凛「夏の一番大事な日」
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凛「いやだっ!」
海未「ふざけないでください」
凛「ふざけてないもんっ!」 海未「なんと言おうとダメです」
凛「力ずくでも凛は行くよ」
海未「ならば通ってみなさい」 凛「……うぅ……」
海未「……」
凛「こっちだっ!」ガラッ 海未「なっ!?窓から出ようなんて卑怯ですよ!」ガシッ
凛「はーなーしーてー!」ジタバタ
海未「ダメなものはダメです!」ググッ
凛「いーやーだー!」 絵里「……何事?」
花陽「あ、絵里ちゃん」
真姫「凛が今日は練習しないって」
希「なんかあったん?」 凛「今日じゃなきゃだーめーなーのー!」
海未「別に明日でも変わらないでしょう!」
凛「隙ありー!」ダッ 海未「あっ!待ちなさい!」
にこ「呆れた……」
ことり「普段からサボってる訳じゃないんだし、一日くらい……」 海未「黙っててください」ズルズル
凛「にゃー!」ジタバタ
穂乃果「終わってからじゃダメなの?」 凛「そんなに悠長な事言ってたら無くなっちゃう!」ダッ
海未「あーもうっ!」ダッ
絵里「海未、そんなことしてるうちに練習する時間無くなるわよ」 海未「なら絵里からも何とか言ってください」ズルズル
絵里「えー……凛、どうしても今日じゃなきゃダメなの?」
凛「むしろ今日以外に価値なんか無いよ!」ジタバタ 希「まぁ、気持ちは分からなくはないけど……」
真姫「それ、そんなに大事なことなの?」
凛「当たり前だよっ!」ダッ 海未「だからもう!」ダッ
にこ「もう、海未も諦めなさいよ……」
凛「海未ちゃんのわからず屋っ!」ジタバタ
海未「なんとでもどうぞ」ズルズル 凛「ケチっ!怒りんぼっ!」
海未「ええ、そうですよ」
花陽「凛ちゃん、あんまり酷いこと言っちゃダメだよぅ……」 穂乃果「凛ちゃんの気持ちよく分かるよ」ウンウン
海未「何か言いましたか?」ニコッ
穂乃果「何でもありませんっ!」ビシッ にこ「はいはい、もう、部長命令で凛は好きにしなさい」
凛「にこちゃんは神様だにゃー!」ダッ
海未「ダメです」ガシッ 凛「うわーん!はーなーしーてー!」ジタバタ
絵里「海未、今日くらいは大目に見てあげましょうよ」
海未「そういう甘さが命取りになるんです」 真姫「とは言ってもこの状態じゃ練習どころじゃないでしょ」
凛「にゃー!にゃー!」ジタバタ
海未「……」 ことり「海未ちゃん、おねがぁい?凛ちゃんの事許してあげて?」
海未「……うっ」タジッ
花陽「私からもお願いしますっ」 海未「……はぁ……では凛、条件です」
凛「何っ!?」
海未「用事を済ませたら戻ってきてください」 凛「戻ってきたらいいんだね!」
海未「但し、一時間以内に」
希「鬼や……鬼がいるで……」 凛「任せてっ!」グッ
にこ「どんだけ行きたいのよ……」
ことり「良かったね凛ちゃん♪」 海未「約束ですからね」パッ
凛「うぉぉ!今行くにゃぁぁ!」ダダダタッ
穂乃果「今までで一番速いんじゃない……?」 真姫「それにしても、そこまでする価値あるの?」
花陽「まぁ……凛ちゃん毎年楽しみにしてるから」
にこ「まぁこの季節だけの事だけども……」 ーーー
海未「では一旦きゅうけーー」
バァン
凛「間に合ったー!」バーン 絵里「ほんとに一時間で帰ってきたわ……」
花陽「凛ちゃん、どうだった?」
凛「うん!やっぱり冷やし中華は初日に限るよね!抜群に美味しかったにゃ!」ピース 乙
これは後々まで武勇伝として残りそうな思い出ですね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています