海未「雨に降られてしまうなんて……災難です」絵里「……」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
絵里「……」
海未「絵里、おはようございます。今日は降水確率が10パーセントなので傘を差してこなかったのですが……見事に通り雨にやられてしまいました｣ｸﾞｯｼｮﾘ
絵里「ふーん……」
海未「あ、あの。もしかして何か怒っていますか？すみません、こんな濡れた体で部室に入ってきてしまって」
絵里「ううん。全然怒ってないわ、風邪ひかないように早く拭いた方がいいわよ。…………｣ｼﾞｰｯ
海未「……？」
絵里「…………｣ｼﾞｰｯ
海未「っ！！ど、どこみているんですか！///｣ﾊﾞｯね
絵里「ど、どこも見てないわよ！誤解！！」 絵里「ただ、ちょっと……」
海未「……？」
絵里「海未、髪染めてる？」
海未「いいえ、染めていませんが……」
絵里「そう。なんかいつもより青く見えて」
海未「ああ、これですか。昔からで、水に濡れると少し青みがかかるんです」
絵里「へぇ……。綺麗ね」
海未「ふふ、少し気にしていたのでそう言われると嬉しいです」 絵里「ほんとに綺麗……｣ｸｲｯ
海未「え、絵里、ちょっと///」
絵里「触ってもいい？｣ｽｯ
海未「もう触っているではないですか……んっ」
絵里「いい匂いする……♡｣ｽﾝｽﾝ
海未「も、もうダメですっ！時間切れですっ！///｣ﾊﾞｯ
絵里「えぇ……ケチぃ」
海未「おもちゃじゃないんですから。今日の練習どうするか考えますよ！」
絵里「はいはい」 絵里(海未の髪……綺麗だったわ)
絵里(小さい頃、おばあさまに日本のおとぎ話の絵本を読んでもらった……そう、かぐや姫にそっくり)
絵里(昔を思い出して、素敵な色……できればもう一度見たいわ)
絵里(でも、濡れないと見れないのよね。雨に思い切り降られるとあれくらいの青さになるらしいけれど、普段雨の日は傘さしてるだろうし……)
絵里(……そうだ) 海未「先に部室に行って待っていてください。お手洗いに行ってまいります」
穂乃果「ゆっくりでいいよ〜」
絵里「ん」
絵里「穂乃果、海未はどこ行ったの？」
穂乃果「トイレだって」
絵里「！！」
絵里「わたしもトイレ行ってくる！｣ﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ 海未「ふぅ……」
ｺﾝｺﾝ
海未「っ。入ってます」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
海未(隣が空いているならノックしなくてもいいではありませんか……)
ｶﾞｺｯｶﾞﾀﾝｯ
海未(うるさいですね……ん？)⤴︎
ﾊﾞｼｬｱ
海未「いやぁぁぁぁぁぁっ！！！！？？？」 ｶﾞﾁｬ
海未「うっ……ひっぐ……うぐ……｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
絵里「海未、どうしたの！？また雨に降られたの！？」
海未「うぅぅ……｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
絵里「と、とにかく。馬鹿みたいに濡れてるから風邪ひかないうちに、拭いてあげるから｣ｷﾞｭｯ
海未「うぐっ……ありがとう、ございまず…………｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
絵里(あぁ……海未の髪の毛、綺麗……♡) その後も何者かによる海未ちゃんがトイレの個室でバケツにたっぷり入った水をぶっかけられるいじめがエスカレートして、とうとう不登校になってしまうお話ください 不登校になった海未ちゃんの家に通ううちに二人の逢引はエスカレートしていきついには…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
