「ちょっとおっきくなった?」
 
「んっ、うんっ。確か84」
 
「むうっ」
 
「好きな人に胸を揉まれると大きくなる」という迷信を思い出し、ふつふつと怒りがこみ上げてきた

いつの間にかわたしより一回りも膨らんだ梨子ちゃんの乳房を掴む両手に、無意識に力が入る
 
「あっ、ああんっ」
 
「どんだけ善子ちゃんに揉まれたのさっ!」
 
「んんっ、んあぁっ……痛っ!」
 
梨子ちゃんが苦悶に顔を歪め、甲高い悲鳴をあげた