(q|`˘ ᴗ˘)乙「行きましょう!理亞!」 从廿ᴗ廿从「ふふふ…!」
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前のssの前日譚?です
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1541930030/-100
ラブライブ決勝トーナメント
:準決勝前夜
神田明神ーー
ーーー
ー
点とでしか輝かぬ外灯にいくつかでも囲われれば、境内の白い石畳は薄ら弱いそれらから伸びる細い光を反射し、立ち上る湯気のようなぼんやりが夜闇を僅かに照らす中…
「そう!ここを畳みかけるんです!」バババッ!
「うん!分かってる!」シュッ!ドカ!
およそ参拝の構えにはない少女が二人ーー…… (q|`廿 _廿)乙 ヒュバッ!
ゴオオオオオッ!
从σ ᴗ σ从「速いじゃない…!蹴りが来る!くっ!【Shockingーー」パリィ…
从σ ᴗ σ从「………よね!充電切れ!だからといって…!」
バシィィィィィン!
(q|`廿 _廿)乙「ーーー」
从σ ᴗ σ从「ガードできない訳じゃな"あ" あ"あ"! ズドオオオオオオ!
ノJ(`廿_ 廿´リノし「ーーー」ミ…シィ!
从σ ᴗ σ从「あ…うあ…鹿角理亞…!ボディ、ブロー…!」
从σ ᴗ σ从(『雷掌』で不完全な威力とは言え…!姉の反撃に…合わせてみせたというの…!?)
从σ ᴗ σ从(なんて動き…!コンビネーション…!まるで1つの…!ハッ!)
从σ ᴗ σ从(そうか…!そういうことだったのね…!)
(q|`廿 _廿)乙 ビュンッ!バキィ!
从σ ᴗ σ从「ぐうっ…!」
ノJ(`廿_ 廿´リノし ズババババババ!
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド
从σ ᴗ σ从「が、ううう………!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
(q|`廿 _廿)乙
スッ…
ノJ(`廿_ 廿´リノし
从σ ᴗ σ从(来る…!まるで鏡!左右対称に構えからの…
(q|`廿 _廿)乙 ノJ(`廿_ 廿´リノし
グオオオオオオオオオ!
从σ ᴗ σ从(渾身の…蹴りが!) 从σ ᴗ σ从(いいわ…来なさい…!受けるダメージは相当でしょうけど…ガードは間に合う!)
(q|`廿 _廿)乙
ズカアアアアアアアアア!
ノJ(`廿_ 廿´リノし
从σ ᴗ σ从「がっ……!吹っ……飛ぶ!」ブワァッ!!
从σ ᴗ σ从「ぐううう!骨が持ってかれる寸前よのこの痛み!でも………!」ビギビギィ‼
从σ ᴗ σ从「利用させてもらうわ…!これで…辿り着く!吹っ飛ばした私の先にある…!」
ギュオオオオ………ンンンンン…!
从σ ᴗ σ从「『外灯』!ぶつかれええええ!!!」
ドッゴオオオオオオオオ!!
ピシィ!バチバチバチバチ!!
从σ ᴗ σ从「痛っ……たあああああああああ!でも…でも!過充電になってもお構いなしよ!!【Shocking Party】!!」バリバリババババババババ!
(q|`廿 _廿)乙「ーーー」
ノJ(`廿_ 廿´リノし「ーーー」
从廿ᴗ廿从「狙ってやったわよ…!貴女達を掻い潜って回復なんて無茶をやるより!」
从廿ᴗ廿从「みっともなくとも確実に…ね!」バリバリバリバリ!! (q|`廿 _廿)乙「ーーー」
スッ………………ユラッ、ユラァ…!
ノJ(`廿_ 廿´リノし「ーーー」
从廿ᴗ廿从「またその動き…!でも分かったわよカラクリは!」
从廿ᴗ廿从「攻撃の気配もなく…私の超速にも反応してみせる異常性…何より化け物じみたコンビネーションの、その正体!」
(q|`廿 _廿)乙 ノJ(`廿_ 廿´リノし バババッ!
ギュオン!!!
(q|`廿 _廿)乙ーーーーーーーギャオン!
从廿ᴗ廿从「散ってから…左は中段突きとーーー!」
「右からは飛び膝蹴り!」从廿ᴗ廿从!
グオン!ーーーーーーーノJ(`廿_ 廿´リノし
从廿ᴗ廿从「左右上下同時攻撃!たまらないわね…!だけど!」
从廿ᴗ廿从「お生憎におあつらえ向きよ!【Shocking Party】最大放電!!疾走れ……『落雷(ナルカミ)』!!!」
ズバババババババアアアアン!!
ノJ(`廿_ 廿´リノし
「ーーーー!!!!ーーーー」
(q|`廿 _廿)乙
从廿ᴗ廿从「よし…!如何に貴女達の神懸ったコンビネーションだとしても…!二人同時に高電圧を身体に流されたらひとたまりもないでしょう!」
ノJ(`廿_ 廿´リノし バババババババ!
「「くーーー!」」
(q|`廿 _廿)乙 バリバリバリィ!
ノJ(`σ_ σ´リノし「うわあああ!!」
(q|`˘ ᴗ˘)乙「きゃあああああ!」
从廿ᴗ廿从「ふふふ!……えっ!?」
ノJ(`σ_ σ´リノし「まだ…」
(q|`˘ ᴗ˘)乙「まだぁぁ!!」
グオオオオオオオオ!!
从廿ᴗ廿从「そのまま…突っ込んで!しまっ……!『疾風………」
ノJ(`σ_ σ´リノし & (q|`˘ ᴗ˘)乙「ダリャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」 从廿ᴗ廿从「負ける…もんか…!喰らってもいい!」
从廿ᴗ廿从「届かせる!『雷掌』いいいいい!!」
从廿ᴗ廿从「ハアアアアアアアアアアアア!!!」
(q|`˘ ᴗ˘)乙
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
ノJ(`σ_ σ´リノし
ーーーーーーーバキィィィィィ………! シ………ン
ノJ(`σ_ σ´リノし
「ーーーーーー!」
(q|`˘ ᴗ˘)乙
从廿ᴗ廿从「ーーーー!」
グラッ…
从σ ᴗ σ从「クッ………!」ズシャ…
ノJ(`σ_ σ´リノし「ハア…!ハア…!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「やっ………やった!!」
(q|`˘ ᴗ˘)乙「ーーーー」
ノJ(`σ_ σ´リノし「勝った!私達が勝ったんだ!私達…!『Saint Snow』が!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「そうだよね…!姉……」
(q|`˘ ᴗ˘)乙 フラ…
ノJ(`σ_ σ´リノし「様…?」
(q|`˘ ᴗ˘)乙 フラぁ……
フッ 聖良「 」グラッ
ノJ(`σ_ σ´リノし「う…!!」ガシィッ!
ノJ(`σ_ σ´リノし「ね………姉様ぁぁぁああああああ!!」 「ふふ…ふ…!ギリギリだったけど…!」スクッ…!
ノJ(`σ_ σ´リノし 「ーー!」キッ!!
从σ ᴗ σ从「勝ったのは…!私よ!!」
从σ ᴗ σ从「最後の最後で…掴んでみせたわ…!貴女達の秘密…」
从σ ᴗ σ从「異常なまでの…コンビネーションを超えた親和性…!まるで…いいえ、正しく『1つの生き物として私に攻撃してみせた』その秘密!」
从σ ᴗ σ从「【CRUSH MIND】によるお互いの理性放棄と…!【SELF CONTROL】による自己暗示による戦闘思考の同調!!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「ーーー!」
聖良「うっ……くっ!かは…はぁはぁ!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「ね、姉様…」
聖良「ふふ…負けて…しまった…の、ですね…流石…A-RISE…綺羅ツバサ…」フラッ…
聖良「ご名答…です。私達はお互いを…お互いの思考で動かしてみせることで…貴女の戦闘経験の外から…意外性を突いての戦闘を選択しました…」
聖良「もっと言うなら、姉妹の戦闘能力を『同期ーシンクロー』させること…これが私達の新しい戦闘法…」
聖良「『Saint Snow』……!」
聖良「ふふ…がっつりと…破れられてしまいましたが…」
ノJ(`σ_ σ´リノし「うう…姉…様!」 从σ ᴗ σ从「私の【Shocking Party】にも素で反応してみせた鹿角理亞の戦闘センスと…ラブライブ決勝大会まで登りつめた鹿角聖良の戦闘戦略…」
从σ ᴗ σ从「この2つを掛け合わせるために邪魔になる自我を【CRUSH MIND】で崩壊直前まで追い込んで、生存本能だけでギリギリお互いを繋ぎ止める…一歩間違えれば廃人よ…?」
聖良「言ってくれますね…そこまでこちらを追い込んでみせたのはそっちじゃないですか…ふふ」
ノJ(`σ_ σ´リノし「クソッ…クソッ!うわあああああ!」グッ…!
聖良「行け…ません!理亞…!こうなってしまった以上…!勝つのは…む、…ずかしい…!」
从σ ᴗ σ从「そうよ…!最後の交錯…なりふり構わず私の全力を叩き込んであげたのは…鹿角聖良…貴女のほうよ!2人で1人の『Saint Snow』、その頭脳になる貴女を戦闘不能にすれば…よ…!」パリ…
从σ ᴗ σ从「『貴女達』に対する最高の賛辞のつもり…!それでもまだ手負いの獣だとしてかかって来ると言うのなら…!鹿角理亞…!」パリパリ…!
从廿ᴗ廿从「3日4日は動けなくなるけど…
私の本当の本当に残る全て…!使い果たしてでも完璧に貴女達に勝ってみせる…!」バリバリバリバリバリバリバリバリ!!
ノJ(`σ_ σ´リノし「………ごめん、姉様」スッ…
聖良「り、理亞!いけない…!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「勝つ………!」
从σ ᴗ σ从「最後の交錯… >>64 余計な一行入っちゃったので念の為
从σ ᴗ σ从「私の【Shocking Party】にも素で反応してみせた鹿角理亞の戦闘センスと…ラブライブ決勝大会まで登りつめた鹿角聖良の戦闘戦略…」
从σ ᴗ σ从「この2つを掛け合わせるために邪魔になる自我を【CRUSH MIND】で崩壊直前まで追い込んで、生存本能だけでギリギリお互いを繋ぎ止める…一歩間違えれば廃人よ…?」
聖良「言ってくれますね…そこまでこちらを追い込んでみせたのはそっちじゃないですか…ふふ」
ノJ(`σ_ σ´リノし「クソッ…クソッ!うわあああああ!」グッ…!
聖良「行け…ません!理亞…!こうなってしまった以上…!勝つのは…む、…ずかしい…!」
从σ ᴗ σ从「そうよ…!最後の交錯…なりふり構わず私の全力を叩き込んであげたのは…鹿角聖良…貴女のほうよ!2人で1人の『Saint Snow』、その頭脳になる貴女を戦闘不能にすれば…よ…!」パリ…
从σ ᴗ σ从「『貴女達』に対する最高の賛辞のつもり…!それでもまだ手負いの獣だとしてかかって来ると言うのなら…!鹿角理亞…!」パリパリ…!
从廿ᴗ廿从「3日4日は動けなくなるけど…
私の本当の本当に残る全て…!使い果たしてでも完璧に貴女達に勝ってみせる…!」バリバリバリバリバリバリバリバリ!!
ノJ(`σ_ σ´リノし「………ごめん、姉様」スッ…
聖良「り、理亞!いけない…!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「勝つ………!」 从廿ᴗ廿从「いいわ…!来なさい…!どっちにしても…私も貴女も…!」
ザッ…!
ノJ(`σ_ σ´リノし「ああ……!一撃に……全てを!」
ザッ…!
从廿ᴗ廿从
ジリッ…!
ノJ(`σ_ σ´リノし
聖良「くっ…!いけない…!わた、し…も…!」ググ…グググ…! ノJ(`σ_ σ´リノし「大丈夫…!姉様…!もう大丈夫…!勝ってみせる…!姉様が『Saint Snow』として信じてくれた私は…!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「強い!!【SELF ーーー】」ゴオオオオ!
聖良「理亞……!」
从廿ᴗ廿从「【Shocking Party…『疾風ーーーー!!」
ノJ(`σ_ σ´リノしーーーーー
ーーーーーーー从廿ᴗ廿从
ノJ(`σ_ σ´リノし「ーーCONTROL‼】!!」
从廿ᴗ廿从「ーー『迅雷』】!!!」
バッ! 「まったく…二人共」
「は〜い、そこまでぇ♡」
ブワッ!!!
ノJ(`σ_ σ´リノし「!!」ガシッ!
从廿ᴗ廿从「!!」グィィッ! ノJ(`σ_ σ´リノし「なっ…!誰だぁ!離せぇ!!」
「や〜ん♡ジタバタしちゃって可愛い♡」
ググググッ………!
ノJ(`σ_ σ´リノし(な…何…!?後ろから抱きかかえられて…?だとして…ビクとも…動けない!!)
从σ _ σ从「………チッ」
「なんだ?ツバサ、珍しく聞き分けがいいな?お前は抵抗しないのか?」
フッ ツバサ「私、肩を脱臼させて喜ぶ趣味はないわ?貴女に完璧に肩を極められて…それこそ無駄な抵抗ってもんでしょ…そうでしょ?」
ツバサ「英玲奈」
英玲奈「ああ。良く分かってるじゃないか」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
聖良「と、統堂 英玲奈に…!」
「ん〜♡かんわいい〜♡お持ち帰りしたい〜♡ねえねえ?お姉さんの家行こっか?」スリスリ♡
聖良「優木 あんじゅ!?」
聖良「綺羅 ツバサもいてこれで…3人…嘘…!」
聖良「A-RISE!!」
ドドン!!!
ノJ(`σ_ σ´リノし「うう…!は、離せぇ…!」ジタバタ…ジタバタ……! ツバサ「え〜と…スミマセンデシタ」ボソッ
英玲奈「おい」スパァン
ツバサ「痛った!もお〜!強く叩きすぎでしょ!?」
英玲奈「ーーー」スパンスパンスパンスパン!
ツバサ「ちょっ…!痛、痛た!!ごめん!ごめんなさいって!私が悪かったわ!やり過ぎました!」
あんじゅ「…と言うわけでごめんなさいね?二人とも…ウチの馬鹿リーダー…元々は悪気なんて無かったのよ〜」
聖良「は、はぁ……」ポカーン
理亞「……!」ササッ!
あんじゅ「あん♡理亞ちゃ〜ん!お姉ちゃんの後ろに隠れないでお顔見せて〜♡」
聖良(A-RISE…)
英玲奈「」スパパパパパパパ!
聖良(クールで…)
ツバサ「ちょっと…しつこ…!止めなさい!オデコは狙わないで!!」
聖良(強くて…)
あんじゅ「理〜亞ちゃん♡」フリフリ
聖良(カッコ……い、い…)
英玲奈「」パンパン スパパン パンスパン パパパ!
ツバサ「メ、メロディを奏でないで?!」
あんじゅ「ごろにゃ〜ん♡こっちお〜いでぇ♡」ハァハァ
理亞「………姉様…!」ギュッ…!
聖良(私の憧れが……知らない何処かへ行ってしまった…)
聖良「うふ…うふふふふ…あ…流れ星…」
キランッ☆
〜◆〜 〜◆〜 〜◆〜 〜◆〜 サーセン…あしたこそ…うふふふ…
読んでくれてる方いたらほんとスミマセン… おつー
要はエタらなけりゃいいのよ、エタらなけりゃね >>75
それだけは自分でも悔しいんで!
なればこそ応援に救われます… >>77
ほんと力の出ますw
>>78
超嬉しいっす!
正直、前に書いたのより色々思うところがあったんで… 聖良「では…ツバサさんが私達を襲撃したのは…」
理亞「本当は応援に駆けつけたのに、本当不参加のストレスと、私達の練習を見たせいで闘争心に火がついてしまったから…?」
理亞「馬鹿なの?」
ツバサ「はぁっ!?ちょっと貴女ね…」
グィィィ…
ツバサ「あつッ!痛い痛い英玲奈!暴れないから!腕離して!」
英玲奈「その短気をなんとかすればな。ああ、そう言うことだ鹿角理亞。ツバサが馬鹿ということも含めて」
あんじゅ「ホントにゴメンね〜?うちのリーダーってば、[バトルこそ人と人とが分かり合うための対話]とかそういうことを大真面目に語っちゃうこともあるから♡」スッ…
理亞「!?」ササッ!
聖良「り、理亞…」 理亞「アイツ…怖い」ギュウ…
あんじゅ「あらら?連れないなぁ〜…」ブスゥ…
英玲奈「あんじゅ、もう余計なことをするなよ?本当にすまないことをした、Saint Snow。お詫びになれば良いが、明日の試合の為のダメージや疲労の回復には私達が責任を以て努めさせてーーー」
聖良「待ってください…」
英玲奈「どうした?いや、もっと要望があって当然だな。それだけの迷惑はかけたのだから…」グイイ…
ツバサ「ちょっと…痛いって…」
あんじゅ「そうよね♡鹿角、聖良ちゃん…でいいかしら!ここまで関わったらもう友達と思って好きなこと言って頂戴!」
あんじゅ「なんでもしちゃおっかなぁ♡」ウィンク‼
理亞「………」ギュウゥ…
聖良「では…遠慮なく…」
聖良「何故……」 英玲奈「」ピクリ
理亞「えっ…?姉、様…?」キョトン?
聖良「全部…おかしいのです、理亞。ツバサさんがはじめに私達に向けた殺気…あれはつい戦いを挑んでみました、なんて…そんなに生易しいものじゃありません……」
理亞「あ…!」
『本物の……殺気!』
聖良「それに…私達はあれだけ派手な大立ち回りを…夜中とはいえ神田明神や御茶ノ水駅の前ですよ…どうして誰一人として姿を見せないのです!?」
聖良「それに…ツバサさん…貴女は私達への襲撃の理由をーーーー
ツバサ『まあね、理由……ん〜…それ、聞かれると思ってたから答えは用意してたんだけど…』
ーーーーこう言って…更に気が変わった、勝負に勝てば理由を教える、と結びましたよね?」
聖良「それが蓋を開いてみたら『つい襲ってみました』?いくらなんでも都合が良すぎます!!」
聖良「それに理亞にも言ってましたね…!私『達』と来い…なんて台詞も。『私達』とは、英玲奈さん…あんじゅさん!」
聖良「そもそも貴女達のことで、この襲撃のことも本当は知っていたんじゃないですか…!」
あんじゅ「………ふーん」クルクル
聖良「………『本当の』理由、あるのでしたら教えてください。全てを…!」
ツバサ「ふふふ……!」
ツバサ「あんじゅ?毛先を指で巻いて……落ち着ないわよ?英玲奈?どう?だから私は…痛っ…」グイイ…!
英玲奈「………なるほど…なかなかどうして」パッ
ツバサ「おっとと…もう。やっと離してくれた」
あんじゅ「………ツバサ…貴女もしかして」 ツバサ「ふふふ…アッハッハッハ!」
理亞「!?」ビクッ!
聖良「ーーーー!」
ツバサ「我ながら妙案だと思うわよ?この場に流されない冷静な判断力も…満身創痍で不用意だけれど、確実に真に踏み込んで来るこの頭脳も!勇気も!」
ツバサ「そして付け焼き刃とはいえ…いいえ!だとしても私を敗北寸前まで追い込んでみせた強さも!!全部!!!」
あんじゅ「クスクスクス…!いいんじゃない?私も気に入っちゃったもん……♡」ニタリ……
英玲奈「チッ…!おいツバサ!あんじゅ!!」
ツバサ「ええ…言ったわよ?聖良さん?理亞さん?『気が変わった』。それはこのことよ!貴女達には戦う資格がある!『私達』と一緒に…戦い抜ける強さという資格が!」
英玲奈「よせ…!後が面倒になるぞ…!」
ツバサ「私達の倒すべき……あの忌々しい時空の旅人…!!」ギリィィィィ……!
ツバサ「『あの世界』の【高坂 穂乃果】と!!!」
英玲奈「ツバサアアアァァァァッ!!!」
理亞「ーーー!?……?ーー!?」
聖良「な、ぜ…なのです?何故ここでμ'sの…穂乃果さんの名前が…それに…?」
聖良「『あの……世界』……?」 理亞「え…?これって…【歌】……?あ、うう…なに…意…しき…ね…さ、ま…」クラッ…
パタリ…
聖良「り、理……!うぅっ…!なんです…これ…きょう、れつに…眠……」フラッ…フラッ…
英玲奈「む。近江の【ソロ】…こっちに来てくれていたか。良いタイミングだ……ツバサ!あんじゅ!余計なことを言い過ぎだぞ…!」
聖良(私……『達』……嘘…!)グラァァァ…
ツバサ「あら?もうホントのお終いね…でも、ね?予感がするわ…貴女もだと嬉しいわ?聖良さん…」
聖良(あれは…A-RISE…3人のことだけじゃ…!)グラァァァァ…!
ツバサ「私達は絶対一緒に戦える…!いいえ!貴女が今日のことは『忘れる』にしても…必ずまた迎えに来るわ!」
聖良(な……い…………!)
パタ…リ…… 「フワァァ……アァァ…ねえ、しずくちゃん…もう…終わったんだよね…う〜ん…彼方ちゃんはね…もう…ねむねむだぁ…」Zzz…
「彼方さん…お疲れ様!後は、私が皆さんにお付き合いさせてもらうから、今日はもうゆっくり眠ってくださいね!」
彼方「はあい…ん〜…むにゃむにゃ」Zzz…
しずく「おやすみなさい…」
しずく「申し訳ありません!A-RISEの皆さん…色々『直して』たら到着が遅れてしまいました…」
英玲奈「いや、助かったよ。結果的にベストのタイミングで現れてくれたと思っている」
あんじゅ「二人とも面倒押し付けちゃってゴメンね〜?特に彼方ちゃんなんて…ツバサちゃんが大ハシャギしてる間、ずぅーっと【歌】い通しっだったんだもんね?」
あんじゅ「『誰もツバサちゃんの邪魔をしないように…この街すべての人間を強制的に眠りにつかせる程の【ソロ】を…』」
ツバサ「流石にやるじゃない?【歌】という現代の魔法を奏でるアイドル。そしてそのアイドルにとっての願いのカタチの究極の具現…【ソロ】使い手さん達は?」
英玲奈「お前は本当に調子に乗るな!迂闊すぎるんだ!色々肝を冷やしたぞ!」ペチーン!
ツバサ「ちょおおっ!オデコ!いいじゃない…ちょっとはカッコ付けたって…」
しずく「あ、あはははは…」
ツバサ「確かに私達の『目的…μ'sの高坂 穂乃果とAqoursの高海 千歌をラブライブ決勝戦で確実に戦わせること』…」
ツバサ「『それを準決勝でAqoursの決勝進出を阻止しかねないSaint Snowを叩き潰す』。それ自体は途中でやめちゃったけど…どう?それでもSaint Snow、彼女達なら可能性はあるでしょう?」
英玲奈「……確かに、この二人が仮に決勝で高坂 穂乃果と戦うことになったとしても…歌わせられるかもしれないな…私達の…A-RISEの運命を変えたあの【歌】………」
あんじゅ「【シアワセ行きのSMILING!】…ね?問題はもう一方をどうするか。…だけど?」
ツバサ「いいえ…!充分に見せてくれたわ
!この二人はその可能性を!それにいざとなったら私達だって…」
しずく「あ、あのう…」
ツバサ「うん?どうしたの?」
しずく「ご、ごめんなさいお話中に…実は明神様の境内…石畳とかまだ少し『直せて』いないところがあって…」
ツバサ「へ!?嘘!私そんなに暴れては…!」
ボロッ………
ツバサ「げっ……」 あんじゅ「ほんとうにお馬鹿さん♡そこが良いといえば良いんだけど…」
ツバサ「た、頼んだわ!しずく!これぐらいちゃちゃっとやって見せなさい!なんたって貴女はーーー!」
しずく「はい!それでは!」スッ!
しずく「【あなたの理想のヒロイン】!!」
パァァァァァ…!
英玲奈「ほう…やはりいつ見ても凄まじいな…!みるみるうちに…!」
あんじゅ「ふふ!それよりも…英玲奈!私達もお仕事残ってます♡ツバサちゃんの…尻拭い♡」
英玲奈「ふう…ツバサ。任せてみたら、本当に無茶苦茶な結果だぞ…『計画』という言葉の字義も意味も各社出版の辞書から抜き出してお前の脳味噌に叩き込んでやりたいくらいだ…」
ツバサ「うぐぐ…!待ちなさい…!ア、アイドルが…お尻だなんて…!」
あんじゅ「関係ありませ〜ん♡なに?それとも自分の失敗は自分で責任とれるの?」
ツバサ「う……!か、返す言葉もないわ…もう体力も電力も…無い…!」
ペシーン!ツバサ「あ痛ぁ!」
英玲奈「まったく…だがSaint Snow…この二人…共に戦ってくれるのなら心強いと思わせてくれる程には…まったく、期待させてくれる!」
あんじゅ「あら…?久々に楽しそうな英玲奈ちゃん♡クールに構えてるだけじゃないところも、可愛い♡」
英玲奈「む、む…。い、いいからやるぞ!【Shockingーーー】!」
あんじゅ「はいはい♡【Party】!!!」
バリバリバリバリバリバリッ! あんじゅ「ふふふーーー!」バリバリバリバリッ!
あんじゅ「あ、英玲奈。理亞ちゃんは私に任せーーー」
英玲奈「駄目だ。さすがにそれは私でも信用できないぞ?あんじゅはお姉さん、鹿角聖良の方を『書き換えろ』」
あんじゅ「は〜い…もう。いけず…」
聖良「スーッ…スー…」Zzz…
あんじゅ「ごめんなさいね…聖良ちゃん…私達と会った事も聞いたことも全部…」
英玲奈「ああ。悪いが脳細胞の電気信号を操作させてもらう。つまり…」
英玲奈「鹿角理亞…」スッ…
あんじゅ「未来のお義姉ちゃん…」スッ…
英玲奈 「忘れてくれ」
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!
あんじゅ「また逢いましょう?」
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバ
聖良「ーーーー」 理亞「ーーーー」 バリバリバリバリバリバリバリバリーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー ー
ーーー
ーーーーラブライブ決勝大会:準決勝
Aqoursーーー
vs
ーーーSaint Snow |c||.σ_σ|| 「ハァッ…!ハァッ…!んクッ…!ハァハァ…!」ガクリ…
⌒°( ^ω^)°⌒「危なかったけど…やっ…やったよ!お姉ちゃあ!」グッ…!
(q|`˘ ᴗ˘)乙「くっ…あと…一歩…だったんですけどね…見事です!ダイヤさん!ルビィさん!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「ああ…そっか…こんな…こんなに強い…ルビィ!」ポロポロ…!
(q|`˘ ᴗ˘)乙「私達の…!」
ノJ(`σ_ σ´リノし「ま……うぅ、うえええええええ…!」ボロボロ
アキバリポーター「き………決まったあああああああああ!肉体と肉体!技と技!ーーーーそして!【歌】と【歌】が激しくぶつかり合う準決勝を制し、決勝進出を決めたのはーーー!」
アキバリポーター「『Aqours』だァァァァァアアアアアアア!!!!」
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
アキバリポーター「観客の感動からの歓声でしょうか…!それがこのアキバドゥームを激しく揺らしているような…!」
アキバリポーター「おめでとう…!Aqours!頑張った…!Saint Snow!!嘘偽りなく心から素直にそう思わせてくれる試合でした…!如何でしたかでした?解説の…!」
アキバリポーター「A-RISEの…!綺羅 ツバサさん!」 ツバサ「ええ…!解説として恥ずかしながら…しかしまったく同じ感想です!本当に…本当に素晴らしい試合でした…!」
ツバサ「Saint SnowとAqours、2名とも…お互いがお互いに姉妹であり、その命を輝かすような試合内容と言い…!何故、残酷にも勝敗が分かたれてしまったのか…正しく運命に導かれたとしか言う事のできない決着!スクールアイドル界に歴史を残す名勝負でした!」
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
いいぞーーー!Aqoursーーーー!
凄かった…!凄かったよSaint Snowおおおおお!!
どっちも決勝に行っちまええええええ!!!
どああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーー アキバリポーター「なんとーー!トップアイドルのA-RISE…そのリーダーたる綺羅 ツバサ氏からも称賛の言葉が…!」
アキバリポーター「これは…この今日の準決勝は…、全スクールアイドルが後世に語り継ぐに相応しい試合であったことのお墨付きに外なりません!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアア!
いいぞーツバサーー………!
アキバリポーター「このいつまでも続いて欲しい余韻に浸る時間をもっと欲しいところですが、ここで大会運営からプログラム進行のお知らせです…!」
アキバリポーター「これより続きます第2準決勝、μ's vs ミュータントガールズの試合結果によって明日の決勝のーーーーー」
ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ……! ツバサ「ーーーー」チラッ
聖良「ありがとうございました…!ダイヤさん!ルビィさん!」スッ…
ガシィッ! ダイヤ「はい…!こちらこそと言わせていただきます…!必ずや貴女達の分まで…決勝を戦い抜き…そして見事!我らAqoursの手中に優勝旗を収めてみせますわ!」
ルビィ「理亞…ちゃん!」
理亞「ルビィ…」
ルビィ「ルビィ達の…勝ち!今回は…たがら…」
理亞「………分かってる…まだ終わりじゃない」
理亞「来年だ…!来年のラブライブで…!私はルビィに勝つ!それで1勝1敗!そして再来年…!」
ルビィ「うん…!決着をつけよ!……でも…ルビィは来年も勝つつもりだったりして…!」
理亞「むぅーー!だったら次は必ず見せてやる!成長した私を!!!」
ワヤワヤワヤワヤ…………! ツバサ(そっか…Aqoursが勝った。これで実質『予定通り』…だけれども)
ツバサ(凄い試合には間違いないけど…バカ英玲奈、バカあんじゅ…記憶操作が強すぎよ?)
ツバサ(あの二人…私との勝負で見せたあの状態…モード『Saint Snow』とでも言おうかしら………)
『(q|`廿 _廿)乙ーーーーー
ーーーーーノJ(`廿_ 廿´リノし』
ツバサ(結局あれは、この準決勝で拝めなかったわね…綺麗サッパリ忘れちゃったのかしらね…)
ツバサ(あれさえあれば…2対2で制限されたこの準決勝…余裕でSaint Snowの勝ちだったわ?)
ツバサ(そうは言っても後の祭りか…それに彼女達の戦闘センスなら、またあれに辿り着くはずよ…)
ツバサ(それに…どうせこれで…)
「よ〜し!いくよ!皆!Aqoursが決勝で待ってる…!私達も続くこう!皆…!【ファイトだよ!!】!!」
「うん!穂乃果ちゃん!ことりも頑張らなきゃって気持ちです!!チュンチュン!」
「私も火が付きましたよ…!見せてあげましょう!私達の…μ'sの強さを!」
ツバサ(来たわね…ミュータントガールズには悪いけど…これで実質、決勝はμ's対Aqoursは決まったようなもの…どうせ、これで) ツバサ(どうせ…これで…またこの『時』も…!)
ツバサ(忘れもしないわ…!こことは違う…『あの時』のラブライブ決勝…!私達A-RISE 対 μ's…!!)
ツバサ(また『あの時』のように…残念だけど『今回』も同じ様に改変された過去に…!)
ツバサ(『巻き戻されてしまうのでしょうね……!』)ギリィ…!
「μ's…!ミュージック〜…スタートオオオオ!!」
アキバリポーター「おおっと!間もなく始まろうとしています!準決勝第2試ーーーー」
ツバサ(だから…『次』よ…!『あの人』の…『未来の貴女』のお陰で、『私達』は『次』に全てを賭ける事が、遂に出来る…!)
ツバサ(μ's…!いやさ、高坂 穂乃果…!先ずは順調に勝ち上がってみなさい…!そして首を洗って待ってることね…!)
ツバサ(こちらの準備は整ってる…!だから必ず会いに来なさい?そしてつけましょう…!いつの時にか、運命に取り上げられた、私と貴女の決着を……!) ツバサ「始まる」
ツバサ「そして終わる」
ツバサ「さあ…楽しみで仕方ないわ…!」クスクスッ……! 【Private Wars】
ツバサ「『私達』の個人的な戦争を…!」 (q|`˘ ᴗ˘)乙「行きましょう!理亞!」 从廿ᴗ廿从「ふふふ…!」
ーーーー了ーーーー ありがとうございました!
これにてこのssにもなれたか分からぬ作品のお終いです!
声かけてくださった皆様本当に感謝感激雨あられ!
とくに…他にも応援してくださった方に失礼かもしれませんが、もんじゃさんはいつもありがとうございました!! >>103
ホント感謝っす!
ご満足は頂けなかったかもですが…終わらせることだけはできました!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています