千歌「このモルモットどもぉーー! 我が声を聞けェ!」

梨子「……え?」

曜「千歌ちゃん?」

千歌「私は千歌ちゃんではない! 我が名はゲームマスター、すなわち神である」

果南「いや千歌じゃん」

千歌「千歌じゃなくてゲームマスター! もしくは神!」

曜「それで、そのゲームマスターがどうしたの?」

千歌「君たちには今からこれをやってもらう!」


ペラリ


梨子「……すごろく? にしては、書いてあることがものすごいんだけど……」

千歌「その通りだ桜内梨子ォ……それはただのすごろくではない」

千歌「その名も『チカちゃんマストダイ』……」

千歌「出た目に書いてあることは必ずやらなければならない、死のゲームなのさァ!」

梨子「その名前だと千歌ちゃん死んじゃうよ……?」

千歌「私は不滅だァーー!」

果南「ねえ、千歌ってまたなんか変な影響受けたの?」

曜「……たぶん何かの漫画かドラマだと思う、映画のジュマンジかも」

果南「ああ……CMやってるもんね」

千歌「そこうるさい!いいから聞いて!」

果南「はいはい」