穂乃果「討論会」
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穂乃果「という事で第一回μ'sのディベート大会を開催しまーす」
にこ「という事でじゃないわよ」
真姫「そうよ。どういう事よ。説明して」 穂乃果「え?やりたくないの?」
真姫「そうじゃなくて。何でディベート大会なんてやるのか説明してって言ってるの。誰も疑問に思わないの?」
海未「穂乃果が唐突なのはいつもですから」
ことり「あはは…」
穂乃果「それはあれだよ」
にこ「どれよ?」
絵里「はあ…私から説明するわ」
にこ「絵里?」 1時間前
穂乃果「ふ〜ん」
絵里「あら?穂乃果一人?」
穂乃果「うん。みんなまだ来ないみたい。お陰でスマホいじり過ぎちゃったよ」
絵里「暇だとついいじっちゃうわよね」
穂乃果「そうなの。でさ、絵里ちゃんに聞きたい事があるんだけど。ディベートって何?」
絵里「ディベート?小中学生の頃にクラスでやらなかった?」
穂乃果「分かんない」
絵里「ディベートって言うのはね…」 絵里「って言う感じで説明したらやりたいって」
真姫「何?絵里のせいなの?」
絵里「せいって言うか…そんな言い方する?」
穂乃果「そうだよ。やろうよ。絵里ちゃんもヤル気満々なんだから」
絵里「いや…別にそう言う訳じゃ」
希「ええやん別に。楽しそうやしタメにもなるんやない?やって損はないと思うけどな」
真姫「そうだけど…」
凛「ディベートって何だっけ?アイスクリームともかき氷とも言えないあの中途半端なデザートの事?」
花陽「それは…ジェラートかな?」
にこ「違うわよ。あれよ!パソコンとかのデータを消す事よ」
ことり「それは…デリート?」
絵里「にこは意味もわからず文句言ってたの?」
凛「あれだよね?地球育ちのサイヤ人の本名!」
花陽「それへカカロットだよ〜。全然違うよぉ」
真姫「凛…ワザとやってるでしょ?」 穂乃果「も〜二人ともまじめに聞いてよ。全然話しが進まないよぉ」
凛「ごめんにゃ〜」
穂乃果「とりあえず私はディベート大会やりたいの。二人には絵里ちゃんのから説明するからやろうよ」
絵里「え?私が説明するの?」
海未「絵里…諦めましょう」
絵里「海未…」 穂乃果「じゃあ、気を取り直して。第一回μ'sのディベート大会開催〜。お題と振り分けはクジで決めたいと思います」
真姫「はあ。仕方ないわね」
凛「凛なんかやる気が出てきたにゃ〜」
にこ「やるからには絶対に負けないわよ」
希「ウチも負けないよ〜」
穂乃果「じゃあ、みんなクジを引いて〜」 お題「アイドルの恋愛禁止」
賛成派 反対派
穂乃果 凛
絵里 花陽
希 海未
にこ 真姫
進行 ことり ことり「えっと…それじゃあ、始めてください」
穂乃果「はい。私達はアイドルの恋愛禁止は賛成です」
ことり「それはなぜですか?」
絵里「皆さんはアイドルの意味をご存知ですか?」
凛「アイドルの意味?」
絵里「アイドルとは偶像と言う意味を持っています。偶像とは信仰する対象をかたどった像。有名どころではマリア像や仏像なんかが有名です」
にこ「あんたこっち側なんだから余計な事言わなくて良いのよ」
穂乃果「へ〜初めて知った」
絵里「アイドルと言うのは崇拝される対象なんて言うと大袈裟ですが憧れの対象でなくてはいけません。そのアイドルが恋愛をして誰か一人の物になると言う事はアイドルの意味に背く事になると言う事です」 穂乃果「お〜」
にこ「ナイスよ絵里」
絵里「ふふっ。任せて」
希「いや、これは不味いんやない」
絵里「え?」
にこ「何が不味いのよ?」
希「ほら?」 ことり「反対意見は何かありますか?」
海未「よろしいですか?」
ことり「どうぞ」
海未「絵里の言っている事は理解出来ました。素晴らしい意見だと思います」
にこ「ほら?何も心配ないじゃない」
穂乃果「そうだよ。希ちゃん心配し過ぎだよ」 海未「崇拝される対象でしたね」
絵里「え、ええ…」
海未「そうですね。おっしゃる通りです。ですけど人間なんです」
絵里「え?」
海未「アイドルもステージを降りれば人間なんです。それぞれの営みがあるんです。人も好きになります」
凛「トイレだってするにゃ!」
海未「凛は黙ってて下さい」
凛「え?凛参加しちゃダメなの?」
花陽「凛ちゃん…」 海未「ステージの上ではアイドルを貫く。それではダメでしょうか?一度考えてみて下さい」
穂乃果「た、たしかに…」
にこ「ちょっと…何納得してんのよ。反論しなさいよ」
穂乃果「ええ…絵里ちゃん…」
絵里「え?えっと…」 そんなに恋愛したかったらアイドルやめれば良いじゃん
どうせ、バレなきゃオーケーとか半端な気持ちでやっててもいつかバレたときボコボコに叩かれるだけだけど 真姫「それじゃあ、論点を変えましょう」
絵里「え?真姫?」
真姫「恋愛とはいけない事でしょうか?」
絵里「いや…だから…」
真姫「人を好きになると言う事はいけない事なのですか?」
絵里「そんな事は…」
真姫「そうよね。私も人が人を好きになると言う事はとても素敵で尊い事だと思います」
花陽「私も恋をしてる人って凄く輝いてると思うなぁ。ね?」
凛「うん。そうだよね」
にこ「くっ…何よ。真姫が恋愛なんて語っちゃって。恋愛経験ゼロの癖に」
真姫「なっ、それは今関係ないでしょ」 にこ「関係大アリよ。恋愛した事もない癖に何を偉そうに恋愛を語っちゃってるのよ。まったくお笑いよ。あんたも!海未も!」
穂乃果「そうだそうだ〜」
海未「なっ、そ、そんな事言ったら穂乃果だってない癖に」
穂乃果「うっ」
海未「ないでしょう?どうなんです?」
穂乃果「あ、あるよ。私だってあるし」
にこ「え?そうなの?」
穂乃果「私だって二人に迫られた事あるし。フローラかビアンカか悩んだ事あるし」
海未「は?どなたですか?」
にこ「いや…ゲームの中の話じゃない」
海未「とにかく…」 希「ちょっとストップや」
穂乃果「え?」
にこ「な、なによ?」
希「穂乃果ちゃんもにこっちも論点が思いっきりズレてるしこんなのディベートじゃないやろ?えりちも海未ちゃんも裁判でもしてるん?」
海未「え?」
絵里「いや…そんなつもりは…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています