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千歌「……」月「……」
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0001名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:23:57.24ID:y85IX/fX
梨子(ね、ねえ……曜ちゃん、あの二人、どうしちゃったの?)

曜(さあ……何故か最近ずっとあんな風にお互いがそっけないんだよ)

曜(喧嘩……したのかはわからないけど、いい雰囲気でもないね)

梨子(うん……あっ、千歌ちゃんが教室から出ていっちゃった)
0002名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:26:50.50ID:y85IX/fX
月「……」

梨子(月ちゃんは特に動きはない……)

曜(なんだろ、私たちの気にしすぎだったりするのかな?)

梨子(そう、なのかな。普段が普段だから、敏感になりすぎてたのかも)

ー五分後ー

月「……」

曜(ん? 月ちゃん、もうすぐ授業始まるのに……どっか行っちゃった)

梨子(トイレにでも行ったんじゃない?)
0004名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:34:32.35ID:y85IX/fX
ートイレー

月「……じ、授業前だよ?」

千歌「仕方ないじゃん、したくなったものは」

月「んー……そうなのかもしれないけど…」

月「最近、やっぱり怪しまれてるよ? …こんな風に抜け出したりしてたら」

月「……いや、別に嫌って訳じゃないけどさ」

千歌「ん」

月「……」

月「……ん」

特に。
特にこれと言って、説明することはない、唇が触れるだけの、キスと呼んでいいのかもわからないソレ。

最初は週間、ここ最近は日課になっていた。

千歌「別にさ、いいじゃん。バレたって」

月「いやまずいよ……僕たちが、その。付き合ってるってバレたら」
0005名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:38:27.13ID:y85IX/fX
事の始まりは、僕が千歌ちゃんから告白されたからだ。

あんまりにも唐突だったから、最初はちょっと戸惑ったけれど、徐々に泣きそうな顔になっていく千歌ちゃんを見ると、断ることができなかった。
流されてしまった、というとその通りなんだけど、別に悪い気分になるわけでもなかった。

千歌「もう終わり?」

月「うん、終わり。はやく戻らないと、みんな心配するよ?」

千歌「…うん」

せっかく、分校騒ぎも乗りきった、っていうのに、この事がバレて面倒なことになったら嫌だもんね。僕は。
0006名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:42:53.32ID:y85IX/fX
〜〜〜

千歌「月ちゃんって、どの辺に住んでるの?」

月「僕? この近くだけど……」

月「あ、来る? そういえば遊びに来てもらったこと、なかったね」

千歌「いいの?」

月「いいよ」

放課後、今日はスクールアイドルの練習はお休みの日みたいで、僕は千歌ちゃんとお喋りしていた。
スクールアイドルの千歌ちゃんもとっても可愛いと思うから、僕としてはその姿を見たかったけど、休むときは休まないとね。

月「じゃあ行こうか。あ、でも僕の部屋、そんなに面白いものでもないから、期待しないでね?」
0007名無しで叶える物語(家)
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2019/02/03(日) 00:45:52.19ID:mjZ3Q7/8
|c||^.-^||
0008名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:47:12.50ID:y85IX/fX
千歌「……♪」

月「……楽しそうだね」

千歌「うん! そりゃあね!」

月「元気一杯だ」

……千歌ちゃんは、自分を普通だと言う。
そう思っているのは、きっと千歌ちゃんだけだと思う。こんなに、こんなにキラキラした笑顔ができる子が普通なもんか。

普通ってなんだ。

月「あ、ここだよ」

ーーー

千歌「おっー、ベッドだ〜!」

月「好きに座ってて」
0009名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/02/03(日) 00:50:45.55ID:kKi/aOYq
いい歳してニートで毎日引きこもって1日中ラブライブ板に張り付いてひたすら個人に粘着ストーカーの犯罪行為して無駄に人生過ごしてる奴ってなんなんだろうな
何が楽しくて生きてんだろう
可哀想
もう完全に二度と相手しないわ怖すぎる
そのうちマジでリアルでストーカー犯罪しそう
まぁ外出れねーかw

https://i.imgur.com/kqfhx4N.jpg
https://i.imgur.com/DbZzlFi.jpg
0011名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 00:52:34.41ID:y85IX/fX
千歌「じゃあここ!」

そう言って、千歌ちゃんは僕の膝に乗ってきた。
……僕は椅子に座ってたのに、わざわざこっちまで来た。

月「あ、もう…」

千歌「重い?」

月「そんなことないけど……びっくりした」

千歌「えへへ〜、月ちゃんにぎゅってしてもらいたくって…」

最近気づいたことがある。
基本的に千歌ちゃん、あざとい。
狙ってやってるのでは? と思わざるを得ないほどにあざとい。可愛いから良いけどさ。

千歌「……ん?」

月「どうしたの?」
0013名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 01:02:59.87ID:y85IX/fX
千歌「ねえねえ、あれ……」

月「ん?」

指差す方向には、僕と曜ちゃんが中学生のときくらいの写真。
どこかに遊びに行ったときに撮ったんだ。

月「あれがどうしたの?」

千歌「……」

千歌「なんで?」

月「え? ……なにが?」

千歌「なんで曜ちゃんとの写真を、あんなに大事に飾ってあるの?」

月「だって、そりゃあ実際大事だし、僕は…」
千歌「千歌は?」

月「え?」
0014名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 01:04:22.48ID:y85IX/fX
千歌「やー! 千歌との写真も飾ってくれなきゃやだー!」

月(うおっ、焦った!)

てっきりヤバい方向行くかと思った!!

月(あぁ、でも、ちょっと妬いてるのかな?)
0015名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 01:08:09.69ID:y85IX/fX
月(じゃないと、こんな風に駄々こねたりもしないか)

月「じゃあ、写真、とる?」

千歌「うん!」

月「っ、そんなぎゅっと抱きつかなくても…」

千歌「ラブラブなところを納めておかないと!」

月「はいはい……」

千歌「ん〜♪」

頬にぷにっとした感触。

スマホのカメラ越しに、千歌ちゃんが唇を当てているに気づく。

月「そ、それは……飾れないんじゃない?」
0016名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/03(日) 01:11:06.29ID:y85IX/fX
疲れたから明日の朝に。
落ちてたらそれまでの話
0019名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/02/03(日) 01:13:31.70ID:xgpviKxG
おい!
0024名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2019/02/03(日) 01:19:08.42ID:vMwcNeS5
つきちかあく
0031名無しで叶える物語(茸)
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2019/02/03(日) 06:34:28.30ID:/n2qGN1I
メノ^ノ。^リ
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