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千歌「よーちゃん、ホントに>>3するの？」
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0001名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/01/21(月) 08:44:06.04ID:M8aUOvEk
代行です
0005名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 08:58:34.02ID:FCQy2fwZ
曜「うん、告白するよ」

千歌「い、いやー。チカ、突然言われたからビックリしたよー！」

曜「驚かせちゃってごめんね？　千歌ちゃんには相談に乗ってほしくてさ」

千歌「どんとこいだよ！　はいぱー恋愛まいすたーのチカっちにお任せあれ！」

曜「聞いたことない称号だ！！」

千歌(よーちゃんホントに告白するんだ。チカの気持ちは……)

>>7　千歌ちゃんの気持ちは？

①よーちゃんが好き！
②善子ちゃんが好き！
③恋愛とかよく分かんないのだー！
④女の子同士ってどうなの……？
0008名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 09:10:12.15ID:FCQy2fwZ
千歌(チカはずっとよーちゃんのことが好きだったのに……)

曜「……ちゃん！」

千歌(そうだよね、善子ちゃん美人さんだもんね。そりゃよーちゃんも好きになっちゃうよね)

曜「……かちゃん！」

千歌(登下校もバスで一緒だし、同じ時間を過ごしてたんだね……)

曜「……千歌ちゃん！」

千歌(チカも同じ時間を過ごしてたのに……！)

曜「千歌ちゃんってば！」

千歌「うわっ！　えっ、どうしたの！？」

曜「もー、千歌ちゃん話聞いてる？」

千歌「ごめんごめん。ぼーってしちゃって」

曜「大丈夫？　うーむ……」ｵﾃﾞｺﾋﾟﾄｯ

千歌「よ、よーちゃん！？」

曜「熱はなさそうだね！　よかったー」

千歌(この天然ジゴロヨーソローめぇ～！)
0010名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 09:18:39.71ID:FCQy2fwZ
曜「で、千歌ちゃんに相談したいのは告白の仕方なんだけどさ」

千歌「告白の仕方？」

曜「うん、告白するぞー！　って思ったのはいいんだけどさ、失敗するのは怖いから……」

千歌「怖いから？」

曜「100パーセント成功間違いなし！　な告白方法を一緒に考えてくれない！？」

千歌(えぇ～！？　ど、どうしよう……)

>>12　千歌ちゃんはどうする？
①成功間違いなし！な告白方法を考えてあげる
②大失敗しちゃうような告白方法を言う
③「100パーセントなんてあり得ないよ」と真面目に諭す
④その他自由安価
0015名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 09:29:47.68ID:FCQy2fwZ
曜「何かあるかな？　そんな告白方法！」

千歌(むぅ～、そうだ！)

千歌「よーちゃん！　きせーじじつって知ってる！？」

曜「きせーじじつ？」

千歌「そう！　先ににくたいかんけーを持っちゃうの！」

曜「な、ななななな！」

千歌「そーすれば善子ちゃんもあれで純粋な子だから断るなんてできないってすんぽーなのだ！」

曜「えぇ……？」

千歌「昏睡レイプするんだよよーちゃん！」

曜「>>17」

①千歌ちゃん、真面目に聞いてるんだけど　ｼﾞﾄｰｯ
②うん、良いアイデアだね！　でもとりあえず保留で！(別の人に聞きに行く)
③その手があったか！　ひゃっほーい！
④れいぷ……？　なにそれ？
0018名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 09:43:18.89ID:FCQy2fwZ
曜「千歌ちゃん、真面目に聞いてるんだけど」ｼﾞﾄｰｯ

千歌「ご、ごめんなさい……」

千歌(うぅ～、気がどーてんして変なこと言っちゃったよぉ～。よーちゃん怒ってないかな？)

曜「まぁ、100パーセントうまくいく告白なんてないよね」

千歌「へっ？」

曜「ありがとう千歌ちゃん、吹っ切れたよ」

千歌「よーちゃん？」

曜「今から善子ちゃん呼び出して直球で告白する！」

千歌(えぇ～！？)

曜「私が気負いすぎてたのをリラックスさせようとしてくれたんだよね！　千歌ちゃんは優しいなぁ」

千歌(勝手に誤解して勝手に悟ってるよ！)

曜「よし、じゃあ呼び出すね！」ｽﾏﾎｽｯｽｯ

千歌「ま、待ってよーちゃん！　>>20」

①チカがとんでもなくロマンチックな告白方法を知ってるとしたら……？
②違うの！　変なこと言っちゃったのには別の意味があって……
③当て身！ﾄﾞｽｯ
④が、頑張ってね！(見届けに行く)
⑤善子ちゃんはLGBT差別の激しいクソノンケだよ！
0028名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 10:03:55.45ID:FCQy2fwZ
千歌「善子ちゃんはLGBT差別の激しいクソノンケだよ！」

曜「えぇ～っ！？」

千歌(チカってば何言っちゃってるの！？)

曜「それ、ホントなの？」

千歌「ほ、ホントだよ！　内浦の女の子は皆レズだけど、内浦を一歩出たら世界はノンケで溢れてるの！」

千歌(思ってもないことがポロポロと～！？)

千歌「沼津の善子ちゃんなんてノンケの代表格だよ！　ノンケ堕天使ヨハネだよ！」

千歌(どうしちゃったの私！？)

曜「で、でも！　善子ちゃんからはスゴく大きなレー圧(※)を感じるよ！？」

※　レズの持つオーラのこと

千歌「フェイクだよフェイク！　レー圧を纏わずに内浦の女子校に通えるわけないでしょ！？」

曜「そんな……」

千歌「だからね、レズはレズ同士でくっついたほうが……」

ﾄｩﾙﾙ、ﾄｩﾙﾙ

善子『はぁい♪　どうしたのリトルデーモン？』

曜「あっ、電話つながった……」

千歌(かけてたんだ……)

善子『リトルデーモン？　要件は手短に済ませなさい？』

曜「純真無垢なレズをだまして、見損なったよ！　このノンケ堕天使！」

善子『はぁ！？』

曜「善子ちゃんノンケなんでしょ！？」

善子『>>32』

①ノンケ！？　……ってなに？
②レズよレズ！　ノンケが女子校に通えるわけないでしょ！？
③……ばれてしまったら仕方ないわね
④待って？　曜、あなたの近くで何か邪悪な気配がする……
0034名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 10:20:08.63ID:FCQy2fwZ
善子『待って？　曜、あなたの近くで何か邪悪な気配がする……』

曜「なにそれ！？　こっちは真面目な話をしてるんだよ！？」

善子『もしかして……レズ魔！？』

曜「はあ？」

千歌「どしたのよーちゃん」

曜「いや善子ちゃんってば、れずま？　がどうとか……」

千歌「！！　切って！　テキトーなこと言ってレズを煙に巻くノンケのじょーとーしゅだんだから！」

曜「そ、そっか！」ﾋﾟｯ

千歌「ふー……」

千歌(あれ？　チカはなんでレズ魔のこと……うっ！)ﾄﾞｸﾝ

曜「ごめんね千歌ちゃん、変なこと相談しちゃって……千歌ちゃん！？」

千歌「うっ、うぅぅぅ……」

曜「千歌ちゃん！　大丈夫！？」

千歌(なに、これ……)

曜「千歌ちゃん！！！」

千歌「……どーしたのだよーちゃん？」

曜「いや、なんかちょっと変だったからさ」

千歌「この通りピンピンしてるよ？　変なよーちゃん」

曜「……？」

千歌「さあよーちゃん、レズどうし語り合おうよ……」ﾆﾔﾘ

――――――――
善子「っ！　切れた……これって！」
0038名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 10:29:12.29ID:FCQy2fwZ
【善子side】
花丸「善子ちゃん！　この気配！」

善子「ずら丸も気づいたのね……えぇ、レズ魔よ」

花丸「ついに出たずらね。場所は……」

善子「十千万よ」

花丸「えっ？」

善子「曜が危ないわ。急ぐわよずら丸！」

花丸「ずら！」

善子「堕天使ヨハネの名の下に命じる、現れよ！　ピギィーン！」

ピギィーン「ぴぎゃあああああ！」ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ

――『ピギィーン』半ルビィ半馬のレズモン。大地を駆け抜ける速さはオートバイを僅かに凌ぐ。

善子「乗ってずら丸」

花丸「ずらっ！」

善子「ピギィーン、十千万まで急いで！」

ピギィーン「ぴぎぃぃぃぃ！！！」ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ

善子「お願い……間に合って！」
0042名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 10:46:14.31ID:FCQy2fwZ
【曜side】
曜「千歌ちゃん？　なんかちょっと……変じゃない？」

千歌「そんなことないよぉ？」

曜「そ、そう？」

千歌「よーちゃぁん、チカねぇ、ずっーっとよーちゃんのことが好きだったのー」

曜「えぇっ！？」

千歌「善子ちゃんはクソノンケなんだからさ、諦めてチカと付き合ってよ？」

千歌？(そしてお前のレー圧を私のモノに……！)

曜「そ、そんなの……」

千歌「そんなの？」

曜「き、急だからさ、そんなすぐには……」

千歌「急じゃないっ！！！」

曜「千歌ちゃん……」

千歌「急なのはそっちじゃん！　善子ちゃんのことが好きだなんてさ！」

千歌？(……なっ！？)

曜「…………」

千歌「チカが、チカがどれだけ前からよーちゃんのことが好きだったか分かる！？」

曜「千歌ちゃん……」

千歌？(な、なんなんだこの気持ちは……)

千歌「よーちゃん……チカのことどう思ってるの？」

曜「す、好きだよ……？」

千歌「その好きはさ、チカがよーちゃんについて思ってる好きとおんなじ！？」

曜「…………」

千歌「よーちゃん！」

千歌？(と、止まらない……！)

――――――――
花丸「善子ちゃん！」

善子「>>」

①そこまでよ！　虚言レズ魔『妄想リップ』！　あなたを封印する！

②ここは様子を見守るわよ

③くっ……この信号長いわね。十千万までもう少しなのに……！(まだ到着してない)
0055名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 14:39:56.42ID:KN6JjSa8
善子「そこまでよ！　虚言レズ魔『妄想リップ』！　あなたを封印するわ！」

花丸「ずらっ」

千歌？「なっ……！　今邪魔しちゃダメなタイミングだったでしょうがー！」

曜「えっ、どうしたの……って、なんなのこれ！？」

花丸「曜ちゃんこっちにくるずら！」

曜「善子ちゃんと花丸ちゃんが馬の顔をした化け物におんぶされてるよ！？」

善子「ああ、この子はピギィーン。移動用のレズモンよ」

ピギィーン「ぴぎゃあああああ！」

曜「れずもん……？」

善子「レー圧を媒介に呼び出されるレズの使いのことよ。そしてレー圧を喰らうために人に仇なすのがレズ魔。今千歌さんに乗り移ってる妄想リップもレズ魔よ」

曜「妄想リップ……。確かに今日の千歌ちゃんはリップの色が違ってた……」

花丸「善子ちゃん！　無駄口叩いてる暇はなさそうずらよ！」

千歌「>>57」

①よーちゃん！　そいつらはレズを毛嫌いしてるクソノンケどもだよ！　話を聞いちゃダメだよ！
②よーちゃん、まだお話の途中だよ。チカのこと、好き？
0062名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 15:04:54.59ID:KN6JjSa8
千歌「よーちゃん、まだお話の途中だよ。チカのこと、好き？」

花丸「妄想リップ！　曜ちゃんをたぶらかそうとしても無駄ずら！」

善子「待ってずら丸。これは……」

曜「だ、だから……その……」

千歌「言えないんだ。善子ちゃんの前だから？」

曜「ち、ちがっ……」

善子「へっ？」

千歌「この状況なら分かるでしょ？　善子ちゃんのこと相談されたときチカがどんな気持ちだったか！」

曜「千歌ちゃん……」

千歌「よーちゃん、チカのこと好きって言ってよぉ……」

善子「千歌のレー圧に当てられて妄想リップの『虚言が止まらなくなる』効果が転じてる！？」

花丸「心のままに話し続けてるみたいずら」

曜「私は……>>65」

①それでもやっぱり、善子ちゃんのことが好きなんだ
②ずっと、千歌ちゃんのことが好きだったよ
0067名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 15:30:32.59ID:KN6JjSa8
曜「私は……それでもやっぱり、善子ちゃんのことが好きなんだ」

善子「な、ななななななななな！？」

花丸「ずらぁ～！？」

ピギィーン「ぴぎゃあああああ！？」

千歌「そっか。そうだよね。本当はこうなるって分かってたよ」

曜「千歌ちゃん……」

千歌「よーちゃんが本気かどうかくらい分かるよ。好きだったから」

曜「ごめんね。相談して」

千歌「んーん。2人が付き合ってるのを後から知るよりずっとよかったよ。それに……」

曜「それに？」

千歌「こうしてよーちゃんに告白できたもん！」

曜「…………」

千歌「善子ちゃん！　よーちゃんのこと……」

善子「…………」ｺﾞｸﾘ

千歌「……フってよ！　それで失恋したよーちゃんをチカが慰めるの！」
「まだ未練が残ってるよーちゃんだけど、いっぱいいっぱいチカとデートして、善子ちゃんのこと忘れるくらいチカのこと大好きにさせるの！」
「そしたらもう一回よーちゃんに聞くの！　『チカのこと好き？』って！」
「それで、それでね……うっ、うぅっ、うわああああん！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

曜「千歌ちゃんっ……！」

花丸「本音の制御が利かなくなってるずら……！」

千歌「よーちゃんっ！　よーちゃぁん……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

善子「堕天使ヨハネの名の下に命じる。現れよピギムーチョ」

――『ピギムーチョ』半ルビィ半竜のレズモン。口から吐く炎は暖をとるのにちょうどいい。

ピギムーチョ「ぴぎぃ」ﾎﾞｫｯ

善子「千歌から妄想リップを払ってあげて」

ピギムーチョ「ぴぎっ」ﾎﾞｫｫｫ

千歌「うっ……」ﾊﾞﾀｯ

曜「千歌ちゃんの体から何か抜けてく……」

善子「封印っと」
0068名無しで叶える物語(庭)
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2019/01/21(月) 15:37:49.60ID:KN6JjSa8
善子「これで一件落着ね。戻りなさいピギムーチョ」

ピギムーチョ「ぴぎゃん」ｼｭﾝｯ

善子「ずら丸。帰るわよ」

花丸「まだずら」

善子「はあ？」

曜「待って！　待って、善子ちゃん」

善子「なっ……」

曜「さっきの話全部聞いてるよね。……私の気持ちも」

善子「うぅ……」

花丸「さ、おらは千歌ちゃんを安全なとこに寝かせに行くずら～」ｲｿｲｿ

善子「ちょ、ちょっと待ちなさいよ！」

曜「改めて伝えてもいいかな。私の気持ち」

善子「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ピギィーン「ぴぎゃあああああ！！！！」

善子「あっ出しっぱなしだった！　戻りなさいピギィーン！」

ピギィーン「ぴきゃあ」ｼｭﾝｯ

善子「さぁ、い、いいわよ。聞かせて」

曜「うん。私ね…………」
0070名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/01/21(月) 15:44:35.35ID:sbKespeV
おつでした

おわ、終わり！？終わっちゃうのぉ！？
確かにいい感じにまとまって良かったなとは思うけど、個人的には後日談なんかも読みたいのだ
余裕があったらでいいので是非お願いします～
0071名無しで叶える物語(しまむら)
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2019/01/21(月) 15:45:10.77ID:bIjpyZmI
おつ
0072名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2019/01/21(月) 15:59:03.84ID:I9KMVcVh
おつ
0074名無しで叶える物語(やわらか銀行)
垢版 |
2019/01/21(月) 16:24:24.89ID:qSDJwKFI
さすがに草
下半身ルビィとかなんの意味あんだよw
0078名無しで叶える物語(茸)
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2019/01/21(月) 22:18:11.80ID:KHBe9XcU
作者がぶっ飛んだ選択肢を常に混ぜてくるからなー
読者はそれに釣られてしまう
>>18が一番大きな分岐点で、それ以降は作者の思い通りになった感がある
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