ルビィ「善子ちゃんルビィたち一線を越えちゃったね」善子「あー……」
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ルビィ「ルビィ初めてが善子ちゃんで良かった」
善子「んー」
ルビィ「善子ちゃんの初めてにもなれてルビィ嬉しい」
善子「そ……」
ルビィ「善子ちゃん獣みたいに腰振ってて実はちょっと怖かったんだけど善子ちゃんからキスたまーにしてくれてホッとしたんだぁ」
善子「……」
ルビィ「善子ちゃんって早いんだねっ」
善子「……」カァァ
ルビィ「善子ちゃーん?善子ちゃーん?」
善子「んー……?」
ルビィ「むぅぅ〜善子ちゃんさっきからそっけない」プクー
善子(疲れたのよ……もう寝かせてちょうだい……) 全身ぼろっぼろだけどよくまあたどり着いたもんだ。
私は自分で自分を褒め称えながら、ルビィが降りてくるのを待った。
時々視界が真っ白になるけれど、まあ大丈夫だろう。
やけに自分の呼吸が大きく聞こえることもあるけど、まあ大丈夫だろう。
ルビィを幸せにするまで死なないと決めたから、たぶん死なない。
死ぬと思ったら案外何でもできるような気になってきた。
目に入ってくる血を拭って、ルビィを待つ。
人間、命を賭ければなんだってできる。
また視界が真っ白になった。 ルビィ「善子ちゃん!!!! 血!!!!!」
飛び出してきたルビィを抱きとめて、私は笑ってみせる。上手く笑えたかはわからない。
善子「ごめんごめん、ルビィ。自転車を返しに来る途中、ひっくり返って全身滑って頭打ったみたいで。心配しないで」
ルビィ「じ、自転車なんて、それより病院! 病院だよ!!」
善子「いや、大丈夫大丈夫。ド派手に見えるけど案外痛くないから。自転車は後で弁償するとして、それよりあのメッセージ。あれ本当?」
ルビィ「び、病院に――」
善子「本当なの? お見合いするの?」
ルビィ「……う、うん……そう、だよ……」
そうか……。
善子「ルビィ、ごめんなさい。貴女を傷つけてごめんなさい。謝っても許してもらえないだろうけど。ごめん」
ルビィ「……善子ちゃん……ルビィは――」
善子「だから……私ともう一度付き合ってください」
ルビィ「……え?」 終わらせろよー?
ここで終わったらこのスレ埋めるからなー? 善子「来る途中色々考えたんだけど。ってか色々思い出したんだけど。私、ルビィと小学校の頃会ってたのよね」
ルビィ「……」ポカン
善子「でさ、私すっごい勘違いしてたんだけど、ルビィが私を好きな理由って『私が特別扱いした』からじゃなくて」
善子「『私がルビィの上履きとピンを奪い返したから』なのよね。髪を切る前から、私の事、好きでいてくれたのよね」
ルビィ「……」ジワ
善子「……ごめん、私、いろいろ勘違いしてて。ルビィ、貴女はずっとずっと私に恋してくれてたのよね」
ルビィ「……ぅんっ」グスッ
善子「……ふぅ。それも、ごめん。私、ルビィの恋を疑ってたの。本当は違うんじゃないかって」
善子「でも、それは私のバカな思い過ごしってことが分かったの。だから、ここからは私ももう一度ルビィに恋をさせて。私の初恋を、叶えさせて」
ルビィ「はつ、こい?」
善子「そう、初恋。私の初めて。恋心を握りしめて手を繋ぐのも、指を絡めるのも、キスをするのも、えっちをするのも」
善子「ルビィとが初めてで。だから、その初恋を、叶えさせて」
ルビィ「……ルビィも」
ルビィ「ルビィも、善子ちゃんのことを、疑ってたの」
善子「……へ?」ポカン 余計な話は要らねぇから終わらせろって言ってるだろうが ルビィ「善子ちゃん、初めてえっちし終わった後、やけに手慣れてて、てっきり、私が初めてじゃないのかなって。思ってて」
善子「……は」ポカン
ルビィ「だ、だから、せめて、善子ちゃんの初めてにはなれなくても、善子ちゃんを一番気持ちよくできる人になろうって、思って。悔しくて」
善子「……そ、それで、まさか、ルビィ、貴女……」アゼン
ルビィ「……善子ちゃんとのえっち、気持ちよかったのもあるけど……///」
善子「あ、あああ……///」
顔から火が出る代わりに、頭から血が出る。
善子「……私達、すれ違ってたみたいね」ニヤッ
ルビィ「……そうみたい、だね」クスッ
善子「……じゃあ、これ以上すれ違わないために、教えて」
ルビィ「……はい」
善子「ルビィ、貴女の幸せは、何?」 ルビィ「善子ちゃんと、添い遂げることです」ギュッ
善子「私も、ルビィと添い遂げたい」ギュッ 善子「……これでもう死ねなくなったわね」
ルビィ「よ、しこちゃん……?」
善子「で、ここで二人は末永く幸せに……ってなればいいけど、そうじゃないのが私達よね」
ルビィ「……」コクン
善子「大丈夫。私に全部任せて。皆幸せになれる最適解を私、考えてきたから」
ルビィ「最適解……?」
善子「生徒会長……じゃない、ダイヤ! 見てるんでしょ!!」
スッ……
ダイヤ「……善子」
善子「どーもダイヤ。早速色々端折るけど、ダイヤは花丸と付き合ってたのよね?」
ルビィ「!?!?!?」
ダイヤ「……貴女ねぇ……夜中にウチまで来て、妹に告白して、わたくし達の終わった恋を掘り返して、何のつもり?」
ルビィ「付き合ってたの!?!?!?!?!?」
善子「言ったでしょ、全員が幸せになる最適解があるって」
ダイヤ「……は?」 余計な話は要らねぇっつてんだろ
さっさと終わらせろや 善子「ダイヤに確認。ダイヤと花丸が別れたのは、女同士だから? 子供が産めないから?」
ダイヤ「な、なにをいきなり……」
善子「いいから、ここがダメなら全部頓挫しちゃうのよ」
ルビィ「善子ちゃん……?」
善子「ダイヤ、どうなの? 教えて」
ダイヤ「……わたくしたちが別れた理由は、後継ぎを産めないから、よ」
善子「そしてもし付き合い続けるなら、黒澤家を継ぐのはルビィにする、って言われたのよね」
ルビィ「!」
ダイヤ「! 貴女どこでそれを……いえ、今更もういいわ。でも、それが何か?」
善子「つまり黒澤家的にはルビィでもダイヤでも継ぐのはどっちでもいい……それに要は子供を産めるなら、女同士でもいいのよね?」
ダイヤ「はぁ? 何を言っているの貴女? 病院行った方がよくてよ?」
善子「私さぁ。あるのよね」
ダイヤ「何がよ」
善子「ルビィならわかるでしょ、あ、れ」
ルビィ「……あ、そっか」
ダイヤ「え?」 はいキタゴミ展開
始めっから悩む必要なんざなかったのに
よくもまぁここまで引き伸ばしたな 善子「ダイヤ、ほら、耳貸して……」ゴニョゴニョ
ダイヤ「なんなの……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……――あああ!!」
ダイヤ「本気なの!? 本気でそれを考えているの!?」
善子「さールビィ心の準備はいい? 黒澤家を継ぐ準備もいい?」
ルビィ「うんっ! 善子ちゃんと一緒なら地獄の果ても天国の果ても!」
善子「一世一代の大博打、命を賭けて幸せになるわよ!」
ダイヤ「ありえない……ありえないわ……こんな……」
ルビィ「善子ちゃん! ルビィ達、一線を越えちゃうね!!」
善子「行くわよルビィ!!」 さっさとしろよ
どうせフタナリだから後継ぎ作れますとか言うゴミ展開だろ?
ここまでのシリアス全部ゴミになるお寒いクソ展開
さっさと畳めや ……その後のことについて取り合えずかいつまんで話しておく。
最終的に将来義理の父親になる人の前で下着を脱いだということ。
黒澤家……ルビィのお父さんは私とルビィの交際を認めてくれたこと。
学校生活に支障が出る付き合い方は止めろと説教されたこと。
もし添い遂げる気があるなら、ルビィが黒澤家を継ぎ、私も黒澤家に見合うだけの大学を出ること。
他にもいろいろあるけれど、それを語ってしまうとあの日の夜のことを全て話してしまうことになる。だからここらへんで切り上げておく。
……ついでに言うとその後私は本当に病院に連れていかれて、翌日ママに思い切りぶん殴られた。
ちなみに別に命に別状はかったらしい。まあそりゃ人間すっころんで擦り傷だらけになったくらいで死ぬわけがない。
頭の怪我も別に大したことは無かった。ただ単に頭をぶつけてテンションがハイになっていただけらしい。
ルビィのお父さんが怒っている理由は結局学校生活が弛んでいる、という一点だったので、平謝りでなんとかなった。
それよりママの方がやばかった。マジで怖かった。 なにやってんだよ
さっさと進めろって言ってんだろうが よしよしそれで良いぞ
初めからそうやって纏めとけ
無駄にシリアス組み込んで長くしてんじゃねぇよ 最終的に私とルビィが黒澤家を継ぐことになって、ダイヤと花丸が交際を再開することについても、一切お咎めなしとなった。
翌日学校でダイヤは一年生の教室で花丸に飛びついたらしいが、それを見ることが出来なくて残念だ。
動画に収めておきたかったのだけれど。
語るべきことはこのくらいだろうか。
ああ、最後に私とルビィはどうしているかというと――。 ルビィ「……ルビィ、初めてが善子ちゃんで良かった」
善子「んー」
ルビィ「善子ちゃんの初めてにもなれてルビィ嬉しい」
善子「そ……」
ルビィ「善子ちゃんとこうやってお付き合いできて、本当に嬉しいって思うんだぁ……」
善子「……ぅん」
ルビィ「善子ちゃんも、その、気持ちよかった?」
善子「……まぁ、うん……///」
ルビィ「ねえ善子ちゃん……善子ちゃん?」
善子「んー……?」
ルビィ「善子ちゃん……やっぱりさっきからそっけない」プクー
善子「疲れたのよ……もう寝かせてちょうだい……」
ルビィ「やだ! もっとお話ししたい!」 終わりって一言入れれば良いのになんで余計なの付け加えてんの?
無駄に伸ばすの好きなのか? クソつまらねぇからさっさと終わらせろって言ってるだろうが
どこまで伸ばす気なんだよ 善子「あーそうね」
ルビィ「ほら、もう素っ気無い……」
善子「……うん、そうね」
ルビィ「話聞いてないでしょ?」
善子「うん……」ウツラウツラ
ルビィ「善子ちゃん?」
善子「……うん」ウトウト
ルビィ「……」
善子「……」
ルビィ「……いつもルビィのこと気遣ってくれてありがと」
善子「……」
ルビィ「おやすみなさい善子ちゃん、だーい好き」ギュッ
善子「……」
善子「……私も、愛してる、ルビィ……」
ルビィ「!?!?///」 お疲れ様でした
良かった、実に良かった
生えてる事まで伏線にするとは思わなんだ
善子のアレを目にしたパパンのリアクションを見てみたいもんだw
なんかうるさい蝿が湧いてるけどどうかお気になさらず
熱心なファンがついたとでも思うといいよw お疲れさまでしたとは言うが
ゴミどもが地震無しより悪質な保守やってたせいで長かったんだぞ
腐ってやがるな >>740
伏線でもなんでもねぇよあからさまだっただろうが
伏線って言葉を辞書で調べてから出直してこい まぁ何はともあれ
これで平成のゴミが令和に残らないわけだ
良かった良かった
あとはdat落ちでゴミ掃除完了だな >>744
新元号だからなゴミ掃除しなきゃダメだろ?
ゴミスレだから陰で茸が育つわけだしな
クソみたいな伸ばしやらずにスパッと終わらせてれば茸も生えなかっただろうよ 乙
埋めるからな(キリッ)とかダサすぎて草生えるわ
埋め茸のフリをしてるんだろうけどあいつは何も言わずに埋め始めるからな
出来もしないことを言うもんじゃないよ マクロの設定変えてこのゴミスレ指定してやらんといけないしな
終わるなら終わってくれた方が手間が省けるってもんよ >>745
そんな年末の大掃除みたいな…元号変わるからって部屋の掃除するかぁ?
それに君元号が変わろうと変わらまいときっと生えてきたろう、元号の責任にしちゃいかんよ >>748
するでしょ気分的にしちゃうもんでしょ
新元号じゃなければもう少し待ったかもな
ゴミどもの長期保守に呆れててな
次にそんなことがあれば俺が保守(埋め)しようと思ってたんだ >>749
マジかよ俺部屋の掃除なんてしてねーよ
暇な時ちょいちょい掃除はしてるけど…
天皇陛下が来年退位してくださればまだもうちょい引っ張れたのか、惜しかったな
ところで俺の中の埋め茸って前触れなく突然埋めるもんだと思ってたが、君は予告するタイプなのか? >>1も言い返さないでもう終わらせておけ
ss外のところで炎上しても良くない
読み終わった我々も味良く終われん 茸にも触るだけでダメな毒茸と食ったらダメな毒茸があるだろ
俺は食ったらダメな毒茸でな
終わらせる猶予くらいはくれてやるさ
それで終わらせなかったら結果は変わらんがな >>752
なるほど、面白い言い回しだけど君がどういう茸か分かりやすくて良いな
まあ雑談はこのくらいにしてdat落ちさせてしまおうじゃないか >>754
そうだなsageて終わりにするか
食ったらダメな毒茸を食ってることに気づいたのなら
前言撤回センスはあるかもな お疲れ様でしたー
長い期間だったからきっと疲れたと思うけど、その分面白かったよ
最近善子絡みのssが多くて嬉しい
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