ルビィ「まーたこの季節が来たなぁ…」バチバチ
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善子「っでさぁ、あいつったらねぇ」
花丸「あはは!くさいずらねぇ」ゲラゲラ
ルビィ「おはよー」
花丸「おはよー、今日も可愛いなぁルビィちゅわんは」
善子「なにそれ」
ルビィ「はぁなぁまゅちゅわぁも可愛いよ!」ニコッ
花丸「ありがとずら!」ダキッ
善子「なにこれ」
花丸「痛っ!!」
ルビィ「うわ!?」 善子「どしたの?」
花丸「静電気が…」
ルビィ「うわぁ、ごめんねマルちゃん」
善子「あーそっか、季節的にね」
花丸「ルビィちゃんはねー、昔からだよねー」
善子「なに?静電気起きやすいの?」
ルビィ「うゆ」コクッコクッ
花丸「ほら、善子ちゃんも触ってみて?」
ドスッ
善子「ううおおい!」ヨロッ ルビィ「ん」ピトッ
ビリリリリリリ
善子「ぎゃぁあああああああああぁぁぁ!!?!?」
花丸「え、そんな?そんなに???」
ルビィ「大袈裟だなぁ」ケラケラ
善子「え!!?いやまじ!?なんなん!?なんなのあんた!!?、!?」
花丸「善子ちゃん髪の毛崩れてるよ」
善子「ほんとだ…いやいや、こいつ!こいつの静電気のせいでしょ!」
ルビィ「人のせいにするのいくない!!」 善子「ならあんたも触ってみなさいよもう1回!」
花丸「ほい」ピトッ
ルビィ「ん」ピトッ
善子「…あれ…、へいき…?」
花丸「もぉー、マルを騙そうったって」
ルビィ「よしよし」ナデナデ
花丸「ずらァァあああぁぁぁあああぁぁぁ!!?!!!?!?!!!?」ビリリリリリリリリリリリリリリ
善子「うおおおおおお、!!?!?」
ルビィ「んにゃ?」 花丸「がはっ…」
パタッ
善子「ずらまるううううあううううううう!?!!!!!!」ダキッ
ルビィ「んな大袈裟なぁ」ケラケラ
善子「いやいやいやいやいや!!!もう確信犯でしょ!!?ねぇ!?どうなんってんのよそれ!?!?」
ルビィ「え?、うーんとねー」テクテクテク
善子「近寄んないで!!たいむ!!!ストップ!!!!!」
ルビィ「ひどい!ルビィのこと嫌いみたいにするのやめて!」
善子「命に関わるのよ!、!!」 花丸「んっ…げほっげほっ」
善子「ずらまる!、あんた大丈夫?」サスサス
花丸「ふふふ」
善子「え?」
花丸「あははははは…」
善子「な、何笑ってるのよ」
ルビィ「…」
花丸「なるほど…1年前とは大違いだね、ルビィちゃん」
善子「1年前?」
ルビィ「…」
善子「そえばさっき、この静電気は昔からだって」 花丸「そう、…そしてその威力は年々増してるんだよ」
善子「は?」
花丸「善子ちゃんも分かったでしょ、ただの静電気じゃないって」
善子「たしかに…静電気にしてはあまりにも…威力も、音も、長さも異常だわ」
ルビィ「はぁ、また今年もこの時期が来ちゃったんだね」 善子「体質なの?」
ルビィ「ルビィにもわからないの、おねいちゃはこうじゃないんだよ?お父さんもお母さんも」
善子「不便そうね…これじゃ電子機器も弄れないじゃない…人にだって近寄れないし」
ルビィ「いや、大丈夫だよ」
善子「どうして?、壊れちゃうでしょ?」
ルビィ「制御できるから」
善子「」
黒澤発電所 ルビィ「ルビィね、この力を制御出来るの、今年から、そういう設定」
善子「なにそれかっこいい」
花丸「しかも、悪いことばかりじゃないんだよね、…というかむしろ」
ルビィ「最近ねー、色々ワザも考えてるんだー」
善子「いやいや、漫画やアニメじゃないんだし」
ルビィ「うるさいエセ堕天使」
善子「やめなさい!」 キーンコーンカーンコーン
善子「あ、やば、1限目始まるわよ」
花丸「うげ、体育じゃんずらー…やだなぁマル」
善子「ことば、ことばおかしい」
ルビィ「着替えよ早く!」ヌギヌギ
善子「ぎゃぁああああぁぁぁ!!?!!!?!?!!!?」ビリリリリリリ
ルビィ「善子ちゃん!?」
花丸「ルビィちゃん、セーター脱ぐ時はちゃんと抑えないと」
ルビィ「あ、ごめそごめそ」
善子「冗談じゃないわよ!?死ぬわこんなん!!!」
花丸「あはは!!」ゲラゲラ
善子「てかなんであんたは平気なのよずらまる!」ビシッ
花丸「善子ちゃんを盾に」スッ
善子「うぉい!!!」 ルビィ「というか、早くしないと遅れるよ?」
花丸「あーもいいや、マル諦めた、間に合わない、人生諦めが肝心」
善子「年齢の割に悟ってるわこの子」
ルビィ「仕方ないなぁ…」
ビリリビリリリリリ
善子「うわっ!?光った!ルビィが光ってる」
花丸「おおお、後光ずら」ナムナム
ルビィ「二人とも、ルビィに捕まって」
善子「んなっ、感電するでしょそれ」
ルビィ「大丈夫だから!さぁはやく!」
花丸「ほい」ピトッ
善子「感電しない、?!?」
ルビィ「置いてくよ?」
善子「もぉー、わけわからん!」ダキッ
ブォォオン ルビィ「いくっ!!!!!」パンッ
ビュッッッッッッ
善子「ぎゃぁああああぁぁぁ!?」
花丸「うぉろろろろうらろろらろろろろ」
ザッ
ルビィ「到着」
善子「え?え?え?え?なにがおきた!???」
花丸「…」チーン
善子「ずらまるううううう!!!」
ルビィ「神経を感電させたの」
善子「はぁ?」
ルビィ「びりびりって、神経に送り込んで身体能力を高めたんだよ」
善子「だからあんなはやく…いやいや、なに信じてんの私」
花丸「信じなさい信じなさい」
善子「てか、ずらまる早すぎてほっぺがぷるぷるなってたわよ」 そしてなんだかんだあって放課後
果南「ワンツースリーワンツースリー」
花丸「ほっ!はっ!ほっ!」
善子「ふぬ!ほっ!はっ!」
ルビィ「〜♪」
果南「はいおーけー!」パンッ
花丸「はぁぁぁ、果南ちゃんの特訓は厳しいずら」ヘタリ
善子「ふふふ…ゼエゼエ…まだまだ、堕天使にはちょろだわ…ゼエゼエ」
花丸「なぜそこまで」
ルビィ「はぁーあ」
果南「ルビィどしたの?今日のダンスキレッキレだったけど」 ルビィ「ルビィはね、生まれ変わったの」
善子「変な事言わないの」
果南「ほーん」
ルビィ「勝負する?」
花丸「なぜそうなる」
果南「私に喧嘩売ろっての?能力者でもないルビィが?あはは!」
善子「なに?能力者ってなに???なんのはなししてんの?これそういうお話?」 ダイヤ「今日はここまでですわ」
せんうた「あーつかれたぁ…」
曜「ねー」
善子「ダイヤ、ちょいちょい」ツンツン
ダイヤ「なんですの?堕天使ネタには付き合ってられませんわよ?」
善子「イヤそうじゃなく…」
ダイヤ「?」 果南「いつでも来なよ…胸貸してあげるよ、先輩だからね」
ルビィ「そんな重そうなのいりません、それに、勝負に先輩後輩関係ないよ」ビリリ
果南「ほーん、ちっぱいがいきがるねぇ…」コキコキ
花丸「ルビィちゃんがんばれー!」
ルビィ「果南ちゃん、…さてさて、ルビィのこと、目で追いきれるかな」ビリリリリリリ
果南「んなっ!光った!?」
ルビィ「っっっ!!!」ダッ
ザシュッ パシッ
花丸「なに!?」
果南「!?」
ルビィ「!?」
ダイヤ「…」
果南「だ、ダイヤ…」
ダイヤ「何をしていますの?」
ルビィ「お、おねえちや…」
花丸「ダイヤさんがあの電気を帯びた手刀をいとも簡単に!?」
ダイヤ「…」ニギッ
ルビィ「あだだ!!」
ダイヤ「ふんっ、 」フリッ
果南「邪魔しないでよ!」
ダイヤ「おばか!!!!!!」
果南「っ!?」ビクッ ダイヤ「話は後で聞きますわ、一旦部室に戻りますわよ」
果南「ふんっ、なに勝手なこと」
ダイヤ「もーどーりーまーすーわーよー?」
ギロッ
果南「うっ!」
花丸「っっっ!?」ゾクゾクゾク
ダイヤ「…」
果南「はぁ、わかったよ、私の負け」
ダイヤ「ん」テクテクテク
果南「んじゃルビィ、また今度ね」フリフリ
ルビィ「…」 ルビィ「…」
花丸「ルビィちゃん」
ルビィ「…」
花丸「マルたちも戻ろ?」
ルビィ「なんで、おねいちゃには効かなかったんだろ」
花丸「え?」
ルビィ「ルビィの静電気」ギリッ
善子「それはたぶん」
花丸「善子ちゃん!」 善子「たぶんよ、ダイヤも能力者ってこと」
花丸「え」
ルビィ「おねいちゃが?」
善子「予想ね、あくまで」
善子「感電しなかったこと、そしてダイヤって名前」
善子「ダイヤモンドは炭素、それは絶縁体になりうる、だからあんたの電気も通さない」
花丸「っ!善子ちゃん頭いいいい!」パチパチパチ
ルビィ「なるほど…いや、ありえる、というか…うん、それだと思う」 善子「まっ、とりあえず戻るわよ、待たせちゃってる」
花丸「そだね」
ルビィ「…」
善子「ほら、ルビィ…あんたの力で、私らを部室までひとっ飛びさせてよ」
花丸「えー、あれこわいずら」
善子「ふふふ、ざこめ」
花丸「マルはザコでいいもーん」
善子「ざこまる」
花丸「なにおー!」
ルビィ「ふふっ、あはは…ん、帰ろっか」ニコッ
善子「ん」
花丸「おなかすいたずらー」
善子「いっつもそれ」
ルビィ「ルビィもすいたー」
善子「わたしも!!」
ルビィ「かえろ!」 黒澤家
ルビィ「はぁ、いいお湯だったー」テクテクテク
ダイヤ「?」モグモグ
ルビィ「おねいちゃお風呂いいよー」
ダイヤ「わかりましたわー」ヨイショ
テクテクテク
ルビィ「さーて、ルビィが楽しみにしてたー、雪見だいふくさんをー、お出迎えー」パカッ
ルビィ「〜♪」キョロキョロ
ルビィ「…」
ルビィ「?」ガサゴソ
ルビィ「…」
ルビィ「ない」
ルビィ「ないんだけれども」
ルビィ「ないんですが」
ルビィ「おねえちゃ!!!!!」
ダダダダダダダ バタンッ
ルビィ「おねいちゃ!!!!」クワッ
ダイヤ「うわっ!、?!?」ビクッ
ルビィ「フンスフンス!」
ダイヤ「何事ですの?」
ルビィ「ルビィの雪見だいふくさん!!」
ダイヤ「え?」
ルビィ「雪見だいふくさん食べたでしょ!さっきもぐもぐしてたでしょ!!!!」
ダイヤ「あー、そうですわね」
ルビィ「あああぁぁぁあああぁぁぁ!!?!!!?!?!!!?やっぱりぃいいいいいいいい!!!!」 ダイヤ「あなたが言ったのですよ?」
ルビィ「なにを!!言っとくけど、この先は慎重に言葉を選んだ方いいよ」ゴゴゴゴゴゴ
ダイヤ「はぁ、おぼえてないんですの?」
ルビィ「なにが」
ダイヤ「昨日あなた、私のハーゲンダッツ、食べましたわよね」
ルビィ「…」
ダイヤ「そしたら、代わりに自分の雪見だいふくあげるーって、言ってましたわよね」
ルビィ「…」
ダイヤ「ねぇ」
ルビィ「…まぁ、うん」
ダイヤ「…」
ルビィ「そゆとこ、ルビィそゆとこあるから!ついね!つい!」 ダイヤ「こらっ!!!」
ルビィ「にげる!!」ビリリリリリリ
ダイヤ「んなっ!おまち!!!」
ルビィ「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ダイヤ「こらァァァあああぁぁぁ!!!」 ……
ルビィ「はぁ、ついお家出てきちゃった」
ルビィ「…」
ルビィ「あー、叱られたのもあるけど」
ルビィ「アイス食べれないから、ましてイライラするなぁ…」
ルビィ「ん?」
ルビィ「…」
ルビィ「ルビィたちのマンホール…どうしてこんなにひどいことするのかな…」サスサス
ルビィ「みんなでがんばって作ったのに」 ルビィでんき、ノーマルタイプ
果南かくとう、みずタイプ
ダイヤいわタイプでんき無効 ルビィ「ん?、あれ?」
ルビィ「なにか音が聞こえる…スプレー?かな」
ルビィ「…」テクテクテク
ルビィ「…」テクテクテク
ルビィ「あ」
学生「あははははは!!!」シューーー
ルビィ「マンホール!!ひどい!!」
学生「〜♪」シューーー
ルビィ「あ、でもあれ、ルビィたちのマンホールじゃないや…」
ルビィ「かえろかーえろ…」テクテクテク
ルビィ「…」
ルビィ「…」ピタッ
ルビィ「なんだろこの気持ち…」
ルビィ「イライラするなぁ」 ザシュッ
学生「んあ?」
ルビィ「…」
学生「ん、なんだお前?」
ルビィ「こんばんは」
学生「は?、」
ルビィ「…」ザッザッザッ
学生「おい」
ルビィ「あなたが犯人なの?」
学生「だったら?」
ルビィ「…うーん、ううん、なんでもない、どーでもいいね」
学生「は?意味わからん、なんなんおまえ」 ルビィ「そんなのどっちでもいい」
ルビィ「ごめんね」
ルビィ「悪いけど」
ルビィ「ルビィこれからあなたにすること、全部…ただの八つ当たりだから」
学生「んだおまえ、おい」
ビリリリリリリ
ヒュンッ
学生「んなっ!?消え…」
ルビィ「…」ビリ
学生「!?」
ルビィ「ん」ピトッ
学生「ぎゃぁああああああぁぁぁあああぁぁぁ!!?!!!?!?!!!?」ビリリリリリリ
ルビィ「あ、ルビィに触った?変態さんだね、逮捕だね」ビリ
学生「がはっ、…スタンガンかなんかしこんでやがったかこのアマァ!!!」
ルビィ「ふんっ!!!」ドゴッ
学生「ぎゃぁああああああぁぁぁ!?!?」
ドスドゴドゴッドスドスドスドス
学生「…」バタリッ
ルビィ「…あーあ、おわっちゃった」 次の日
花丸「なんかねー、マンホールの犯人つかまったみたいだよー」
善子「マ?」
花丸「ま」
ルビィ「…」
善子「ん、てかルビィ、今日はビリビリしてないのね」ツンツン
ルビィ「うん、使い切っちゃったみたい」
花丸「ん!なら、ぎゅーしほうだいだね!」
ルビィ「ねー!」
花丸「むー」
ルビィ「ぎゅー!」
善子「あーあ、あんたはその方が似合ってるわ、平和だしね」
キーンコーンカーンコーン
善子「1限目はじまる!」
花丸「体育ずら!」
ルビィ「着替えなきゃ!」
花丸「!」
善子「!?、いや待ってセーター待って!!!!」
ルビィ「え?」
ぎゃぁああああああぁぁぁあああぁぁぁ!!!
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