穂乃果「にごりほのかが…売って…ない…?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
穂乃果母「そうなのよ〜スーパーのいつものところ見たんだけどねぇ…」
穂乃果「えっ!?ちょっとなんでっ!?」
穂乃果母「いや…なんでもなにも…売ってなかったのよ?」
穂乃果「う、うそだよ…にごりほのかが売ってないなんて…」プルプル
穂乃果「あんなに人気だったんだよ?あんなにCM流れてたんだよ?なのにそんな…」
穂乃果母「ん〜でも最近そのCMも見ないわよね?」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「そ、そう言われれば…最近CM見てな気もするけど…」
穂乃果「…」
穂乃果母「穂乃果?」
穂乃果「私ちょっと出かけてくるっ!!」ダッ
穂乃果母「ちょっと、穂乃果っ!?」
: にごりほのかシリーズ
時系列的にいうと以下の作品の続きです
CM<先生はどなたを思ってるんですか?にこ「っ!?///」 --夜 スーパーへ続く道--
穂乃果「うそだよっ!」
穂乃果「にごりほのかがもう売ってないなんて…」
穂乃果「だって…にごりほのかだよっ!?」
穂乃果「穂乃果とにこちゃんの飲み物だよっ!?」
穂乃果「にこちゃんが攻めで穂乃果が受けのにごった飲み物なんだよっ!!」
穂乃果「そんな飲み物がもう売ってないなんて…」
穂乃果「そんなのうそだよ…」 穂乃果「それに…」
穂乃果「にごりほのかがなくなるってことは…」
穂乃果「つまり…」
穂乃果「にこちゃんが攻めで穂乃果が受けじゃなくなっちゃうってことっ!?」ガーン
穂乃果「っていうことはつまり…」 ------
------------
------------------
にこ『残念ながらにごりほのかはもう販売終了みたいね…』
穂乃果『えぇっ!?』
にこ『だから…これからは…』
穂乃果『これからは…』
にこ『穂乃果が…にこのことを攻めてくれるんでしょ?』
穂乃果『えっ!?///』ドキッ
にこ『ほらっ…今度からは穂乃果が攻めるんでしょ?』
にこ『にこは穂乃果のすべてを受け止めてあげるから…』
にこ『………ね?来て?』
穂乃果『はぅ…///』ゴクリ
------------------
------------
------ 穂乃果「なんて…展開になっちゃったりしてっ!?///」キャーーー
穂乃果「にこちゃんを攻める…かぁ…///」ポー
穂乃果「そうしたら…まずはぁ…///」ウヘヘ
穂乃果「っ!?」
穂乃果「ダメだよっ!?攻めもちょっと興味あるけどやっぱり受けの方がいいよっ!!」クワッ
穂乃果「待ってっ!冷静になろう、私っ!!」ウン 穂乃果「とか考えたら…スーパーの前についてた…」アハハ
穂乃果「よしっ!とりあえず、売り場に行って確かめないとっ!!」グッ
穂乃果「…」テクテク
穂乃果「にごりほのか…絶対売ってるもん…」 --夜 スーパー店内--
穂乃果「うん、売り場に向かいながら冷静に考えよう…」
穂乃果「…」
穂乃果「もしかしたら…にごりほのかが…販売終了になっちゃってる…」
穂乃果「そういう可能性があるってことだよね…」
穂乃果「…」
穂乃果「もしそれを知ったにこちゃんは…」
穂乃果「…」
穂乃果「っ!?」
穂乃果「ま、まさかっ!?」
穂乃果「こ、こんなことになっちゃうかも………」アワアワ ------
------------
------------------
にこ『残念ながらにごりほのかはもう販売終了みたいね…』
穂乃果『えぇっ!?』
にこ『だからこれからは…』
穂乃果『これからは…』
にこ『私達の関係も終わりね…』
穂乃果『えっ!?』ガーン
にこ『ほら…私達の関係ってにごりほのかで始まったでしょ?』
にこ『そのにごりほのかが販売終了してしまったのよ?』
にこ『………ね?わかるでしょ?』
穂乃果『そ、それは…』
にこ『うん、だから終わりにしましょ?』
穂乃果『いや、いやだよっ!』
穂乃果『今までこんなに続いてきたじゃんっ!!』
穂乃果『それなのに…急に終わっちゃうなんてないよっ!』
にこ『その今までこんなに続いてきたにごりほのかが販売終了したのよ?』
にこ『急に終わったちゃったのよ?』
にこ『だから…私達も終わりになる…おかしな話じゃないでしょう?』
穂乃果『そ、そんな………』ガクッ
------------------
------------
------ 穂乃果「そ、そんな…」
穂乃果「そんなこと…な、ないよね…」
穂乃果「にごりほのかは販売終了してないよねっ!」
穂乃果「まだ売ってるはずだもんっ!」
穂乃果「にこちゃんとの関係も終わりじゃないもんっ!!」
穂乃果「ほら、売り場に着いたっ!」 穂乃果「え〜っと…」
穂乃果「あやたかはここにあるから〜その近くに〜」
穂乃果「そうそうパッケージが違うこれっ!」
穂乃果「な〜んだちゃんと売ってるじゃん♪」スッ
穂乃果「ん?」
穂乃果「…………"茶葉のあまみ"?」
穂乃果「にごりほのか………じゃないっ!?」ガーン 穂乃果「ちょまままま!ちょっと待ってちょっとっ!!」
穂乃果「この位置にあったのはにごりほのかだったよねっ!?」
穂乃果「茶葉のあまみなんて商品じゃなかったよねっ!?」
穂乃果「どーゆーことなのーーーーーっ!?」ガーン 穂乃果「ぅぅ〜…茶葉のあまみってなんなの…」
穂乃果「なんで今までにごりほのかが置いたあったところに茶葉のあまみなんてものがあるの…」
穂乃果「穂乃果が探してるのはにごりほのか!」クワッ
穂乃果「茶葉のあまみなんかじゃないよぉ〜」オロオロ
穂乃果「うぅ…にごりほのかぁ〜…」
穂乃果「…」
穂乃果「っ!?」ハッ
穂乃果「そうかっ!」
穂乃果「これはただ新製品が出たってだけだよねっ!!」ダヨネッ 穂乃果「な〜んだ!焦ってそんしちゃったよ〜」アハハ
穂乃果「よしっ!おちついて〜おちついてわたし!」
穂乃果「…」スー
穂乃果「…」ハー
穂乃果「うん!にごりほのかを改めて探しなおすぞ〜っ!」ファイトダヨッ
穂乃果「このスーパーのお茶を売ってるコーナーはこの棚だから〜」
穂乃果「この棚をすみずみまで探せば、にごりほのかはあるはずだよねっ!」ジー 穂乃果「…」ジーー
穂乃果「……」ジィーーーー
穂乃果「………」ジィーーーーーー
穂乃果「…………」ジィーーーーーーーー
穂乃果「……………」ジィーーーーーーーーーー
穂乃果「………んんっ?」 穂乃果「あはは…おかしいな…」
穂乃果「わたし、うっかりな部分もあるから…見落としちゃったかなぁ…」
穂乃果「10回くらいこの棚の端から端まで見直したんだけどなぁ…」
穂乃果「おかしいなぁ…」
穂乃果「にごりほのかが…ない気がするなぁ………」アハハ 穂乃果「あ、あーーーーーー」
穂乃果「そっかぁっ!」
穂乃果「きっとにごりほのかは売り出し商品なんだねっ!!」
穂乃果「だから、ここにないだけだよねっ!!」ダヨネッ
穂乃果「え〜っと…このスーパーの飲み物の特売品はたしか…」
穂乃果「あっちの方だったよねっ!!」ダッ
: :
穂乃果「あはは…おかしいな…」
穂乃果「飲み物の特売品コーナーも隅々まで見たんだけどなぁ…」
穂乃果「なんでないんだろうなぁ…」
穂乃果「…」
穂乃果「……」
穂乃果「………」
穂乃果「も、もしかして本当に…」
穂乃果「にごりほのかは販売終了しちゃったのーーーーーーーーーっ!?」ガーン
にこ「………………なぁに、スーパーで絶叫してるのよ…あんたは…」
穂乃果「にこちゃんっ!?」 穂乃果「えっ!?なんでにこちゃんがここにっ!?」
にこ「いや…普通に買い物しに来ただけだけど…」
穂乃果「はっ、そんなことよりっ!!」
にこ「ちょっとっ!自分で話をふっておいて、にこの買い物をそんなこと呼ばわりとか何事よっ!?」クワッ
穂乃果「一大事なのっ!!」
にこ「へっ?!い、一大事ってなによ?」ビクッ
穂乃果「にごりほのかが売ってないのっ!!」クワッ
にこ「…はぁ?」 穂乃果「この特売コーナーにもないしっ!飲み物コーナーのお茶の棚にもないのっ!!」
にこ「へ?」
にこ「ん〜…確かに売ってなさそうね…」
穂乃果「売ってなさそうじゃダメなのっ!!」クワッ
にこ「ひぃっ!?」ビクッ 穂乃果「にごりほのかが売ってないんだよっ!?これは一大事だってっ!!」
にこ「あ〜…とりあえず落ち着きなさいっての…」
にこ「ほら、もしかしたら穂乃果が見逃してるだけ…」
穂乃果「お茶の棚は10回見たし!特売コーナーも20回みたもんっ!!」
にこ「えっ!?…………えぇ〜…………」
穂乃果「だから見逃してないもんっ!!」
穂乃果「穂乃果がにごりほのかを見逃すはずないもんっ!!」
にこ「はぁ〜…仕方ないわねぇ…」 にこ「ほら、にこも一緒にもう1度飲み物コーナー行ってあげるから…」
にこ「もう1度探してみましょ?」
穂乃果「でも…10回もみたんだよ?」
にこ「あ、あ〜…………」
にこ「ほ、ほらっ!1人で探せなくても、にこと穂乃果の2人なら見つけられるかもしれないでしょ?」
にこ「だから、ほら!もう1度探してみましょっ!」
穂乃果「に、にこちゃんっ!」パァァッ
にこ「ほら、そこで打ちひしがれてないで行くわよ?」
穂乃果「うん♪」
: :
にこ「ん〜…たしかに……」
穂乃果「ねっ!?この"茶葉のあまみ"ってやつしか売ってないの!」
穂乃果「にごりほのかは売ってないでしょっ!?」
にこ「っ!?それよ、穂乃果っ!」
穂乃果「ほぇ?」 にこ「そのにごりほのかの代わりに置いてある茶葉のあまみ!」
にこ「それに関して調べれば何かわかる気がするわっ!!」
穂乃果「お〜!さすがにこちゃんっ!!」
にこ「ちょっとスマホで調べてみるから…」スッ
にこ「そこで大人しく待ってなさい」ポチポチ
穂乃果「はーい」
にこ「え〜っと…茶葉のあまみ、にごりほのか…っと」ポチポチ
: :
にこ「あ〜………」
穂乃果「何かわかった?にこちゃんっ!」
にこ「ん〜…わかったにはわかったんだけど…」
穂乃果「ほんとっ!?」パァァッ
にこ「ええ…」
穂乃果「そ、それじゃあさっそく教えてっ!」
にこ「ん、まあ教えるんだけど…」
穂乃果「だけど?」
にこ「穂乃果………落ち着いて聞いてね?」
穂乃果「う、うん…」 にこ「茶葉のあまみは…にごりほのかの反省点を活かした新製品…」
にこ「これまで展開していたにごりほのかよりも茶葉本来の甘味に力をいれている…」
穂乃果「え〜っと…つまり?」
にこ「にごりほのかよりも進化した茶葉のあまみを販売開始した…」
にこ「つまり、にごりほのかの代わりに茶葉のあまみになりました…」
にこ「そういうことよ?」
穂乃果「そ、そんなっ!?」ガーン 穂乃果「うぅ…」プルプル
にこ「…」コホン
にこ「あ、あ〜…まあ…あんたがその…」
にこ「にごりほのかが好きだったのは知ってるけど…///」
穂乃果「茶葉のあまみなんて…」プルプル
にこ「ほ、穂乃果?」
穂乃果「茶葉のあまみなんて!にこちゃんの要素も穂乃果の要素もないじゃんっ!」
穂乃果「にごりほのかは!せっかくのにこちゃんと穂乃果のための飲み物だったのにっ!!」
穂乃果「こんな名前の改悪、あんまりだよっ!!」
にこ「え、ええっ……………///」 穂乃果「それに…」
にこ「ん?」
穂乃果「にごりほのかが販売終了しちゃったら…穂乃果とにこちゃんは…もう…」
にこ「………はぁ?」
穂乃果「ほら…私とにこちゃんが付き合い始めたきっかけは…にごりほのかだったでしょ?」
にこ「……そうだけど?」
穂乃果「そのきっかけのにごりほのかが販売が…終わっちゃうんだもん…」
穂乃果「だから…私とにこちゃんの関係も…」
にこ「…………はぁ」 にこ「ねぇ、穂乃果?」
穂乃果「…にこちゃん?」
にこ「にごりほのかの販売が終わったら私達がわかれるなんて…誰が決めたの?」
穂乃果「そ、それは…」
にこ「それは?」
穂乃果「…にこちゃんが…も、妄想の中で…」
にこ「…………………はぁ」 穂乃果「それに…」
にこ「へ?それに?」
穂乃果「…………にこちゃん…まだ穂乃果のことを攻めてくれないし、壁ドンとかもまだしてくれないもん…」
穂乃果「そんな態度だと…いくらにこちゃんと穂乃果がつきあってるって言っても…不安になっちゃうよ…」
にこ「うっ…」 穂乃果「だからね………穂乃果は…」
にこ「…」ツカツカ
穂乃果「へ?にこちゃん?」
チュッ
穂乃果「ふぇっ!?///」
にこ「穂乃果」
穂乃果「は、はひっ///」
にこ「あなたの恋人は妄想のにこじゃなくて、いまここにいる現実のにこよ?」
にこ「そのにこが自らキスしてあげたのよ?」
にこ「それでもまだ不安?」
穂乃果「…///」フルフル にこ「それにね…」
穂乃果「ん?///」
にこ「私が穂乃果を攻めれないのも、壁ドンができないのも…」
にこ「恥ずかしがり屋の私が勇気をだせないだけなの…」
にこ「だからごめんなさい…」
穂乃果「…///」フルフル
にこ「でもね…これだけは伝えておきたいんだけど…」
にこ「その…ね…恥ずかしいからなかなか行動に出せないだけで…///」
にこ「ほ、穂乃果の事を愛してる気持ちは本当だからっ!」
にこ「だから…私が穂乃果のことを好きな気持ちを信じてほしいの…///」
穂乃果「…にこちゃん///」ポー
にこ「………へ、返事が欲しいんだけど…///」ウワメ
穂乃果「っ!?」
穂乃果「うんっ♪信じるよっ!穂乃果もにこちゃんのことだ〜〜〜い好きっ!!」モッギューーー
にこ「…ん///」ギュッ 穂乃果「…///」モッギューーー
にこ「…///」ギュッ
穂乃果「えっとね…にこちゃん…///」
にこ「ん、なに?穂乃果?///」
穂乃果「えっとね…今の話って本当だよね?///」
にこ「ええ、大好きな穂乃果に嘘なんてつかないわよ…」ニコッ
穂乃果「にこちゃん…///」ポー 穂乃果「じゃ、じゃあさっ///」
にこ「ん?」
穂乃果「にこちゃんの恥ずかしささえ消えれば…///」
穂乃果「壁ドンもしてくれるし…その…///」
穂乃果「………え、えっちなことも穂乃果にしてくれるんだよね?///」
にこ「うっ…///」 穂乃果「私ね…///」
にこ「え、えぇ…」
穂乃果「わたし、にこちゃんの恥ずかしさがなくなるようにこれからいっぱいがんばるからっ!!///」
にこ「なっ?!///」
穂乃果「だからにこちゃんは穂乃果のことを遠慮なくいっぱい攻めてねっ♪」ニッコリ
にこ「うぅっ…///」 この後、この状況に困ったにこは
ネット通販であればまだ在庫がある
という話題を持ち出してなんとかこの場をなんとか乗り切るも…
穂乃果が決心した、『にこの恥ずかしさがなくなるようある行動』を翌日から日課としてされるようになる…
その行動とは――
穂乃果自身が考えた恥ずかしい行動を毎日少しずつにこにアプローチし続ける
そんな内容の行動だった…
少女マンガと日々の妄想で培った穂乃果のこの行動は、にこの予想以上の恥ずかしさを伴う行動だった…
更に日を増すごとに段々と威力があがっていくというそんな行動でもあり…
そのような行動を毎日受けて、恥ずかしがり屋のにこの態度も徐々に変わっていくのだが…
それはまた別のお話である―――――― ということで、間空きすぎてもう誰も待ってなかったと思うけど…
にごりほのかってなんかほのにこっぽさを感じない?
という直感から始めたにごりほのかシリーズ、販売終了と公式HPのCM動画公開終了によりこれにて完結です
一応"ほんのりあまーいにこボーロ"から派生した亜種の方が分岐ルートになっているので、
何かほのにこっぽい新商品が出たらそちらのシリーズとして何か書いてみるかもしれないです。 >>48
おつ!
ほのにこ好きだからこのシリーズ嬉しかったよ >>48
正直全然面白くないのにほのにこの第一人者みたいに振る舞ってて鬱陶しかった
海未「むしろ穂乃果とずっと一緒にいて、レズにならない方がおかしいと思いません?」にこ「は?」
これ読んで勉強してほしい。これの穂乃果ちゃんちょーかわいいから 乙
にごりほのかもう売られてないってこれで初めて知ったわ 久々にほのにこ堪能できた
これからも宜しくお願いします! 乙
おのれにごりほのかが無くなっていたとは何という事だ
ただ、ちゃばの天海? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています