凛「バンドやろ!」花陽「ふぇ?」
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凛「バンドやろーよバンド!自分たちで曲作って自分たちで演奏して自分たちで歌うの!講堂でライブとかもしたいにゃ〜」
花陽「もしかして凛ちゃん…」
凛「んにゃ?」
花陽「けいおん!見たでしょ…w」
凛「にゃにゃッ………………な、なにそれそんなアニメ知らないにゃあ!」
花陽「なんでアニメって知ってるんだろ…(そっかごめんね!)」 花陽「でもバンドって2人でできるの?」
凛「あっ……あ、B’zとか2人だし」
花陽「いやいやサポートメンバーいっぱいいるよぉ!」
凛「にゃにゃにゃ…」
花陽「それに、楽器はなにするの?」
凛「にゃにゃにゃにゃ………」
花陽「むむ………」 凛「まーとりあえず凛はドラムでかよちんがギター&ボーカルかにゃ」
花陽「エ゛ェ゛ッ゛!!??ソンナノヒケナイヨォ!!」
凛「弾けるにゃ弾けるにゃ!練習すれば大丈夫にゃ!」
花陽「何も大丈夫じゃないよぉ…」 凛「あー移動教室だーかよちん違う教室だよね?」
花陽「あ、うんっ、じゃあまたあとでね」
凛「弾きたい曲とか考えておくんだよ!」
花陽「はーい…」
花陽「とほほ…凛ちゃん思い立ったら止まらないんだから…ん?」
ジャ--ジャジャジャジャンジャ-ジャジャ-ジャ-
花陽「これって…ギター?」 ジャ--ジャジャジャジャ-ジャ-ジャジャ-ジャ-ン
花陽「音楽室の方からかな?」
???「Friends say it's fine Friends say it's good Everybody says it's just like rock and roll」
花陽「あれ、なんかこれ聞いたことある…20世紀少年だっけ…?」
???「Well it's plain to see You were meant for me Yea I'm your boy Your 20th century toy」
花陽「カッコいいなぁ…迫力あって胸に響くギターに流暢で透き通る声……」
???「なに?」
花陽「えっ!!?あっ、ご、ごめんなさ………って」
花陽「あれ、あなたは…」 凛「ふーヤダヤダ…物理なんて一生使わないのになんでやんなきゃなんないんだにゃ…」
花陽「凛ちゃ〜ん」
凛「あっかよちーん!もう疲れちゃったにゃあ、今日の授業は特に難しくて………ってあれ?隣にいるの…」
花陽「うん!教室行く途中に偶然会って…」
凛「えっと………同じクラスの…」
真姫「西木野真姫よ。人の名前くらい覚えなさいよ、星空凛さん?」 凛「にゃにゃ、ご、ごめんなさい」
凛「でも意外な組み合わせだにゃあ〜お話した事とかあるの?」
花陽「ううんさっき初めて」
凛「へぇ〜どうしたのそんなの、珍しいにゃあ」
花陽「実はね……西木野さんにギターとボーカルやってもらおうと思ってっ!!」
凛・真姫「!!?」
凛「えっえっ」
真姫「はぁ?どういうことよ」
花陽「えーっと………」 花陽「かくかくしかじか…」
凛「にゃるほどにゃるほど」
真姫「ふーん…じゃあ私はあなた達のバンドにスカウトされたわけね」
凛「敏腕スカウトウーメンだにゃ!」
花陽「いやたまたまだよぉ〜偶然見つけた、というか見つかったというか…」
真姫「まあ別にいいけど…あなた達はなんの楽器やるわけ?」
凛「凛はドラム!かよちんは…あれ、んじゃかよちんどうするの?」
花陽「あ、そうだよね、ギターボーカルはもういるし…」 真姫「楽器経験は?」
花陽「うーん、小さい頃に申し訳程度のピアノを……」
真姫「ふーん…でもスリーピースでピアノっていうのも……あ、じゃあ
真姫・凛「「ベースじゃない?」」
真姫「は、ハモラナイデ!!」
凛「凛が先に言おうとしたのにぃ〜!」
花陽「ベースかあ…でもギターよりは簡単なんだよね?」
真姫「そうね、弦も4本でギターより少ないし」
凛「んーでもボーカルもなぁ…」
真姫「ん?」 真姫「なに、聞いてもないのに私の歌に文句あるわけ」
凛「ちちち違うにゃ!!!ただ、かよちんの歌声すごいキレイだし」
花陽「えっ、そ、そ、そうかな…………///」
真姫「へえ、そんなに言うなら聞いてみたいものね」
真姫「あーあーあーあーあーーー」
花陽・凛「「!?」」 凛「西木野さん突然おかしくなったよ…」ゴニョゴニョ
真姫「ち、違うわよ!!小泉さんの声聞かせろって言ってるの!!はい、あーあーあーあーあーーー、やって!!」
花陽「えっ、わ、私?」
真姫「そう!ほら早くやりなさいよ!」
花陽「えっ………あ………ア-ア-ア-ア-ア-……」
真姫「もっと大きな声で!」
花陽「あ、あーあーあーあーあーーー!」
真姫「ふぅん…ま、キレイな声はしてると思うわ」
凛「でしょお!?凛の言った通りにゃ!!」
真姫「でもバンド向きかしら」
花陽・凛「え?」 真姫「あなたたちそもそもどんなバンドをやろうとしてるのよ」
凛「え、えっと………ロック?(適当)」
花陽「ロ、ロックぅ!?」
真姫「そ、ならなおさら小泉さんの歌声はメインボーカルにはふさわしくないと思うわ」
凛「ちょ、そんなハッキリいう!?」
真姫「別に歌うなって言ってないでしょ?」
真姫「コーラスよ」 花陽「コーラス…」
真姫「バックコーラスといえば脇役みたいに聞こえるかもしれないけど、私みたいな声に小泉さんのコーラスがハモったら結構それらしくはなると思うわよ」
凛「へぇ〜、まあよくわからないけどとりあえずやってみたいにゃ」
真姫「そうね。んじゃまず音楽室で曲合わせでもしてみましょ」
花陽「え、えーっと………」
真姫「?」
凛「凛たち、楽器に触ったこともないんだけど…」
真姫「はぁ!?」 真姫「それでよく私をスカウトしようと…バンドやろうと思えたわね!」
凛「ひぃい〜〜〜西木野さん怖いにゃぁ〜><」
花陽「ごっごめんなさい…」
真姫「はぁ……まあいいわ、どうせ暇だし私が教えるから」
花陽「えっいいの!?」
凛「ちょろすぎるにゃ!(ほんとに…!?)」
真姫「……なんて?」
花陽「ちょ、凛ちゃんっ!」
凛「あ、いや…間違ったにゃ…」 ※
凛「またIDが変わったらしいにゃ」
真姫「変わりすぎじゃない?」 真姫「ほらここ抑えて………はい、弾いてみて」
ベンベン
花陽「おぉ……すごいですっ…」
真姫「ほらこことこことそしてここ、叩いてみて」
ドンドンチャ-ン
凛「か…かっこいいにゃぁ」
真姫「ま、ここまでは基本だから。あとは自分たちで練習しなさい」
花陽「一週間教えてもらっただけでここまで弾けるようになるんだなぁ」
凛「西木野さんって意外とすごい……?」コソコソ
真姫「当たり前でしょ、経験値が違うの」
花陽「聞こえてるし…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています