海未「この園田海未には夢があります!」
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穂乃果「私は高坂穂乃果!穂乃果は今!お母さんに頼まれた人探しをしにイタリアに来ています!」
---南イタリア ネアポリス空港---
穂乃果「っていきなり「穂乃果、私の友達の娘さんに会ってきて」って言われても無理に決まってるじゃん!」
穂乃果「はぁ〜〜〜…… 取り敢えず市内にあるホテルまで行こーっと!おじさ〜ん!市内までタクシーだといくら〜?」
おじさん「4000円〜5000円くらいかな」
穂乃果「ありがと〜 …ん?」 所々寒いけどやり切るなら見るよ
エタるの目に見えてるけど 凛「なんか外の天気もいいし!今日くらい勉強しなくてもいいんじゃないかな〜?なーんか今日は乗り気じゃないにゃ〜」
希「ずへこべ言っとらんと早く問題解き?うちも一緒に考えてあげるから!」
問題:16×55
希「いい?5×6はいくつや?」
凛「5×6は〜……うーん……うーん……30!!!」
希「そう!これが分かればもう半分できたも同然やん!頑張って解き?」
凛「そっか!ろくご30にゃ!」
にこ「ちょっと〜?何よ!!これ!?」 希「何って…にこっち…ただのイチゴケーキやん?」
にこ「そんなん見りゃあ分かるわよ!!にこが言ってんのは『ケーキ』の事じゃあなくて『数』のことよ!!」
にこ「ケーキが4つなのよ!!この『宇宙No1ギャング』矢澤にこにーに死ね!って言いたいの!?」
希「4切れじゃ足りんってこと?にこっち以外と食いしんぼさんなんやね」
にこ「ちッがうわよ!!『4』って数字は縁起が悪いの!!気ィきかせて『2』か『5』にしときなさいよ!!ったく… 使えないわね〜〜」
希「『2』と『5』って…ただ自分の好きな数字を言いたいだけやん…それ…」
真姫「ただのアホね…ほかっておきなさい…希」ヤレヤレ
にこ「あんたねぇ〜〜!!!!」
凛「できたにゃ!」 希「16×55=28…?」
希「なんや…これ?」
凛「えへへ♡合ってる?」
ワシワシポーズ希「ニヤニヤ」
凛「そ…その手は…まさか…」
ワシワシポーズ希「うち…不正解したら『お仕置き』って言ったやん?」
凛「や!間違えたにゃ!もう一回解き直すから…!!」
ワシワシポーズ希「問・答・無・用!!」ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシィ
凛「にゃああああああああああああああああああああああああ」
希「うっとり♡」
真姫「こっちもアホね…」 絵里「あなたたち!!なにやってるのよ!!」
絵里「昨日話した新しい仲間を連れてきたわよ!」
絵里「海未と穂乃果よ!」
穂乃果「こ…こにちわ…」
海未「(穂乃果に負けないくらいやかましい人達ですね……)」
にこ「!!」
凛「………………」
希「(海未って子全然胸ないね…ワシりがいがなさそうやん…でも穂乃果って子はなかなかのもんやね)」
真姫「………………」 穂乃果「高坂穂乃果です!みんなよろしくねっ!!!」
海未「園田海未です よろしくお願いします」
…………………………
凛「ごめんね…希ちゃん…凛もっと一生懸命勉強するよ!だからまた教えてほしいにゃ!」
希「うちこそごめんな?いきなりワシっちゃって…」
にこ「ここの紅茶は美味しいわね〜〜」
真姫「フン……………」ツーン
海未「………………」
穂乃果「あ……あり……?」 絵里「ちょっと!あなたたち!!エリーチカが連れてきたのよ!?愛想よくしなさい!!2人とも証明のバッヂももってるわ!!」
海未「(まぁ…穂乃果のは私がしいたけのを奪った物なんですがね…)」
チョロチョロチョロチョロ
にこ「ん〜?(この音は…)」
真姫「……………」チョロチョロチョロチョロチョロチョロ
凛「!!(真姫ちゃん…紅茶に…)」
希「!!(真姫ちゃんの聖水プレイ…?)」
真姫「それもそうね…」
真姫「海未と穂乃果…だっけ?立ってるのもなんだしここに座りなさいよ… お茶でも飲んで」
真姫「話でもしようじゃない」 アバッキオ真姫
ナランチャ凛
ミスタにこ
この3人は想像通りだなw にこ「プックククク」
真姫「歳はいくつ?」
海未「16です」ストッ
穂乃果「穂乃果も16だよっ!」ストッ
真姫「ふーん」
凛「16?凛よりも1つ上だね(って真姫ちゃんもだにゃー)」
海未「いただきます…」
穂乃果「いっただきまーす!!」
海未&穂乃果「うっ!!(この臭い…!!)」 真姫「ニヤリ」
にこ「ケケケケケ」
希「(真姫ちゃんの聖水プレイ…)」
凛「ニヤリ」
絵里「じゃあ私も一杯貰おうかしら?」
真姫「悪いけど…絵里は別で注文してちょうだい」
絵里「?」
絵里「…………?(もしかして私除け者にされてるのかしら…いや…まさか…ね?)」 海未「………………」
穂乃果「…これって!!」
真姫「これって?どうしたのよ…?何が言いたいの?穂乃果…だっけ?」
真姫「まさか先輩であるこのマッキーが注いだ紅茶が飲めない…とは言わないわよね?」
凛「ニヤニヤニヤ」
にこ「仲間になりたくないから飲まないんじゃないの〜〜〜?」
希「(どうせ飲まんやろ……飲むほうがおかしいし……)」
穂乃果&海未「……………………」
絵里「?」
絵里「さっきからなにやってるのよあなたたち!!(私だけ除け者は嫌よ?)」 海未「(いきなりハレンチな人達です!!私はこれからこんな人と仲良くしなくてはいけないのですか!!!しかし!『夢』のためです!!ええい!!!飲めばいいのでしょう!!飲めば!!!)」グイィィィィイイイイ
ゴグゴクゴクゴクゴクゴクゴク
にこ希真姫凛穂乃果「えッ!!」
真姫「嘘でしょ?」
凛「本当に飲んじゃったにゃーーー!!!」
にこ「飲んでるはずないじゃない!なに?どうやったの?にこにだけ教えなさいよ!」
希「真姫ちゃんの聖水プレイ!(嘘やろ?)」
穂乃果「まさかッ!?あの海未ちゃんが!! 海未「さぁ…どうでしょうね?あなたたちだって『能力』を秘密にしているのでしょう?」
にこ希真姫凛「!!」
穂乃果「そうか!海未ちゃん『ワイルド・スターズ』の能力を使って!!」
海未「(歯の一本を体質の98%を水分で構成するクラゲに変えて吸い取らせました なんとか飲まずに済みましたね… 飲まずには…)」
にこ「で…穂乃果?あんたは飲まないでいる気?」
希「海未ちゃんは飲んだんやもん 自分だけ逃げるってのはよくないやん?」
凛「そうにゃ!そうにゃ!」
真姫「…………………」
穂乃果「げっ(覚えてた!?)」 穂乃果「(海未ちゃんは能力を使ってなんとかしたんだ!!穂乃果もこの『カラフル・ボイス』で!!)」
真姫「ちょっと!そんなカップを振りかぶって…まさか割るつもり?」
穂乃果「違います!!!突然ですが!!!これは気合のポーズです!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!高坂穂乃果!!!飲ませていただきます!!!」
穂乃果「(大げさなポーズに気を紛らわせてるうちに…!!『プルン』の文字!これで紅茶をプルップルのゼリー状にするよ!!そして飲んだふりをして見えない角度で床に捨てるんだ!!!)」グイィィィィイイイイ
クビクビクビクビクビクビクビクビクビクビ
海未「ホッ…(穂乃果もなんとかなったようですね… 飲んだか飲んでないかは知りませんが…)」
凛「お〜〜穂乃果ちゃんも飲んだにゃ!!!」
希「真姫ちゃんの聖水プレイ!!(もうなんでもええわ………)」
にこ「希さっきからそれしか言ってないじゃない!もっと…なんかあるでしょ!!」
真姫「フン…まぁいいわ」
絵里「(よく分からないけれど…二人ともうまく馴染めたようね…良かったわ!エリチカ一安心!)」 今日はここまでです!
次回は真姫ちゃんのデビュー戦ですね!
穂乃果も活躍させるつもりです! しいたけの遺産をねらえ!!---真姫の追跡!
マリカ「今さっき聞いた情報なんだけどさー
しいたけが自殺したらいよ」
ココ「はい?」
ココ「自殺?あのデブが?」
マリカ「そうらしいよー?自分の拳銃を口に咥えてバァンとやっちゃったんだってさ〜」
ココ「ほんとに自殺なの?殺しじゃなくて?」
マリカ「マジで自殺なんだってさー 『専門家』?がそう言ってたらしいよ〜」
ココ「へぇ〜 あのデブがね…」
マリカ「それよりココはしいたけの隠し財産の噂はしってる?」
ココ「うわさ?知らないよ…そんなの…宇宙の果てを知らないようにそんなもの知らない」 マリカ「しいたけは牢獄に入る前に自分の財産を宝石とか金塊に変えてどっかに隠したってウワサなんだ!」
マリカ「隠し財産ってこと!組織にも内緒で銀行にも預けられないやばいお金だってさ」
マリカ「そのお金はしいたけが死んで誰の物でもなくなって…『フリーなお金』になった!つまり最初に手にした者のお金になるってわけ!」
マリカ「金額にすると4億とか言われてるらしいよー?」
ココ「4億!?」
ココ「もしそんだけあればなんでも出来そうだね」 マリカ「そう!そのお金を組織に納めればしいたけの代わりに幹部にだってなれるってわけ!」
マリカ「絵里のやつが隠し金のありかを知ってればぶんどれるんだけどなー」
ココ「絵里って確かネアポリスのチンピラ?そんな奴がどうしたって言うの?」
マリカ「こっからは私の考えなんたけどさー
しいたけのあの体型で4億なんていう大金を安全に隠せると思う?」
ココ「無理だね デブだし キモいし」
マリカ「そう! だから誰かにやらせたとあたしは踏んでるんだよねー」
マリカ「そしてそれを誰にやらせたか…しいたけは絵里のことをえらく気に入ってた…だからやらせるとしたら絵里なんだけど…」
マリカ「隠し財産がマジであるって言うんだったら絵里は絶対に動く!そこを狙えば….….」
マリカ「って…!ちょっとココ!!マジで信じちゃったのかなーあの子…行っちゃったよ…何も運転をほっぽり出して行くことはないのに…」 希はパープルだからか
なんかわからなくもないけどフーゴ枠ってことはつまりそういうことか ラジカセ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
にこ「(うるっさいわね…)」
にこ「ちょっと!?凛! 凛!!!」
凛「…….?どうしたの?にこちゃん」
にこ「え〜〜と…その…あれよ!あんた確か飲み物持ってたでしょ?一本くれない?」
凛「え…でもこれ凛が買ったやつだよ?」
にこ「別に一本くらいいいじゃない!はやくよこしなさいよ!」 >>164はミスです
こっちに訂正で
ある海のある船の上…
凛「〜〜〜〜♪」
ラジカセ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
にこ「(うるっさいわね…)」
にこ「ちょっと!?凛! 凛!!!」
凛「…….?どうしたの?にこちゃん」
にこ「え〜〜と…その…あれよ!あんた確か飲み物持ってたでしょ?一本くれない?」
凛「え…でもこれ凛が買ったやつだよ?」
にこ「別に一本くらいいいじゃない!はやくよこしなさいよ!」 凛「しょうがないにゃ〜 コーラ?それともスプライト?」
にこ「コーラ」
凛「はい!コーラ!」
にこ「あ、やっぱスプライトにかえるわ……透明だからね……」
凛「……?」
凛「はい!スプライト!」
にこ「あとちょっとこの本もってくれない?」
凛「いいけど…」
にこ「ニヤリ」
にこ「(ラジカセにこのスプライトをぶっかけて二度と音が鳴らないようにしてやるわ!ケケケケ)」ジョボジョボ にこ「ん あんがと」
凛「〜〜〜〜〜♪」
ラジカセ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ……………」
凛「あれ!?音が止まっちゃったにゃ!!!なんで…!?まだ買ったばっかなのに!!!」
にこ「(ふぅ〜これで静かにアイドル雑誌が読めるわ…)」
穂乃果「真姫ちゃ〜〜〜〜ん!こっち来て一緒に遊ぼうよ〜〜〜」ダキィ
真姫「ヴェェェ ちょっと!くっつかないで!」
希「お!真姫ちゃん!さっそく仲良くなったん?良かったな〜」
真姫「ち…違うわよ!!」
海未「(あぁ… 真姫… あなたも『そちら』側に行ってしまうのですね…)」ホロリ にこ「それでさぁ〜〜〜絵里!!」
にこ「いい加減話してくんない?この船がどこに向かっているのか」
にこ「まさかみんなでバカンスに行く…とかふざけたことは言わないわよね〜?」
真姫希海未「………………」
凛穂乃果「バカンス!!??」
絵里「そうね 陸も遠くなったことだしそろそろ話しましょうか… あとバカンスではないわよ」
凛穂乃果「そ…そんな…」 絵里「しいたけが自殺したわ!だからこれから彼女の遺産の回収に行くわよ!!」
真姫「……………」
にこ「しいたけが自殺…!?」
希「へぇ〜 あのおデブちゃんが」
凛「遺産!?」
穂乃果「金銀財宝!?」
絵里「なぜしいたけが死んだのかってのはこの際どうでも良いわ」海未チラリ
絵里「彼女は死んで当然の事をやってた幹部だからね」
海未「(私の置き土産がうまくいったようですね…)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「……………………」海未チラリ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「……………………」 絵里「というよりもしいたけが自殺したのは幸運よッ!しいたけには『6億円』の隠し財産があるもの!」
絵里「そしてそのありかを私は知っている!!しいたけに命令されて隠したのはこのエリーチカだからね!!6億円は私たちのものよ!!!」
穂乃果「6億ゥゥーーーーー!?穂乃果たち億万長者じゃん!!」
絵里「そのお金があれば『幹部の座』が手に入るわ!!けれど…私たちがそのお金を手にしなければ他のものに奪われてしまう…!!」
海未「(絵里が…幹部に!?いきなり話しが大きく動きましたね… この点に関してはしいたけに感謝と言ったところですか… 殺ったのは私ですが…)」 穂乃果「おお〜幹部…!!」
真姫「6億ですって!?それはどこに!?」
凛「カプリ島のどこに六億ものお金を隠したの?絵里ちゃん!!!教えてにゃーー!!」
絵里「それはまだ言えないの…隠し金の噂が組織の一部で流れているわ!だからお金を完全に確保するまでは安心できないのよ…」
甲板のBOX「ズオオオオオオオオ」
絵里「!!」
凛「え…絵里…ちゃ…」ガオン 絵里「ちょっと…!?凛!?」
にこ「あに遊んでんのよ…」
希「い…いない…?」
真姫「今確かにここのBOXのとこにいたはずなんだけど…」
穂乃果「凛ちゃんが…甲板のBOXに吸い込まれた…!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 海未「これは…凛の履いていた靴…ですね…」
真姫「貸しなさいッ!!海未!!」
希「うちにはよく状況が飲み込めてないんやけど…凛ちゃんは一体どこに行ってしまったんや…」
絵里「あなた達見えなかったの?私には『凛』がこのBOXの中に引きずり込まれたように…見えたのだけれど…」
穂乃果「穂乃果にも…そう見えたよ…」
希真姫海未にこ「………………」 にこ「ンなわけあるわけでないでしょ〜!?凛のやつ隠れて遊んでんじゃないでしょうね〜…… だったらさっさと返事しなさいよ!りn」ガオン
希「にこっち?」
一同「いない…?」
絵里「まさか……!!」
希「ちょっとにこっちまでふざけたことせんといて〜 はよ出てきt」ガオン
………………………………………………………
絵里「………希…?」
絵里「ちょっと!希!?」
一同「いない…」
絵里「真姫!海未!穂乃果!お互い離れちゃダメよ!攻撃されているわ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 絵里「この船のどこかに何者かが潜んでいる!!これはスタンド攻撃よっ!!!」
絵里「希!凛!にこ!聞こえないの?返事をしなさい!!」
絵里「『お金』よ!私がしいたけの隠し財産の場所を知っているって言うのがなぜかバレていて…それを私たちから横取りするつもりみたいね……」
真姫「陸からずっと私達をつけていたってわけ!?」
絵里「らしいわね…」
穂乃果「そ…そんな…」
真姫「にこちゃん達はどこへ行ったの!?こんな事出来るヤツに心当たりはある?絵里!」
絵里「いや…ないわね… けれど『組織』の誰かっていうのは確定ね」 絵里「私がなかなかあなた達にお金の場所を言わないから一人一人始末して最後に私に吐かせようってつもりで攻撃を始めたようね」
穂乃果「海の上じゃ逃げ場がないよ〜〜〜 どうじよぉぉぉぉぉ」
海未「呼びましたか?」
穂乃果「呼んでない!」
絵里真姫「………………」
真姫「にこちゃん達は死んじゃったって事!?」
絵里「そうは言ってないけれど…6億のためよ…同じ組織の者だろうと平気で『殺し』をやるでしょうね…」
海未「いえ にこ達は生きています」 うーん、10点中4点ってとこかな。まあそれなりに光るものはあるから及第点欲しかったらもうちょい努力しな 海未「この船のどこかにいます…敵は最後に人質として利用しようとしているのでしょうか?そこまではわかりませんが…」
海未「とにかく生きています!」
真姫「なんであんたにそんな事がハッキリと分かるのよ!?」
海未「凛の靴をハエに変えました ハエは主人である凛のところに戻ろうとしています」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
海未「もし死んでいたとしたらああいう風に凛を探すように飛び回ったりはしません」
絵里「海未 捜せるのかしら?」 あ、なんか思いついたことあるけどネタ潰しになったらいやだしこの話終わるまで黙ってよう 海未「生きてはいるのですが… 船室に降りていくわけでもなくロッカーの中に行くわけでもない…」
海未「どこにも止まらないんです…ずっとあの船室の入り口辺りを…凛を捜して飛び回っているんです」
真姫「何!?海未の能力は?」
絵里「いいから黙って聞きなさい」
海未「船室への入り口あたりに凛はいます!それは『確か』なんですが…『ハエ』は見つけられないで方向を見失っているんです…」
海未「凛がいるところを敵のいるところと見ていいと思います!つまり敵はどこかの物陰にただ隠れて攻撃をしてきているたけというわけではないって事です」
海未「私の言いたいこと…分かりますか?」 絵里「よくは分からないけれど…つまり…敵の能力の『謎』を見極めかぎり迂闊に近づいたらやられる…ってことかしら?」
海未「その通りです!隠れて襲ってくるということは逆にそれが短所!『謎』さえ分かれば勝てるということです!」
穂乃果「う〜ん…穂乃果には何がなんだかさっぱりだよぉぉ……」
絵里「真姫…あなたの『スタンド』ならこういうタイプは倒せるんじゃないかしら?」
海未「倒せる…?真姫の能力なら『謎』を解けるんですか?」
真姫「さあね……」 絵里「ちょっと真姫!あなたこんな時につまらないことにこだわってるんじゃないでしょうね?」
真姫「つまらないこと?いいえ…私の安全に関わる重要な事よ」
真姫「私はこんな信用できない人の前で自分の能力はみせたくないわ」
真姫「………穂乃果なら…別にいいけど…さっき遊ぼうって言ってくれたし……」
穂乃果「真姫ちゃん…」
絵里「ふざけてる場合じゃないのよ?敵の謎を解かなくちゃ私たちは皆殺しにされるのよ!?」
真姫「それは海未が勝手に言ってる憶測でしょ?臆病な想像だけで見たわけでもないのにね」
真姫「どうせ下の船室のどこかに隠れているだけよ!今に見つけ出してこのマッキーがぶっ飛ばしてやるんだから!!」 海未「謎を解かなければ近づいただけで確実にやられます」
真姫「しつこいわよ!!」
穂乃果「ふ…二人とも落ち着いt」
海未「この園田海未には夢があります!」
絵里「…………………」
真姫「は?」
海未「謎を…!!解けるんですね?」ダダダダ
海未「お願いしますよ…真姫?」ダダダダダ
穂乃果「海未ちゃん!?」
絵里「海未!?何をする気??戻りなさい!!そこに行っては凛のようにやられるだけよ!!!」 穂乃果「BOXのところに敵スタンドが!!」
絵里「海未…!!さっきの凛と同じように引きずり込まれていく…!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
穂乃果「まずいよ…!!海未ちゃんが!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
真姫「海未…なかなかクレイジーやつね…証明するために自ら敵スタンドに突っ込みに行くなんて…」
海未「こ…これが敵のスタンド…このスタンドは……!!」
絵里「『ワイルド・スターズ』で防御しなさいっ!!海未!!」
海未「うっ…くっ…(何かに刺された…?体に穴が空いています…)」ガオンッ
穂乃果「そ…そんな…スタンドを出す暇もなく一瞬で海未ちゃんがBOX引きずりこまれちゃった…」
絵里「チッ!!海未はどこに…!!」ダダダダ
真姫「そこの床に降りちゃダメよ!絵里!!下がって!!」絵里ガシィ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
穂乃果「海未ちゃんのハエだ!!」
絵里「海未はまだ生きてるみたいね…良かった…」
真姫「どんどん近づいてくるわよ…」
穂乃果「ハエを重くして動きを止めれば…」
真姫「バカね…ハエを止めても敵は止まらないわよ」
穂乃果「だよね………」
真姫「早くなんとかして……絵里!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』ジッパーで床に穴を開けるわよ!!」
穂乃果「船室に…誰も…いない!?」
絵里「やっぱり海未の言う通り敵はどこかの物陰とかにただ隠れて攻撃してきてるってわけじゃないみたいね…」 ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
真姫「ハエが回り込んでくるわ…!」
絵里「おかしい…どこを移動してきてるって言うのよ!?」
穂乃果「敵はどうやって…どこに隠れてるの!?」
真姫「敵の能力に関しては海未の言うことを認めるしかないみたいね…」
真姫「私のスタンドで『謎』を解くっ!!!だけどここはヤバいわ…絵里!!」
穂乃果「おお〜〜 真姫ちゃんのスタンド…!!」
絵里「今はそんな事を言っている場合じゃないわ 船室に逃げ込むわよ!!」ジジジジジジジジジジジジジジジジ 穂乃果「ジッパーを閉じたらただの床に戻ってる…すごいね!!絵里ちゃんのスタンド!!」
絵里「ありがと」
真姫「『キューティー・パンサー』!!」
穂乃果「これが真姫ちゃんのスタンド…かっこいい!!」
真姫「あ…ありがと…// 」
真姫「『5分前』の凛からでいい?」
絵里「えぇ…そのくらいでいいわよ」
キューティー・パンサー「ピピピピピピピピピピピピピピ」
穂乃果「5分前……?どんなスタンドなの?真姫ちゃんのスタンドは……?」
真姫「見てれば分かるわ…… 『キューティー・パンサー』を追うわよっ!」
穂乃果「分かった!!」ダダダダダ
真姫絵里「」ダダダダダ 穂乃果「……あり?真姫ちゃんのスタンドを追って来たらまた船の甲板まで戻って来ちゃったよ!?」
真姫「えぇ これでいいのよ!絵里!!ハエはまだ大丈夫…?」
絵里「まだ来ていないわ… 船尾の操舵席あたりにいるわね」
絵里「素早く頼むわよ?」
真姫「分かってるわよ」
穂乃果「えっ??真姫ちゃんの『スタンド』が『凛』ちゃんになってる!!!」
真姫「私のスタンドはその人物に起きた『過去の出来事』を録画したビデオのように再生して見ることができるの」
穂乃果「ほえ〜すっごいね!!」
真姫「でっしょー?私の『キューティー・パンサー』は決して追跡をやめないわ!!」
絵里「はいはい リプレイに集中するわよー」 CP凛「〜〜〜〜〜〜♪」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ
絵里「このシャカシャカって何の音かしら?」
真姫「ヘッドフォンね 確かこの時凛はラジカセを聴いていた」
穂乃果「にこちゃんがうるさい!うるさい!ってずっとうるさかったね…この時」
CP凛「あれ!?音が止まっちゃったにゃ!!!なんで…!?まだ買ったばっかなのに!!!」
絵里「そこじゃないわね 凛が襲われたのはもっと先の時間よ」
真姫「早送りするわ」
穂乃果「そんな事まで出来るんだ!便利だね〜!」 CP凛「早送り中」キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル
穂乃果「なんか凛ちゃんが早く動きすぎてすごい気持ち悪いことになってるよ…」
真姫「この辺りね」ピッ
CP凛「カプリ島のどこに六億ものお金を隠したの?絵里ちゃん!!!教えてにゃーー!!」
再生絵里「それはまだ言えないの…隠し金の噂が組織の一部で流れているわ…」
穂乃果「絵里ちゃんの声が別々の場所から聞こえるよ!?」
真姫「片方は再生された過去の声よ」
絵里「ここよ… この後よ!凛が襲われたのは!!凛が襲われたところはしっかり見られるんでしょうね?」
真姫「当たり前よ!!『キューティー・パンサー』は記録を全て再生する!そしてどこまでも追跡するわ!」
再生絵里「だからお金を完全に確保するまでは安心できないのよ」
絵里「ここね!凛の背後に回りましょう…襲われるわよ!!」 CP凛「」グサァ
絵里「あの傷…!穴よ!海未の時と同じ傷よ!!」
CP凛「え…絵里ちゃ……」ガオンッ
穂乃果「来た…!!BOXの中に吸い込まれていく!!」
CP凛「」プッシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
絵里「凛の体が…!?」
絵里「穴から空気が抜けるようにしぼんでいってる!?」
真姫「どうやら敵の正体が見えてきたようね」
穂乃果「あっ!!凛ちゃんが引きずりこまれていっちゃう!!」
絵里「真姫!!一時停止して!!」
CP凛「」ピタァァァァァァァァァ 絵里「敵はパイプの中に隠れているみたいね」
絵里「ハエは大丈夫かしら?」
穂乃果「まだ操舵席のあたりにいるよ!」
真姫「でも微妙にこっちに近づいて来てるみたいね」
絵里「これが『謎』の答えってわけね…爪も肉も骨も何から何まで『コンドーム』みたいにベロベロになっているわ」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん…その例えはどうかと思うよ…女の子的に…」
穂乃果「(海未ちゃんがいたら真っ先にハレンチです!って声をあげそうだね…)」
絵里「他に例えが見つからなかったのよ…」 絵里「でも海未の言った通り『生きている』わね 」
絵里「(なんでこんな状態で生きていられるのかは不思議だけれど……)」
絵里「この能力で狭いパイプの中にも潜りこんでいるわ」
絵里「敵は自分の体をもこうやってパイプとかに隠して凛、にこ、希、海未を引きずり込んってわけね」
絵里「これで海未のハエが大体な位置は分かれど正確なところまではたどり着けないという説明もつくわね」
真姫「『敵の能力』の正体は解けたわ!あとはこのまま『追跡』して凛たちのいる場所を見つけ救いだす!!」
真姫「そして『敵』をぶっ飛ばすだけ!!『キューティー・パンサー』の再生を続行するわ!!」 絵里「追跡ですって!?待って真姫!!あなたの能力は『再生』中は攻撃も防御もできない無防備状態…」
絵里「あなたのスタンドがどうなっているのか分からないパイプの中に入るのは危険よ!!」
真姫「『キューティー・パンサー』がどこを移動しているかくらいなら分かるわ!敵の近くに着いたら絵里の『ジッパー』で『切開』して穂乃果と絵里で叩いて!」
真姫「『追跡』しなきゃ敵は倒せないんだから!」
穂乃果「危なくなったら穂乃果…絶対真姫ちゃんのこと守るからね!!!」
真姫「あ…ありがと…//」 絵里「ほのまきやってる場合じゃないわよー?
ハエがこっちに向かい始めてる… どうやら真姫のスタンドにきづいたようね…」
絵里「そして敵は凛たちを『拉致』したまま移動している!」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
穂乃果「気をつけてね!真姫ちゃん!!」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
絵里「敵がどんどんこっちへ向かってきているわね」
絵里「真姫…そろそろ切開しないとまずいわよ!!」
真姫「このマッキーに向かってくるとはいい度胸してるじゃない!!いいわ!切開して引きずり出してやりなさい絵里!!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」ダスダスダスダスダスダスダスダス 穂乃果「い…いない!?」
絵里「あなたの『キューティー・パンサー』はどこ!?真姫!!」
真姫「そこよ!!自分のスタンドの位置くらいわかってるわよ!!たしかにその辺りにいるの!!!」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
絵里「その辺りってどこよ?ハエが近づいてくるわよ!」
真姫「だから切り開いているそこに…よ!!『キューティー・パンサー』は確かにそこにいるのよ!!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」ダスダスダスダスダスダスダスダス
穂乃果「床のいたるところを『切開』したのにどこにもいない!?」
真姫「そんな…確かにそこにいるのに…!!」
真姫「(どこに潜り込んでいるのよ!!『キューティー・パンサー』!!まさか…まだ解いていない謎があるって言うの??)』 絵里「真姫!早く『再生』を解除してスタンドを戻して!!」
真姫「もうやってるわよ!!」
真姫「(おかしい…この壁はどこの壁なの?どこに潜り込んでいるのよ…『キューティー・パンサー』!!)」おらおらおらおらおら
ガンガンガンガンガン
真姫「……………」
真姫「聞いた!?二人とも!!今のは『キューティー・パンサー』が壁を叩いた音よ!!」
穂乃果「聞こえたよ!」
真姫「パイプの壁の音のようね…姿は見えないけど『キューティー・パンサー』は確かにこの下にいるわ!」
真姫「パイプの中?パイプを切開しているのにパイプの中…………!?」 ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
穂乃果「何をやってるの真姫ちゃん…早く逃げて!!!もう敵はすぐそこまできてるよ!!」
真姫「逃げる…ですって?あの海未が生意気にもこのマッキーに謎を解けって言ってきたのよ!?解いてやるわよ!!私が!!!」
真姫「敵の『謎』はもう一つある!!それが分かりかけてきた!!!謎を解いて敵をぶっ飛ばしてやるんだから!!!!」
絵里「スタンドを戻して!!真姫!!」
真姫「来る…今よ!!『キューティー・パンサー』」おらおらおらおらおら
真姫「分かったわ!もう一つの謎が…!!」グサァ 絵里「真姫!!そんな…あの時の海未のように体に穴が開けられている…!!」
真姫「ぶっ飛ばすのよ……絵里… 敵の『謎』は……!!敵のいる場所は…………」
絵里「引きずりこまれる…!!私に捕まって!!!」
絵里「そんな…真姫ィーーーー!!!」
穂乃果「さっせないよー!『カラフル・ボイス』!!」ペタッ 真姫「えっ…?」ドッヒュウウウウウウウウウウウ
真姫「ちょっ!?うわあああっ?」
絵里「真姫が…吹っ飛んだ…!?」
穂乃果「穂乃果の『カラフル・ボイス』は音の能力!!シールのように貼っ付けた音の文字に触れるとその効果が実体化して現れる!!!」
穂乃果「穂乃果は今真姫ちゃんの背中に『ドヒュウ』の文字を貼っ付けた!!それで真姫ちゃんは吹っ飛んだ!!」
穂乃果「引きずり込みはさせないよ!!真姫ちゃんを守るって約束したからね!!!」
真姫「ほ…穂乃果…//」 絵里「でかしたわ!穂乃果!!『敵』は今飛び出したら『謎』がバレるからあそこまで真姫を拾いには出てこられない!!」
穂乃果「さぁ!真姫ちゃん!!敵スタンドの『謎』を教えて!!!」
真姫「えぇ…!!船は2隻あるのよ!!!船の上にもう一隻の船をペラッペラにして被せて隠れているのよ!!!」
真姫「その表面のペラッペラにした船の中を移動して私達を攻撃してきていたってわけ!!」
絵里「なるほどね…それは気づけないわね…そこの点に関してだけは尊敬してあげるわ」
穂乃果「ん?んん〜?」
真姫「穂乃果は説明されてもまだ気づけてないみたいだしね」フフン
穂乃果「あー!真姫ちゃん!!今穂乃果のことバカにしてるでしょー!?」プンプン 絵里「船底に『エンジェリック・エンジェル』で穴を空けたわ…もうじき浸水して船は沈むでしょうね」
真姫「さすがね絵里」
真姫「仕事が早くて助かるわ」
穂乃果「うーん…うーん……どゆこと??」
絵里「溺れたくないのならさっさと出てくることね?名も知らぬ『敵』さん?」
真姫「ペラペラにしていた方の船の能力を解除したようね」
真姫「穂乃果!絵里!!乗り移るわよ!!」
絵里「えぇ!!」
穂乃果「わっ!船が2隻もあるよ!?」
真姫「だからさっきからそう言ってるでしょ…」 ココ「はあはあはあ…」
絵里「あれが敵本体のようね?キチッとやっつけて締めといきましょうか」
真姫「そうね」
穂乃果「やっちゃって!絵里ちゃん!!」
ココ「来ないで!!そこから動いたらここにいるペラペラにしたあんた達の仲間を殺す !!!」
絵里「あなたは姿を現した…そんなしょーもないオドシにビクついてギャングがやっていられるかどうか… それはあなた自身がよ〜く知っているはずよね?」 絵里「やめれば許してあげるわ」
絵里「けれどその4人に攻撃した瞬間 あなたの命ももらうわよ?」
ココ「この距離でッ!やれるもんならやってみなさい!!ぶっ殺すッ!!!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!!」ジジジジジジジジジジジジ
ココ「なッ!?腕がのびt」ボキャアアアアアアアアン
穂乃果「おぉーー!!腕をジッパーにして開くことによってパンチの距離を伸ばした!!」
穂乃果「ロケットパンチだ!!!」
真姫「やるじゃない絵里」
スタンド名『ソフト・マシーン』
本体名 宮下ココ
首をジッパーにされ切断!!
絵里の能力故これで死ぬことはないがこのあとにこ達にさんざんいたぶられる事をココはまだ知らないッ!!! 今日はここまでです!
まだまだ完結には程遠いですが頑張ります!
フーゴを希にしたのは最初のところで凛をワシワシしたかったからです! 引きずりこまれる真姫ちゃんに音を貼り付ければどこにいるかわかるんじゃとかあれはブチャが能力に気づいたことを知られてないから船底に穴を開ける動きを怪しまれなかったんじゃとか思ったけど まあそのあたりはそもそも原作もわりとゆるゆるなのでいいか よく読んだら音はもう出してたか
とはいえこれって穂乃果がact3を発動する対象によっては下の船だけ沈んでばれたりしたのかも 細かいところがちゃんとラブライブのキャラっぽく改変されてて良いね 凛「いてて…たんこぶできちゃってるにゃー……」
希「ああ〜〜できてる…できてる…しかも結構おっきいやん」
凛「いてて…やめてよ!あんまり触らないでほしいにゃ!」
凛「この!絶対許さないにゃ!!この女!!!この!!この!!このーっ!!!」ガシガシゲシゲシ
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」
海未「宮下ココ 住所はローマ」
海未「ローマのチンピラさんですか…」
真姫凛希「」ガシガシゲシゲシガシガシゲシゲシワシワシワシ
穂乃果「ちょっと…みんなやりすぎだよーー!!」
『カプリ島』
かつて古代ギリシャ人達は地中海の各地を植民地とした時『世界で最も美しい景観の場所はどこか?』と探し求めた
その一つがこの『カプリ島』である
絵里達はまもなく『しいたけの隠し金』6億円を手にするためこの島に上陸しようとしている! 海未「そろそろ上陸のコースに進路をとりましょう さっきから私もずっと見ていますが…尾けてくる船は一つもありません」
海未「この船がカプリ島に向かっていることは誰も知るはずがありませんよ…」
絵里「えぇ 確かに一つもないわね」
絵里「けれどあの女は誰から『隠し金』の噂を聞いたのか…………よ…一人だけで追ってきたとはどうしても考えられないのよね……」
ココ「ハァハァハァ」
にこ「この『メガネ』と『釣り糸』がさっきから気になってるようだけど…あんたどっちを使ってほしい?『メガネ』と『釣り糸』」
にこ「にこ達はあんたに答えてもらわないと困るのよ 答えてもらわないとにこ達は危険にさらされる」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」 にこ「ココさんあんた仲間がいるわよね?で、そいつもスタンド使いなんでしょ?だからこれを使うのよ」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッ!」
にこ「どっちか選ぶくらいもできないっての?選ばないんなら………」
にこ「両方使っちゃうにこ!!」
ココ「んーーーッ!!!」
希「にこっち瞼に釣り針刺してるやん…エグいことするな〜ほんま」
凛「み・や・し・た・コ・コ」
凛「天国・地獄・大地獄!天国・地獄」
凛「大地獄にゃ!!」
凛「にゃっはははーーこの人名前占いで『大地獄』行きだにゃーーーー!!!」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」
にこ「そして糸を柱に巻きつけて太陽の光が当たる位置に頭を固定して〜っと」
にこ「この『メガネ』をかけさせるにこ!!」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」 凛「ラジカセカチッ」
ラジカセ「アイセーーーーー」
凛「」ダンスダンス
ラジカセ「ヘイッヘイッ」
にこ凛「」ダンスダンス
ラジカセ「ヘイスタートダッシュ」
希にこ凛「」ダンスダンス
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」
にこ「追ってくる仲間の『名前』と『スタンド能力』を答えないって言うんならさ〜〜〜もう片方の目の心配もした方がいいわねぇぇぇ〜〜〜」 真姫「見なさい!!この女船の『無線』を使ってるわ!!」
CPココ「すでに4人人質にした」
CPココ「残るはあと絵里だけ…すぐ片付けるよ」
真姫「この女!!」バキィィ
ココ「ンきゃッ!」
真姫「海未!!ほんとはあんたなんかには見せたくないけど穂乃果に免じて私の『スタンド』を見せてあげるわ!感謝しない!!」
穂乃果「だって海未ちゃん!!感謝してね〜〜!!!」
海未「(どっちにすればいいんですか…)」 真姫「この女『再生』してみたら無線で連絡してるじゃない!!」
CPココ「ヨットの行き先は『カプリ島』だよ
けど隠し場所を吐く気配がないから6人の仲間を始末してから絵里に喋らせることにする」
にこ「ちょ!?行き先を喋られてるじゃない!!」
再生マリカ「その船『ラグーン号』だっけー?今どの辺にいるー?」
ココ「船の計器類によるとカプリ島から2時間でつけるところにいる」
ココ「絵里は尾行者を用心してグル〜〜〜っと回り込む進路をとっているの」
再生マリカ「2時間以内だねー?分かった!高速艇で先にカプリに行って待ってるよ!カプリ島の『マリーナ・グランデ』に入港してね!」
真姫「会話はここまでのようね 無線が切れたわ」 希「ヤバいやん!高速艇ならネアポリスから30分もあれば島まで行ける!!」
にこ「完っ璧…先に島についてるわね」
穂乃果「またピンチなの!?」
海未「みたいですね……」
凛「誰なの!?この女は!!」
にこ「何としても!この女に『今の女』の正体を吐かせるしかないないわね…」
絵里「いや…今もずっと見ていたけれどその子は筋金入りのギャングよ 口を割らせるのに時間がかかりそうね」
絵里「たぶん今日中には喋らないでしょうね… それに実際『スタンドの正体』は知らないのかもしれないわ… 仲間にさえ秘密って可能性は大きいもの」
にこ「じゃあどうするのよ絵里!?このままこの船が港に入ってみなさい!乗ってるのが『ココ』じゃなくにこ達だってのがバレたなら!」
希「もしくはあと1時間程度でこの船がマリーナ・グランデに到着しなかったら………!!」
希「この女は完璧にココちゃんに何かあったと思うに違いないやん!うちらはお金を手に入れられるかどうか…いや!ネアポリスに無事に戻れるかどうかすらも怪しいもんや…」
穂乃果「そ…そんな〜」
絵里「………………」
真姫「どうするのよ!絵里!!」 海未「この船が入港する『前』に誰かが先に上陸して『その女』を探して倒せばいいんですよ」
絵里「海未…?」
凛「何言ってるの!?実は海未ちゃんって頭悪いんじゃないの?この船よりも先に上陸?」
凛「泳いででも行くって言うの?そんなの無理に決まってるにゃ!」
穂乃果「穂乃果泳ぎなら得意だよっ!!」
海未「私はここにある『浮き輪』を『魚』に変えられます その子に引っ張って貰えばいいんですよ」
海未「そうすればこの船より早く島につけます!もちろん私のスタンドなので行くのは私ですが…」
凛「浮き輪が魚になっていくにゃ!!」
穂乃果「おぉ〜!」
穂乃果「ついでに『カラフル・ボイス』の文字も貼っ付けとこーっと!」 海未「この園田海未には夢があります!私は6億円がほしい!そのお金で絵里に幹部になってもらい…私たちはのし上らなくてはいけないんです!」
絵里「………………」
真姫「フフフフ あなたが行く?それはいいアイデアね」
真姫「けど惜しいことにあなたは敵の顔も名前も知らない!カプリの港は観光客だらけよ?その中からどうやって敵を見つけるつもり!?」 にこ「にこは海未の言うことに賛成よ!女の正体は分かんなくてもそいつが『ココ』がこの船で港に着くのを待ってるって事なら分かっているわ!」
にこ「それなら結構可能性あると思うのよね〜 敵の攻撃を待ってるよりこっちから攻撃するにこ!!」
真姫絵里「………………」
海未「にこ……!」
にこ「その魚はさぁ〜〜〜何人まで引っ張れんのよ海未?にこも行くわ!!」
海未「はい!!ちょうど二人まで引っ張れます!!」
にこ「そりゃちょうど良いわね〜〜 にこのスタンドは『暗殺向き』よ!こういうのには向いてるわ!!」ピストルカチャカチャ
真姫「フン」ツーン
バスターズ達「行けるよにこにー!」
バスターズ達「準備万端にこ〜」
バスターズ達「いつでもいけるにこーー!!」
バスターズ達「まかせるにこ!」
穂乃果「わわ!!ちっちゃいにこちゃん達がいる!!!」
にこ「可愛いでしょ?にこの『トラブル・バスターズ』達は!!」 今日は少ないですがここまでです
次回はパイセン回です 作者から深いラブライブ&ジョジョ愛を感じる…感じるが…原作の展開を考えるとまきえりはどうなってしまうんだ… しいたけの遺産を狙え!!---にこの『トラブル・バスターズ』!!!
海未「思ったより早く着きましたね」
にこ「穂乃果が貼っつけたこの文字がなかなか使えたわね 」
にこ「(あほのかの癖にやるじゃないアイツ!あほのかの癖に)」
海未「あぁ見えてけっこう頼りになるんですよ 穂乃果は」
にこ「あほだけどね…」
海未「否定はしません…」 海未「それにしても真姫の言った通り港は観光客でいっぱいですね…みんな誰かを待っている風ですし」
海未「にこ! この中から『謎の女』を探し出す計画はできているんですよね?」
にこ「〜〜〜〜〜〜♪」にこにーの3分クッキング♪
海未「…………………………………」
海未「何やってるんですか?」
にこ「もうとっくにお昼の時間を過ぎてんのよ…… ほんとならそこのレストランに行きたいところなんだけど港の前でランチしてちゃ流石にヤバいでしょ?」
にこ「たぶん向こうはにこ達の顔を調べて知ってるだろうしねぇ〜」 海未「何を言っているのか分からないのですが……いいですか?にこ」
海未「穂乃果のおかげで予想よりも早く着けたとはいえのん気してる場合ではないのですよ?時間が無いのに変わりはありませんからね?」
にこ「っさいわね〜昼休みなのよ!昼食なの!昼食時はこの国じゃ本屋だってブティックだって休むわ!」
にこ「昼ごはんを食べなきゃみんな働かないのよ!いや、にこは違うわよ?でもバスターズ達がその週間を覚えちゃってさ〜〜〜」
海未「!」 にこ「ほらあんた達!お弁当の時間よ〜〜〜!にこにーお手製のサラミは美味しいわよ〜〜〜〜♪」
バスターズ達「ごっはん♪ごっはん〜♪」
バスターズ「サラミにこーー!!」
バスターズ達「ちょうだーい!」
にこ「こら!にこにー3号!5号を泣かせんじゃないわよ!!取り合いはやめなさいっていつも言ってんでしょ〜〜?仲良く食べなさい!行儀悪いわよ!!」
5号「えーんえーん」
海未「………………」 海未「なんなんですかそれ?全部で何匹いるんですか?」
にこ「匹?人て言いなさいよ!この子達のどこがペットに見えんのよ!全員にこの可愛い相棒達よ!!」
にこ「6人よ!4号はいないわ 4て数は縁起が悪いからね」
にこ「弾丸一発につきひとりついているわ」
海未「ついている…ですか…」
海未「変わったスタンドですね…にこのスタンドは…でもちっちゃいにこがたくさんいてなんだか愛らしいです!」
にこ「でしょ〜?にこにーのプリチーさを象徴するようなスタンドよ!!!」 にこ「このお姉ちゃんが『早く』って急かすのよ〜〜みんなお昼寝は『仕事』が終わってからにしてちょうだいね〜〜〜」
バスターズ達「えー?ねかせるにこ〜!!」
バスターズ達「昼寝しないと働きたくな〜い」
にこ「今説得するから…海未!あんたは袋から『無線機』だして準備してなさい」
海未「人使いが荒いですね……」 おっちゃん「『ラグーン号』をお待ちの方はおりますかァーーッ『ラグーン号』をお待ちの方ーーッ 『ココ様』から『無線』が入っておりますーーッ『ボート監視小屋』までお越しくださーい」
にこ「用心して無線にでないか…それとも6億の『隠し場所』が手に入ったと思い喜んで無線に飛びつくか.…… それは賭けだけど」
にこ「これで『ボート監視小屋』まで動いて来たヤツが『敵』よ!!」
にこ「海未…!にこは誰にも見られないように『監視小屋』に近づいて建物の陰に隠れているわ」
にこ「『監視小屋』に近づいて来るやつがいたらそこから合図しなさい!『無線』にでたそいつに……」
にこ「にこの弾丸をぶち込んでやるわ!!」
おっちゃん「『ココ様』から『無線』が入っておりますーーッ『ラグーン号』をお待ちの方ーッ『ボート監視小屋』までお越しくださーい」
海未「まだ誰も………『動きません』…………」
おっちゃん「どなたかいらっしゃいませんかーーーッ!」
海未「まだ誰も向かいません………!」
おっちゃん「『ココ様』から『無線』が入っておりますーーッ」
にこ「……………(まだなの?海未……!!)」海未チラ 海未「(まだです………まだ誰も動きません!)」腕バッテン
海未「この港のどこかにいるはずなのに……やはり用心して無線にはでないのでしょうか…」
無線マリカ「どうかしたのー?ココ!」
海未「!」
無線マリカ「呼び出しなんかしちゃってさー……なんか問題でも起こったのー?」
海未「まずいです……!あの小屋、裏口でもあるのですか!?敵はすでに『小屋の中』に入っています!!!」
海未「暗くてよく顔が見えません…にこは気づいていない…このままでは『敵』に無線の罠がバレてしまいます…なんとかしてにこに知らせなくては!!」手ブンブン ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています