曜「制服を着たマネキン」
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曜「あっ、パンツ履いてくるの忘れた」
教室に入って適当な挨拶を友人達と交わし、自分の机に座った時によ〜やく気がついた。
本日、渡辺曜はおパンツを履き忘れているであります
曜(椅子がお尻に当たって冷んやりする)
イマイチ現実味が湧いてこない
もしかしてユメじゃない? 曜(そうだ、これはユメ!)
だってだって!パンツを履いてくるの忘れるなんて普通じゃないもん!
曜(ユメだ…ユメだ……)
千歌「曜ちゃんおはよ!」ポンッ
曜「うわっ!?ち、ちちちちちち千歌ちゃんっ!?」
千歌「ち、多くない?」
曜「ど、どうしてこんな朝早くから学校に!?」
千歌「えっと…ここの学校の生徒だから?」
曜(やばい!!私今ノーパンで千歌ちゃんとお話ししてるっ!!!!)
スペースシャトルが打ち上がるくらいの速さで事の重大さを理解し、ついでにユメじゃないと悟った。
曜「ち、千歌ちゃんっ!」
千歌「ん?」
曜「ほ…ホームルーム…始まるよ?」
千歌「あぁ!うん!じゃあまたね!」
曜「う、うん」
何とか朝一の激動は回避し、これよりノーパンでよくわからない数学っていう授業をする事になった
すでに座っている椅子は冷んやりなどしていなく汗とよくわからない何かでべちょべちょになっている。 ☆
曜「ふぁ……ようやく終わった…」
永遠にも思える苦痛の授業が終わり、私はようやく10分間の自由を手にした!
曜(この休み時間に保健室に行ってパンツを装備しないと…私の今後のスクールライフが…おわる!!)ガタッ!
梨子「スクールライフがどうしたの?」
それはまるで決まっていたかのように人波をかき分け真っ直ぐに私の所へ来て話しかけて来た!!!
曜「…何が?」
冷静だった
さっきの千歌ちゃんとの会話がなかったらまた驚いていたかも。
梨子「曜ちゃん…もしかして体調悪かったりする?」
曜「え?どうして?」
梨子「えっと……えっち…あっ…整理の匂いがするから…///」
曜「は?」 梨子「あっ!ちがっ…///…そうだ…今日は曜ちゃんじゃなくて千歌ちゃん…」
梨子「ご、ごめんね?忘れてっ!!!」
曜「えっ」
そう言って彼女は勢い良く教室を飛び出していった…
友人に体調不良を心配された私は別の意味でどこかにいい病院はなかったかな〜とか考えながら教室を後にし、保健室へと足を運ぶ
移動中はとても快適だった
通気性はいつもの2倍はありそして緊張感もあったからだ。
少しでも派手な行動を取ればその場でアウト
曜(今、私はかっこいい)
そして、保健室に着く__。 曜「失礼します!」ガラッ!
梨子「きゃっ!?よ、曜ちゃんっ!?」
やっぱり頭がおかしかったのか
先程対談していた美少女がそこに居た
曜「梨子ちゃんこそどうしたの?」
梨子「えっと…」
曜「…」
梨子「…///」
沈黙…そしてヒリヒリと伝わるタイムロス!
曜(まずいな…もうあまり時間がないよ)
曜「梨子ちゃん」
梨子「な、なに?」ビクッ!!
曜「えっと…体調悪いの?」
梨子「!…うん、…ちょっとね」
曜「そっか…大丈夫?」
どうやら本当に体調不良だったらしく、ほんのり顔が赤かった
ならば優先すべきは私のパンティより梨子ちゃんのお世話だ 曜「ふぅ…ほら、おいで?梨子ちゃん」
梨子「えっ!?」
曜「ごめんね?調子悪かったのに…気がつかなくて…」
梨子「そ、そんな…っ///」
曜「ほら、ベッド行こっか?」
梨子「は…はい///」キュンッ♡
何か違う気もするけれど、合ってるっぽいからいっか ☆
ベッド
梨子「ドキドキするね///」
曜「え?大丈夫?」
梨子「へ、平気だもんっ///」
曜「本当に?どこか痛い所ない?」
梨子「…っ///」
曜「何かあったら私に何でも言ってね?」
梨子「…ぇ///」
曜「じゃあ…私あっちにいるから」
梨子「あ…」
曜(よしっ、この間にパンツを装備して__)
ギュッ…
曜「えっ」
梨子「…///」
曜「梨子ちゃん?」
梨子「…ここにいて///」
頬を赤く染めた美少女に袖を掴まれここに留まるよう言われた
「はい」以外の選択肢がないとはまさにこの事だったんだよ。
もうパンツなんてどうでもよかった
ていうかパンツって必要なのかな?
曜「…うん、いるよ」
曜「私はここに…梨子ちゃんのそばにいるよ」
こうして、保健室でパンツを履いていない少女と体調不良の少女の時間が幕を開けた。
つづく
おわりよ メイ*^ _ ^リ で、>>1ちゃん、これの続きは後日ちゃんと公開するのよね? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています