穂乃佳「山頂アタック」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
山へ行くバスへ乗っている一行
海未「今日は4人で山を上りにいきますよ」
穂乃佳「なんで私、山に上りにいかなくちゃならないのしかも四人で?」
海未「言わなくてもわかるとおもいますが、最近また太って来たでしょうそのせいですよ」
海未「それに今日は予定が合ったのがこの四人なので」 穂乃佳「でもわざわざ山に上りにいかなくても、近所をはしればいいんじゃないの?」
海未「確かにそうなのですが、私の歌詞作りが行き詰まってしまってその息抜き兼ねてということです」
穂乃佳「でも私までそれに巻き込まないでほしいなー、海未ちゃんと山登りするの疲れるもん」
真姫「そうよ私もなんで行かなくちゃならないのよ」
凛「そうにゃそうにゃ」
海未「大丈夫です安心してください、今回は比較的易しい山に登るつもりですし、今回は先に私一人で登らせてもらいます。」
海未「ですので今回はあまり心配しなくてもよろしいですよ」 凛「なんで海未ちゃんだけ先にのぼるの?」
海未「歌詞作りがまだ結構残っているので、山の山頂でゆっくり
歌詞作りしたいからです」
真姫「ていうか私も登る理由はぐらかさないでよ」
山についた一行
海未「着きましたよ」
凛「やっぱり自然はいいなー」
穂乃佳「山、キター」
海未「さて私は先に行ってますので3人はお好きに登ってきてください」 真姫(ちゃんと登れるといいけど)
凛「海未ちゃんやっぱり早いね」
穂乃佳「もう見えなくなりそう」
真姫「本当に早いわね」
穂乃佳「それじゃ私たちもいこ!」
凛「いっくにゃー」
真姫「そうね」 山を登り始める3人
穂乃佳「山を上っているとだんだん気持ちよくなってくるね」
凛「凛は運動大好きだからその気持ちよくわかるー」
真姫「山上っていて気持ちよくならない人なんていないわ」
穂乃佳「真姫ちゃんそんな事言うなんて意外だね」
凛「どこか頭でもぶつけたの?」
真姫「違うわよ、人は正常な状態ならエンドルフィンという多幸感をもたらすものが運動中は分泌されるのよ」 真姫「私たちのような年頃の子が正常じゃないわけないじゃない」
真姫「まして、この私よ」
穂乃佳「さすが真姫ちゃんよくしってるね」
凛「あっこっちに脇道があるにゃ」
真姫「凛、私の話聞いてよ」
凛「ほら、あっち」ユビサシー
穂乃佳「あっ探検したら面白そう、行ってみようよ」
凛「行ってみたいなー」
真姫「でも大丈夫?結構険しそうだけど、私はいきたくないわ」 凛「えー、いこうよー」
穂乃佳「でもさ、なんにも張り紙とかしてないから、ここ通っても大丈夫なんじゃない?」
真姫「そうかしら?」
凛「道も続いてそうだし、大丈夫なんじゃない?」
真姫「うーん、でも」
穂乃佳「真姫ちゃん気にしすぎだよ」
凛「もしかしてあの道行くの怖い?」
穂乃佳「真姫ちゃん意外と怖がりだったりするの?」 真姫「そんなわけないじゃない、ただ道が今までの道と違って管理が緩そうだったら、その、心配しただけよ」
凛「心配って怖いってこと?」
穂乃果「やっぱりそうだったんだー」
真姫「違うわよ、いいわ行ってあげる、私に怖いものなんてないんだから」フン
凛(ちょろい)
穂乃佳(ちょろい)
穂乃果「それじゃいこうか」
凛「たのしみだにゃー」
真姫「いきましょ」 穂乃果「こういう道を通るときってわくわくするねー」
真姫「どうして?」
凛「この先になにがあるのかって興味がわいてくるからだよ。ねっ穂乃佳ちゃん」
穂乃果「うんっ、真姫ちゃんもだんだんわかってくるとおもうよ」
真姫「そうかしら」
凛「あっ川の音が聞こえる」
穂乃果「近くに川があるんだね」 真姫「ここからは見えないわね」
凛「すすんだらきっと見えるよ」
穂乃果「はやくみたいなー、んっ?あれって洞窟?」
凛「えっどれどれ?あーっ確かに洞窟っぽい」
真姫「近くに行ってみましょう」
穂乃果「近くによって見たら岩が重なってるだけじゃん」
穂乃果「ちょっとふかい鎌倉くらいのおおきさだね。一回休憩しようか」 凛「はいってみるにゃー」
真姫「怪我しないようにね」
穂乃果「でも熊がこういうとこにいたりするのかなー?」
凛「そうなのかな?真姫ちゃん熊いると思う?」
真姫「この山にくまはいないって聞いたし居ないんじゃないの?」
穂乃果「あー何かおちつく」
凛「いいかんじにゃ」
真姫「入ってみると意外といいものね」
数分後
凛「しゅっぱーつ」
穂乃果「おー」 穂乃果「今、山の真ん中くらいかな?」
真姫「順調ね」
真姫「脇道だから途中で道がなくなるかと思っていたけど意外と大丈夫かしら」
真姫「あっあれって川じゃない?」
凛「すんでてきれいー、おいしいみずかな」
穂乃果「飲んでみようよ」
真姫「冗談よね?だめよ飲んじゃ」
穂乃果「えーなんでー?」
真姫「だめに決まってるじゃない、いくら澄んでてきれいでも水のなかにどんな細菌や微生物がいるかわからないでしょ?」 凛「でもテレビで飲んでるところをみたことあるにゃ」
真姫「それはきちんと調査されて安全だとわかってるから飲んでるだけよ」
真姫「ここは脇道で獣道なんだからだめよ。」
凛「はーい」
穂乃果「はーい」
凛「じゃあ川のなか見てみよう、おー蟹とかいるー」バシャ
穂乃果「小さい魚もいるねー」バシャバシャ
真姫「こっちに水飛ばさないでよね」 凛「気を付けるにゃー」
数分後
凛「そろそろ進まないー?」
真姫「そうね行こうかしら…ってあれ?道の続きが無いじゃない」エッ
穂乃果「えっ、本当に?引き返した方がいいかな?」 凛「でも結構進んだし、今から引き返すのも」
凛「このまま進んでもいけそうだし、行ってみようよ」
穂乃果「そうだね、まだ太陽そこまで沈んでないし、いけるよね!」
真姫「私は引き返した方がいいと思うわ、無闇に進んでいって帰れなくなったらどうするのよ」
真姫「確実に帰るには引きかえした方がいいわ」
穂乃果「確かに真姫ちゃんの言うことはすごくわかるけど、海未ちゃん先に登ってるし。」
穂乃果「それに川沿いにすすめばたぶんどこかにでるよ。」
凛「そうにゃそうにゃ」 真姫「まあいいわ、一人で下山するのも危ないしついていくわ」
穂乃果「意外とあっさり引いてくれたね」コショコショ
凛「真姫ちゃんも山の探検したらはまっちゃったのかな?」コショコショ
穂乃果「そうかもね」
凛「それじゃあ川沿いに進もう」
真姫「日がくれないうちにね」
穂乃果「そうだね」 30分後
穂乃果「思ったよりたのしいね」
凛「道がない分自分で木をつかんだりして、いくおかげで冒険感がましてくるにゃー」
真姫「あれって洞窟かしら?」
穂乃果「また?ちょっと見てみようよ」
凛「あっでもあれって木っぽい」
真姫「どういうこと?」
真姫「えっ木?すごい、大木が倒れてその中がくりぬかれてる。」 穂乃果「ほんとだー、きの中が上からしたまで空いてる」
凛「傾いてるし木の中、滑ったら面白そう」
真姫「滑ったら服が汚くなるわよ」
凛「それはいやにゃー」
真姫「そんなこと言ってないでいくわよ」
穂乃果「川沿いに進んできたけど、結局道にでないね」
凛「しかも川の続きが、山頂とは違う方向になってきてる」
真姫「川からそれて進むしかないわね」
穂乃果「少し急ごうか、段々日が落ちてきたし」 真姫「いきましょう」
穂乃果「こっちに行こうか」
凛「この方向なら行けそうだね」
穂乃果「木を掴んで登っていこう」
数分後
真姫(だんだんきつくなってきたわ、二人とも体力有りそうだし置いてかれないようにしないと)
穂乃果「ここらへん段々木が増えてきたね」
凛「少し登りやすくなってきたかにゃ?」
穂乃果「この調子で行こう!」 数分後
凛「あれ木がなくなってきた」
穂乃果「しかもなんか先に竹っぽい雑草が生えてる」
真姫「あれは笹ね、あんなに映えてたら進むのは難しいかもね」
穂乃果「でもどうするの?ここ意外進めそうにないよ」
真姫「うかいすればいいじゃない」
凛「木に登ってまわり見てみるね」ノボリノボリ 凛「やばいにゃ、ここからは見える範囲先は全部笹だらけだよ〜」
穂乃果「ここをのぼっていくしかないね」
真姫「不本意ながらね、少し暗くなってきたし」
凛「じゃあ草のなか進んでいくってこと?」
穂乃果「そうだね、私が先頭で草を踏み潰していくから二人は一列で付いてきて」
凛「結構急そうだから気を付けてね」
真姫「笹が刺さらないようにね」
凛「真姫ちゃん寒いにゃー」
真姫「私は真面目に言ってるのよ?」 真姫「穂乃佳、気をつけなさいよ」
穂乃果「真姫ちゃんやさしいね」
真姫「あんたが先頭なんだし怪我されたら遅くなっちゃうでしょ」
穂乃果「そうだね、暮れちゃう前に行こっか」
凛「ついてくよ」 進んでいく3人 順番 先頭 穂乃佳 2凛 3真姫
真姫(今までの道のりで一番険しいわね、おまけに薄暗い)
穂乃果「笹おおすぎるよー」
凛「鬱陶しいにゃ」
真姫「日没何時ごろかしら、太陽の位置的にもそろそろ…」
穂乃果「まだ大丈夫だよ」
進む一行
穂乃果「進んでも笹だらけだよー」
凛「パンダとかいないかな」 真姫「いるわけないでしょ」
凛「言ってみただけにゃー」
真姫(かなりまずいわね、本格的に暗い)
真姫「穂乃佳、後どのくらいでつきそう?」
穂乃果「まわり見渡すと、そろそろ山頂につく気がするんだけど」
凛「遭難しちゃった?」
穂乃果「いや違うとおもうよ」
真姫「遭難する人はバカだと思ってたけどこうやって遭難するのね」
穂乃果「まだ遭難してないよー、だってどっち進めばいいかわかるし、
もうつきそうだもん」 凛「すすむしかないにゃ!」
真姫「そうね」
真姫(もし私たち着けなかったら家に連絡すればいいわよね)
真姫(でも今は私たちが大怪我しちゃったらすぐに助けはこれない)
真姫(怪我するとしたら急斜面で転んでしたに転がっていくとかかしら)
真姫(前の二人は私が何とかすれば手当てぐらいできるかも)
真姫(でもあれっ?私は誰が助けられるの?)
真姫(二人とも医療についての知識はあまり無さそうだし)
真姫(私が転落しても前の二人は早いから気付かないかもしれない)
真姫(二人とも距離が段々離れてきたし)グスッ 凛「おーい真姫ちゃんどこー?」
真姫「ここよー」
穂乃果「よかったー後ろ振り返ったら凛ちゃんしかいなくて」
凛「どのくらい進んでいるか見てみよっか」
凛「少し木上ってみるから待ってて」ヨイショ
凛「結構登ってきたみたい、あとちょっとだと思うよ」ミワタシー
真姫「それならよかったわ」 進む一行
穂乃果「あっよかったー細い道に出たよ」ヤッター
真姫「これでひと安心ね」ホッ
凛「辿ってけばすぐ、山頂につくとおもうにゃ」
真姫「まだ辛うじて周りが見えるわね」
穂乃果「ほんと間に合ってよかったよー」
凛「あれが山頂かな?」
真姫「気力が湧いてきたわ」 進む一行
穂乃果「あっ海未ちゃんだー」
海未「かなり遅いではないですか、心配しましたよ」
穂乃果「途中で道がわかんなくなっちゃって」ナハハ
海未「気を付けてくださいよ」
真姫「本当に無事にこれてよかったわ」
凛「凛はたのしかったにゃー」
真姫「凛は楽観的すぎるのよ」マッタク
穂乃果「もう完全に暗いね」
海未「ほら上を見てください」 凛「あっきれいー」
真姫「悪くないわね」
穂乃果「星がきれいだね」
海未「少し休憩しましょうか」
その後
海未「下山しましょうか」
海未「私ががいくつかライトはを持っているので皆さん持ってください」
穂乃果「海未ちゃん一人で下山していいよ」 凛「もう少し休憩したいにゃー」
真姫「私も同感」
海未「段々気温が下がってきますし、なにが出るか分からないのでそろそろいきましょう」
穂乃果「じゃあ私たち3人で今から返るけど海未ちゃんもっと早く行っていいよ」
海未「夜の山の下山は危険です、私が先導しないということはできません」
凛「えーすごい疲れたのに、さらにつかれちゃうよー」
真姫「行くしかないのかしら」
海未「それでは行きますよ、麓アタックです」
穂乃果、凛、真姫「えーーーーーーー」
終 誤字失礼しました 正直名前すら間違える奴のSSなんて全く読む気にならん というかスレタイからしてもだけど、指摘されないと気づかないとか、何見て書いてたんだと思う 淡々とし過ぎてて逆にどこか深読みしないといけないのかという気分にさせられる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています