理亜「もう1人で大丈夫」 聖良「理亜…」
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聖良「やっぱり北海道とは違う味があるわね〜」
理亜(そう、私は覚悟を決めたの、これを機に変わるんだって)
理亜(自分自身を変えてやるんだって…!)
聖良「それじゃあ秋葉原にきたわけだけど、ここからはどうする?」
理亜(ここは自分から意見を言う大事なところ…これを機に私は変わるのよ…!)
理亜「別行動にしましょう、姉様」
聖良「別行動…?理亜1人で大事なの?」
理亜「大丈夫、私を信じて」
聖良「分かったわ、困ったらLINEや電話で伝えてね」
理亜「分かりましたわ、姉様」 理亜(よし…1人になることに成功したわけだけど…)
理亜(予め秋葉原に行ったとき用にリストを作っておいたんだっけ…)
理亜(これに沿っていけばいいわけね…)
理亜(まずはコトブキヤ、ここに最初に向かうのね…)
理亜(待って…思った以上に道が複雑…!?)
理亜(なんで道端にメイド服の人がいるの!?)
理亜(チラシみたいなの配ってる…こんなの受け取る人なんているのかな…)
メイド「いかがですか?」
理亜「へ!?あ…ど…どうも…」
理亜(受け取っちゃった…こんなところ一人で行く勇気はないなぁ…) 理亜(にしても建物がいっぱい…前に姉様と秋葉原に行ったことはあったけど歩き回ってみるとこんなに迫力があるんだ…)
理亜(たってUTXを訪れただけなんだけど…)
理亜(あと神社で歌ったのも懐かしいなぁ…)
理亜(あの看板…コトブキヤだ…やっと着いた…)
理亜(3階まであるのかな…)
理亜(1階ずつ見ていこう…)
理亜(1階は比較的色んなジャンルのアニメのグッズがあるようね…Saint Snowはない…と)
理亜(2階は…あ、すごい…Aqoursのグッズがいっぱい…ならSaint Snowも…ってない!?なんで!?)
理亜(たまたまよ…きっと3階には…)
理亜(って男ばっか…ここはいいや…) 理亜(はぁ〜…なぜSaint Snowのグッズがないのか…)
理亜(悔しいけどAqoursのタオル買っていこう…)
理亜「す、すいません、これください…」
店員「1300円になります」
店員「ちょうどお預かりいたします、ありがとうございました」
理亜(うぅ…買ってしまった…)
理亜(これから毎日これ使ってお風呂に入ってやる…)
理亜(次は…ホワキャン…か)
理亜(なんかちょっとやばい店らしいんだけど大丈夫かな…)
理亜(ホワキャン…どこだろう…ここからだと少し遠めなのかな…?)
理亜(こういうときのためのGoogleマップ、これは助かる)
理亜(少し離れてる、これを頼りに進もう) 理亜(少し街から外れてきてるような…不安がたまっていく…)
理亜(あ!あった!デカデカと書いてある…!)
理亜(この建物の中にあるのかな)
理亜(あれ…まだ見当たらない…)
理亜(ん?階段がある…もしかしてこの上?)
理亜(狭いところってすごい勇気がいるんだよね…)
理亜(着いた…ここがホワキャンか…思ったより狭い…)
理亜(Aqoursのグッズがあって、その上μ'sのグッズもある…となればSaint Snowだって…!)
理亜(…ない、なぜないんだ!?なぜなの!?)
理亜(力尽きた…曜さんの帽子でも買っていこう…)
理亜「これ…くだ…さい…」
店員「2000円になります」
店員「ちょうどお預かりいたします、ありがとうございました」 理亜(秋葉原って意外と電化製品の店も多めなのね…)
理亜(ちょっと入ってみよ…)
理亜(あれ…これって…)
理亜(このテレビに映ってるのって…ん!?)
理亜(予選のときに歌ったCRASH MINDの映像じゃない!?)
女子グループ(ヒソヒソ)
理亜(!?)
女1「ほんものじゃない!?」
女2「鹿角理亞さんだよ!このツインテールは間違いないって!」
女子グループ「あの!」
理亜「へ!?」
女子グループ「サインください!」
理亜「さ、サイン…」
理亜(どうしよう…自分のサイン持ってなかった…)
理亜(まぁここはアドリブで…)
理亜「ど、どうぞ…」
女子グループ「ありがとうございます!」 理亜(早く次のお店に行きたい…)
女1「あの、聖良さんはどこに行ったんですか?」
理亜「あぁ…姉様はお仕事で…」
女2「あ!写真もいいですか!?」
理亜「え!?写真!?」
理亜(私写真写り悪いんだけど…)
女2「はい、チーズ!」
女2「ありがとうございました〜!」
理亜「いえいえ〜こ、こちらこそありがとうね〜…」
理亜(やっと追っ払えた…都会のファンって恐ろしい…) 理亜(そして次はアニメイトね…誰しも秋葉原に行ったら必ず行くと言っても過言ではないはず…)
理亜(よし、ここね、さっそく入店…と)
理亜(雑誌、CD、ガチャポンから色んなジャンルがある…)
理亜(これは…?G's magazine?表紙がAqoursだけど…何が書いてあるんだろう…)
理亜(内容が気になるから買っておこう…)
理亜「これお願いします」
店員「1080円になります」
店員「ちょうどですね、ありがとうございました」 理亜(結構店廻ったかな…)
理亜(ん…?姉様から電話が…)
理亜「はい、もしもし」
聖良「ねぇ理亜、お昼はどうするの?」
理亜(そうか…そうこうしているうちにもう12時30分…ここは1発ガツンと言っとかないと…!)
理亜「1人で食べれるから大丈夫だよ、姉様」
聖良「そう、分かったわ」
理亜(よし、行こう…!)
聖良(遂に反抗期でも始まったのかな…) 理亜(しまった!食事までは考えてなかった…)
理亜(ここから考えるしかないのか…)
理亜(ここら辺だと…マックか…いや、それなら北海道にもある)
理亜(せっかくの秋葉原だしここにしかない食べ物を食べたい…)
理亜(少し歩いてみよう…何か答えが見えてくるかもしれない…)
理亜(モスバーガーやサイゼリヤ…無難なお店ばっかり…)
理亜(さすがにそこまでは発展していなかったか秋葉原…)
理亜(駅付近を歩いてみよう…何かが見えてくるかもしれない…)
理亜(ん…?なんか列が見える…)
理亜(岡むら屋?) 理亜(メニューが…すごい…)
理亜(全部サイズがすごくて食べれそうにないや…)
理亜(でもこの店は他では見たことがない…)
理亜(ここだけのチャンスかもしれない…!)
理亜(列に並んでみよう)
理亜(…にしても2人組とかが多くて私がすごく目立ってる…)
理亜(こんなどこか知らない制服の変なツインテールが1人で並ぶなんてないだろうし…)
理亜(もうそろそろ店に入れそう…)
店員「お客様何名様でしょうか?」
理亜「あ…え…と…1人です…」
店員「カウンター席どうぞ〜」
理亜(座れた…無駄に高めのこの椅子はなに…?)
理亜(まぁいいや…とりあえずなにを食べよう…) 理亜(全部サイズが大きめでお肉は全メニューに基本入っている…と)
理亜(あ、チーズ肉めしとか美味しそう…!)
理亜(でも牛しゃぶすきめしみたいにとことんお肉っていうのもよきだし…)
理亜(お値段的にも安くてボリュームがあるのは…デラ肉めしかな…?)
理亜(大根も入ってるし美味しそう…)
理亜(よし、これにしよう)
理亜「あの、デラ肉めしをひとつで」
店員「ありがとうございます!」
店員「デラ一丁入りま〜す!」 理亜(人が多い…男の人だらけ…少し居づらい…)
店員「お待たせしました〜、デラ肉めしです」
理亜「あ、ありがとうございます」
理亜(しかしいざ目の前にするとすごい迫力…)
理亜(こんなに量食べれるかなぁ…)
理亜(とりあえずいただこう…)
理亜「いただきます(小声)」
理亜(ん!?美味しい!!!お肉がジューシーでご飯がすすむ…!)
理亜(大根もいい感じに煮えてて美味しい!)
理亜(これならすぐに完食できそうね…!)
理亜(卵は最後にとっておいた、私の謎のこだわりが働いた…)
理亜(卵もいざ…)
理亜(ん〜!やっぱ期待通り、いや想像以上の味ね!) 理亜(あっという間に食べ終わっちゃった…美味しかったぁ…)
理亜(それじゃあ店をでるとしますか)
理亜「会計お願いします」
店員「ありがとうございました〜、620円になります」
理亜(安い…)
店員「ちょうどお預かりいたします、ありがとうございました〜」
理亜(ふぅ、お昼ご飯も食べ終えたと…) 〜一方スタバで時間を潰していた聖良〜
聖良「理亜今頃何してるんだろう…」
聖良「私から離れていってるし、ほんとに反抗期が始まったのかも…」
聖良「これはいけませんね…もう1回電話をしてみよう」
〜プルルルル〜
理亜「はい、もしもし姉様」
聖良「あぁ理亜、これから私とどっか行ってみない?」
理亜「大丈夫よ、姉様、私は変わったの」
聖良「うぐっ…理亜…」
理亜「姉様…?」
聖良「や゛め゛て゛〜゛〜゛〜゛置゛い゛て゛か゛な゛い゛で゛〜゛〜゛〜゛!゛!゛!゛」
理亜「ね、姉様!?」 理亜「ちょっと状況が把握できないんだけど…」
聖良「理亜…それは成長の証よ…うぐっ…誰にだって反抗期はくる…」
理亜「反抗期…?」
理亜「姉様何を言ってるの?」
聖良「え?」
理亜「私は反抗期とかじゃなくてただ自立して1人で行動してみたかっただけで、それにいつまでも姉様に頼ってばっかじゃ姉様も困るかなって」
聖良「理亜…」
理亜「もちろん私には姉様は必要不可欠だよ」
聖良「り゛あ゛〜゛〜゛〜゛!゛!゛!゛」 理亜「だからこそself controlっていうんでしょ、姉様が書いてくれた歌詞」
理亜「だから今回で打ち倒せたの、自分の敵に」
理亜「弱い自分の影に、強い自分の恐怖に」
聖良「理亜…」
理亜「姉様今会える?なんだか姉様と一緒に店を廻りたくなってきたんだけど」
聖良「理亜…いいの…?」
理亜「いいんだよ、駅の改札前集合ね」
聖良「わかった」
〜合流した鹿角姉妹〜
聖良「そういえば理亜はどんな店廻ってたの?」
理亜「えぇっと、まずコトブキヤに行って、それからホワキャンってところ、それでその後に…」
聖良(理亜は強くなった気がする…今回を通して)
聖良「そのタオルはなに?」
理亜「これはコトブキヤで買ったAqoursのタオル」
聖良「てことはSaint Snowのグッズも…!」
理亜「なかった…」
聖良「なかったの!?」
理亜(この後2人でいろんな店を廻った、めちゃくちゃ楽しかった)
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┃ ┃┃ ┃┃ 隙あらばミスをネチネチ突いてくるのほんと性格悪そう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています