「梨子ちゃんは自分が気持ち良くなれれば、誰にだって股開くんでしょ! それこそ曜ちゃんや花丸ちゃんだろうともっ!」
 
かくいう彼女達は、今や恋人としてお付き合いをする仲である
 
梨子ちゃんにフラれた翌日に、曜ちゃんが我が家を訪ね『千歌ちゃんのことが好きです。私の恋人になって下さい』と告白してくれた

だがわたしは『ごめん。曜ちゃんのこと、そういう風には見られないんだ』と断ったのだ

昨日のわたしと同じように泣き出しそうになった彼女に向けて『でも曜ちゃんのことが嫌いって訳じゃないよ。これからもいい親友としてよろしくね』とぎこちないながらも精一杯のフォローをした
 
結果、わたしと曜ちゃんの関係は壊れることはなく、彼女が今まで通りわたしに接してくれることが心から喜ばしく思う

……まあ曜ちゃんが「善子ちゃんにフラれた」花丸ちゃんと、半ば傷の舐め合いという形で付き合うようになるとは予想外ではあったが
 
「違うもんっ……はぁはぁ♡ そんなことないもぉんっ……んああんっ♡」