鞠莉「oh…今日は雨だからデートは中止ね…」果南「どうして?」
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果南「濡れるだけじゃん、行くよ」グイッ
鞠莉「!?」 ビュゥゥ!!
鞠莉「きゃあっ!?」バサッ
果南「あっ! 鞠莉の帽子が!!」
鞠莉「だから今日はやめましょって言ったのよ!」
果南「どうしても鞠莉とデートしたかったんだもん」
鞠莉「私だってしたいけど……何も台風の日にわざわざすることないじゃない!」
果南「だって今日したかったんだもん……」シュン
鞠莉「電車も止まっちゃったし帰れないじゃないの!!」
果南「最初から泊まるつもりだったし……」ボソボソ
鞠莉「……」グスッ
果南「ごめん」
鞠莉「いいわよ……。電車が動くまで一緒にいましょ」
果南「帽子、探してくるね」スタッ
鞠莉「わっつ!!? 外すごい風よ!? 果南まで飛ばされちゃう!」
果南「鞠莉のお気に入りの帽子だもん。必ず見つけてくるよ」
鞠莉「もうどこまで飛んでったか分かんないよ!? やめましょ? ねぇ!」
果南「あの帽子は……」タッ
タッタッ
鞠莉「バカ……」グスッ
初デートでプレゼントした思い出の帽子なんだよなーん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています