真姫「何してるの、こんなところで。関係者?」
 
 
2m程度の距離まで近付いて、あたかも関係者であるかのように、ぶっきらぼうに聞いた。
 
 
  「……」
 
 
彼女といえば、今やっと私の存在に気が付いたように、上に向けていた顔を私に向けるなり丸い瞳を一層丸くした。

無垢で透き通った大きな瞳が特徴の、ショートヘヤの女の子だった。16、17に見える。

可愛らしい顔立ちと幼さの残るパジャマが夜空の下によく映えた。