもなしに勝手に!?どこのどいつですか!!そんな無礼なことをするのはッ!!」
海未「ドアの鏡に写っているあの姿は……あのうるさい旅行者!!!隠れましょう…!」
海未「(ったく…なんで自分の部屋を泥棒みたいに窓の外からコソコソ覗かなくてはいけないんですか…)」
穂乃果「海未ちゃ〜ん… はいないみたいだね…よし!今のうちだ!!」 海未「あの旅行者… 確か名前は高坂穂乃果!!なぜ私の寮の住所をしっているのですか!!」
穂乃果「海未ちゃんめ〜本当に穂乃果の荷物はもうないじゃん!!!でもパスポートならまだあるかもしれないよ!!」
穂乃果「パスポートみたいな身分証を裁くのは難しいからね!!って雪穂が言ってた!!!」
海未「この穂乃果って人は独り言でもうるさいのですね… 雪穂って誰ですか…」
穂乃果「パスポートの再発行は1.2週間かかるっていってたし〜〜 それに再発行のパスワードは日本に帰るためだけのもの… だからこの町以外どこにもいけない!!!」
穂乃果「穂乃果そんなの嫌だよ!!せっかくイタリアに来たんだもん!!穂乃果のバカンスのために!!!絶対パスポートを取り返すぞ〜〜〜!!!」
穂乃果「そしていっぱい写真撮って雪穂に自慢してやるもんね!!」
海未「パスポートくらい静かに探しなさい!!!」 海未「って…パスポートを探している!?まずいですっ!!このままだと机の引き出しとかを探されて『ライターの炎』を見られてしまいますッ!!」
海未「そうしたら『ライターの炎』を消されてしまう!!!(いや…この人の性格ならほかって起きそうな気もしますが……)」
海未「穂乃果に『ライターの炎』を見られる前にライターを回収しなくては!!!」
海未「机の上の電気ッ!ここにある電気のスイッチ…これはここから電線のコードで電気まで繋がっています!」
海未「『ワイルド・スターズ』!!」無駄ァ
海未「『ワイルド・スターズ』で電線のコードをヘビに生まれ変わらせました!!」
海未「あとはパンに噛み付いたヘビをコードごと引っ張れば…」
ヘビ「あっつ!!」
海未「しまった!炎がヘビに!」 穂乃果「んん〜?今なんか音がしたような…?」
穂乃果「パンの上にライター…?」
海未「バレた!?炎を消されるのだけは止めなくては!!」ダダダダ
穂乃果「あっ!!穂乃果のパスポート!!!ってうわあああああああん焦げてる!!!」パスポートブンブン
穂乃果「ふ〜〜〜…パスポートは無事でよかったよ〜!!って…あれ?パンの上のライターがなくなってる?」
穂乃果「まぁいっか!!このパンはもらってくよ!海未ちゃん!荷物を取られた仕返しだよ!(美味しそうだし!)」
穂乃果「んん〜〜今日もパンが美味い!!さ〜てバカンス!バカンス〜〜!」
海未「危なかったです…もう少しで「炎」を消されるところでした… 穂乃果ががさつな性格で助かりました…」 海未「この園田海未には夢があります!その夢の第一歩のためにこの『炎』を守り抜いてみせm」バシャア
水「オーウ イェース」
清掃員のおじいちゃん「すまんのぉ〜階段の掃除をしておったんじゃ…」
清掃員のおじいちゃん「でも かかったのがしぶきだけで水がかからなくてよかったわい!」
海未「ハッ!!!」
炎「燃え尽きちまったぜ…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 海未「なんてことです!!まだ1時間しか経っていないのに『炎』が…!!」
清掃員のおじいちゃん「『炎』がどうかしたかの〜?わしがそのライターを壊してしまったのかの〜?」
海未「いや…なんでもないです… おじいちゃんは関係ありません…」
清掃員のおじいちゃん「そのライター…見たところ壊れてはおらんようじゃがの〜 ガスの出ている音もする…点火ボタンは押してみたのかの?」
海未「そんなはずはないです… !点火なんてできるはずが…(そう…『再点火』なんてできたら…テストの意味なんてなにもないです!)」
炎「復活だぜ!!ヒィィィーーートーーー!!」シュボァアアア
海未「!?」
清掃員のおじいちゃん「おお〜何も問題なくついたのォ〜よかったわい!ほら…かえすぞい!」
海未「(おかしいです…『再点火』なんてできるはずが…絶対ににおかしいです…)」
ブラックサバス「」テクテクテクテクテク
海未「こ…これはっ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ブラックザバス「」テクテクテクテクテク
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「これは…!まさかっ!!!」 ブラックサバス「おまえ…!『再点火』したな!」じじいガシィ
ブラックサバス「チャンスをやろう…向かうべき『2つの道を』……!!」
清掃員のおじいちゃん「お…おかしい…体が全く動かんのじゃ…」
海未「スタンド!これは…『しいたけ』のスタンド!(まさか!『再点火』したからでてきたって言うのですか!!)」
ブラックサバス「チャンスには『おまえが向かう2つの道』がある」
ブラックサバス「生きて『選ばれる者』への道…そしてもう1つは!!『死への道』!」
ブラックサバス「『再点火』したのだ!」
海未「スタンドの口から!矢が!!矢がおじいちゃんの体をッ!!」
ブラックサバス「受けてもらうぞ!!」グッチャアアアアアア
海未「おじいちゃああああああああああん!!」 しいたけのブラックサバス!!
海未「あなたッ!!何をやっているのですかッ…!!!」
ブラックサバス「この『魂』… 『選ばれる者』では… なかった」おじいちゃんポイー
海未「おじいちゃん!!」キャッチ!
海未「し、死んでいます… これが絵里の『行けば分かる』と言っていた…」
海未「今のようにしてしいたけが『スタンド能力』の眠っている者を選んでいるということですか…!!」
ブラックサバス「おまえも『再点火』したな?」
ブラックサバス「チャンスをやろう…向かうべき『2つの道を』……!!」グオオオオオオン 海未「これはまずいですね…飛び上がって回避をッ!」ピョン
海未「ふぅ〜〜うまくかわせました… しかし… 今度は私のことも襲ってきています…」
海未「どうやら『再点火』した者を無差別で襲ってくるスタンドのようですね」
海未影inブラックサバス「グワァァァァァァ」海未足ガシィ
海未「なッ!!捕まった!?(私の影から『ワイルド・スターズ』が引きずり出された!?)」
海未「私の意思に関係なく『ワイルド・スターズ』が引っ張り出されている!!!」
海未「くううううううううううう…このパワー…!!ダメです…首にかけられている手を剥がすことができません…!」 ブラックサバス「ひとつは『選ばれるべき者』の道へ!」
海未「本体のしいたけはここから5kmも離れた刑務所の中…『遠隔操作』なのに!私の『ワイルド・スターズ』よりもパワーが強いです…!!」
ブラックサバス「さもなくば『死への道』ッ!」
海未「このままだとおじいちゃんの様に矢が私の体に… くっ…矢を… 掴みます!!」ガシィ
海未「矢を掴んだだけで手が…」ブシィィィ
海未「このまま『ワイルド・スターズ』が矢でまともに貫かれたのならッ!!私は確実に死んでしまいますッ!!」
ブラックサバス「ウッシャアアアアアアアアアアアアアアアア」
海未「やむを得ません…!この園田海未には夢があります!」 海未「たとえ『しいたけ』が私の入団しようとしている組織の幹部だとしても!私の『夢』をはばみ!あのおじいちゃんのように関係のない者を簡単に殺す様な人ならば!!」
海未「倒さなければなりません!!」
海未&ワイルド・スターズ「無駄ァ!」ゲシャアアッ!
ブラックサバス「プゲェァッ」
海未「敵スタンドの体制が崩れました!!」
海未「今です!」
海未&ワイルド・スターズ「無駄無駄無駄無駄ァァァ」バキバキバキバキバキ
ブラックサバス「ガッパァァァァァ」ドッシャアアアアン
海未「『ワイルド・スターズ』!あなたの感覚だけが暴走して全ての動きがゆっくりと見えます」ドン! 海未「………………消えた…?」
海未「(あのおじいちゃんを襲った時と同じです…!しかし!今は『ワイルド・スターズ』の能力を食らっている!動きのコントロールなんて出来るはずがありません!!)」
海未「動けたとしても!非常にゆっくりなんです!消えるなんて絶対にあり得ませんッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「いったいなんなんですか…!彼女の能力は……!!どういう事かは分かりませんがこの辺にいるはずなんです!ゆっくりと動いているはずなんです!!」
海未「このゆっくりの時に倒さなければ!おじいちゃんを襲った時の様にいきなり攻撃されてしまいます!!今度捕まったら…私は…!!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未の影inブラックサバス「ズアアアアアアアア」ガシィ
海未「なッ…!?(なぜ掴まれているのですか…!!)」
海未「か…影…!影の……『中』に!!」
海未「し…しまった!完全に不意を突かれました…!!防御している暇が…くううううううううううう」
太陽「サンサンサンサンサンサンサンサン」
ブラックサバス「ムムムッ!!」
海未「えっ?あれ?きゃああああああああ」ドサッ 海未「痛い…です… どうやら手すりから落ちてしまったみたいですね… 」
海未「ハッ!!!まさかッ!この能力の正体とは!!」
海未「試しに影に手を入れてみましょう」
ブラックサバス「シャアアアアアアアアアア」
海未「影から手を戻します…」
ブラックサバス「プイッ」
海未「もう一度…」
ブラックサバス「シャアアアアアアアアアア」
海未「戻します」
ブラックサバス「プイッ」 海未「影です!影の『中』です!影の『中』だけを高速で行き来できるスタンド!!」
海未「もしもこのスタンドが『影の中』でしか動けないのだとしたら…?無理矢理このスタンドを太陽の陽の下に連れ出したらどうなるのでしょうか…?」
海未「試してみる価値はあります!それがこのスタンドの弱点かもしれません!!」
海未「しかし!もう時計は4時10分をかなり回っています…!もうすぐ『陽』が寮の向こう側に沈んでしまいますッ!!!」
海未「彼女のスタンドはそれを待っているッ!それまでに…なんとしてでも倒さなくてはいけません!!!」
穂乃果「海未ちゃん…!!」
海未「え?」 穂乃果「あなたは…何をやっているの…!?」
穂乃果「階段の下で倒れている人は何!?海未ちゃんは荷物やパスポートを盗むだけじゃなく…」
海未「穂乃果………」
穂乃果「その人に何をしたの!?海未ちゃん!!」
海未「ち…違います!!誤解しないでください!!私じゃなくてそこにいるスタンドが…」
海未「はっ!!い…いない…!?」
穂乃果「穂乃果見てたんだからね!!海未ちゃんの部屋の窓から海未ちゃんがそのおじいちゃんと話しをしていたところを!!!」
穂乃果「そのライターに火をつけるところを穂乃果見てたんだからね!!」
海未「『見てた』……ですって!?(まさかッ!!)」
手すりの影inブラックサバス「シュコォォォォォォォォ」
海未「(手すりの影に敵のスタンドが…!?このままでは穂乃果の下へ…)」 海未「穂乃果ッ その『手すりの影』を踏んではいけません!!影から出てくださいッ!!早くッッ!!!」
ブラックサバス「ハァァァロォォォォンンンン」ガシィ
穂乃果「穂乃果の…『カラフル・ボイス』が…??」
海未「くっ…遅かったッ!!!」
ブラックサバス「『再点火』を見たな!」
ブラックサバス「チャンスをやろう…おまえには向かうべき『2つの道』がある!!」グワァァシイイイイイ
穂乃果「こ…これは!?う…動けない…!?」
ブラックサバス「ヌゥゥワァァァァァ」 海未「『ワイルド・スターズ』!!」ガキィィイイイン
穂乃果「あっ…(これは海未ちゃんのスタンド…?の手…?が…矢に貫かれて…)」
矢「ググググググ」ブッシャアアアアアアアアアア
穂乃果「海未ちゃん!!」
海未「いいんですよ… これでッ!!」
海未「ううう…… すごく…痛いです… ですが!おかげでこの影のスタンドを日光に引きずり出せたようです…!!」 ブラックサバス「ヌ!?」
穂乃果「手すりが…!?植物に…!!」
海未「『ワイルド・スターズ』で手すりをアサガオに変え垂れ下がらせました!あなたは『手すりの影』からでました!!」
太陽「サンサンサンサンサンサンサンサン」
ブラックサバス「ヌゥゥワアアアアアアアアアアアアアアアア」
海未「おしい!!近くの影に逃げられました…」
海未「しかし!やはり陽の光が弱点のようです!完璧に影から引きづり出せば…勝てます!!」
穂乃果「海未ちゃん!!『今のスタンド』はなにッ?」 海未「説明すれば長くなりますので…簡潔に言います…」
海未「見ての通り私たちは攻撃されています!そして『あのスタンド』は影の中では無敵です!」
海未「あのライターを点火したおじいちゃんは殺されてしまいました… そしてそれを見た私達も攻撃の対象になってしまっているのです!」
穂乃果「今のは『弓と矢』の『矢』だ!!!イタリアにもあったなんて…」
海未「う…うん?」
穂乃果「海未ちゃんは…何をやってるの!?なんで海未ちゃんは『矢』を持ったスタンドに攻撃されてるの!?」
海未「説明すれば長くなります… だけど私は何も知らないんです!あなたはあれを見たことがあるのですか?」
穂乃果「穂乃果が言ってるのは『スタンド』のことじゃないよ…!『矢』の事を言ってるの!!海未ちゃんはあの『矢』の事を知らないの!?」
海未「知らないです… なんなんですか…?あの『矢』は…?あの『矢』に何かあるんですか…!?」
穂乃果「海未ちゃんは今なんで穂乃果のこと助けてくれたの?」
海未「そんな事はどうだっていいんです!もう陽が暮れてしまいます!!『矢』の事を教えてください!!」
穂乃果「なんで穂乃果の事を助けたの!?穂乃果は盗人の海未ちゃんに『恩』ができたなんて思わないからね!!」
海未「………………」 海未「ライターの『点火』は私の行動が原因です… あのおじいちゃんはどうしようもなかったんです…」
海未「すごく嫌な気分です…… 自分の行動は正しいと信じていますがとても真っ黒な気分なんです…」
穂乃果「……………」
海未「この園田海未には正しいと信じる夢があります!」
穂乃果「…………」
風「ビュオオオオオオオオオオオオ」 穂乃果「『遠隔自動操縦』だよっ!あのスタンド…!」
海未「『遠隔自動操縦』……?」
穂乃果「2年前----穂乃果の住む音乃木坂にもあの『矢』があったんだ!そしてその『矢』に刺されて穂乃果は『スタンド能力』を身につけたの…!」
穂乃果「『矢』のルーツは知らないんだ… でも!同じ様なタイプのスタンドになら出会った事があるよ!雪穂とヒデコ フミコ ミカと一緒に『変態』と戦った時にね!!」
海未「………変態……音乃木坂……?(そしてまた雪穂ですか…)」 穂乃果「本体からの遠隔操作なのにパワーがすごいんだ…… それは自動操縦だからで… 単純な動きしかできないけど目的を遂げるまで攻撃を絶対にやめないんだよ…」
穂乃果「でもでも!『本体』はここで何が起きているか分からないから『本体』をやっつけちゃえば大丈夫!!」
海未「穂乃果… 残念ですけど それは不可能です… 本体は『牢獄』の中にいてとてもじゃないけど行けません」
穂乃果「そんな〜〜〜〜」シュン
カラスの群れ「カァー カァー カァー 」バサバサバサバサ
穂乃果「カラス…??」
海未「もうすぐ陽が落ちてしまいます… それまでに早くあのスタンドを陽の光の下に引きづり出しましょう」
穂乃果「い…いない…?(さっきまでいた寮の影に…いない…?」
海未「私は寮の裏側に回ります」ダダダダダ
カラスの群れ「カァー カァー カァー 」バサバサバサバサ
木の影inブラックサバス「ヌフフフフフ掴んだぜィ!」海未足ガシィ
海未「なぜです…!?なぜ寮の影から出てこれたのですか!?」 穂乃果「鳥の影だよっ!!飛んでる鳥の影を利用してここまで移動してきたんだ!!」
海未「こ…このッ!!」無駄無駄無駄ァ
ブラックサバス「ノロイ!ノロイ!」海未足ガシィ
海未「くうう… 速いです…!」
海未「しまった…ッ!完全に足をっ!!このままではッ…もう…やられてしまい…」
穂乃果「『カラフル・ボイス』!!」ズドン
穂乃果「『ズドン』の文字でこのスタンドの両腕を重くしたよっ!!」
ブラックサバス「ヌヌヌヌ」ガシィ
海未「くうう…足が…!!」 穂乃果「そんなッ!!『手全体』を重くしたのに…なんで離さないの!?」
穂乃果「指なんて曲げてられないはずの重さなのに!足なんて握れるはずがないのに!」
海未「つ…強い…!!どうやら何が何でも私の足を離さないつもりですね……」
ブラックサバス「おまえには向かうべき『2つの道』がある!!」グワァァシイイイイイ
穂乃果「(このままじゃ…『ズドン』の重さで海未ちゃんの足がくだけちゃうよ!!)」
穂乃果「解除しなきゃ!!」
海未「いや…そんな事はしないでください!!」
海未「これがいいんですよ!穂乃果!!」
穂乃果「え?でも…海未ちゃんの足が…」
海未「『重く』してくれたのがいいんですよ!!解除なんてとんでもないです!これがいいんですよ!!」
穂乃果「でも海未ちゃんの『足』がくだけちゃうよ!!」
バキィィィ!!!
穂乃果「そんな…!!海未ちゃんの『足』が折れっ…」 海未「てませんよ」
海未「よ〜く見てみてください…穂乃果」
穂乃果「折れたのは木の枝…?しかもボロボロに砕ける様に折れてる……!!それに葉っぱや種も落ちてきてるし!」
穂乃果「なんで!?」
海未「私の『ワイルド・スターズ』は生命を与え続ける能力です!だからあの木は成長を続けそして一生を終えたのです!!」
穂乃果「わ〜木が枯れ始めてる!」
海未「穂乃果が『重く』して石畳に『穴』を開けくれたおかげで『木の根』に触れることができました」
海未「感謝していますよ… !穂乃果」
穂乃果「いや〜それほどでも〜」テレテレ 太陽「サンサンサンサンサンサンサンサン」
ブラックサバス「ヌゥゥワアアアアアアアアアアアアアアアア」
海未「無事太陽の下に引きずりだせたようです!」
ブラックサバス「マダダ………」
穂乃果「まずいよ!海未ちゃん!!このままだと穴を掘った時にできた影に逃げられちゃう……!!」
海未「させません!穴は塞ぎます!!」
ブラック「グギャアアアアアアアアアアア」 海未「向かうべき『道』が2つあるとか言ってましたが あなたにはそんな『多い』選択肢はありえませんね」
海未「穂乃果… 一番日当たりの良さそうな『そこ』少し右にずれてもらっても良いですか?」
穂乃果「え?いいけど…」
海未&ワイルド・スターズ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」
海未「ゆっくり味わいなさい… 日光浴を!!」
ブラックサバス「ァァァァァァァァァァァァァァァァ」ブッショアアアアアアアアアアアアア
海未「あなたの行く『道』はたったのそれだけです!!」
穂乃果「おお〜〜〜!!!(かっこいい…)」
海未「とはいえ困りましたね… 私は組織に入団できるのでしょうか……?」 穂乃果、ギャングになる!!
穂乃果「そうだ!!あの『矢』!!このままほかって置いたら『犠牲者』がどんどん増えちゃう!!」
穂乃果「お母さんに電話してしらせなきゃ!!」ポチポチポチポチ
電話Box「コニチワー」
海未「……………」ガシャン
穂乃果「何をしてるの…?海未ちゃん…」 海未「今『増える』と言いましたか?」
海未「『矢』をもってるしいたけのスタンドはもう倒しましたよ?」
穂乃果「違うよ!!確かに海未ちゃんのおかげで攻撃の危機は乗り越えられたけど… ただ攻撃をやめただけなんだよ!!」
穂乃果「本体はダメージなくまだピンピンしてるんだ…」
海未「生きてるのですか?しいたけは…」
穂乃果「うん… 『遠隔自動操縦』ってのは本体には全く影響がないんだよ… 多分… 『闘いがあった事』にすら気づいてないよ…」
穂乃果「そしてまたライターの火を再点火したのなら自動攻撃が始まっちゃう…」
海未「もう一度聞きます…本当に全く気づいていないのですか?私がスタンド使いだという事にも?」 穂乃果「うん…穂乃果と海未ちゃんが闘ったこと…そしてスタンド使いだって事には絶対気づいてないよ!」
穂乃果「音乃木坂の『変態』の時もそうだったからね!!(あの時はお母さんに助けられたけど…)」
海未「……………」
穂乃果「ねぇ…海未ちゃん?その指…どけてくれない?」
海未「それは無理な相談です 電話をさせるわけにはいきません」
穂乃果「どうして?」
海未「これはお願いです 敵は一人じゃなく『組織』なんです」
海未「穂乃果が喋ればそこからバレてしまう可能性があります」 海未ちゃんが『ギャング』になる
と穂乃果に話し始めた
最初は海未ちゃんそんなのに憧れてるの?危ないよ!!海未ちゃんは正気じゃない!!とも思った
だけど海未ちゃんの話の中には『正義の心』があった!!
そして穂乃果も!無関係なおじいちゃんを簡単に殺すような人たちは許せない!そして海未ちゃんとお友達になりたい!そう思ったの!!だから… 穂乃果「海未ちゃん!穂乃果もなるよ!ギャング!!なるったらなる!!!」
海未「…………………」
海未「穂乃果…あなた…馬鹿なんですか?」
穂乃果「いきなりそれは酷くない!?」
海未「ギャングになるということがどういうことなのか…分かっているのですか?」
穂乃果「分からないよ!!(すごく危険!ってことだけは分かるけど…)」
海未「(分からないよ!!って…… しかも即答ですか……)」 穂乃果「でも!無関係なおじいちゃんをあんな風に殺すなんて間違ってる!!そんなの許せないよ!!!」
穂乃果「それに…海未ちゃんとはお友達になりたい!!!」
海未「はぁ〜〜〜…… やれやれ…どうせ止めても聞かないんでしょうね…あなたは…(なぜだかそんな気がします)」
穂乃果「え?? じゃあ…いいの!?」
海未「ええ… いいですよ 面接試験のことは私がなんとかします(しいたけを始末すれば…面接試験のことは誤魔化せる…はずです…)」
穂乃果「え?試験…?」
海未「(面接を受けに行った時に同じく面接を受けに来たこの子と出会った…とでも絵里には言っておきましょう…絵里なら騙さs…信じてくれるはずです)」
穂乃果「どーーーしよ〜〜〜〜〜!!!試験!?数学かな!?英語かな!?」
穂乃果「穂乃果…試験はいつも赤点ギリギリだよ〜〜〜〜〜〜!!!」
海未「は…はい?」
海未「ほんとに大丈夫なんでしょうか…急に心配になってきました…」 今日は終わりです
話しは多少変えるところもあると思います 今後出ないかもしれないけど
×音乃木坂
◯音ノ木坂 誤字指摘ありがとうございます!
ちょいとだけ行きます 2度目の刑務所アタックです!!
刑務所「いィらっしゃいませ!!」
海未「(無事…ここに戻ってこられました…)」コツコツコツコツ
海未「(長い道のりでしたよ… ほんとうに…)」
海未「(穂乃果の事もあり少し緊張しますが…私ならやれます!!やってやります!!!)」コツコツコツコツ
海未「着きました… また見当たらないですね… 今度はどこに隠れているのでしょうか?」
しいたけ「特注の『ピッツァ』の差し入れがあってねぇ〜〜〜〜」モグモグモグ
海未「(部屋を覆い尽くすような巨大なピッツァ…それが壁と同化して見えなかったってわけですか… 相変わらず気持ち悪い外見してますね…食べ方も汚いです…)」 しいたけ「お待たせした…えーと…君は…園田…」
しいたけ「園田…………ええ〜っと………」
海未「園田海未です」
しいたけ「そうだったそうだった 園田海未君」
しいたけ「突然だが…信心深いかね…園田君」
海未「さぁ… あまり熱心とは言えませんね」
しいたけ「これから私は神の教えと矛盾する事を話すかもしれないが良く聞いてもらいたい」
海未「(しいたけを始末するには…この部屋にあるものを利用するのがよさそうですね…何が良いでしょうか…)」 しいたけ「この世で最も大切なことが『信頼』であるのならば最も忌むべきことは『侮辱』する事と考えている」
しいたけ「いいかね……『信頼を侮辱する』とはその人物の名誉を傷つけるだけではなく人生や生活を抜き差しならない状況に追い込んでしまう事だ」
海未「………………」
しいたけ「我々は金や利益のため、あるいは劇場やバスの席を取られたからといって人と争ったり命をかけたりはしない。争いは実にくだらんバカのする事だ」
しいたけ「だが!『侮辱する』という行為に対してだけは命を賭ける」
しいたけ「殺人も神は許してくれると、そう思っている!」
しいたけ「それを忘れるな おめでとう園田君」
しいたけ「 君の入団を認めよう」 海未「………………」
しいたけ「我が組織『パッショーネ』のバッヂだよ それが入団の証明だ…受け取りたまえ」
しいたけ「しばらくは絵里の指示で行動したまえ」
海未「(この隙間からなら攻撃ができます…この部屋のものを利用させてもらいますよ…)」
海未「(そしてついでに穂乃果の分のバッヂとやらもこいつから奪っておきますか…)」
海未「では…私はこれで…」 しいたけ「まじめに24時間炎を守ったのか?それとも『スタンド使い』になったのか……ブフ〜〜〜〜」
しいたけ「ま、そんなことはどっちでも良い… 生きて『炎』を持ってきたんだ……ああいう若くて何も知らん奴は利用できる…ブフフフフフフフフ」
しいたけ「……………はて」
しいたけ「冷蔵庫の扉は閉めたと思ったが…食事の後は血が胃に行くからな…まぁよい」
刑務所「ありやとっしたー!またしゃーっすーっ!!」
海未「……………」
海未「……………」
穂乃果「海未ちゃん!!どうだった?」
海未「まぁ… なんとかなりそうですよ」
海未「これ、穂乃果の分のバッヂです!これが入団の証だそうですよ」
穂乃果「おお〜〜〜かっこい…!!」
海未「(なぜ2つあるのか…と突っ込んで欲しいところですが…まぁよしとしましょう)」 しいたけ「バナナ〜バナナ〜バナナを〜〜食う〜〜♪」皮ムキムキ
バナナ「カチリ」
しいたけ「なんだ…今の音は…?」
しいたけ「まぁよい。いただきま〜」パクリ
しいたけ「なッ!?」
拳銃「バナナは実は俺だったんだぜ…」
しいたけ「ゲッ!!」
海未「『侮辱する』という行為に対してなら殺人は許されるんですよね?あなたのいうことは本当に大切なことです」
海未「あなたはあの無関係のおじいちゃんの『命を侮辱した』!!」
海未「だからあなたの拳銃を一丁バナナに変えておきました」
海未「最後の食事をよく味わって食べるといいですよ、しいたけ」
海未「残さず食べるのですよ?」
拳銃「ラブアローシュート〜!ばあん♡」
しいたけ「ガパアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 海未と穂乃果、絵里のチームと会う!!
海未「いいですか?穂乃果!これから絵里に会いに行きますが… 穂乃果の入団の経緯についてはわたしが伝えます!」
海未「穂乃果は余計な口出しはしないでくださいね?(穂乃果の事です…絶対余計な事をいうに決まってます!!)」
穂乃果「分かってるって!!」
穂乃果「絵里ちゃん…どんな人かなぁ〜〜楽しみだな〜」
海未「まるで緊張感がありませんね…(学校の友達と会うのとはわけが違うと言うのに…)」 絵里「海未?無事試験を『合格』出来たようね?」
海未「はい!おかげさまで…」
絵里「ところで海未… そっちの子は?」
穂乃果「ほ…穂乃果です… よ…よろひくお願いします!」
絵里「まるで話が読めないのだけれど… どういうことかしら…?海未…」
海未「じ…実はこの穂乃果も私と同じように面接を受けていたらしく…その時出会ったんです!そして『組織』に入団することになったみたいで…」
穂乃果「そ…そうなんです…!!」
海未「この通りバッヂもあります」 絵里「なるほどこれは本物のバッヂね…(嘘は言っていないようね)」
絵里「けれどしいたけからこの子が私の下につく…とは言われてないのよね〜」
穂乃果「あ!でも穂乃果は面接でしいたけさん?から絵里さんのところに行くようにと言われました!!」
海未「(なッ…!?か…勝手なことを…!!)」パンチッ
穂乃果「(ご…ごめぇ〜ん)」
絵里「でもあなたは私のことは知らないわよね?なのにどうやって…」
穂乃果「う…それは…!海未ちゃん!!海未ちゃんについて行けと言われたんです…!!ね!!!」
海未「え…えぇ!じ…実はそうなんです…!穂乃果とはちょっとだけ面識があって…(また勝手なことを…!!)」
穂乃果「(う…海未ちゃんの顔がおっかない…)」
絵里「(そう言えば…今朝しいたけが『自殺』した…との連絡があったわね… 穂乃果って子の事を私に連絡する前にしたってことかしら…?)」
絵里「分かったわ(海未のお友達なら心配はいらないわね)」 海未「じ…じゃあ!」←※幹部殺し
絵里「えぇ 穂乃果の事も私が面倒をみることにするわ!」
穂乃果「やったぁーー!!」←※その共犯
絵里「海未と穂乃果!これから私のチームのメンバーと合流するわ!」
絵里「集合場所に着くまでの間に『組織』について話すからよく聞いてね?それと私のことは好きなように呼んでくれても構わないわよ?」
海未「はい!絵里!!(なんとかなりましたね… 穂乃果ときたら余計な事ばかり…寿命が縮みましたよ…まったく…)」トホホ
穂乃果「はーい!ぅ絵里ちゃん!!(チームのメンバーか〜どんな人かな〜楽しみだな〜)」ワクワク 絵里「『組織』の頂点にはボスがいるわ
そしてその下に何人かの幹部たちがいる
ボスは信頼する右腕の部下としか連絡を取らず何者なのか…どこにいるのか…私達に知る方法はないのよ…」
絵里「この国のギャングは他国のギャングと違って『目立つ事』を嫌うのよ… それは暗殺に繋がるから…ね 」
絵里「だから幹部といっても一般の市民と見分けがつかないような服装をするし表向きの仕事を持っていたりもするのよ」
海未「(しいたけはとてもそうは見えませんでしたけどね…)」
穂乃果「なるほど…なるほど!」フムフム
絵里「人望を集め組織のために数億以上のお金を稼げば幹部になれるのよ その下にいるのが私達ってわけね」
穂乃果「(数億以上… 穂むらの売り上げの何倍だ!?穂乃果…実はとんでもないところに来てるんじゃ…)」
海未「(やっと気付きましたか…)」
穂乃果「(ハッ!!海未ちゃん脳内に直接!?)」
絵里「ちょっと?聞いてるの?」
穂乃果「き…聞いてるよ!数億以上かせぐんだよね!?(そこしか聞いてないけど…)」
絵里「あら…ちゃんと聞いてたのね… 続けるわよ?」 絵里「下っぱの私たちは6〜10人程度のチームに分けられているの… まずはそのチームに入って『縄張り』の中で仕事をするのよ」
絵里「私達の主な収益はカジノを仕切ること、商店などを守るその介護料よ」
絵里「他にも『暗殺者チーム』『麻薬を扱うチーム』などがあって…同じ組織の人とは言えそこの人たちとはあまり関わりあいたくないってのが本音ね」
絵里「穂乃果!海未!これが私達の組織の『構成よ!だから私達が『謎』の『ボス』に近づくためには認められなくっちゃならないの!」
絵里「誰かボスの近くにいる者に認められる『信頼』を得なければボスは倒せない…ボスの事を探るだけでもすぐにバラされる組織だからね…」
絵里「私達はまず『力』をつけるのよ!ボスに近づくことのできる『力』をね!」
穂乃果「お〜〜『力』!!穂乃果、頑張るぞぉーー!!」
海未「相変わらずやかましいですね…あなた…」
絵里「目的地に着いたわ!行くわよ…2人とも!」
穂乃果「ついに…!!ついになんだね!!」
海未「………………」
レストランのドア「いィィィらっしゃあまァせ」ガチャ 今日はここまで!
次回からは他のメンバーも登場します! おつ。5部にカラフルボイス(エコーズ)がいるとどうなるんだろ? 穂乃果加入で色々変わって来そうだね
今後の展開が楽しみだ ぱっと思いついたのだとピストルズの弾丸に音の文字を貼り付けたらずっこいことができそうですが変えすぎても5部そのものの名シーンを消してしまいそうでどうしようかって感じです 所々寒いけどやり切るなら見るよ
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