にこ「結局、ダイヤのトゲだって予定通り斬って保管すんでしょ?」

果南「だってね」

希「それを誰がやるかで大揉めになってるらしいで」

にこ「あんた立候補してきたらいいじゃない。リベンジで」

果南「無理だよ! 私が希をそそのかしたんじゃないかなんて言ってる人もいるくらいだし!」

希「そこは一応弁解しておいたんやけど、あんまり意味なさそうやったなあ…」

にこ「しばらくはやりづらくなるわね〜」

希「ごめんな、果南」

果南「まー、別にいいけどさ。希の度胸のお釣りと思えばね」

希「えへへ…ありがとさん」

にこ「相変わらず、希に甘いわねえ」

希「あ」

希「ウチ、ダイヤちゃんとこ寄ってくから」

果南「うん。行ってらっしゃい」

にこ「昨日の今日で、よくまた黒澤邸に入ろうなんて思えるわね…いってら」

希「ほな、また明日ね」

占占占