0001名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 00:23:57.24ID:y85IX/fX
梨子(ね、ねえ……曜ちゃん、あの二人、どうしちゃったの?)
曜(さあ……何故か最近ずっとあんな風にお互いがそっけないんだよ)
曜(喧嘩……したのかはわからないけど、いい雰囲気でもないね)
梨子(うん……あっ、千歌ちゃんが教室から出ていっちゃった)
0032名無しで叶える物語(SB-iPhone)2019/02/03(日) 07:27:45.27ID:2ByJrY5U
(*> ᴗ •*)ゞは?続きはよ
0033名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 08:05:37.12ID:FPFNBYrn
月ちゃんの和気あいあいとしたサークルにヤリチンが入ってきた感じ好きだよ
0035名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)2019/02/03(日) 08:50:33.55ID:TgYfVwza
???「ちょっとお話しいいですかぁ?」
0036名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 08:59:37.61ID:y85IX/fX
千歌「なんでぇ?」
月「な、なんで、って……ああもう、わかった、わかったよ…」
やばいな、ペースを握られてる。
初めて会ったときはこんな風な子だとは思わなかったけど、なるほど、本性ってやつかな。
曜ちゃんからの話じゃこんな一面があることなんて、一言も聞いてないよ!
月(いや、だからこそ…本性なのかな)
そんなことをぼんやりと考えながら、カメラのシャッター音を響かせた。
千歌「う〜ん、いい写真」
月「これ飾るの?」
千歌「飾るよ」
0037名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 09:11:31.14ID:y85IX/fX
月「か、飾るのかぁ…ん!?」
千歌「月ちゃんってさぁ、おっぱい普通に大きいよね」
月「なにしてんの!?」
千歌「あんな男の子みたいな格好してた時、どうやって隠してたの?」
月「えっ、それは」
0039名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 09:30:39.58ID:y85IX/fX
月「いや、違うよ。あのときだって今くらいふっくらしてたよ」
千歌「そうかなぁ?」
とぼけた顔をしながら、横からもにゅもにゅとわしづかみにしてくる。
なんてことをするんだ…そんな「なにか悪いことしてます?」みたいな顔をして…!
月「いや、だから、千歌ちゃん……あんまり人の胸をそんなに触るものじゃあ…」
千歌「でも鞠莉ちゃんはよく果南ちゃんのおっぱい触ってたよ?」
月「それとこれとは別なの!」
0040名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 09:59:40.91ID:y85IX/fX
千歌「えぇ〜、なんでぇ〜?」
耳がくすぐったくなるような、甘ったるい声。
僕の膝の上に足を開いて乗ってきて、駄々っ子が抱きつくみたいにべったりとしてくる。
月「ちょ、ちょっと…!」
千歌「千歌はだめなの?」
月「だめ、ってわけじゃ、ないけど…」
千歌「……」
月「な、なに?」
千歌「あは、月ちゃん、心臓ばくばくだ」
月「……!」
千歌「やっぱり、月ちゃんはしっかり女の子だね」
0041名無しで叶える物語(笑)2019/02/03(日) 10:01:18.92ID:vA6YM+9V
さてはお前神だな
0043名無しで叶える物語(禿)2019/02/03(日) 10:54:42.87ID:cAy6h25e
WiFi外で失礼。
外出中なので帰宅後再開。夜頃に。
0048名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 23:36:12.52ID:y85IX/fX
月「い、いや、その…」
まずい。
なにかが、まずい。
このままだと何か大変なことになりそうというか。
実際とてもヤバい、胸がドキドキしてる。
0050名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/03(日) 23:48:20.07ID:y85IX/fX
千歌「ねぇ…月ちゃん」
月「なっ、なに?」
千歌「ちゅーしよ……」
月「そ、それは……一日一回、の約束…」
千歌「…あぁ、じゃあ言い方変えるよ」
千歌「キスだよ、キス。…それならいいでしょ?」
月「同じだよ!」
千歌「同じじゃあ、ないよ。全然違う、考えてもみてよ」
千歌「いままでの口と口が、ちょんっ、と触れるだけのものを、月ちゃんはキスって呼ぶ?」
0051名無しで叶える物語(笑)2019/02/03(日) 23:53:53.01ID:098ritrN
ふむ、つきちか…
0052名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 00:05:02.04ID:zdcCEmJC
下半身が寒いんだが?
0053名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 00:08:24.72ID:U5UUpHEz
月「……ち、違うの?」
千歌「もう、高校生なんだからそれくらいわかるでしょ?」
千歌「キス、っていうのはぁ……」
ずいっ、と顔が近づいて、吐息が鼻をかする。
近すぎてピントがあわない、鼻と鼻が触れるほどの近さで──
月「──」
そんな何かに圧倒されていると、唇に柔らかな衝撃。
千歌ちゃんが、そう。これは…千歌ちゃんが言うところのキスなんだろう。
0055名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 00:22:40.80ID:U5UUpHEz
食むような。
上唇を、食み、下唇を食み。
どこでこんなことを覚えてくるんだと思わざるを得なかったけれど。
月(うわっ、なにこれ……)
気持ちいい。
そう、そんな感想しか出てこなかった。
0056名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 00:41:23.43ID:U5UUpHEz
生暖かい、唾液の味。
勝手に喉の奥へと落ちていく。
美味しいとか、不味いとか、そういうことじゃない。
未知。
味わったことのない水分を接種する気持ち、よくわからないけれど、妙に高揚もする。
自分が自分ではないみたいだ。
そのうえ、千歌ちゃんはがっしりと腕を首まで回していて、頭を動かせない。
つまり逃げられない。
0058名無しで叶える物語(庭)2019/02/04(月) 01:02:09.88ID:Vrh073xz
早く月ちゃん落ちろ
0059名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 01:04:31.17ID:U5UUpHEz
助けて。
このままじゃ、きっと、僕は…。
月「んっ、んっ、ぐ……!」フッー,フッー
千歌(んふっ、夢中になっちゃって…可愛い……)
涙が出る。
あまりにもな初めての快感に、脳が追い付いていない。
押されているっ、間違いなくいま僕は押されている…!
攻めだとか、受けだとか。そういうもので表すならば、僕はいま受けに回っている!
月「んぅっ、んっ……んんっっ……!」ツゥー…
ついには涙も滴った。
0060名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 01:13:42.97ID:U5UUpHEz
千歌「ん、は…」
月「ぷはっ!」
そうだ、息をするのを忘れていた。
ようやく口が解放されて、僕は地上なのにも関わらず、まるで水中からギリギリ戻ったときのように激しく息を求める。
月「はぁっ、はっ、はぁっ……!」
千歌「……」
唾液の糸の橋ができていて、途中で切れたそれは、僕と千歌ちゃんの口から頬や顎へと伸びていた。
0061名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 02:04:06.62ID:U5UUpHEz
千歌「ねえ…月ちゃん」
千歌「千歌…もっと気持ちいいこと知ってるんだけど……しない?」
月「え……」
も…もっと?
キスだけで、ただでさえあんなに気持ちよかったのに、その上……。
月「……っ、したい…」
千歌「……」ニィヤァ
千歌「しょうがないなぁ〜、月ちゃん…」
月「ぁ……」
制服のネクタイに指をかける千歌ちゃん。
しゅる、と静かに音がなる。
ごくり、と生唾を飲んでしまう。
もっと気持ちいいこと。
とぼけてみたけど、それがどんな事かなんてわかりきっていた。
0062名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 02:13:25.10ID:U5UUpHEz
月「あ、ち、千歌ちゃ、ぼくは……」
カチャリッ
月ママ「二人とも〜、お茶とお菓子だけど、これでもよかったら食…」
千歌「あ」
月「あっ」
月ママ「……」
月ママ「な、仲がいいのねっ! うん! いいとおもう! あっ、ここにおいておくわね!?」
月(うわぁぁああああああ!?)
0063名無しで叶える物語(きびだんご)2019/02/04(月) 02:17:59.53ID:Sp2Wirgh
最近の食玩すげえななんか曜日ネタみたいのよく見るけど映画で曜ちゃんのコンパチでも出たの?
0064名無しで叶える物語(きびだんご)2019/02/04(月) 02:18:46.80ID:Sp2Wirgh
予測変換に殺された許して
0067名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 13:28:33.75ID:U5UUpHEz
〜〜〜
月「うわぁぁ最悪だぁぁぁ……」
千歌「まあまあ、変に怒鳴られるよりは良かったんじゃない?」
月「僕があとで何を言われるかわかったもんじゃないんだけど…」
千歌「言っちゃえばいいじゃん、付き合ってるって」
月「それが問題なんだってば!」
千歌「そんなこと言うならさ」
0069名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 13:39:45.05ID:U5UUpHEz
千歌「断ればよかったじゃん」
月「……」
千歌「あのとき、そんな関係にはなれないって言って断ってしまえば良かったのに」
千歌「それなのに、月ちゃんは断らなかった」
千歌「どうして?」
月「……そ、それは」
月「…僕は……」
月「……少なくとも、僕自身は、嫌じゃなかったから」
0070名無しで叶える物語(やわらか銀行)2019/02/04(月) 14:01:54.85ID:U5UUpHEz
千歌「……」
月「…あぁ! やっぱ今の無し! 聞かなかったことにして!」
千歌「ダメだね! もうしっかり耳に焼き付いたもんね!」
月「うわぁぁっー! やめてって本当にさー!」
千歌「うんうん♪ やだやだ♪」
やっぱりっ、この子普通なんかじゃないよっー!
おわり
0073名無しで叶える物語(笑)2019/02/04(月) 14:28:00.89ID:Fp6CoDg9
月ちゃんがデレデレになるのはよ
もっとドロっとした展開になると思った
でもこういうのもいいね!
0075名無しで叶える物語(茸)2019/02/04(月) 15:02:40.09ID:kZNQGGyz
ママに問い詰められる下りはよ
おつでした。余裕とかあれば続きも欲しいのだ
普通(?)のちかつき流行ってほしい、好き
>>79
メノ^ノ。^リさぁ曜ちゃん、哀しみのレズセよ??