こんな感じのかなまるストーリーが見てみたいのですが
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二期で果南ちゃんが本なんてつまんねー読んでられっかよドッジしようぜって反応したやつ
あれが花丸ちゃんにしてはちょっとカチンと来る部分で
微妙に心の中にしこりが残ってて次に図書室に果南が来た時に
うわー文字ばっかり…とか言われた時にまたカチンと来てつい一言言ってしまう
まさか花丸ちゃんに噛みつかれると思わなかった果南ちゃんは
微妙に反発を覚えながらも一冊くらい読んでみるかと手に取るものの
あまりに体質に合わなくて何度も挫折しそうになる
そんなある日せめて外で読めば気分も変わるんじゃないかとチャレンジした果南ちゃんだが
ぽかぽか陽気にかえって睡魔が襲ってきてしまい本をおなかの上に伏せて昼寝を始める
そこに翌日には仲直りしたものの心中ではいまだに
噛みついてしまったことを微妙に引きずっている国木田花丸15歳が通りかかる
隣に座ろうとした花丸ちゃんだが座れるスペースには
果南ちゃんの髪の毛が投げ出されており…
みたいな感じです
なにとぞよろしくお願いいたします 花丸「果南ちゃんもこうやって見ると...可愛い寝顔ずらね」
藍色の髪はふんわりとやわらかかった。
大きく開いたセーラーカラーの中を覗くと、女の子でもドキッとするほど首筋が白くて艶かしい。 |c||^.- ^||
|c||^.- ^|| …続きはまだですの? 投げ出された果南の髪をベンチの脚に結びつけて帰る花丸
その翌朝ベンチ自体がなくなっていて呆然と立ち尽くす
ダイヤさん「おはようございます果南さん…それは一体何を引き摺っているんですの?」
果南「?」 花丸「果南ちゃんでも読みやすそうなものを選んできたずら」
果南「絵本じゃん」
花丸「果南ちゃんはまず字を読むことに慣れるずら」
果南「はぁ…」
『ごんぎつね』
千歌「(なんか…今日の果南ちゃん暗くない?)」
曜「(泣いたのかな…眼真っ赤だよね…)」 果南「あれ今日は花丸いないか…」
果南「…本、もうちょっと読んでみようかな…」
『おこりじぞう』
果南「戦争反対!!核兵器廃絶!!」
千歌「果南ちゃんがおかしくなった!?」
果南「内浦の海に基地はいらない!ジュゴンを守れ!!」
曜「戦争もしてないし内浦に基地もジュゴンもいないよ!!」
果南「戦争反対!!戦争はんた」
花丸「やめるずら」ビシッ
果南「あぅ」 花丸「マルのチョップをくらって以来」
花丸「果南ちゃんはすっかり人が変わってしまったずら」
果南「国木田くん。人生の時間は何かを成し遂げるには短すぎ、何も成さぬには永すぎる。そうは思わないかね。」眼鏡クイッ
花丸「未来ずら」
千歌「果南ちゃん!いっしょに魚釣ろうよー!」
曜「今日はカジキ釣るヨーソロー!」
果南「渡辺くん。カジキを釣りたいのならもっと外洋に出なくてはいけないよ。それにだね、高海くん。無限に思える海洋資源もいつかは潰える。レジャー感覚で無駄に消費するのは慎むべきではないかな。」眼鏡クイッ
千歌「…おまえアクアちがう、チカおまえきらいになった」
曜「ヨーソロー」
果南「行ってしまった。彼ら無知蒙昧なる衆愚にこそ知識の光による啓蒙が必要なのだというのに。」眼鏡クイッ
花丸「素手で鉄の棒をへし折っていた果南ちゃんはもうどこにもいないずら」 花丸「果南ちゃん」
果南「やあ国木田くん。それはなんだい。」
花丸「マルは果南ちゃんに、トロッコのレバーをもう一度折って欲しいずら」
果南「ああ、あのときはお恥ずかしいところをお見せした。見てくれたまえ。テコの原理の応用で角度を工夫すれば、この通り。数分の一の労力で頑強な鉄棒でも…。」バキャア
花丸「(微妙にバカのままなのが惜しいずら)」
果南「さらに工夫してこのヒモを使えば、より少ない労力で折ることも可能だよ。」眼鏡クイッ
花丸「…もういいずら」
花丸「マル、もう帰るから鍵だけ忘れずに閉めて帰って欲しいずら」
果南「…」 イルカ「ウケケケケケケ」
果南「…イルカさん。」
果南「私は知識を手に入れて、本当に幸せになれたのだろうか…?」
イルカ「ウケケケケケケ」
果南「みんなと海で遊んだり、山で駆けたり」
果南「私は時おり、あの頃の事がとても懐かしくなる事がある。」
果南「イルカさん。私は一度、手に入れたこの知性を手放して己を見つめ直してみたいと思う。」
イルカ「ウケ?」
果南「これは私が発明した装置だ、私の知識を他の生物に転送することが出来る。人類に必要とされるその時まで、この私の知識を預かっていてはもらえないだろうか。」
イルカ「ウケケケケケケ」 数日後
千歌「果南ちゃん!いっしょに魚釣ろうよ!」
曜「今日はタラコ釣るヨーソロー!」
果南「よーし!!じゃあ私は明太子釣る!!」
千歌「味付いてるwww」
花丸「…果南ちゃんはすっかりもとのバ果南ちゃんに戻ってしまったずら」
花丸「図書室にマルはまた一人になってしまったけど」
千歌「みてみて果南ちゃん!曜ちゃんがカジキ釣った!」
曜「ヨーソロー!」
果南「じゃあ私クジラ釣る!!」
花丸「マルはああやって元気に楽しそうにしている果南ちゃんが1番好きずら」
花丸「この眼鏡はいつかまた果南ちゃんに必要になる時のくるまで、マルが図書室の引き出しに預かっておくずら」
果南「(わたし松浦果南、わたしやっぱりこっちのほうがたのしい!)」
イルカ「人は知恵を得れば得るほどその重みで飛べなくなるものなのディエス。」
ダイヤさん「…なんですのこのイルカは」
鞠莉「日本の海はファンタスティックデース」
おしまい 思ってたのと違いましたけど純粋に面白かったです!!
こういうかなまるもいいですね〜 でも、二期4話じゃ会話のみだけど
花丸「果南ちゃん!明日本持ってくずら!」
果南「うむ!」
のやりとりがあるし果南も本に興味もったのかも ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています