生きる意味が分からないにゃ
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__ フフ… 珍しいな>>2getしてこないなんて それなら…
. / `v─- 、 >>2getさせてもらおうっ…!
. / <、 >>1 ところで天よ…なんか…西と一戦交えるんだって?
l ./レ'\ \ オレの席は空けてあるんだろうな……
| _ ,ィノ─- 、`ニ>、「 >>3 黙ってろ……いえばいうだけおまえの恥になる…
|. { rl | ===。 く オレはバカだと宣伝してまわるのと一緒だ……
| じ|.| u `二 _ \ >>4 フフ…どうした?じいさん 止まっちゃって…
| ハl r─‐' ‘ ‐、-' 油でも切れたかい……?
,.へ / ヽ l ` ̄ ̄「´ >>5 >5ピンは荷物じゃないチンイツに心が縛られているから
. ∧ \ \ 「´ >>5ピンが荷物にしか見えねえ
/ \ \ >、__j >6 俺は頭など使ってねえよ ただ手が走っただけだ…
\ `く 集中さえ切れなきゃ何をするべきかは
. \ ∧ 機会が教えてくれる 頭なんて使わねえんだ
>7 クク… お前の待ちはすでに死んでいる このリーチ合戦はもらった
>8 茶でも飲んでろってか… いらねえよ……!そんなもん…!
勝負が出来なきゃ…無意味だっ……!
>9 これから試されるのは今お前が持っているような勝とうとする
意志じゃない… そんなもの邪魔なだけだ
ただ…普通にいつもの打ち方をする そういうことが試される
>10 覚えておくんだ…ヤー公…… >3人で囲めば圧勝できるだと…
バカじゃねえのか……?
そういうこざかしいことと無関係のところに…… 強者は存在する───!
>11-1001 おまえら……… 本当になんにもわかっちゃいねえな…
オレたちが今取ったり取られたりしてるのは実は点棒じゃねぇんだ
プライドなんだよ………… 幕張メッセで迎えたスフィアワンマンライブ
新曲が大ごけ、ダンスも勢いを見せず惨敗だった
ホールに響くファンの野次、どこからか聞こえる「今年で解散だな」の声
無言で帰り始めるメンバーの中、昨年のアニメグランプリ受賞者・豊崎は独りベンチで泣いていた
放課後ティータイムで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のスフィアで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうしたらいいの・・・」豊崎は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、豊崎ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってボイストレーニングをしなくちゃ」豊崎は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、豊崎はふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した豊崎が目にしたのは、2階席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにヲタ芸が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする豊崎の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「愛生ちゃん、リハーサルよ、早く行こ」声の方に振り返った豊崎は目を疑った
「か・・・かな恵ちゃん?」 「なんだ巨人、居眠りでもしてたのか?」
「とま・・・もとい入野遥ちゃん?」 「なんだ豊崎、かってに戸松を結婚させやがって」
「阿部さん・・・」 豊崎は半分パニックになりながらプログラムを見た
御坂美琴:CV佐藤利奈 白井黒子:CV新井里美 初春飾利:CV豊崎愛生 佐天涙子:CV伊藤かな恵 上条当麻:CV阿部敦 固法美偉:CV植田佳奈 寮監:CV生天目仁美 木山春生:CV田中敦子 湾内絹保:CV戸松遥
暫時、唖然としていた豊崎だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
佐藤聡美からマイクを受け取り、ステージへ全力疾走する豊崎、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ベンチで冷たくなっている豊崎が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています