千歌「べ、別にそんなんじゃないし……」

果南「そうかな〜?」

千歌「そうだよっ!」

果南「ふ〜ん」ニヤニヤ


私の幼馴染みが、

私の幼馴染みに恋をした。


千歌「なに笑ってるの!」

果南「あはは、ごめんごめん」

千歌「もう!」

果南「…ふふ」クスッ


私の大好きな幼馴染みが、

私の大親友に恋をした。


千歌「また笑ってる…」ムッ…

果南「あぁ、ごめんごめん」


こんな時、どんな顔でいればいいんだろう?

わからないよね。

だからヘラヘラ笑ってる事しか、私には出来ないんだ。