海未「ふぅむ。汁なし麻辛麺、ですか……」
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〜どっかの駅〜
ピッ(suicaをタッチする音)
パタン(改札)
スタスタスタ(歩行)
海未「……」
海未「疲れました……」
海未「講習会は都内だと聞いていましたが、まさか山奥だとは……」
海未「学校がなければ……招待された温泉旅館に父母と一緒に泊まれたのですが……」
ハァー(ため息)
海未「温泉……露天風呂……」
海未「つらいです……」
トボトボ(歩行) 海未「……」
海未「それにしても暗いです……」
スマホ(22:00)
海未「まあ、こんな時間ですからね……」
海未「とにかく帰りましょ―――」
グゥ〜(お腹の音)
海未「そういえば何も食べていませんでした……」
海未「自覚してしまうと、とてもお腹がすいてきましたね……」
海未「どうしましょうか……」
海未「……」
ウーン(思案)
ウーンウーン(思案) 海未「はっ、そうです……!」
ピコーン(思いついた音)
海未「コンビニ飯……というのはどうでしょうか……?」
海未「以前、ファミマで購入した『汁なし担々麺』……あれはなかなかに美味でした……」
海未「しばらくハマって、毎週日曜日の昼食にしていたくらいですし……」
モワンモワン(思い出し中)
ジュルリ(回想)
海未「あぁ、余計にお腹空いてきました……」
海未「ファミマにいくことにしましょう……」 海未「いえ、待ってくください……」
海未「そういえば……こちらの道にはファミマがないのでした……」
ウーン(思案)
海未「わざわざ遠くまで行くのも面倒です……」
ウーンウーン(思案)
海未「苦渋の決断ですが……近場のコンビニですませましょう……」 海未「……」
海未「もしかすれば……」
海未「新たな食品との出会いが……あるかもしれません……」
海未「一期一会の精神。それがコンビニ飯なのです……」
海未「……」
グゥ〜〜(お腹の音)
海未「語ってないで早く買いに行きましょう……」
海未「一番近くのコンビニは―――セブ○イレブンですね……」
スタスタスタ……(歩行) 〜セブ○イレブン〜
ウィーン(ドア開く)
ピロリロピロリロ(入店音)
海未「さて、何を狙いましょう……」
海未「新商品といえば、やはりカップラーメンでしょうか……」
海未「しかし、汁なし担々麺のときのことがあるので、やはり冷凍食品が気になります……」
海未「……」
海未「とはいえ……」
海未「念の為、カップラーメンも見ていきましょうか……」
海未「視野は広くもつのが重要なのです……」
海未「何事にも……」
スタスタスタ……(歩行) デーン(カップラーメン棚)
海未「ほぅ……セブンプレミアム……」
キョロキョロ(品定め)
海未「ふむふむ」
海未「色々な有名店のものがあるわけですね」
海未「なるほど、なるほど……」
海未「豚骨、良いですね。魚介系も悪くないですね……」
海未「醤油、味噌という気分でもありません……。カレー味はナシ海未です……」
海未「お蕎麦というのも……」
ウーン(思案) 海未「よく考えると……」
海未「この時刻に脂っこそうなスープ麺系を見たときに、食欲がわくかといわれると……」
海未「……」
海未「……」
海未「最初からご縁がなかった、ということで……」
海未「次回のご応募をお待ちしております……」
スタスタスタ……(歩行)
海未「……で」
海未「結局、冷凍食品のところへ着てしまったわけですが……」
海未「なにがあるでしょうね……」 デーン(冷凍食品庫)
キョロキョロ(品定め)
海未「シュウマイ、ギョウザ、からあげ……定番ですね」
海未「しかし、おかず系はお皿が増えるのでナシ海未なのですよね……」
海未「面倒くささMAXのときはお皿一枚が限度なのです……」
海未「……」
海未「まあ、それはそうとして……」
海未「単品でお腹が膨れそうなもの」
海未「チャーハン、スパゲッティ……ほう、お好み焼き……」
海未「あんかけ焼きそばというのもありますね……少し興味を惹かれます……」 海未「ラーメン系はなしですから除外……」
海未「……あら」
海未「この商品……パッケージにお豆腐と、麺……?」
ジーッ(興味)
海未「ふぅむ。汁なし麻辣麺、ですか……」
海未「……」
海未「どことなく……」
海未「汁なし担々麺との出会いと重なりますね……」
海未「……」
海未「ふふっ」
海未「気に入りました」
海未「これにしましょう」
ガシッ(取得)
ポイッ(カゴに投入) 海未「麻辣麺というものが何かはわかりませんが……」
海未「辛そうです」
海未「パッケージに辛旨と書いていますし……そもそも、麻辣(マーラー)と書いていて辛くなければ嘘ですよね……」
海未「辛いものはいける口なので、期待しておきましょう……」
スタスタスタ(歩行)
海未「量が多そうなので、副菜やスープの類はなしで……」
海未「レジはあっちですね……」
スタスタ……(歩行)
ピタッ(立ち止まる)
海未「……冷凍食品ひとつだけというのも栄養面が気になりますね」
海未「野菜ジュースでも買っておきますか……」 スタスタスタ(歩行)
デーン(紙ジュース棚)
ガシッ(適当に野菜ジュースを掴む)
ポイッ(カゴに投入)
海未「これでオッケーですね……」
海未「レジに行きましょう」
スタスタスタ(歩行)
海未「おっと、人が並んでいますね……後ろに回りましょう……」
スタスタスタ(歩行)
ピタッ(止まる) 海未「……」
前の人「……」
海未「……」
前の人「……」
オツギノカタ、コチラノ レジ ドウゾー
前の人「……」スタスタスタ
海未「……」
スタッ(少し前進して待機)
海未(無の時間ですね……)
海未「……」
海未「……」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) オツギノカタドウゾー
海未「……」
スタスタスタ(レジへ)
海未「お願いします」
ウーイ ピッ ピッ 475円ニナリマス
海未「Suicaで」
ソチラニタッチドウゾー
海未「はい」
ピッ(suicaをタッチする音)
ジジー(レシート出る音)
レシート イリマスカ ?
海未「はい」
ヒョイ(受け取り)
チラッ(支払い額確認)
ポイッ(レジ前の箱に捨てる)
海未「どうも」
アリアトシター
スタスタスタ(歩行)
ピロリロピロリロ(退店音)
ウィーン(ドア開く)
スタスタスタ……(帰宅) 〜そのだけ玄関〜
海未「ただいま帰りました」
シーン(静寂)
海未「まぁ……」
海未「当然、お祖母様はおやすみになっていますよね……」
海未「一人で食べる食事というのは寂しいものですが……」
海未「……」
海未「仕方ありません……台所へ行きましょう……」
スタスタスタ……(歩行) 〜そのだけキッチン〜
海未「さっさと作りましょう……」
ガサゴソ(袋)
デン!(汁なし麻辣麺)
デン!(野菜ジュース)
海未「あなたはこちらにいてください」
ドン(野菜ジュースをテーブルに置く) 海未「えっと、汁なし麻辣麺は……お皿が一枚必要ですね」
ガサゴソ(取り出し)
海未「そして、中身を袋ごとレンジで……600Wなので、6分30秒……」
海未「……」
海未「ここは6分50秒にしておきましょう。冷たいところが残っているとガッカリしてしまう私です……」
海未「あ、小袋も入っていたのですね。取り出しておきましょう……っと。よし」
ガチャ(レンジ)
ポイッ(入れる音)
ガチャ(レンジ)
ピッピッ(レンジの設定)
ピッ ウィーン(あたためスタート) 海未「……」
海未「6分50秒……長いですね……」
グゥー(お腹の音)
海未「お腹が空いているだけあって一秒一秒が長いです……」
ライン!(LINE通知音)
海未「おや、こんな時間に珍しい……誰でしょう……?」
海未「この時刻には穂乃果やことりはラインしてきませんからね……普段は確実に寝ている時間ですし……」
チラッ(スマホ)
海未「……真姫ですか」
海未「なになに……歌詞変更のお願い、ですか……」 ポチポチ(LINE)
海未「曲が出来たは良いが、リズムと少し合わない、と……なるほど……」
海未「『夜遅くまでご苦労さまです。歌詞の件、了解しました。明日音楽室で調整しましょう』、と……」
ライン!(通知音)
スタンプ(寝る!と叫んでいるトマト)
海未「ふふ……」
海未「真姫には苦労をかけますね……」
海未「頭が下がる思いです……」
海未「……」
海未「にしても、歌詞の変更……」
海未「どうしましょうか……」 ウーン(思案)
ウーン(思案)
ウーン(思案)
ピーッ!(レンジ完了音)
ビクッ(驚き)
海未「びっくりしました……出来たようですね……」
海未「考えるのは後にしましょう……」
ガチャ(レンジ開ける)
海未「袋がパンパンに膨らんでいますね。見るからにアツアツです……」
海未「鍋つかみを持ってくるのは……面倒なので素手でいきましょう」 スッ(端っこを持つ)
バッ(手を引っ込める)
海未「あっつ!」
海未「フゥー、フゥー」
海未「……次は失敗しません!」
ソーッ(端っこを持つ)
ビリッ(お皿の上で袋開ける)
ニュルン(麺がお皿に広がる)
海未「ふっ……」ドヤ デーン!(豆腐と太麺)
海未「なかなかいい感じじゃないですか……」
海未「あとは小袋ですね……」
海未「ふむ……?入れる量で辛さを調整、ですか……」
海未「……」
海未「全部いっちゃいましょう……」
海未「本来なら……少しずつ入れて調節するべきところ……」
海未「ですが、今の私は極度の面倒くさがり……」
海未「そんなまどろっこしいことは出来ないのです……」 ビリッ(小袋開ける)
ドバッ(全部投入)
海未「ツンと来る香り……」
海未「良いじゃないですか。期待できます……」
ドン(お皿とお箸をテーブルに置く)
スタスタスタ(歩行)
海未「麻辣麺。ジュース。お箸。これで準備は整いました……」
海未「では……」
テトテヲアワセテ
海未「いただきます」 ヒョイ(箸を手に取る)
海未「適度にまぜてから……」
パクッ(麺)
海未「……!」
海未「かっら!!」
ペリペリ(野菜ジュースあける)
ズポッ(ストロー刺す)
チュウチュウ(飲む) 海未「……」
海未「ふぅ……落ち着きました……」
海未「後に引く辛さではないのが救いですね……」
海未「ジュースだけじゃ足りませんね……お茶を取りに行きましょう……」
テクテク(歩行)
ガシッ(コップ)
トットットッ(お茶いれる)
テクテク(歩行)
ストン(着席) 海未「それにしても……」
海未「この辛さ……誰かに思いを共有してほしいですね……」
海未「ラインで写真でも送りましょうか……」
海未「いわゆる飯テロです……」
ウーン(思案)
海未「穂乃果……ためらいなく夜食しそうなのでやめておきましょう……」
海未「凛……には普段お説教しているだけに、夜食している姿を見せたくないですね……」
海未「……」
海未「希にしましょう。この間、胸を揉まれてしまいまいたし……お返しです……」 スッ(スマホ)
パシャ(ライン)
海未「『今食べているのですが、とても辛旨です。希もどうですか?』、と」
ライン!(通知音)
海未「……はやいですね」
希の自撮り写真(ラーメンと映る希)
海未「……」
海未「希……そういうところですよ……」
海未「もういいです……」
パタン(スマホ置く) 海未「残りを食べてしまいしょう」
デーン!(残りの麻辣麺)
パクッ(食べる)
海未「からっ!」
ゴクッ(飲む)
海未「辛い辛いと文句をいいつつも……」
海未「やめられない美味しさがあるのですよねぇ……!」
海未「辛さに涙を浮かべながらも、ついつい食べてしまう……」
海未「そんな魔力が……この汁なし麻辣麺にはあります……!」
ハムッハフハフ(食べる)
ゴクッ(飲む) 海未「……」
海未「ふふ、いいでしょう……」
海未「あなたを私のライバルと認めてあげます……」
海未「ですので……全てを胃袋に収めて差し上げます……!」
海未「では……」
海未「いざ!」
ハムッハフハフ(食べる)
ゴクッ(飲む)
ハムッハフハフ(食べる)
ゴクッ(飲む)
ハムッハフハフ(食べる)
ゴクッ(飲む)
海未「……」
海未「うぅ、辛さの刺激でヒリヒリします……」ウルウル
海未「しかし……」
海未「汁なし麻辣麺……あなたには絶対、負けません!」キッ
ハムッハフハフ!(食べる)
(お腹が満たされたので終わり) 前作のようなもの
海未「汁なし担々麺、ですか……」
汁なし麻辣麺の商品名
蒙古タンメン汁なし麻辛麺(セブンイレブンのみ) 翌日海未「駄目です」ブリブリブリブリッ!ブパッ!ブボボッ!ブリブリブッ ! 汁なし坦々麺のパクリかと思ったら本人かい
乙面白かった 蒙古タンメンは好きだけどこれは微妙だったなー
辛いだけで旨くなかった おつ
4年前くらいに似たテイストの孤独のエリーを見た記憶 昨日汁なし坦々麺食って腹壊した俺にはタイムリーなスレ このタイトルが頭に残っててなんとなく昨日のライブ後に汁なし担々麺食べた
結果、今朝>>49になった さっそく昨日の者地区帰りに買ってきたぞ
んまかったわ
付け合わせのソース(?)は全部入れろ!いいか、全部だぞ! 買ってきたがこりゃめっちゃ辛いな
ファミマのやつのが花椒って感じで好き 今日食べた
混ざりきってない辣油部分で死ぬかと思ったけど基本的にはおいしかった 昨日の夜に食って
酔いも眠気も吹き飛んで大変なことになった この独特な雰囲気良いな
汁なし担々麺の方も見てきたけど良かったわ ナシ海未ですって汎用性高いから会社の雑談で使って見たけど誰にも伝わらなかったわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています