ルビィ「今度北海道旅行するの!函館・札幌・旭川・釧路・稚内を2泊3日で回るんだ!」理亞「姉様、この子バカァ?」
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ルビィ「私と花丸ちゃん、善子ちゃんの3人で行くの!楽しみだなぁ〜」ワクワク
理亞「ムリでしょ……」
ルビィ「へえ!?どうして!?」
理亞「どうしてって言うか、物理的に……。ねえ?姉様」
聖良「いやまあ、ムリではないと思うわよ」
理亞「え?」
聖良「文字通り『回るだけ』ならまあ、なんとか」
理亞「いや、それ意味ある?」
ルビィ「?よく分かんないけど予算も結構あるよ?」
理亞「……一応聞いとくけどどのくらい?」
ルビィ「2万円!」エッヘン
理亞「いやムリだから!」 理亞「よくその予算で北海道旅行行こうって話になったわね!?函館に行って帰るだけでも結構ギリギリの予算よそれ!?」
ルビィ「ピギィ!?でも東京はこれだけあればいけるし……」
理亞「アンタ距離感分からないの……?海越えるのよ……?津軽海峡舐めてない?」
ルビィ「つがるかいきょー?」
理亞「……せめて函館来るだけにしときなさい。ウチに泊めてあげるから宿代はそれで浮くでしょ」
ルビィ「それはありがとうなんだけど、でもそんなにお金かかるものなの?北海道旅行」
理亞「少なくとも飛行機使うならまあ……」
ルビィ「えー、二人とも頻繁にこっち来るからもっと気軽に行き来できるものだと思ってたよ……今だって3連休利用して遊びに来てるし」
理亞「そ、それは!///」
聖良「だって理亞が行きたい行きたいってしつこいから」 まあ、女子高生3人組なら、俺だったら乗せてあげるわ(もちろん下心もお礼もなしで)
助手席は寝そべりぬいぐるみがいるから、後ろに3人でね 高校生なら道内野飛行機を片道5000円で乗れる
函館札幌間がバスの1/5ぐらいの時間になる 理亞「う、うるさいわね!姉様黙って!」
聖良「分かったわ」
理亞「ゴ、ゴホン!ともかく……///そのコースを回りたいならせめて滞在期間をもう3日……いや5日は伸ばすこと!」
理亞「それと予算も倍ね。……いや3倍!そんなに回るとなると色々美味しいものとかも食べたいでしょ?私達の家がある函館から出たら宿代だって普通にかかるワケだし」
ルビィ「うーん、そっかあ……厳しいなあ……」
ルビィ「まあでも、お母さんとかに相談してみよう!進級旅行だから奮発してくれるはず!あとは善子ちゃんと花丸ちゃんの家次第だね」
理亞「そうするべきね」
ルビィ「今日は2人に相談乗ってもらって良かった!」
聖良「……(いつまで黙ってればいいのかしら)」
ルビィ「でも楽しみだな〜、北海道旅行!確か3日前くらいに初雪降ったんだよね?」
理亞「……」ピク
聖良「……」ピク
ルビィ「うらやましいな〜!」
聖良「ハア!?うらやましい!?」
理亞「姉様、この子バカァ!?」
ルビィ「ピギィ!」 聖良「あーほんと初雪の話出した瞬間絶対言うと思った……!」
理亞「本州の人らってマジこれ言うのね……どんだけ雪珍しいのよ」
ルビィ「珍しいよ?」
理亞「雪かきして疲労骨折すればいいんだわ」
聖良「除雪機の騒音で眠れなくなればいいのに」
ルビィ「雪かきってよく聞くけどそんなに大変なの?」
理亞「……毎年のことだから慣れてはいるけど」
聖良「まあ、死ねばいいとは思いますね」
ルビィ(なにが!?) >>8
こういうこと言い始める庭をたまに見るけど、死ねばいいのにと思いますね 理亞「あと交通が乱れるのよね。アンタも旅行するなら他人事じゃないわよ」
聖良「JRはもちろんバスも路面電車も何もかも止まりますからね。止まらないのは地下鉄ぐらいですが……」
理亞「んなハイカラなもんは札幌にしかないのよ」
ルビィ「えー、ちょっとぐらいなら待つよ?」
理亞「ちょっとじゃないちょっとじゃない」
聖良「私なんて1時間に1本しか運行しない通学バスが1時間遅れたことありますからね。何を言ってるか分からないと思うけど本当なんですよ、これ」
理亞「実話よ、これ」
聖良「ええ、実話ですね」 ルビィ「へえ〜、でも北海道の人は雪遊びとかしてるイメージだったけど、雪が嫌いなんだね」
理亞「小さい頃はしてたけど」
聖良「歳を重ねる事に雪のうっとおしさが分かってくるわよね。多分免許取って車運転するようになったらたまらないと思うわ」
ルビィ「そんなに嫌いな雪がこんなに早くから降ったんだね……」
理亞「?早くなかったわよね?」
聖良「ええ。今年は確か初雪が130年以来の遅さだったとか」
ルビィ「えっ、本当?」
理亞「11月の下旬まで降らなかったのは珍しいわね」 今で積雪10センチくらいかな
因みに一晩でこうなった 雪の話題にこんな過激発言するのによく雪の結晶をシンボルとかスノードームを宝物にとか… ルビィ「じゃあルビィ達が行こうと思ってる1月の冬休みにはもういっぱい降り積もってるの……?」
理亞「そりゃまあ、1月だからね」
聖良「よく分かんないですけど本州でもその時期には毎日振るものなんじゃないんですか?」
ルビィ「毎日は降らないよ……」
理亞「でも1月の半ばくらいならまだあったかいわよ。ピークは2月だから」
ルビィ「へー、何度くらいなの?」
理亞「最高気温がギリギリ氷点下いかないくらいじゃないかしら?」
ルビィ「それは十分寒いと思うよ……」 無風で晴れならどうとでもなる
明け方だったり吹雪いてると地獄 理亞「いや着込めばそうでもないのよ、ホント。2月辺りはやばいわよ。着込んでもどうにもならないから」
聖良「あれは筋金入りのどさんこでも堪えるからね〜。最高気温が-5度の日が2週間くらい続くし……」
ルビィ「えええ……!ルビィそんなの震えて動けなくなっちゃうよお……」
理亞「歯とかガチガチ言うのよねw」
聖良「鼻水も凍るしw」
ルビィ「うーん、じゃあ防寒対策は大事だね!回る順もちゃんと考えなきゃ……」
理亞「まずウチ来るでしょ?」
ルビィ「うーん……でも新千歳空港からの距離考えると先に札幌行ってもいいような気が……」
理亞「ああ、あとそれだけどね」
理亞「行かなくていいわよ、札幌」
ルビィ「え!?」 ゴールデンカムイとかいう北海道聖地巡礼の厳しさを叩きつけ続ける作品
札幌・函館・小樽はさわるだけ…… 理亞「あそこ観光するとこじゃないし」
聖良「こら!なんてこと言うの理亞!天下の札幌に対して!まるで函館民のやっかみみたいに聞こえるでしょ!やめなさい!」
理亞「じゃあ姉様は札幌と函館どっちが楽しいと思う?地元っていう色眼鏡捨てて客観的に考えてみてよ。どう?」
聖良「……函館に決まってるでしょ!いい加減になさい!」
ルビィ「さ、札幌は楽しそうだよ?」
聖良「黙りなさい!」
ルビィ「ピギィ!?」
聖良「札幌で見れるものは東京で見れるんです!」
理亞「そうよ!札幌はあくまで北海道民にとってのの都市であって観光地じゃないのよ!ふざけるのは姉だけにしなさい!」 >>10
ドンマイ!君も打線候補に選ばれるといいね 函館民はライブビューイング見るときすら札幌やら青森行かなきゃいけないからな ルビィ「で、でも時計台とか……」
理亞「ヒッ、この子時計台とか言い出したわ!」
聖良「なぜあそこまで悪評が広まっていてなお観光しようとする人が耐えないのか……」
ルビィ「ダメなの?」
聖良「……そうですね。これは私達の実体験を話した方がいいでしょう」
聖良「はるか昔のことです。函館で生まれ育った私達は初めて札幌に行ったんです。車に10時間揺られてね」
聖良「そして着いた札幌……まあ大きいカニの看板とかではしゃいでいた私達でしたが、やはり名所として有名な時計台に行ってみようということになったんです」
理亞「山とかに登ると思ったのよね」
聖良「ええ。よく載せられてるあの写真的にそうかと思ってました」
ルビィ「え、違うの?」
聖良「ほんのちょっと街中を歩くと……両親が『着いたよ』って」
聖良「ビル群の中から突如時計台が現れたんです。なんの脈絡もなく。本当に突然」
理亞「すっっっごくがっかりした!」 時計台やタワーは逆に残念観光地として価値が上がっている 前行った時は工事中で、時計台の絵が描いてあるシートに覆われてたな・・ 札幌ファンミ行った時に観光にくるとこではないなとは思った
函館はクソ楽しかった ルビィ「うそだあ!静かな山の中にあるに決まってるよ!」
聖良「いや向かいにラーメン屋とか普通にありますよ」
理亞「近くの公園の方がよっぽど自然感じさせるくらいにはビル群の真っ只中に立ってるのよ」
ルビィ「えー……期待してたのに……」
聖良「良かったですね。いまこの場で期待が裏切られて」
理亞「あとよく通ぶってるのか知らないけど、知った顔で『いや、時計台は中に入ると面白い!』とか言うヤツいるけど……」
聖良「普通につまらないですから、中に入っても」
ルビィ「入ったんだ」
理亞「あ〜思い出したら腹たってきた。だから札幌民は嫌いなのよ!アイツらプライド高いし自分たちが北海道の中心だと思ってるから!」
聖良「こら!理亞!札幌の悪口はやめなさい!いくら函館の方が圧倒的に北海道的魅力を持ってるからとは言えやっかみみたいに聞こえるでしょ!あの人たちには都市機能という重要な役割があるんです!魅力は函館以下ですけど!」 函館は坂が多いから雪が降るとめっちゃ怖い
むしろドカっと積もってくれた方が楽
鹿角家はめっちゃ長い坂の上にあるしかなりしんどそう 理亞「……!」ハアハア
聖良「……!」ハアハア
ルビィ「あ、あのー?えっと……」
聖良「……!ああ、すみません。なんだか私達ばかり喋ってしまって……」
理亞「元々旅行の相談だったわね……?」
ルビィ「う、うん……」
ルビィ「えっとそれで、じゃあ札幌は行かないとして……旭川と釧路と稚内に行こうと思うんだけど」
聖良「稚内はやめといた方がいいですね。別に悪いところではないですが」
理亞「まあ遠いしね」
ルビィ「えー、でも宗谷岬が……」
聖良「逆に言うとそれしかありませんし、最北端という理由だけでなんとなくコースに加えると公開しますよ」
理亞「悪いこと言わないからやめときなさい。……代わりに小樽とか行くといいわね」
ルビィ「小樽かあ……何が有名なの?」 聖良「色々ありますけど……まあ強いて言うならガラス細工でしょうか?もちろん海産物もあるんですけど」
理亞「海産物は基本どこも有名だからね」
聖良「小樽は個人的に結構函館と雰囲気が似てるんですよ。夜景が綺麗だったり」
ルビィ「へーガラス細工かあ……!花丸ちゃんが喜びそう!」
理亞「オルゴールとかいいかもね」
ルビィ「理亞ちゃんと聖良さんにも買ってきてあげるね!」
理亞「……///」
聖良「それはありがとうございます。まあ小樽はとにかく街並みを楽しむといいですね」
ルビィ「えっと、じゃあ旭川は?」
理亞「…………」
聖良「…………」
理亞・聖良(旭川………………?) 元道民ワイ、札幌で一番美味しいグルメは大通り公園の焼きとうきびだと悟る 理亞(旭川って何があったっけ……)
聖良(旭川……?駅前のイオンが大きいイメージしかない……)
ルビィ「たしか動物園あったよね!」
理亞「……っあ〜、動物園!」
聖良「あ〜はいはい!それがありましたね!」
ルビィ「ラーメンも有名だし!」
理亞「あー、ラーメン!!」
聖良「確かにそういえば!」
ルビィ「あっ、でも花丸ちゃんはラーメン嫌いだしなあ……?」
理亞「じゃ、じゃあいいんじゃない?旭川は!」
聖良「ええ、多分行ってもイオンで暇を潰す時間が発生すると思いますよ」 ルビィ「えー、旭川って有名なのに??」
聖良「なんというか旭川は、一応(函館を差し置いて生意気にも)北海道の2番目の都市ということになっていて」
理亞「札幌と似てるのよね、観光に向いてない感じが」
聖良「道内の就職先として手頃な地域って感じよね?」
ルビィ「そうなんだ……まあ札幌と隣接してるみたいだし『べっどたうん』ってことなのかな??」
理亞「いや、隣接してないから……」 ルビィ「えー、じゃあ旭川もナシかなあ〜?」
ルビィ「となると函館、小樽、釧路ってコースになるけど……」
理亞「もうそれ釧路行かなくてよくない?」
聖良「釧路は湿原をはじめ結構魅力のある観光地なんですけど……」
理亞「釧路の為だけに道東行くのはちょっとしんどいわよね」
ルビィ「びゅーんって行けば着くんじゃないの?」
理亞(この子さっきから距離感を掴めてない……)
聖良「つまるところですね…………」
聖良「……函館と小樽でだいたい完結するんですよ、北海道旅行は」
ルビィ「言いすぎだよたぶん!」 旭川は軍都だから……
なお陸上自衛隊は札幌雪まつりに全力を注ぐもよう 電車の場合東京→函館と函館→札幌がほぼ同じくらいの時間がかかる謎 聖良「まあ今名前に挙がらなかった名所もいっぱいあるんですよ実は……例えば富良野とか、室蘭に帯広、根室や夕張なんかもありますね」
理亞「できることなら道民として魅力を伝えたいんだけど、残念ながら私達も全部の市町村を知ってる訳じゃないから……よく知らなかったりするのよね、その辺」
ルビィ「そうなんだ……(全然役に立たないなあ……)」
理亞「あとあれだけ言ったけど、札幌行くのはいいかもね」
ルビィ「え、あれだけ言ったのに!?」
理亞「よくよく考えたら小樽行くんでしょ?札幌と小樽はまさに隣接してるのよ。なら半日くらいは札幌覗いてみるのもいいかもね」
ルビィ「……結局札幌では何を見たらいいの?」
理亞「とりあえず飲食店はいっぱいあるから何か食べてたら?」 ルビィ「それならルビィお寿司が食べたいな!北海道言ったら絶対食べるって決めてたの!」
理亞「え、函館の方が美味しいわよ?」
ルビィ「だって函館ではラッキーピエロでお腹いっぱいにするんだもん!」
聖良「ラッピ人気ですね……。まあ食事は札幌でっていうのはいいアイディアかも知れません。あそこはお寿司以外にも色々ありますから」
理亞「スープカレーとかね。花丸が嫌いじゃなければラーメン共和国も勧めたんだけど……」
ルビィ「共和国?」
理亞「そういう施設があるのよ。ラーメン屋さんがいっぱい入ってるの」
ルビィ「へー、なんか面白そうだね!」 聖良「……ま、ここまでの話をまとめると……」
聖良「一度空港に着く、それから小樽へ観光に行き、食事は札幌などで済ます……。そしてその後函館へ向かい、我が家に泊まっていくという感じですかね」
ルビィ「わー、楽しみになってきた!」
理亞「小樽のお土産楽しみにしてるからね!///」
ルビィ「うん!……でも、思ったんだけど……」
理亞「ん?」
ルビィ「北海道って、大きい割に何もなモグア!?」
理亞「それ言ったら本当ぶっとばす……」ガシィッ
聖良「危ないところでしたね……もう少しで口を滑らせるところでした……滑るのは冬の路面だけで十分です」 終わりです
なんとなくセイントスノーに北海道を語らせたいと思ってスレ立てしました
ところどころ誤字ってるのは気にしないでください
ちなみに私は生まれも育ちも札幌市民です 高校の修学旅行で札幌とニセコと小樽には行ったけどそれ以外で行くべきなのは函館くらいかねえ 聖良ちゃん理亜ちゃんおつやで
北海道はなぁ...夏だと車やバイクであちこち回れて最高に楽しいんだけど、冬は交通機関の都合で行けるところが限られるのが
でも冬は冬でも楽しかったな飯はおいしいし雪まつりや小樽の雪景色は本当に綺麗だった
今度函館行ってみるかあ、新幹線も開通したし 札幌は何気にメイド喫茶もおすすめよ
カウンター席中心のお店が多いから、メイドさんとゆっくりお話できる 言っちゃあれだけど北海道に住んでる奴って生きてて楽しいんだろうか
東京から離れたところに住んでる奴らって生きてる意味があると思えない、煽りとかじゃなくて おいおいこっからが本番じゃないのか
雪降らない県から楽しみにしてたのだぜ おつ
函館というとGLAYのイメージ強かったんだが、いまや完全に聖雪のイメージで固まったな
>>56
某過疎化の深刻な中国地方のクソ田舎うまれだが、生まれたときから住んでればそれが当たり前に思えるからな
それがなくても、住めば都ってのは結構本当だぞ いろいろ美味しそうだけど帰ってきたら絶対体重増えてる 寝ようと思うのでスレ残ってたら北海道上陸編も書きたいと思います。
ただ実は函館と札幌と小樽くらいしか詳細に描写できる自信がないので釧路とかはマジで触れないと思います。
ほぼ北海道あるあるになると思います。マジで。 あとちなみに函館めっちゃ好きです。
年に2回くらいは行きます。 >>56
お前のようなつまらん人生だとそうなんだろうな
生きる意味をちゃんと見出している人はそんな些細なこと考えないわ 函館〜稚内って大阪〜福岡より距離離れてるのね
おそろ北海道 札幌民だけど札幌が観光に向かないのは共通認識だと思う
ビルも低いし都会とは言えん
アニメショップが大体が同じビルなのとまんだらけと駿河屋とジャングルが同じビルにあるのはオタクには嬉しいところかな >>63
個人のSSスレに勝手にしゃしゃり出て来てキモいのはお前定期 名古屋から札幌移住しようと思ってたぐらい札幌は良いとこだと思ってる 北海道夏に研修に行ったけどめっちゃ暑かった
しかもレオパレスクーラーついてないんだよな、暖房はついてんのに... 乙なのです
旅行行けないからこういうSS好きなのです 旭川にアイスパビリオンってまだあんの?
-41℃の寒さを体験出来るところ ところで俺が修学旅行で行ったラーメン横丁くっそせまい地下に4店くらいしか店なかったんだがあれ本物だったんだろうか ルビィ「よく考えたら函館は一度行ったからもういいかなあ」
理亞「!?」 札幌で食った塩ラーメンがめっちゃうまかった
味噌は普通だった 「サイコロを振って出た目の所に行くんだ!」
「姉様、この子バカァ?」 ちがうだろそこはカントリーサインをランダムで引いて出た市町村に行くんだろ! 昔、風雨来記ってゲームやったけど、あれやると夏の北海道にバイクで行ってみたくなる。まぁ普通自動車と原付きの免許しかないんだけども。 寒さだけなら
函館や札幌より盛岡のほうが寒いな
盆地だから 戦車が日常に溶け込んでる街ってどこだっけ
あそこは一回行ってみたいね 聖良が通学バスが遅れたとか言ってたけど、聖良の家から学校は歩いて10分もかからないだろう
函館UCの時行って近くて驚いたわ 旭川くらい寒いと呼吸しただけで肺がシャーベットになりそう
やっぱ現地民は5分間の無呼吸連打とかできるのかね >>56
正直煽って言ってたほうがまだ救いようのある馬鹿だったと思う >>24
内輪ノリを外に持ち出すのはキモいぞ糞ガキ 小樽と函館はマジおすすめ
と言ってもそこしか行った事ないから他が分からないって言うのもあるけど 二月に北海道旅行行くつもりだったけど冬の北海道やばそうだな…… >>80
お前それすすきのの……
酔っ払いのシメ用の… 俺は時計台好きだけどな
確かに見た目はがっかりだけど
中は歯車で動く時計の仕組みがわかるしおーってなったよ >>94
マフラーで鼻まで隠せば意外となんとかなる
まつげが凍るのは諦めるしかない >>94
旭川にいた間マフラーとか使ってなかったけど全然平気
アラスカやシベリアとかでも普通に人暮らしてるからな >>86
道民(東の端)だが、シーズン中に原付で廻っているライダーは何台か見るので、やろうと思えばできるぞ。フェリーが到着する小樽や苫小牧の周辺だけのツーリングも有りだと思う。 札幌住みだが、小樽にはよくチャリで行ってるからほんと近いよ >>104
幕末の記録では現地では鼻とか耳がない住民も多いって書いてあるんだがw>シベリア 旭川っていうとマイナス41℃の日本の観測史上最低気温のイメージが 夏に2泊3日で新千歳→納沙布岬(知床の下の突起)→斜里(右上)→阿寒湖→女満別は大半移動に時間割かれたけど普通に行けたけど、函館からだと精神死にそう >>108
マイナス41℃って良く言うけど、明治の頃の記録なんだよね
地球温暖化とか全然無い頃 北海道行ったことないけど、いずれ行きたいなぁ
なんて思ってたが、改めてこうやって現地民だとかの話を聞くと、心が折れそうになる…
同時に、より行きたくもなるんだけどね
とりあえず、鉄オタだから廃線巡りしたいとか考えてたが、絶対あかんやつやん 札幌って味噌ラーメンが美味いイメージがあるけど、どの店行ってもうまいわけじゃなくて、札幌味噌ラーメンっていう名前にあぐらをかいた普通の店がいっぱいあるって聞いたことはある。 2月に善子のシーソーの公園行ったら全部雪に埋まってて草生えたわ >>94
気温-17℃のクソ寒い真冬の旭山動物園で一番元気だったのが、キリンのカップルだった
奴ら暑い地方の生き物じゃないのかよ、年齢=彼女居ない歴の俺の前でイチャイチャしやがって >>56
東京生まれの人は東京以外で過ごせないからかわいそうだなとは思う 虫嫌いのワイ
Gが殆どいない地という一点だけで憧れる ルビィ「あ、そうだ! 流氷…見れる?」
理亞「流氷? 小樽でも函館でも無いわよ。そんなの」
聖良「流氷なら網走に行かないと。紋別という手もあるけど」
ルビィ「網走? 怖い人が一杯いるトコ?」
理亞「それは網走番外地。街は普通よ…きっと」
聖良「映画とか見たの?」
ルビィ「ううん、見てない…だって怖いんだよね」
理亞「私も見てない…昔のだから。ツタヤとかで探せばあるんだろうけど」
聖良「まぁ、とにかく。流氷見るなら網走ね。特急で網走行けるし」
理亞「確かに1月なら流氷見れるかも」
ルビィ「え?かもって…」
理亞「必ず見れるわけじゃないってこと。天気が悪けりゃ船が出ないこともあるだろうし」
聖良「ただ、特急でもすごく時間かかるわよ。女満別まで飛行機で行ってバスの方が早いわ」
理亞「千歳から女満別、バスで網走、女満別から丘珠そして函館。飛行機なら2泊でもなんとかなるわね」
ルビィ「なんだか結構忙しそうだね〜。でも、網走行ってみたいなー。花丸ちゃんや善子ちゃんと相談しなくちゃ」
理亞「ただ、小樽を見る時間は無いわよ」
ルビィ「仕方ないよ。また夏休みの時に来れば」
聖良「夏休みも?」
ルビィ「ほら、今年は暑かったでしょ。私たち屋上で練習してるから、37度以上の時は練習休みにしてたんだ」
ルビィ「最初は35度だったんだけど、4日連続で休みになっちゃって
千歌ちゃんがキレちゃって37度になったの」
ルビィ「それで避暑合宿をやりたいねって話になってたから、夏休み北海道はほぼ決まりなんだ」
理亞「避暑なら他にも…」
ルビィ「ううん、理亞ちゃん聖良さんに会えるからみんな北海道にするよ」
ルビィ「さすがに合宿のときに網走は無理かなって思うから、二人に相談してみるね」 ルビィ「と、いう訳で…………」
善子「はるばる来たわね!」
花丸「うん!楽しみずら〜」
三人「函館!!!」
理亞「……じゃなくて!」
ルビィ「!?」
理亞「ここは小樽だから!函館じゃないから!」
花丸「……あ、うん…………」
善子「ごめんごめん、つい……」
理亞「まったく、しっかりしなさいよ!」
善子「…………」
花丸「…………」
ルビィ「…………」
三人(なんでいるんだろう……) 善子「ちょっ、ちょっとルビィ?」ヒソヒソ
ルビィ「う、うん?」ヒソヒソ
善子「私達、進級旅行で北海道来たじゃない?」ヒソヒソ
ルビィ「そうだね、まずは小樽に来たね?」ヒソヒソ
善子「そのあと札幌に寄って……で、函館でのんびり過ごすって算段だったわよね?セイントスノーの二人と」ヒソヒソ
ルビィ「そうだね。花丸ちゃん作の旅のしおりにもそう書いてあるよ」ヒソヒソ
善子「……だとすると今この場にこの娘いるのおかしくない?どう考えても」ヒソヒソ
ルビィ「新千歳空港から当たり前のように同行して来てるけど……」ヒソヒソ
理亞「ちょっと、何をヒソヒソしてるのよ!早く小樽観光始めるよ!案内してあげるから!」ニコニコ
ルビィ善子(……まあ、楽しそうだからいいか…………)
花丸「ところで理亞ちゃんはなんでここにいるずら?函館で合流するんじゃなかったっけ」 善子「!?」
ルビィ「!!!」
理亞「えっ……」
花丸「大丈夫なの?お姉さんに連絡した?」
理亞「え、姉様には言ってあるけど……その……」
理亞「……あれ、もしかしてダメだった……感じ…………?」
理亞「…………」
理亞「…………う」グスッ
ルビィ「あーーーー!!!」
理亞「!?」
ルビィ「理亞ちゃん!寒い!寒いよお!北海道って本当に寒いね!!ね!?」
善子「……そうね!これはまずいわ!堕天使に降り注ぐ地獄のブリザード!これは現地の民の支えなくしては生き残れません!!ええ!!」
理亞「……あ…………そ、そうでしょ!?そうだと思った!だから私が案内してあげようと思ったのよ!……まったく、私がいないとダメなんだから!」ドヤア
ルビィ善子(セーーーーフ)
善子「このバカ!」ポカッ
花丸「あいたっ!?な、なにするずら〜」
ルビィ「ばかっ」ポカッ
花丸「いたっ、ルビィちゃんまで!?」 ルビィ「もー!花丸ちゃんは理亞ちゃんいるとイヤなの!?」ヒソヒソ
花丸「えっ、イヤじゃないよ!?むしろ一緒の方が楽しいよ」ヒソヒソ
花丸「ただ、単純になんでいるんだろうと思って……」ヒソヒソ
善子「そういうのはいちいち口に出さないの!あんた筆者の気持ち読み取るの得意でしょうが!現実にも応用しなさい!」ヒソヒソ
花丸「う〜、なんかよく分からないけどぶたれたずらぁ〜。恨むずらぁ〜」
理亞「……で!アンタたち!」
ルビィ「あっ!なっ、なにかな?理亞ちゃん」
理亞「……なんで傘さしてんの??」
ルビィ「えっ、なんでって……」
善子「いや、今結構雪降ってるし……」
理亞「雪で傘をさす必要ないわよ?」 ルビィ「えー、でも濡れそうだよお……」
理亞「大丈夫よ、そんなに濡れないから」
花丸「そうなの?」
理亞「北海道の雪はパウダースノーって言って、サラサラしてるから簡単に身体から落ちていくのよ」
善子「ふーん……ベチャベチャしないってことね」
理亞(……と言っても北海道以外の雪知らないんだけど…………)
理亞「強いて言うなら、屋内に入る時は身体から払い落とすことね。それ忘れると温度差で溶けてベチャベチャになるけど」
ルビィ「本当だ。よく見てみると傘さしてる人そんなにいない……」
理亞「それでもここ最近は傘さす人増えた方なのよ、なぜか。理由はよく分からないけど(※個人の感想です)」
善子「でも別にさしてもいいんじゃないの?確かに雪はサラサラしてるかもしれないけど」 理亞「それは……まあ、そのうち分かるわよ。たぶん」
善子「なによ、もったいぶるわねー」
花丸「えっと……それで、とりあえず小樽のどこ回ろうか?」
ルビィ「旅のしおりには……」
13:00〜17:00 観光
ルビィ「って書いてあるけど……」
善子「何の観光かを書きなさいよ!」
花丸「ずらぁ〜!だって、小樽とかよく分からなかったし……」
善子「無能か!」
理亞「……だから!」
理亞「……その為に、私がいるのよ」ドヤア
善子「おおっ、確かに……」
ルビィ「頼もしい……」
理亞「本当は小樽来るのこれで2回目だけどね!」
善子「ダメじゃん!」
理亞「だって普通に函館から遠いし……」 日本海側だけど傘ささないと全身ビショビショ
雪も重くなって除雪は鉄製のスノーダンプじゃないと無理 善子「ほぼ私達と同条件じゃない……」
理亞「なっ!いっ、1回は来たことあるし!」
花丸「その時はなに見たの?」
理亞「なんか、雪とか……」
ルビィ「要するにただ景色を見てただけなんだね……」
理亞「その時私まだ2歳だったししょうがないじゃない。姉様におんぶされてひたすら景色を眺めていたのよ」
善子「ダメだこりゃ……」
理亞「くっ……!ダメじゃない……!道民だから小樽のいいとこくらいアンタたちよりは知ってるから……!」
ルビィ「と、と言うと……?」
理亞「……ガラス細工!有名!」
ルビィ(それだけじゃん……) 理亞「とにかく!見に行くよ!」
善子「まーでもガラス細工かー。興味ない訳じゃないわねー」
花丸「オルゴールとか有名なんだよね?」
理亞「えーっと、えーっと……」キョロキョロ
理亞「あ、この辺!この辺にならんでる店はほぼ全部ガラス細工の店よ!」
ルビィ「へえー!」
善子「あれ?なんかこの感じ……」
花丸「うん。これは……」
理亞「やっぱ函館に似てるわね……この辺」
ルビィ「うん。店の感じとか、函館のレンガ倉庫に似てるのが多いね!」
理亞「やっぱり小樽は好感が持てる……隣の都会ヅラしてる札ナントカとかいう市とは大違い……」ブツブツ 〜店内〜
ルビィ「わー!キレー!」
理亞「本当ね……」
善子「ほえー…………!」キラキラ
花丸「古風ずら〜!」
ルビィ「凄いね!食器はもちろん、置き物もたくさん!」
善子「わっ、この置き物3万超えてるわよ!」
花丸「オルゴール以外にもいっぱいあるんだね〜!」
理亞「ガラス製品全般だからね……。あっ!こっちのスペース!ここはオルゴールみたいよ!」
ルビィ「どれどれ……」 キリキリキリ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜(音楽)
花丸「おおっ」
善子「いい音色だわ……」
ルビィ「これって……最近話題になったドラマの主題歌?」
理亞「へー、結構流行りを取り入れてるのね……」
ルビィ「じゃあこっちは?」
キリキリキリ……
ルビィ「あっ、こっちは普通にクラシックだね!」
善子「よく見たら裏に曲名が書いてあるシール貼ってあるわね?」
花丸「かなりの曲数ずら……とても全部揃えられないよ」
理亞(お土産にいくつか買っていこう……って高っ!?嘘でしょ!?1個2000円!?) 理亞(よく見たら…………)キョロキョロ
理亞(……ヒッ!店内に置いてある商品の1個1個がウン千円の代物!)
理亞(なにより恐ろしいのが……それら全てが『ガラス細工』であること!)
理亞(……もしそこのルビィがいつものように『ピギィ!』とか言ってずっこけようもんなら……)
パリパリパリィーン!!!!!!!!!
ガシャガシャ!!!!!!!!!!!!!
パリ食器パリーン!!!!!!!!!!!!!!
理亞「……ヒィッ!?」
ルビィ「!?」ビクッ
善子「は!?なに!?」ビクッ
花丸「ビックリした……」
理亞「で、出よう!この店内本当に怖い!……ちょっと、カバンとか気をつけなさいよ!商品につっかけるんじゃないわよ!」
理亞「あとルビィ!決してこけるんじゃないわよ!あんたこけそうだから!本当にシャレにならないからね!」
花丸「こけたのは理亞ちゃんでは?ラブライブの予選でムグゥ!?」
善子「それ以上やめなさい……」ガシィッ 〜外〜
理亞「ともかく……ガラス細工は綺麗だったわね」
ルビィ「うん!オルゴールいっぱい買っちゃった!帰ったらAqoursの皆にあげるんだ!」
善子「アンタ金使いすぎじゃないの……まだ1日目よ?これからお昼ご飯も食べるのに」
花丸「そう言えばお腹空いたずら〜……何食べるの?」
善子「へ?そういうのは旅のしおりに書いてあるんじゃ……」
1日目のお昼ご飯 何か美味しいもの♡
善子「なにこの役に立たない旅のしおり!」バシィッ!!
花丸「あーっ!捨てちゃダメずら!」
理亞「そうよ。雪の中にポイ捨てはやめなさい。例年雪どけになるとゴミがいっぱい出てくるけど、アレ掃除する人大変なんだから」
花丸「ゴミじゃないずら!!」
ルビィ「と、とりあえず何食べようか……」
理亞「それなんだけどね、やっぱり寿司は小樽で食べるのがいいと思うよ」
ルビィ「そうなの?札幌じゃなくて?」
理亞「寿司は札幌より小樽の方が美味しいのよ。……小樽より函館の方が美味しいけど!」
善子「へえ?鮮度とかそういうことかしら」
理亞「まあ、そういうことね。あと札幌で寿司を食べようとすると混んでることが多いし……」
花丸「そうと決まればレッツゴーずら!あっ!ちょうどそこに新幹線でお寿司運んできてくれるお店が……」
理亞「だァァアアアァアッ!!!!!」
花丸「!!?」
理亞「なにくだらないとこ入ろうとしてんの!!姉様、この子バカァ?」
ルビィ「いないってば……」 花丸「で、でもマル達回らないお寿司とか食べるお金ないし……」
理亞「回らないお寿司なんて私だって食べれないから……今回の旅行だって少ないお小遣いの中でどうにかして来たんだし」
花丸「マル新幹線のやつ好きなんだけど……」
理亞「だーかーら!そんなくだらないとこじゃダメ!新幹線は函館にあるからそれで我慢しなさい!」
ルビィ「えーっと……じゃあ、回転寿司でどこかオススメがあるの?」
理亞「ふっふっふっ……」
理亞「……北海道地元の回転寿司店はね!本州の回らないお寿司にも引けを取らないクオリティなの!新幹線で運んでくるような全国チェーンで食べるなんて言語道断!」
善子「えっ、それ本当!?そんな美味しいの?」
理亞「いや知らないけど!去年ぐらいの秘密のケンミンSHOWでそう言ってた!」
善子「テレビ情報かい!」
理亞「だって本州の回らないお寿司食べたことないから分かんないし!」 理亞「ただ美味しいのは確か!それは保証する!」
ルビィ「ご、ごくり……」
善子「ちなみに、なんてとこなのよ?」
理亞「地元の回転寿司店はいくつかバリエーションがあるけど……」
理亞「まあ、オススメするのは『トリトン』ね。いろんな所にあって入りやすいし、これが一番無難じゃないかしら」
花丸「トリトン?なんか文学的な名前ずら……」
理亞「もうちょっと歩けば着くはずよ」
ルビィ「楽しみだなぁ〜w……ってピギャァ!?」ズテッ
理亞「あっ、ルビィ!?」
花丸「ちょっと、大丈夫!?ルビィちゃん!」
ルビィ「う〜、雪で滑って転んだよぉ〜……いたた…………」
理亞「大丈夫?立てる?……ほら、手貸してあげるから」
ルビィ「ありがとぉ〜……いてて、よく見たらこの辺の道ツルツルだね……」
理亞「あー、そういえば雪止んで晴れてきたからね……こうなるのよ」
善子「……っていうか」
善子「……この先の路面ずっとツルツルじゃない!なにこれスケートリンク!?」
花丸「えっ、これ転ばずに行くのムリじゃない……?」 理亞「うわっ、本当だ……」
善子「異常事態でしょこれ……」
理亞「いや、この状態自体はよくある」
善子「ええ……」
理亞「いたるところにある」
花丸「やっぱり転ぶの?」
理亞「まあたまに、ね。でも基本的にこういう道は転ばないように牛歩で行くから……」
理亞「年々転ばない歩き方も自然と覚えてくるしね。道民は雪が降り始めると『今年は1回も転ばないで冬越すから』って謎の宣言をだいたい毎年1回は言うのよ」
ルビィ「理亞ちゃんも?」
理亞「いや、姉様がよく言う。転ぶけど」
善子「転んだら痛そうね……」
理亞「ちなみにさっき言った傘を持たない理由の1つはこれよ。転んだ時に傘持ってると危ないし、受け身がとれないでしょ?」
理亞「頭からガッ!っといったら最悪だしね。だからどんなに寒くてもポケットに手とかも入れない方がいいわよ」 ルビィ「なるほど……」
花丸「ちなみにその『転ばない歩き方』って言うのはどんなのなの?」
理亞「えーっとね……」
理亞「う〜ん、なんか言葉で説明しづらい…………」
理亞「感覚的なものだからなんとも言えないけど、なんかこう、下腹部?に力を入れるというか……」
理亞「力を入れると言ってもこうグッ!って感じじゃなくて……限りなくソフトに、優しい感じでって言うか……」
理亞「下腹部に入った割れやすい風船をギリギリ割らない感じをイメージして力を込めるというか……」
理亞「……うん、そんな感じ!」
善子「わからん……」
理亞「まあともかくゆっくり歩くことね。これに勝る対処方法はないから」 ジリ……ジリ……
善子「じれったい……」
理亞「本当。でも転びたくないし……」
ルビィ「うぇえ……怖いよぉ〜……」
花丸「下腹部の風船……下腹部の風船……」
善子「あっ、ていうか!道の端っこ!建物の真横のとこ!あそこ氷が微妙に張ってないじゃない!きっと建物の熱でちょっと溶けてるんだわ!」
善子「あそこ歩いたらいいんじゃない?」
理亞「あっ、だめ!やめといた方がいい!」
善子「なんでよ?」
理亞「建物の上から雪落ちてくることあるから!毎年それに直撃して首がグキってなっておぞましいことになってる人いっぱいいるから!」
善子「なっ、トラップじゃないそんなの!」
理亞「もう、砂撒いといてくれたらいいのに」
花丸「お寿司はもうすぐ……お寿司はもうすぐ……」
花丸「……っ!うわわわわっと!?わわっ」ツルツル
ルビィ「は、花丸ちゃん!?」
花丸「……っ!?っ!…………セーフ!」
善子「こ、転ばなかったわね……」
理亞「落ち着いて対処すれば意外と粘れるものよ……ってうわっ!?」ドシン!
理亞「いったぁ〜!」
ルビィ「だ、大丈夫……?」
理亞「へ、平気よ!このくらい……」
理亞「この……く…………ら…………」
理亞「あ…………ああ…………!」
善子「……?ちょっと、急にどこ見て……?」
理亞「あれは……!目の前にいるあれは……!」
理亞「 キ タ キ ツ ネ ! ! ! ! 」 善子「キツネ!?こんな街中に!?いくらちょっと郊外とはいえ……」
善子「……あ、本当だ……キツネだアレ……」
花丸「凄い、初めて生で見たずら……普通にいるものなの?」
理亞「……ええ。街に下りてくることは珍しくないわ。ただ…………」
花丸「ただ?」
ルビィ「わ〜、キツネさんだ!かわいー……」
理亞「近づいちゃダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ルビィ「ピギッ!?」
理亞「ゆ〜っくり……ゆっくり後ろに下がって…………キツネから目を逸らしちゃダメよ」
ルビィ「えっ、ええ……?キツネさんってそんなに怖いの……?」
理亞「怖いよ……」
理亞「道民ならまず近付かないわ……小学校から口を酸っぱくして教えられるからね……かわいいのはかわいいんだけど」
理亞「アレは『マジでシャレにならないくらいヤバい菌』を持ってるからね……それはもう恐ろしいわよ……詳しくは『エキノコックス』で検索したらいいわ」
理亞「多分本州にもその手の菌持った動物はいると思う(?)んだけど、北海道は特にそういうのが多くてね。警戒は大切よ」
理亞「とりあえず近付いちゃダメよ。ほっときゃその内どっかいくから」
ルビィ「ピギィ……」 〜数分後〜
ルビィ「ふう、やっと……」
花丸「やっと着いたずら〜!トリトン!」
善子「長かったわね……」
理亞「え〜っと、そんなに混んでないみたいね。すぐ入れるわ」
ルビィ「やった!」
理亞「札幌にある花まるって回転寿司屋さんだとこうはいかないんだけどね。あそこ1時間待たされるのザラだし」
花丸「え、花丸?」
理亞「いやアンタのことじゃなくて……まあいいわ、とりあえず入るわよ」 〜店内にて〜
ルビィ「さて、何食べようかな!」
花丸「マルはとりあえずサーモンが食べたいずら!」
善子「ん……ザンギってあるじゃない。そういえば唐揚げとザンギっていうのはどう違うのかしら」
理亞「どうなのかな……イメージ的には下味が醤油風味で漬けてあって皮がザクザクしてるのがザンギって感じだけど」
善子「まあ、じゃあとりあえずザンギ注文しようか」
ルビィ「あとは?理亞ちゃんのオススメとかある?」
理亞「オススメかあ……えーっとね」
理亞「トリトンなら、『タコの子』とかじゃないかしら」
ルビィ「たこのこ?」 理亞「そうそう、言ってしまえばタコの卵なんだけどね。軍艦巻きの上に透明な楕円の卵がいっぱい乗ってるの」
善子「あー、だからタコの子なのね」
理亞「食感はプルプルしてて、噛むと濃厚な味が口の中に広がるの」
理亞「味は……」
ルビィ「味は?」
理亞「かなりウニに似てる!」
ルビィ「へえ!」
理亞「ならウニを頼めばいいじゃん……と、思うかもしれないけど!」
理亞「このタコの子、実はトリトンでは一番安い皿なの!」
花丸「ホントだ、白い皿のメニューにタコの子って書いてある!」
理亞「あまり知られてないマイナーなネタね。是非食べてみることをオススメするわ。……ただ、結構仕入れられてない時が多いからそこは注意!」
ルビィ「じゃあそれとザンギと、あとサーモンとかマグロを注文しようか!」 ルビィ「わー!きたきた!サーモンにまぐろ!」
善子「わっ!なにこれネタおっきいわね!」
花丸「さっそく食べるずら!」
イタダキマース
ルビィ「……!おいしい!」モグモグ
善子「このサーモン、トロサーモンじゃないわよね?口どけが尋常じゃないわ!程よく入ったサシから脂分が口の中にジュワッと広がりそれを酢飯が優しく受け止めている……」モグモグ
花丸「マグロも絶品ずら……マル達も海産物には縁が深い地域に住んでるけど、これは内浦の味にも引けを取らない味だね」モグモグ
理亞「おいしい……トリトン久しぶりに来た……やっぱいつものはま寿司とかとは違う……」ガツガツ
ルビィ(あんなにdisってたのに普段行ってるんだ……)
善子「普通のサーモンでこれならトロサーモンはどれだけ美味しいのかしら……」ゴクリ
花丸「まだまだ食べるずら〜!」 〜食後〜
善子「いやー、食べた食べた!」ゲフッ
花丸「お腹いっぱいずら〜」
ルビィ「美味しかった〜」
理亞「本当。北海道には色々なグルメがあるけどやっぱお寿司が一番ね」
花丸「でもマルはまだまだ色々食べたいずら!それにまだあれも……」
理亞「あれ?」
花丸「ジンギスカン!」
理亞「あ〜、ジンギスカンね。それなら札幌に行った方が色々店あるわよ」
ルビィ「じゃあ、そろそろ札幌行く?今は昼下がりくらいだけど……」
理亞「一応小樽にもまだまだ観光名所はあるよ?小樽水族館とか……」
ルビィ「いや、水族館は……」
花丸「うん、水族館はね……」
善子「そうね、水族館は……」
理亞「あっ……そ、そうね!」
理亞「じゃあこれからJRに乗って札幌まで向かおうか!空港からここまでと違ってすぐ着くわよ」
ルビィ「小樽楽しかったな〜!」 という訳で一旦終わりです。
スレ残ってたらぜひ札幌編も書かせて欲しいです。お願いします。
あと理亞ちゃんの口調に違和感あったらすみません。アニメとかドラマCD参考にしてるんですが書いてるとたまに迷うことがあるので。 それと>>159の内浦の味にも引けをとらない味ってところは
『アジ』のつもりで書いたんですが変換ミスです
そのままでもなんとなく意味が通る文になっちゃいましたが エキノコックスは菌じゃないんだけど…ま、いいや
女子高生の言ってることだし エキノコックスは菌じゃないんだけど…ま、いいや
女子高生の言ってることだし ググッたら寄生虫だった……
知らなかった、ずっと菌だと思ってた。
そこも訂正ですね。 トリトンも花丸もなごやか亭も道東発祥なんだけど札幌で有名になったよね >>168
全部行ったことあるけどどこも美味くて優劣付け難い わいくらいのレベルになると朝函館から札幌に出張で行ってその日のうちに函館に返ってそのあと青森に夜勤で出張して朝函館に帰るのも容易いレベル トリトンは池袋の東武とスカイツリーにもあるから是非行ってみて 旭川にはジンギスカンの大黒屋がある
ススキノのソープ嬢が本土に渡って初めて牛肉の焼肉を食べた!と豪語してたが、それが理解出来るくらいに美味かった 北海道で食べる羊は本土とは全くの別物でびびるわ
まぁ羊に限らず何でも美味いけど ジンギスカンの匂いが苦手な人は、たぶんマトン(生後一年以上の肉)を食べたんだと思う
ラム肉(生後一年未満)を食べてみてほしい 沼津の魚も旨いけどなぁ。
港町に住んでるこいつらでも北海道のは絶賛するのか…… 次の日
聖良「黒澤ルビィさん」
ルビィ「は、はい…(えっ、どうして苗字で呼ばれるの? 怒られる?)」
聖良「悪いニュースといいニュースがあります。先にどっちを聞きますか?」
ルビィ「え? ええっ?」
聖良「もう一度言います。悪いニュース、いいニュースどっちを先に聞きますか?」
ルビィ(先にいいニュースを聞いたら、喜んだ後にガッカリするんだよね。
プリン食べた後にお姉ちゃんに怒られるみたいな?)
ルビィ「…悪いのを先にします」
聖良「では、あなたたちは船で流氷を見れません」
ルビィ「え、ええええっ!」
聖良「昨日調べましたが、流氷が来るのは1月末。あなたたちの旅行は?」
ルビィ「えっと…1月の4日か5、6日です」
聖良「つまり網走に行ってもまだ流氷は来ていないんです」
ルビィ「そ、そんなぁ…せっかく流氷見る気になってたのにぃ」 聖良「それではいいニュース。船より短い時間で流氷を見て、さらにさわることも出来ます」
ルビィ「えっ? さわれる…の?」
聖良「クリオネも見れますよ」
ルビィ「くりお…ね?」
理亞「流氷の天使。透き通った体で小さな羽根をヒラヒラ動かすの」
ルビィ「ふーん、なんだか見てみたいね」
聖良「予算的にも優しいわよ。船だと3300円。オホーツク流氷館、ここなら高校生だから640円よ」
ルビィ「えーとえーと…2000円近く違う?」
理亞「1660円よ」
ルビィ「うわぁ、理亞ちゃんすごいね」
理亞「お店で働いてるんだから、暗算くらい簡単よ」
ルビィ「とにかくそんなに違うなら、オホーツク流氷館かな」
聖良「ふふっ、すっかり網走に行く気ね」
ルビィ「だって流氷なんてテレビで見たことしかないもん。
船で見れないのは残念だけど、本物を見てさわれるんでしょ」
ルビィ「花丸ちゃんも善子ちゃんも網走でいいって言ってたし」
聖良「じゃあ決まりね。理亞、あなたも一緒に行ってガイドしてあげなさい」
理亞「え? ガイド?」
聖良「初めて冬の北海道に来る内地の人にはガイドが必要でしょ」
理亞「でも姉様、お店は…」
聖良「3日くらい大丈夫よ。年始に混んだことなんて無かったし」
ルビィ「うわぁ! 理亞ちゃんも一緒だなんて嬉しい!」 函館駅前の花丸は一口ごとに頭抱えるほど美味かった… このスレ読んでたら去年の札幌ファンミ思い出した
あいにゃのペンギン歩きとかのぼりべつクマ牧場とか >>191
観光地あったばずだ。思い出せないがw
あと、わんこそばは食っとけ。
だが、ボッチでは行くな。死ぬぞw >>150と>>152の事ってほんとなのです?
過酷なのです… 氷道で両手フリーにしとくのはマジ
頭打ったら最悪死ぬし
落雪で頸椎折るのはまあ毎年何人かは必ずいるかなってくらい
小学校のときとかによく注意喚起される 盛岡の観光地はえーと……冷麺とかじゃじゃ麺食べて雫石とか花巻とか平泉に移動しよ? 花まるとかトリトンはネタの大きさにも味にも驚き
函太郎もだけど炙り系なんてマジで昇天レベル 札幌市街地は東京の便利なところをコンパクトにまとめた感じで便利さは地方都市でもかなり上のような気がする
雪もいい靴を買えばそうそう危なくないし
10年住んだけど住むには最高だったよ
観光は本当に小樽や函館の方が楽しいけど両方とも坂道が多いから厳冬期は本州の人は気を付けた方が良いぞ
下手すると死ぬ とっぴーしか行ったことないがそんなに記憶が無い
強いて言うならネタが大きかった 凍った道は恐る恐るペンギン歩きするのイライラするから俺は小走りしてる ケンミンショウでヒールの高い靴履いて走る北海道女子が特集されてた記憶 小樽は寿司も運河も良かったけど
一番は小樽ビールが旨すぎて感動した
店の雰囲気も最高だったしもう一回行きたい
http://imgur.com/8xQU70p.jpg
http://imgur.com/vm3hAyy.jpg 北海道はローカルCMの宝庫だよな
前回の札幌ファンミで出たクマ牧場以外にも道民なら口ずさめるCMソングがいっぱいある スレタイでなんかの番組でやってた素人が考えたプランで旅行するやつ思い出した ヒールは硬い圧雪路面にも突き刺さるから割と転ばなそうに見えた トリトンで山わさびの軍艦巻きを知らずに食べて悶絶した
>>208
はこだてビールの「社長のよく飲むビール」が好き 銀座ってか東京駅の近くだな
そんなに高くないし美味しいしおすすめ >>208
ヤバい、今度いく
知らなかったありがとう スカイツリーのトリトン行ったけど美味しい皿はいいお値段するので、予算的には回転寿司と思わない方がいいな 夏に車で道東旅行したけど帯広の豚丼が何より美味かった >>218
いくらするのかわからんが、
値段なりなんじゃねーの?
ショバ代も高そうだけどw 雪原をATでキュイイイインとマッスルシリンダーしたい
「ターンピギィが冴えないな」 北海道が既に大雪で、今から旭川ファンミの心配をしてるわ
田舎映画館の草葉の陰から現地ライバーを応援しるわ 気温はクッソ低いけど雪は札幌とかより降らないんじゃなかったっけ >>193
盛岡城、啄木新婚の家、岩手銀行赤レンガ >>69
小樽や函館と比べると確かに観光地少ないと思うけど
それでも全国的に見れば観光都市としては十分だと思う
少なくとも仙台よりは断然観光スポットが多い >>232
もっと激しい画像だせよ
こんなんじゃ大したことないように見える 聖良「良いラッコ肉が入りましたので今晩はお鍋にしましょう」 今年度中に北海道旅行したいんだけど雪のないタイミング無さそうだな・・・ 夜のお店のベテランロリ系おねえさんに教えてもらった活一鮮も旨かったなぁ。ビル地下の回転寿司の味じゃねーぞあれは。 沼津民としては雪に対する感想はルビィちゃんと同じ感想
ただしちょい積もった後に山に行こうとチェーン必要とか不便だなーって ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています