真姫「んぅ…」

凛「あっ起きた?おはようございます」

真姫「おはよ…あっ!」

真姫「昨日のアレよ!甲冑の秘密、教えてくれるんじゃないの?」

凛「そうだったね、じゃあ教えてあげるにゃ」

凛「その前に、一つ問題です」

真姫「問題?」

凛「デデン!さぁて問題です!あのこわぁい甲冑、夜になると動くと真姫ちゃんは言っていましたね?」

真姫「え、ええ…そうよ」

凛「実はあの甲冑は動かない日もあります。さて、それはいつでしょうか⁉」

真姫「えっ動かない日?あっ…そういえば前、怖いから1日起きてたってときがあったんだけど、そのときは動いてなかったわね」

凛「それは大体何日頃か覚えていますか?」

真姫「3ヶ月くらい前だったわ」

凛「ふふふ…」

真姫「な、何よ」

凛「その日は…月半ばではありませんか?」

真姫「はっ…そう!そうよ!そうだったわ」

真姫「何で?何の関係があるのよ⁉」

凛「ふふっ実はね、真姫ちゃん。甲冑は動いてないんだにゃ」

真姫「……えっ?」

真姫「意味わかんない…私は動いているの見たのよ?それに、仮に動いてないとしても、月日と関係ある?」

凛「はいっ!今真姫ちゃん答え言った〜‼」

真姫「えっうそ⁉何?何⁉」

凛「月日…月…そう!月こそが甲冑の正体にゃ‼」