月「オッケー……覚えた」ニコッ

真姫「“持っていた”じゃなく“覚えた”………」
真姫「あの一回戦―――花陽との試合で彼方が使用ったのを見ただけで真似たっていうの!!?」

にこ「……世の中には本当にいるのねェ………」
にこ「天才って奴が…………」

月「…………」スッ…

『オオッなんという振る舞いだァアアッッ』

鞠莉「ハハ…」

『渡辺月、ここで曜に向かって最上級の一礼だ―――ッ』
『まさしくこれぞ慇懃無礼ッッ』

曜「…………ッッ」