0001名無しで叶える物語(茸)
2018/10/06(土) 17:08:02.40ID:u5qWR1pgすると高坂もやってきて俺君の机に腰掛ける
しかし園田に叱られて高坂はすぐに机から腰を上げて園田と南の前に立って3人で話を続ける
その間俺は後ろの棚の中身を整理するふりをしながら時折肩越しに3人の方を見遣って始業のベルが鳴るのを待つ
ベルが鳴り、少し浮かれた気分で席に戻る俺君
まず椅子に座り、まだ少し残っている温もりを尻全体で感じる
次になるべく不自然な動きにならないように注意を払いながらホコリを払うフリをして机の表面の感触を両の手に味わわせる
満足して、一仕事終えて一服する時のような動きで右手を口の前に持ってきて頬杖をつくと、頬と手に妙な違和感があることに気づく
何かと思い手を広げてみると、数本の長い黒髪が手の平に付着しているではないか!