千歌「り、梨子ちゃん!ピアノ止めないで!」 梨子「うるさいですね……」ポロンポロン
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千歌「あ、あぁ〜ッ!」キセキダヨー!
梨子「はい、今日の演奏は終わり。ご清聴ありがとうございました」
千歌「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数日前、念願のスクールアイドルを始めたのだが、『ラブライブに出場するためには作曲ができないといけないのでは』という懸念の声があり、転校生の梨子ちゃんを誘うも見事に撃沈。
しかし諦めず何度も勧誘してみた結果、梨子ちゃんが定期的に千歌のリクエストに応えて演奏してくれるようになった。
しかし梨子ちゃんはなんだかスクールアイドルのことがあんまり好きじゃないみたいで、いつもいつも不愛想にピアノポロンポロンして、なんだか千歌の心もイタイイタイなのだった。 千歌「トホホ……梨子ちゃん可愛いのにスクールアイドルはイヤンイヤンなんだから……あーあ、どうにかして梨子ちゃんにもスクールアイドルの素晴らしさを分かってもらえないかな〜、ん?」
深夜なのに梨子ちゃんの部屋から明かりが漏れている。 梨子「よいしょ……よいしょ……」ポロンポロン
千歌(り、梨子ちゃんが、自分の部屋でμ'sの動画を脇目に演奏の練習をしている!?)
梨子「ふぅ……こんなものかな……。もっと気持ち良く聞いてもらえるように頑張らないと……」
千歌「梨子ちゃーん!」 ガラッ!
梨子「ひゃあッ!?」
千歌「り、梨子ちゃーん! ごめんねーッ! 梨子ちゃんは毎日私のためにμ'sの曲の練習してたのに千歌はそんなことも知らずに……ッ!!クンクン……湯上がりの梨子ちゃんいい匂い!」 梨子「ど、ドサクサにまぎれて匂いを嗅がないでください!」
千歌「ご、ごめんね梨子ちゃん……!」
梨子「べ、別に、ピアノの練習するくらい普通です……。ずっとやってきたことなんですから……。それに、私は下手で、あんまり人様に聞かせられるような腕でもないから」
千歌「そ、そんなことないよ! 梨子ちゃんのその気持ちだけで千歌は十分お耳が気持ちいいんだよ! あっ、そ、そうだ! 梨子ちゃんおてて出して!」
梨子「こ、こうですか?」
千歌「そう! それじゃあ今から梨子ちゃんに奇跡パワーを送るからね! 梨子ちゃんのやわらかおててにキセキダヨーするからね! ちゃんと受け止めてね!」
梨子「えっ、えっ?」
千歌「ガオーッ! 梨子ちゃん! スベスベおててに出すよ!」ググッ
梨子「ひゃあッ!」ググッ 千歌「くっ、ふぅ……!」
梨子「流石に……届かないね……」スッ
千歌「待って、ダメぇぇぇ!!」
千歌「ふんっ……!!」グググッ
梨子「うぅっ……」グググッ
ピトッ
梨子「!」
千歌「届いた!!」
(BGM:ユメ語るよりユメ歌おう) 梨子「ほんとう……で、でもなんで……?」
千歌「それはね……梨子ちゃんの気持ちが、千歌に伝わったからだよ! 梨子ちゃんの他人を思いやる優しさがね!」
梨子「私のやさしさ……」
千歌「そう! だから、テクニックなんて、二の次なんだよ! ピアノポロンポロンは、上手い人にやってもらうより、千歌の好きな人に弾いてもらうのが一番気持ちいいんだよ!」
梨子「す、好きって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、練習に付き合ってもらってもいいですか?」
千歌「もちろん!」
その後、千歌は一晩中梨子ちゃんのピアノを聞き続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。でもまぁ、後日、梨子ちゃんの相談に乗ってあげたとき梨子ちゃんが面と向かって「大好きだよ」とつぶやいてくれたので結果オーライ! 終わり 千歌ちゃんまでCVが佐倉綾音に思えてくる
コピペ元はワイだけど 海未「むっ、遊郭ですか…」千歌「いらっしゃーい!」 良く考えたら佐倉綾音も水瀬いのりもどっちもラブライブに出てたんだったな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています