占占占

南「よし。希さん、壇上へ」

希「はい」

南「ダイヤさん。トゲを」

ダイヤ「はい」


スゥ…

息を吸い、

ブンッ。

木剣を振り下ろす。


ダイヤ「……っ」


斬れこそしないものの、その打撃は確かに伝わる。

ダイヤちゃんが表情を歪める。


南「…結構です」

果南「演舞もね。綺麗に揃ってたよ」

南「そうですね。これなら本番も大丈夫でしょう」

南「今日の稽古はここまで!」


どう、とみんな一斉に壇上で寝転がる。