にこ「私が私でなくなるその前に」
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絵里「大丈夫、にこ?」
にこ「だ、大丈夫、大丈夫だから、大丈夫」
大丈夫じゃないのは自分自身で自覚してた。
さっきから話しかけられても答えるのが億劫になってきたうえ、絵里の用意してくれた食事にも手が伸びなくなっていた
絵里「にこ、そんな格好したらあぶないわよ。こまったわね」
にこ「ふぁう?」
絵里にお酒を勧められて、飲めないのに付き合ったせいで私はすっかり酔ってしまっていた。
そう……何と言うか、頭に水が詰まっていて、それが首を傾けるたび中でユラユラしている感じだ。
何だか身体が重く、気を張っていないと次の瞬間には意識を失ってしまうくらい、私は酩酊させられていた。
腕が、頭が、瞼が重く、指一本動かすことさえ面倒に感じた。 絵里「私のベッド使っていいから、もう休みなさい」
にこ「い、いいわよ。わ、私は、家に、帰る、ん、だから〜」
絵里「呂律も廻ってないわよ」
にこ「んなことないわよっ。 …………………………………………ろれつ、ま わって、る、か、ら、だい、じょう、ぶ…にこぉ」
絵里「まともに話せてないじゃないの。泊まって行きなさいって」
にこ「かえ、る、か、らぁ」 何とか立ち上がろうと試みたが、床がゆらゆらと波打ち、真っ直ぐに立っていることが出来ず、思わずへたり込んでしまった。
お酒など飲んだこともなく、まして酔うなどと言う感覚がどういうものなのかも分からず、ただ私は自分の状態に驚いていた 。
酔っ払う感覚は気持ちの良い部分もあったのか、驚きながらも絵里とやりとりする私は、少し上機嫌だったようにも思う。
その機嫌の良さがなければ、いくら身体の具合が悪くても、絵里を振り切って帰宅したはずだ。
絵里「あ〜、にこ〜お酒飲んだことないって言ってたけど、本当に飲んだことが無かったのね。しかも、すっごく弱い」
にこ「かえるってば」 パクってでも伝えたい何かがあってことさ
坊やは青いな >>8
とりあえずリンクのスレ見てくれ
こいついろんな別作品のSS片っ端からパクリまくってる常習犯だから 実際パクりをそうだと決めつけて数の暴力で押しきるやり方も問題じゃない?
反論する方は悪魔の証明ってわけで >>12
反論するも何も最初から自分の文章で書けや泥棒が ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています