果南「やることないな〜」 善子「あるわよ」
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果南「あ〜今日は一日中暇だな〜」
果南「最近は海行っても特にこれといった収穫もないしな〜」
果南「それに今日は雨だからランニングもできない…」
果南「たまにはやったことないこともしてみたいよね」
果南「いっちょ電話かけてみるか」
〜Aqours8人に電話をかける果南〜
果南「〜というわけでなにかないかな?」
千歌「う〜ん…うちの宿今日忙しいから無理かもしれない…」
梨子「ごめんなさい、私今日用事があるの」
曜「今日は高飛び込みの練習あるんだ、ごめんね!」
花丸「今日はお寺の手伝いがあるずら」
ルビィ「今日はお姉ちゃんと買い物に行く予定なの」
ダイヤ「今日はルビィとお買い物する予定がありますわ」
鞠莉「sorry…今日はホテルの方がtoo busyなの」 果南「みんなダメか〜…最後はほぼ希望はないけど善子ちゃんに電話…と」
果南「あ、もしもし?」
善子「あら、果南じゃない、珍しいわね向こうからかけてくるなんて、どうしたのよ」
果南「いや〜それがさ、今日することがなにもなくて他の7人に電話かけたんだけど全員ダメだったんだよ…」
善子「なるほどねぇ…」
果南「なにかないかな?」
善子「なら私のニコ生配信にでも参加してみたら?」
果南「え!?つまりそれって私リトルデーモンになるってこと!?」
善子「まぁそうなるわね」
果南「えぇ…と…」
果南(待てよ、ここで拒否したらすることが完全になくなってしまう)
果南(ここはこのお誘いに乗るしかない…!)
果南「面白そうだね!やってみるよ!」
善子「そうとなれば一旦部室に集合ね」 善子「きたわね、リトルデーモンカナリールよ!」
果南「なに、カナリールって」
〜ホワイトボードを使って説明を始める善子〜
善子「まず大前提としてリトルデーモンが見てくれていることを常に意識すること」
果南「ようは視聴者さんってことね」
善子「それとあんたのために台本作っておいたわ、配信前までには覚えといてちょうだいね」
果南「すごい数…覚えられるかなぁ…」
〜それから数十分に及ぶ説明を受ける果南〜
善子「これで一通りは終わったわ、次はリハーサルに移るから私の部屋にきなさい」
〜善子の住むマンションへと移動された果南〜
善子ママ「あらいらっしゃい!遊びにでもきたの?」
果南「あぁ〜、善子ちゃんのニコ生はi…」
善子「コラーーー!」
善子「私の部屋よ、少し汚いけど気にしないで」
果南(すごい…堕天使グッズがいっぱい…) 善子「これが配信用のセットになるわ、配信前に仕組みを一通り把握してもらいたいの」
果南「すごい…カメラも本格的なやつじゃん…!」
善子「全国のリトルデーモンが見てるんだからカメラを選ぶのは当然ね」
善子「私は右に立つから果南は左側に立って」
善子「あと最初のポーズね、毎回お決まりでこうなの」
果南「こうかな?」
善子「そう、それから配信が始まるから自分の台詞を言っていくの」
果南(すごい…言葉がでないや)
善子「台詞が終わったらリトルデーモンたちのリクエストコーナーがあるわ、内容はまぁそのまんまね」
果南「え、それ私には罰ゲームに等しいんだけど()」
善子「習うより慣れろって言うじゃない、これに関しては1発本番でいくしかないわね」
善子「それじゃリハーサル始めるわよ」 善子「雰囲気味わってもらいたいから果南用に衣装用意したわ」
果南「え!?これ私が着るの!?」
善子「あったりまえよ、あなたは配信中はリトルデーモンカナリールなんだからね!」
果南「そういうことね…なんだか納得できたよ!」
〜衣装を着てきた果南〜
善子「へ〜、思ったより似合ってるじゃない」
果南「でもやっぱ慣れないな〜、黒い衣装はあまり着たことがなかったからさ」
善子「改めてリハーサル始めるわよ〜」
果南(善子ちゃんが堕天使モードに入った、すごい真剣そうな顔…)
善子「こんにちは…ヨハネの愛するリトルデーモンたちよ…今回は魔界から現れし新たなリトルデーモンをここに召喚するわ…いでよ…リトルデーモンカナリール!!!」
果南「わ、我の名はカナリール…堕天使ヨハネ様とや、闇の契約を結んだ…」 善子「緊張してるわねぇ、これまだリハーサルよ?肩の力抜いて気楽にいきなさい」
果南「そうだね、ありがとう(善子ちゃんにしてはまともなこと言った…)」
善子「配信まではあと30分くらいはあるわね、ざっともう1回やりましょ」
果南「すごい、なんて言うんだろう、善子ちゃんの堕天使への愛が伝わってくるね」
果南「こんなにも一生懸命に堕天使と向き合ってて、それに私の無茶なお願いごとにも乗ってくれたし」
善子「ふ、ふん!なによいきなり!褒めたところで何もでないわよ///」
〜リハーサルが一通り終わる〜
善子「うん、結構いい感じになってきたわね!まさにリトルデーモンって感じしてたわ」
善子「このまま配信いっちゃうわよ〜?」
果南「もう大丈夫!いける!」 \カチッ/(配信開始の音)
善子「こんにちは、ヨハネの愛するリトルデーモンたちよ…今回は魔界から現れし新たなリトルデーモンをここに召喚するわ…いでよ…リトルデーモンカナリール!!!」
果南「くっくっくっ…我の名はカナリール…堕天使ヨハネ様と闇の契約を結び魔界から現空間へ召喚されたり…」
善子「そう…新たなリトルデーモンが誕生した今…また新たな儀式が幕を開けようとしているのです…!」
果南「堕天使ヨハネ様と…」
善子「リトルデーモンカナリールと…」
かなよし「堕天する時がきたのです!!!」 〜一方その頃買い物を終えた黒澤姉妹〜
ダイヤ「まったく、ルビィ、こんなに食べれると思ってたんですの?」
ルビィ「ぅゅ…でも美味しそうだったから勢いで買っちゃって…」
ダイヤ「まぁいいでしょう…私も少しずつ一緒に食べさせていただきますわ」
ルビィ「お姉ちゃん…!」
〜日課のようにパソコンを立ち上げAqoursの人気具合を確かめるルビィ〜
ダイヤ「Aqoursの人気の上昇ぶりはどうですの?」
ルビィ「う〜ん…あんまり前と変わってないかも…」
ダイヤ「新たな策を考えなければなりませんわね…」
ルビィ「あ、善子ちゃんがニコ生配信やってる」
ダイヤ「善子さんときたら懲りませんわねぇ…」
ルビィ「ん!?これ果南ちゃんじゃない!?」
ダイヤ「え!?果南さんが!?何をしているんですの!?何のつもりですの!?」
〜かなよし「堕天使する時がきたのです!!!」〜
黒澤姉妹「ぶふぉwww」 〜一方配信を終えたかなよし〜
果南「やった!大成功だよ!」
善子「想像以上の出来だったわ!きっとリトルデーモンたちも今頃満足してるでしょうねぇ…」
〜一方の黒澤姉妹は〜
ダイヤ「ぶっぶーですわ…ぶっぶーですわ、ぶっぶーですわ!!!」
ルビィ「ピギィ!?」
ダイヤ「これは呼び出しですわ、2人に電話して部室に呼び出しましょう」
〜プルルルル〜
ダイヤ「もしもし、果南さん?」
果南「ん?どうしたのダイヤ」
ダイヤ「どうしたもなにもこれはどうにもなりませんわ!今すぐ学校の部室にいらっしゃい!」
果南「あれ、電話切れちゃった…」
善子「嫌な予感しかしないんだけど…」
〜部室に呼び出されたかなよし〜
ダイヤ「これは一体どういうことですの!?」
かなよし「ヒィ」
果南「いや〜これは〜その〜…」
善子「色々とあって〜…」
ダイヤ「色々?色々とはなんですの!?これじゃAqoursのイメージも台無しですわ!ルビィにも前言いましたがスクールアイドルをするなら節度を持って…ガミガミガミ」
かなよし「どうしてこうなったの〜!!!」 ルビィ「でも果南ちゃんは暇だったからしてたから大目に見てあげて」
ダイヤ「なにぃ!?果南さんと善子さんをかばうというのですの!?」
千歌「待って!」
ダイヤ「千歌さん?」
千歌「私には分かるよ…2人の意気投合してリトルデーモンたちに楽しみを与えてくれた姿…」
ダイヤ「…!」
曜「それにファンの期待に応えてくれた」
梨子「ファンはAqoursがどうとかを見ているんじゃないの」 花丸「やり切ってくれたかを見てるんだよ」
鞠莉「だから…許してあげて」
ダイヤ「皆さん…うっ…感動しましたわ…明日から私も配信に参加しますわ」
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