善子「ふわぁ……」ルビィ「善子ちゃん寝不足?」
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善子「私は夜に生きるもの、昼間は眠くて当然――ふわぁ……」
花丸「堕天使モードの途中で欠伸するなんて結構重症ずら」
ダイヤ「大方昨晩も遅くまで儀式だとかをやっていたのでしょう?」
善子「睡魔がヨハネを避けるのよ」
曜「……えっと、つまり眠れないっていうこと?」
善子「ん」コクリ
果南「あー、不眠症かー……」 梨子「寝る前にパソコンとかスマホとかをいじってると眠れないとか聞くけど」
善子「それはちゃんと意識して寝る1時間前にはいじらないようにしてるわ」
ダイヤ「意外としっかりしてますのね……」
鞠莉「寝る前にコーヒーとか飲んでるとか?」
善子「儀式する日とかは飲むけどそれでも寝ちゃうのよね。最近は飲んでないのに眠れないけど」
曜「じゃあ昼寝をしちゃってるとか?」
善子「昼寝もできないのよ、眠いのに目を閉じても眠れないの」
果南「これはかなり厄介だね……」 千歌「うーん、難しいことはわからないけど身体をいっぱい動かせば疲れて眠れるんじゃない?」
果南「あ、確かにそうかも! 疲れたときっていつの間にか寝ちゃってるもんね!」
ダイヤ「では今日の練習はいつもより少し厳しめに」
ルビィ「ぴぎっ!?」
花丸「ま、マルはいつも快眠だから善子ちゃんだけ」
善子「なんでよ! あんたたちも付き合いなさいよ!」
果南「そうと決まれば練習! 行くよ善子ちゃん!」グイッ
善子「ちょ、行くからそんな引っ張らないで! はやすぎ――」ステンッ
花丸「転んだずら」
曜「うわ、痛そう……」 ――
翌日
花丸「うぅ、身体中筋肉痛ずら……」
ルビィ「ね、昨日の練習ほんとすごかったもんね」
ルビィ「でも、ルビィ昨日は帰ってシャワー浴びたらすぐ寝ちゃったし善子ちゃんも眠れてるかも」
ダイヤ「全く、ご飯の時に起こすのが大変でしたわ」ハァ...
ルビィ「だ、だってお姉ちゃんがあんな厳しい練習するから!」
善子「……」
鞠莉「ヨハネ、Good morning! 昨日はよくねむれ――」
善子「おはようマリー……」ボロッ
ルビィ「ぴぎっ!? すごい隈だよ善子ちゃん!?」 善子「身体は疲れてるんだけど眠れなくて……」
ダイヤ「で、では一睡も……?」
善子「ん」コクリ
鞠莉「……これは本気で対策を考えないとまずいかも」
ダイヤ「そうですわね、わたくしもどうせ眠れるだろうと甘く見ていましたわ」
千歌「おはよー! 善子ちゃんねむれ――うわぁ!?」 曜「よ、善子ちゃん本物の悪魔みたい……!」
果南「曜ちゃん、そんなこと言ってる場合じゃないって」
梨子「あんな状態で練習したら善子ちゃん倒れちゃうかも――」
ダイヤ「みなさん揃いましたわね」
ダイヤ「善子さんがこの調子では練習どころではないので会議をしますわ!」
ルビィ「うゆ!」
曜「確かに善子ちゃんがこのままじゃ心配で練習どころじゃないもんね」 千歌「じゃあまずみんなはどうやったらよく眠れる?」
梨子「私は、眠れないときは音楽を流すかな」
鞠莉「Oh,マリーも同じデース!」
ダイヤ「睡眠音楽ですわね。リラックスして心地よい眠りに誘ってくれるのでわたくしも時々使いますわ」
千歌「音楽とは違うけどチカも近くの波の音とか聞いてるとよく眠れるかも! あ、今のはね、チカと近くをかけて――」
鞠莉「とりあえず試してみましょう。保健室にベッドがあるから保健室へGo!」
千歌「むぅ……」
ルビィ「善子ちゃん歩ける?」
善子「ありがと、ルビィ。でもちょっとふらつくだけだから」
花丸「全然だけじゃないずら。マルも肩貸すから捕まって」 ――
ダイヤ「ではそこのベッドに横になって」
曜「まぶしいと眠れないだろうからカーテン閉めるね」ザッ
善子「……なんだか病人になった気分」
果南「十分病人だけどね。目の下の隈すごいしなんかこけてるし」
善子「食欲もないのよ。一応10秒チャージはしてきたんだけど」
千歌「寝不足の時って食欲減るもんね」
梨子「曲のセットできました」
鞠莉「梨子とマリーのセレクトだからバッチリよ!」
ダイヤ「では善子さんは眠れるように目を瞑っていてください」
善子「……ん」ツムリッ 〜♪
ルビィ「あっクラシックだ」コソコソ
梨子「私が寝る時によく聴いてる曲なんだ」コソコソ
果南「聴いてるとこっちまで眠くなっちゃうかも」コソコソ
千歌「すぅ……」
花丸「千歌ちゃん寝ちゃったみたい」コソコソ
ダイヤ「千歌さんが寝てどうしますの……」コソコソ
善子(さすがリリーの選曲、いい気持ちで眠れそうかも……) 曜「あ、心なしか善子ちゃんがリラックスしてる感じ」コソコソ
果南「隣の千歌はリラックスどころか寝てるけどね」コソコソ
梨子「あ、そろそろ1曲終わっちゃう」コソコソ
鞠莉「じゃあ次はマリーの選曲ね」コソコソ
ダイヤ「しかし鞠莉さんも寝るときにクラシックをかけて眠るのは少し意外でしたわ」コソコソ
鞠莉「え? クラシックじゃないけど?」コソコソ
ダイヤ「へ?」コソコソ
ギュイーン♪
善子「ひぃっ!?」ガバッ
千歌「うわっ!?」ドテッ
ルビィ「ぴぎぃ!?」ビクッ 梨子「ちょっと、鞠莉ちゃん! こんなの聴いて眠れるわけないじゃない!」ポチッ
鞠莉「えーマリーはいつもこれ聴いて眠ってるよ?」
善子「また耳がキーンってしてる……」
千歌「びっくりしてベッドから落ちちゃった……」
果南「折角善子ちゃん眠れそうっぽかったのに」ヨシヨシ
鞠莉「マリーはこれで眠れるんだけどなー」
ダイヤ「それは鞠莉さんだけですわ……」 花丸「もう一回梨子ちゃんの音楽流してみる?」
善子「いや、もういつあの音楽が流れるかって身構えて眠れなそう」
善子「意外と眠れるかもとは思ったんだけど……」
ダイヤ「軽いトラウマになってますわね……」
千歌「音楽いいと思ったんだけどなー」
果南「千歌眠ってたしね」
ルビィ「けど、眠れそうになってたってことはリラックスする路線でいいのかも」
曜「あぁ、確かに。音楽はもうだめかもだけど他の方法でリラックスすれば!」 梨子「リラックスするといえば、なんだろう」
鞠莉「マッサージとか?」
千歌「あー、確かにマッサージチェアとかで眠っちゃいそうになることある!」
ルビィ「けどここにマッサージ器具なんてないし」
果南「マッサージなら私に任せて。よくお父さんに頼まれてマッサージしてるから」グッ
千歌「おお! さすが果南ちゃん!」
果南「ほら、善子ちゃん、横になって」
善子「え、えぇ。じゃあお願いするわ」 果南「じゃあいくよー」
果南「えいっ」ググイッ
善子「いたっ! いたいいたいっ!」
ダイヤ「果南さん、もう少し弱めに」
果南「えー、お父さんだったらもっと強くって言うんだけどなー」
ダイヤ「善子さんは果南さんのお父様と違って女の子ですわよ!?」
果南「じゃあこんなものかなん?」グイッ
善子「いだだだだだっ!」 果南「えー、まだ痛い? じゃあこう?」サワッ
善子「ひゃんっ!?」
ダイヤ「それではなでているだけですわね」
果南「じゃあもうちょっと強めて」グイッ
善子「――っ!」
果南「お、もしかしていい感じ?」
曜「果南ちゃんストーップ! 善子ちゃん痛くて声出てないだけだから!」
果南「え?」 ダイヤ「まさか果南さんがここまで力加減が下手だとは」
果南「いやだってお父さんにもっと強くとは言われたけど弱くとは言われたことないし」
ルビィ「善子ちゃん平気?」
善子「骨折られるかと思った……」
果南「そ、そんなに力強くないって!」アセアセ
花丸「……」スッ
千歌「花丸ちゃん?」 花丸「」グッグッ
善子「んっ……!」
花丸「どう善子ちゃん?」モミモミ
善子「なんでこんなにうまいの?」
花丸「えへへ、マルいつもおじいちゃんとかおばあちゃんとかにやってあげてるんだ」グッグッ
善子「んっ、そうなのね」
ルビィ「マルちゃんってほんとにマッサージ上手なんだよ」
鞠莉「へぇ、マリーも今度やってもらおうかしら」 ルビィ「善子ちゃん眠れそう?」
善子「気持ちはいいけど眠れるかはちょっと微妙かも」
花丸「そっかぁ……」シュンッ
善子「せっかくマッサージしてくれたのにごめんね、ずら丸」
花丸「ううん、仕方ないよ。善子ちゃんが謝ることじゃないずら」
梨子「うーん、マッサージでリラックスもダメかー……」 曜「私はよく寝る前にホットミルクとか飲むよ」
千歌「あ、チカもよく飲む!」
曜「ね、リラックスして眠れるよね!」
ダイヤ「確かにホットミルクは効果的だと聞きますわね」
ダイヤ「成分だとか身体を温めることが睡眠に繋がるだとか」
ルビィ「じゃあホットミルク用意してくるね!」
千歌「チカの分もよろしく!」
曜「じゃあ私の分も!」 ――
ダイヤ「というわけでホットミルクを飲んでみたわけですが」
千歌「すぅ……」
曜「すぅ……」
ダイヤ「千歌さんはともかくなぜ曜さんまで寝ているのです!?」
果南「千歌と曜ちゃんが飲みたいって言った時点でなんとなく察してたけどね」
ルビィ「善子ちゃんは眠く?」
善子「なってないわね」
鞠莉「ホットミルク作戦も失敗ね」 花丸「マルは何もしなくても眠れちゃうけど」
ルビィ「ルビィは、お姉ちゃんと一緒に寝ると安心して眠れるかも」
果南「あー。確かに小さい頃千歌と曜ちゃんと一緒に昼寝すると安心して眠れたかも」
善子「んー、でも私の場合人が一緒にベッドに入るの慣れてないし気になって眠れないかも」
ルビィ「じゃあ膝枕とか。ルビィよくお姉ちゃんに膝枕してもらうけどすごくよく眠れるんだ」エヘヘ
ダイヤ「ちょ、ルビィ! そのことは秘密だと!」アセアセ
鞠莉「いいんじゃない? ダイヤとルビィが仲良しさんなのはみんな知ってることだし」 善子「膝枕って言ったって誰の――」チラッ
ルビィ「うゆ?」
梨子「まあ確かに」
果南「一番気持ちよさそうなのはルビィちゃんかも」
ルビィ「ぴぎっ!?」
鞠莉「肉付きも丁度よさそうよね」
ルビィ「お、おお、お姉ちゃんの方が絶対気持ちいいよ!?」アセアセ
ダイヤ「……残念ながら、ルビィのそのふとももには負けますわ」
ルビィ「ぴぎぃっ!?」 ――
善子「すぅ、すぅ……」
ルビィ「ほんとにルビィの膝枕で寝ちゃった……」ナデナデ
鞠莉「頭までなでて、まるでお姉さんみたいね」クスクス
ルビィ「ぴぎっ!? こ、これはいつもお姉ちゃんにしてもらってるからした方が気持ちいいだろうって思って」
善子「んんぅ……」モジモジ
梨子「なでてないと善子ちゃんも落ち着かないみたいよ」クスクス
ルビィ「……」ナデナデ
善子「えへへぇ……」ムニャムニャ
ダイヤ「ふふ、ぐっすり眠って。善子さんも相当疲れていたようですわね」 ダイヤ「では、わたくしたちは練習に戻りましょうか」
果南「千歌、曜ちゃん、起きて。練習するよ」ユサユサ
千歌「んんー……。あと5分……」
曜「あれ? 果南ちゃんがなんで家にいるの……?」ウーン
ルビィ「え? る、ルビィは?」
梨子「ルビィちゃんは善子ちゃんを寝させててあげて」
鞠莉「それが今のルビィの仕事デース」
善子「すぅ、すぅ……」
花丸「……」ジーッ
鞠莉「マル、練習行くよ?」
花丸「あ、はーい!」トテトテ ――
翌日
善子「ルビィ、昨日はありがと」
ルビィ「昨日はちゃんと眠れた?」
善子「ルビィがきっかけをくれたおかげで夜もちゃんと眠れるようになったわ」
善子「堕天使ヨハネ完全復活ね!」
ルビィ「よかった、あんなにお昼寝しちゃったから眠れなかったんじゃないかってちょっと心配だったの」
ダイヤ「心配している割にはルビィもぐっすりでしたけど」
鞠莉「ダイヤの膝の上で?」クスクス
ダイヤ「ち、違いますわよ! ちゃんと寝ているか確かめに部屋に行った時に!」
果南「部屋まで確かめにいくんだ」クスクス 花丸「おはよう……」
ルビィ「マルちゃんおは――ぴぎっ!?」
千歌「は、花丸ちゃんどうしたのその隈!?」
花丸「実は眠れなくて……」
曜「今度は花丸ちゃんが!?」
花丸「善子ちゃんがルビィちゃんの膝ですごく気持ちよさそうに眠ってたからそんなに気持ちいいのかなって考えてたら朝になっちゃってて……」
善子「……その解決策って言ったら」
ダイヤ「一つしかないですわね」
ルビィ「うゆ?」 ――
花丸「すぅ、すぅ……」
果南「じゃあ今日はマルちゃんをよろしくね」
ルビィ「ルビィ今日も練習できないの!?」
鞠莉「マルのためだから」
ダイヤ「ルビィは帰ってから特別メニューを用意してあげますわ」
ルビィ「ぴぎぃ!?」
花丸「えへへぇ……」スヤスヤ
梨子「……っ!」
翌日、梨子ちゃんが徹夜して練習に来たのは別の話
おわり むっちむちの太ももとおまんこの間の三角ゾーンにビュルビュル出したい 善子がルビィに膝枕してもらうためにわざと寝不足になっていた可能性 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています