善子「お昼に2人で」梨子「ヒミツの秘密」
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善子「おじゃまします」ススッ
梨子「はい、いらっしゃい」ニコッ
善子「あれ?リリー壁紙変えた?おへや」ツンツン
梨子「ふふふ」
善子「なに」
梨子「ふはははははは!!!」
バゴンッ
善子「ぎゃぁぁあ!!?壁に穴がぁあ!!?」 梨子「もぐもぐもぐ」
善子「なにしとんのぉ!?!?」
梨子「ん...実は私の部屋ね、お菓子だったの」
善子「え?」
梨子「実は私の部屋ね、お菓子だったの、おっかしーぃ」ケラケラ
善子「梨子さん!?大丈夫!!?」ユサユサ
梨子「じゃま!!」ベチッ
善子「あだっ!!」ヨロッ
ドテッ
善子「いたたたた...ん?」 梨子「あーあ、壁が」
善子「んなっ、白い壁紙かと思ったら、これ」
梨子「そう!生クリーム、スポンジケーキの壁にどっぷり塗りたくったよ!」
善子「食べていい?」
梨子「おいしー!」モグモグ
善子「まぁいっか...はむっ」モグモグ
梨子「絶品...こんな美味しいの食べたことない...ピアノのシの鍵盤くらい...」ウットリ
善子「でもお部屋が貫通しちゃったわね」 梨子「見て!るっく!」
善子「?...プロジェクター、そんなもの持ってたっけ」
梨子「壁が白いから映せるね、びびびび...りこちゃんびーむ!」
善子「映ったけど...これリリーの写真じゃないの」
梨子「髪の毛のとこ美味しいよ」
善子「髪?」
梨子「赤だから!」
善子「あむっ...」
善子「!!?」 善子「リリーの髪の毛映ったとこ!ラズベリーの味だわ!」
梨子「ぬ、んん...ぬぬぬぬぬ...ぬーーー」
善子「ん?」クルッ
梨子「た、だ、だ、食べられた...よっちゃん...に、ぬぬ...食べられた...ぬぬぬゆぬぬゆぬゆぬ...えっちすけべべべばばべ」
善子「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあ!!?」ゴテンッ
梨子「頭...あた...ま...」
善子「私食べたとこ!!?削れてる!!?!?リリーの頭削れてる!!!!!!?」
梨子「にがさ...ない...わたし...よっちゃん...食べる...番だよ...順番...だよ...」
善子「ひぃぃいいいい!!!?」ダッ
梨子「にがさ...にが...さな...い...」 善子「はぁはぁはぁ!!!」ゼェゼェ
梨子「ふぁーすといん...ふぁーすとあうと...」
善子「うわっ!!」ベチンッ
梨子「いた...だきます...」ジュルッ
善子「なによこの床!?スポンジケーキになってる!?」
梨子「たん...じょう...び...おめ...で...で」ヨロッ
善子「ぎゃぁぁぁぁぁあぁああああ!!!!」 ...
善子「わぁっ!!?」バサッ
梨子「うぎゃっ!!!」ヨロッ
善子「はぁ...はぁ...はぁ...」
梨子「あだだだ...」
善子「はぁ...はぁ...、り、リリー...」ゼェゼェ
梨子「お、おはよ」
善子「...ゆ、夢...かぁ」ボスンッ
梨子「大丈夫?」
善子「あー...うん」 梨子「すごいうなされてた」
善子「...」
梨子「?」
善子「リリーに、食べられるとこだったわ」
梨子「は?」
善子「リリーに食べられるとこだったんだけどっ!!!」クワッ
梨子「いや意味わからない」
善子「謝って」 梨子「なんかね、ケーキがどうとか呟いてた」
善子「リリーの家がけーきになってました」
梨子「お菓子の家か何かかな」
善子「おっかしーぃとか、言ってた」
梨子「私そんなしょーもないこと言わない」
善子「なんか疲れた」ボスンッ
梨子「昨日ケーキ食べすぎだよ...だから夢にも」 善子「リリー化け物になってた」
梨子「ひどいね」
善子「まぁ、怖さだけならいつも化け物のようなものだけど」ボソッ
梨子「なに?食べられたい?」
善子「なしこのスケベ」
梨子「うるさいチョップ」ビシッ
善子「あだっ」
梨子「ケーキ余ってるけど、たべる?」
善子「当分いらないかな...」 梨子「ならご飯食べよ、もうできてるから」
善子「ママは?」
梨子「出掛けるーってさ」
善子「そう」
梨子「ほら食べに行こ」
善子「やだ」
梨子「なーんで、ほら」
善子「ん」
梨子「?」
善子「んーーー」
梨子「...もぉ、おばか」
チュッ 梨子「んむ、...はぁ」
善子「えへへ、朝ちゅーはヨハネの特権なのよ」ニコッ
梨子「いいから起きる!!」
善子「ぎゃぁぁぁぁお尻叩かないで!」
梨子「堕天使ごときが...」
善子「人間風情が...」
梨子「...」
善子「いや、鬼か、なしこは、怖いし」
梨子「あ?」
善子「そうそれそれ、その顔」ケラケラ 梨子「...」
善子「...」ヘヘーン
梨子「...」クルッ
善子「?」
梨子「...」
善子「リリー?...なにして」
梨子「...」グスッ
善子「!?」
梨子「...んっ...ぐすっ...」ズズッ 善子「ちょ、まって、泣いてるの!?ごめんねリリー...そんなつもり」
梨子「...ぐすっ...帰る...」テクテク
善子「や、ちょ!?」
梨子「ひどい...あんまりだよ...私...だって...ぐすっ...女の子なのに...」
善子「そ、そうね、悪かったわ、私が悪かったから!ほんと、泣き止んで?ね?...こっちむいて?」ナデナデ
ガシッ
善子「...」
ギュググググ
善子「...え」
梨子「つかまーえた...」ボソッ 善子「う、うそ...な、」
梨子「...」クルッ
善子「!?」
梨子「...」ニコッ
善子「ぎゃぁぁぁぁぁあ嘘泣きだぁあああ!!?!?」
梨子「あーあ、そっか...私こわいもんね...鬼だもんね...鬼なしこだもんねどーせ...」ギギギギ
善子「握力...ちょ、手首ちぎれる!!...一体どこにこんな力が...」
梨子「あーん」
善子「や、やめ...」 梨子「あぐっ」
善子「ぎゃぁぁぁああ!手、食べないで!!手!!!」
梨子「あぎあぎあぎあぎあぎ」
善子「いだだだだっ...あははははは!は!!!!」
梨子「絶対許さない...食べてやる...夢の中の続きよよっちゃん」ギロッ
善子「ぱんちぱんち!堕天使ぱんち!」ペシッ
ガシッ
善子「んなっ!こっちの手までも!!?」
梨子「おかわりありがと、小さな堕天使さん」ニコッ
善子「やめろぉおおおおお!!」 梨子「おしおきよ...ふんぬっ!!!」グギッ
善子「あだだだ!曲がり方!腕!!!」
梨子「謝って」
善子「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
梨子「え?」グギギ
善子「ぎゃぁぁぁぁぁあごめんなさいごめんなさいぃぃぃ!!」
梨子「ドイツ語で言って」
善子「ぇえ!?無茶振り!!なんてやつだ!」
梨子「なら土下座」
善子「なんてやつだ!!?!?」 梨子「離すから...ほら、早く」パッ
善子「んっと...解放された」
梨子「早くして」
善子「ぐぬぬ...」
ペタリ
梨子「あははは!無様ね...さすが堕天使、堕ちてるねこれは」
善子「屈辱...覚えておれ」
梨子「はい」
善子「...え?」 梨子「はい」
善子「なに...はいって」
梨子「はい」
善子「だからなによ...この足」
梨子「舐めて?」
善子「いや、おかしい」
梨子「おかしいのはよっちゃんの夢ね、ほら舐めて」
善子「むぐぐぐ!!!」
梨子「さーん、にー、いーち」 善子「こんにゃろがぁぁあ!!!」
梨子「!?」
善子「ヨハネビーム!くらえっ!このっこのっ!」ペチペチッ
梨子「んなっ!?、足叩かないで!!」
善子「マニキュアの自慢か!!このこのこのっ!ヨハネぱんち!」
梨子「あーもぉ怒った!こんのっ!!」グイッ
善子「うごごごご!!!」
梨子「桜内流!!フロントネックロック!!!」
善子「あががが!!」パンパンパン
梨子「ふふふ...勝った...」 善子「ひどい...こんな...DVだ...」
梨子「躾です、堕天使が逆らわぬよう」
善子「どこでそんな技おぼえるのよ...」
梨子「よっちゃんの漫画」
善子「ぐぬぬ...魔導書がまさか逆に利用されようとは」
梨子「ほーら、くだらないことはやめて、ご飯にしよ?」
善子「なるほどね...敵の胃袋をつかんで仲間にする気ね...いい作戦だわ...だけどそう上手くは、」
梨子「いいからとっとと行く!!」ベチッ
善子「やー、またお尻叩かれたぁ〜」グスッ -----
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-
善子「んぷっ...ごちそうさま」
梨子「はい、お粗末さまでした」
善子「リリー」
梨子「ん?」
善子「美味しかったわ」
梨子「左様で」
善子「結婚して、毎朝作って」
梨子「やだ」
善子「がーん」 梨子「私もよっちゃんの料理食べたいな」
善子「なら2人で作る」
梨子「エプロン買ったもんね、よっちゃんだいぶじょーずになってきたよ」
善子「三ツ星くらい?」
梨子「なら私は世界一だね」
善子「そんな差が...」
梨子「でもさ、ほんとに料理店出すなら外国とかに修行しなきゃなんだよね」
善子「私無理」
梨子「わたしも」 善子「リリーに会えないのはほんと無理、無理の5乗くらい無理」
梨子「すごい好かれてる」
善子「もしそうなったら、毎晩リリーの写真眺める」
梨子「ふんだっ、よっちゃんなんて写真の私に恋してればいいんだよ」プイッ
善子「うわっ、拗ね方がめんどくさい」
梨子「乙女なの」
善子「自分で言う?鬼だよどっちかといえば、怒るの得意だし」
梨子「覚えてろよ津島」
善子「目、目が笑ってない、先輩」 梨子「私ならね、毎晩電話するよ」
善子「声聞きたいわね!」
梨子「だしょー」
善子「私ね、儀式で実は遠くの人を召喚できるの、だから遠距離でも近距離」
梨子「私もできるよ?」
善子「る!?!?!!?」
梨子「私もねー、よっちゃん召喚する...はっ!はぁぁぁあああ!いでよ、って」ニコッ
善子「舐めてるわね」
梨子「なんでよ」プクッ 善子「ちゃんと呪文唱えないと」
梨子「詠唱破棄できるからいいの私は」
善子「よくそんな言葉知ってるわね...」
梨子「おいで、?ほら、よっちゃん」ポンポン
善子「んー」スススッ
梨子「はい、いらっしゃい?」ギュッ
善子「いらっしゃった」
梨子「ほら、詠唱破棄でよっちゃん召喚した」
善子「やりおる」
梨子「まほう少女かったっぽくない?魔法少女リリー」 善子「使い魔を召喚したらさ」
梨子「うん」
善子「ご褒美あげなきゃいけないルールがあるのよ」
梨子「そなの?」
善子「無償では働かないのよ」
梨子「そこは無償でなんとかお願い致します」
善子「ブラック企業だわ...早く転職しないと」
梨子「転還かな?」
善子「んーんー」
梨子「なーに」 善子「ご褒美、ご褒美、ご褒美」ユサユサ
梨子「してほしいだけでしょ」
善子「そんなことない」
梨子「なにしたらいいかわかんないなぁ」
善子「知ってるくせに」
梨子「お願いして?ご主人様お願い、ってして?」ニコニコ
善子「わっ、なんて悪い顔するのこの先輩」
梨子「はーやーくー」
善子「むぅ」
梨子「さーん、にー、いーち...」 善子「ねぇねぇ」ユサユサ
梨子「んー?」
善子「あのね、あのね...」ウルウル
梨子「うっ」ドキッ
善子「...お願い...ご主人さま...してほしいから......ね?」
梨子「待ってタイムタイム、ピーッ!審判のストップ入りまーす!」
善子「なによ!!せっかく頑張ったのに!!」プンスコ
梨子「携帯どこ、...写真...じゃなくて、ムービー撮らないと」
善子「ちょいちょいちょい!」
梨子「じょーだん、ほんと、...」ポチポチ
善子「携帯いじるのやめて?ねぇ?カメラこっち向けないで?」 梨子「はぁ...」
善子「もぉ」
梨子「で、なんだっけ?」
善子「もぉもぉもぉ!!!」
梨子「ふふっ、知ってるよ...ほーら」ギュッ
善子「うわっと」ヨロッ
梨子「なに、ドキドキしてるの?」
善子「胸の音聞かないでよ、ばかなしこ」
梨子「へぇ、先輩にそんな口きくんだ、ふーん」
善子「ただの先輩じゃないもん」 梨子「なになに?」
善子「ただの...リリーはただの先輩じゃないから」ボソボソ
梨子「すごい、今もっとドキッとしたね、よっちゃんのここ」ツンツン
善子「んっっっ...!」ビクッ
梨子「あーごめん」クスッ
善子「わざと!」
梨子「まぁね」
善子「ちょっとぉ!」
梨子「で...」
グイッ 善子「んっ」
梨子「なにしてほしいって?ご褒美」ボソッ
善子「うぅ...」
梨子「うぅがいいの?」
善子「んーんー」フルフル
梨子「んーんーがいいの?」
善子「ちーがーうー!」
梨子「うーそ、いじわる楽しくてつい」
善子「あれやって...昨日の」
梨子「昨日の?」
善子「昨日夜やってくれたやつ...」 梨子「え、どれだろ...えっちなことじゃないよね」
善子「ちがくて!...寝るまてにしてくれた」
梨子「あー...」
善子「うん、...秘密のちゅーのやつ、アレやってほしい」
梨子「気に入ったの?」
善子「すごく...あれ、なんか...好きって伝わってくるから、好き」
梨子「ふふっ、可愛いなぁ」ツンツン
善子「やって、やって」ユサユサ
梨子「だってさ、あれしたら興奮しちゃうでしょ?」 善子「...」
梨子「そしたらエッチしたくなっちゃう絶対...まだお昼なのに」
善子「...なる...かも」
梨子「まだお出かけとかしたいのにね」
善子「いいの、今日はリリー独り占めの日だもん」
梨子「一緒にお誕生日プレゼント買いに行くって言ってたのにね」
善子「もういいよそれ」
梨子「え、プレゼントいらないのもしかして」
善子「知ってるから、リリーもう事前に買ってあるくせに」
梨子「げっ、バレてる」 善子「当たり前じゃん、リリーのことならなんでも知ってる」
梨子「私の生理のタイミング覚えてるもんね」
善子「もっと他に良い例ないの!?」
梨子「ほら、じゃあお布団行こっか」ニコッ
善子「あとねあとね、ぎゅーとね、耳のやつとね、おへそのやつとね、犬のやつやってほしい」
梨子「お願い多いな」
善子「誕生日だからよ!」フンスッ
梨子「昨日終わったでしょそれ」 善子「だめ?」
梨子「どうしよーかなぁー」
善子「いいって言って」
梨子「やだ」
善子「フラれた...つら...ゲームしよ...」
梨子「まてまてまて」
善子「もっと讃えてほしい、私のバースデーを」
梨子「昨日散々したのにね」
善子「好きな人が横にいるのが悪い」
梨子「そうかもね」
グイッ
善子「ちょ、まっ!」 バタンッ
ガチャ
梨子「私もね、好きな人が横でこんなに発情してたらね」ドンッ
善子「...っ」ドキッ
梨子「我慢できなくなるの...」
善子「な、顔...ちか...い///」ドキドキ
梨子「知ってるでしょ?私のこと、なんでも知ってるもんね」
善子「ん...ん...」グイグイ
梨子「そだね」
善子「...」
梨子「お布団の上で、秘密のやつ...しよっか」ボソッ
善子「...」コクッ 梨子「カーテン締めて、電気も消して」
善子「まっくらやだ、小さい電気つける」
梨子「ん」
カチカチッ
善子「ねぇねぇ」
梨子「?」
善子「もぉ待てない...早く」ユサユサ
梨子「ふふっ、なにやってんだろね...まだお昼なのに」クスッ
善子「いいもん...ここだけは夕方だから」
梨子「おばか」
チュッ
おわり ■一昨年善子誕
善子「時は満ちたわ...」梨子「お祝いしなきゃね!」
■去年善子誕
善子「えっちのあとの」梨子「たくさんおしゃべり」 なんか会話がブツ切れのセリフ並べてるみたいで怖いんだけど こいつ……ほとんど同時によしりこ・よしルビSS書きよって……
このまま他のカプも書いてくださいおねがいします ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています