0001名無しで叶える物語(アメリカ合衆国)
2018/11/05(月) 22:53:35.47ID:BSSYIcwt海未「ですが…このままではμ'sが空中分解してしまいます…もう希が部活に来なくなって4日ですよっ?」
絵里「そうね」
海未「そうねって!絵里!絵里は希のことが心配ではないのですか!?希とはずっと一緒に暮らしていたのですよね!?」
絵里「暮らしてたけど、知ってのとおり、もう追い出されちゃったし」
海未「そんな!非情すぎます!私は今回の件は!自分に責任があると思っていますし…やはり直接希に謝罪しなければおそらく事は収束しない…」
絵里「謝罪っていうけど、」
海未「絵里が行かないのなら私一人でも行きます!」
絵里「あ、ちょっと」
絵里「…」
絵里(あの子、今の自分の立場をわかってないのかしら…)
―東條宅―
ピーンポーン…ピーンポーン…
「はい」
海未「あ、あの!希っ?」ドキドキ
希「…」
希「あれ。海未ちゃんやん。どうしたの」
海未「いえ…その…4日も休んでいたので心配で…」
希「とりあえず中に入るー?ちょっと散らかってるけど」
海未「は、はいっ」
海未(良かった…声を聴く限りでは元気そうですね…落ち込んでると思っていましたから…)
希「今開けるねー」 カチャ(オートロック)
海未「すみません。お邪魔しま―」
海未「!?」
希「えらい散らかってるやろぉ。ごめんね足の踏み場もないくらいグチャグチャで」
海未「あ…あ…」
希「それなぁ。全部えりちの私物なんよ。あしたもえるゴミの日だから。ぜんぶ捨てようと思って。なんなら海未ちゃんもてつだうー?」
海未「あ…あ…あの…」
希「あんなぁ海未ちゃん。ウチなぁ。びっくりしてるんよぉ。ウチの大切な人を奪った相手が今こうして目の間に現われてウチのこと心配してるとか言ってくれてる」クスクス
「なあ。海未ちゃん。これってびっくりしない?いったいぜんたい、どういう正義感なんなんやろって笑 ウチはもう…びっくりで…びっくりで…」
海未「>>2-10選択肢 @あの…希…そこの絵里の歯ブラシ…持って帰っていいですか…?Aごめんなさい…ごめんなさい…泣 Bひ。ひぃぃぃいいいい逃」