絵里「チャーハン食べたいわね」海未「!!」
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海未「チャーハンつくりますよ!」ジャッジャッ
絵里「外に食べに行きましょう」
海未👆💦 絵里「おいしい中華料理屋さん知ってるのよ」
海未「家チャーハンもおいしいですよ」ブツブツ
絵里「……やっぱ今日のご飯スパゲティにする?」
海未「なんですかその心変わりは」
絵里「……」ジー
海未「やめておきなさい、600gなんて食べれるわけないでしょう」
絵里「たしかに」 チャーハン作ります!!
(| 。・゚・⌒)
\ o━ヽニニフ )) ・。
O/cVσ_VσV彡。・゚。・⌒) ニフ ))
/ o━ヽニニフ )) ゚・
しー-J .;'从从从'; 絵里「階段降りて入るお店ってワクワクするわよね」
海未「看板がないと入る気にはなりませんけどね」
絵里「ところで海未は全国チェーン店と個人経営のお店どっちが好き?」
海未「状況によりますね。一人のときや、絵里……二人の時なら個人経営のお店に行きますし、4人くらいならファミレスに入るのをオススメしています」
絵里「聞いたことに特に意味はないわ」
海未「そうですか」 絵里「ちなみに今日は土曜日よ」
海未「練習はお休みです」
絵里「土日限定のメニューがあるのよ」
海未「ほー」
絵里「それが私が知ってる限りで一番おいしいと思うチャーハンよ」
海未「つまりは私の敵ということですね」
絵里「なんでよ」 絵里「きたきた」
海未「な、なんですかこのカレーのようなチャーハンは!!!」
絵里「牛すじよ。園田家のカレーは毎回牛を使うのね」
海未「ふ、ふんっ。こんな上にあんかけが乗ったチャーハンだなんて」
絵里「いいから食べなさい」
海未「ほっ❤んほォぉぉぉぉぉっっっ!!❤❤❤」 海未「う、うますぎます!こんなうめえ飯食ったの生まれて初めてです!」
絵里「口調直しなさい」
海未「お、おいしすぎます!こんなにおいしい料理を食べたの、生まれて初めてです!」 海未「あんかけとチャーハンが絶妙にマッチしています……!よくよく考えれば無理はありません、天津飯なる中華料理がすでに存在していることを考えればその威力は明白!」
海未「やわらかく煮込まれた牛すじは、まるで餡と一緒のものであるかのように口に運ばれてきて、このお店のこの料理にかける本気が伝わってきます……!」
海未「そして……餡だけではない。肝心のチャーハンだってホラ、みてください!気持ちがいいまでのパラパラ、家庭のキッチンでは真似のできない、完璧な水準です!」
海未「餡が味が濃いことを考慮しての素朴な味付け……薄いチャーハンが好きな私にとってこれは大きなポイントです」
海未「悔しいです……こんなチャーハンがあるだなんて……!!」ポロポロ
絵里「饒舌ね」 海未「こんなものでは……届かない。絵里の舌をチャーハンで悦ばせるなど……!」
絵里「まぁそんなに落ち込まずに。しょうがないわよ、このチャーハンが相手ならね」ドヤチカ
海未「うっ、うっ……」パクパク
海未「……多いですよね、意外と……」
絵里「並盛なのよ、これで……」 海未「900円ですか……値段に見合ったおいしさですが、毎回食べていると学生の私たちにとっては辛いのでは!?」
海未「やはり余り物家チャーハンを食すべきです!」
絵里「と、思うでしょ?」
絵里「ここの店舗のあんかけチャーハンは氷山の一角、その中でもトップレベルであることには間違い無いのだけれど……あなたが思っている以上にあんかけチャーハンは浸透しているのよ!!」
海未「!!」 絵里「線路に沿って神田まで行くとね……あるのよ、あんかけチャーハンが!!」
絵里「しかもリーズナブルに食べられる!!」
海未「やっ、イヤ……そんなの知ってしまったら……もう戻れなくなります……」
絵里「あなたも堕ちなさい、チャーハン巡りの沼に……❤」
海未「んっほォォォォォっ❤❤❤❤❤」
こうして海未は絵里に家チャーハンを食べさせることなく、チャーハン店の沼に堕ちてしまった
今時「チャーハンつくれます」をプロフィールに書いてもモテないのだ
海未「おいしい」
絵里「おいしい」
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています