希「今日は練習で疲れたから晩御飯は外食で済まそ…」にこ「贅沢は敵よ…」凛「じゃあチャーシューメンにするにゃ…」
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にこ「チャーシューメンは贅沢よ…」
凛「でも…希ちゃんの焼肉に比べたら…」
にこ「それはまあ…そうだけど…」
希(なんでウチが焼肉を食べに行く前提で話を進めとるん…?こんなの絶対おかしいよ…) 凛「それで…希ちゃんは何を食べに行くの…?」
にこ「焼肉もチャーシューメンもやめなさいよ…。スクールアイドルは体型維持も仕事なんだから…」
希「焼肉もラーメンも行かないよ…。今日は定食屋さんに行こうかなーって…」
凛「定食…?」
にこ「意外ね…」 凛「もしかして焼肉定食…?」
にこ「あ…なる…」
希「違うよ…。運動で疲れてるからガッツリ系はキツいから…」
凛「怪しいにゃ…」
にこ「怪しい…?何が怪しいっていうのよ…」 凛「凛なら今からでもチャーシューメン大盛りは余裕にゃ…。1年生で軽量級の凛でさえそうなんだから…希ちゃんは…」
にこ「なるほどね…。確かに希は胸も大きいし焼肉定食大盛りは余裕…」
希「いやいやいや…それはおかしいって…」
にこ「何にせよ外食はよくないわ…。疲れて食事を作る気力がないっていうんならにこが作りに行ってあげるわよ…」
凛「だったら凛も食べに行くにゃ…」
希「まあ…いいけど…」 凛「これは酷い…」
にこ「冷蔵庫の中にろくな食材が入ってないじゃない…」
希「だから外食で済ませたかったんよ…。買い物出掛けるんも億劫やし…」
凛「なるほど…」
にこ「一理あるわね…」
希「今から何か買い出しに行く…?」
凛「いや…もう外は暗いにゃ…。オバケが出るかもしれないから買い出しは諦めるにゃ…」
にこ「やぶさかではないわね…」
希「だったらどうするんよ…?」 凛「希ちゃんちには保存食は置いてないの…?」
希「保存食…?缶詰ならいくつかあるけど…。でも…トウモロコシの粒とかトマトの奴だからそのまま食べるのには向いてないよ…」
凛「そういうのじゃなくて…。具体的にはインスタントラーメンとかにゃ…」
にこ「呆れた…。それ…凛が食べたいだけでしょ…」
希「うーん…。ちょっと今は無いなあ…」
凛「なんだ…残念にゃ…」
希「ごめんなあ…」
にこ「一応何か他にないか探してみるわ…」 希「探したって何もないよ…。だから外食で済まそ思たんやし…」
凛「あったよにこちゃん…。郵便受けにチラシの束が…」
にこ「でかした…」
希「チラシって…。ん…?もしかして…」
凛「出前を頼むにゃ…。ラーメン屋か中華のチラシはないかにゃ…」
にこ「ダメよ…。出前のラーメンなんて邪道よ…。ラーメンは出来立て熱々じゃなきゃ…」
凛「確かに…」
にこ「となると…お寿司は凛が食べられないから…」
希(何でウチの家で出前取ることになっとるん…?それに贅沢はダメとか言ってたやん…。どうなってるんよ…?) 「…」が多すぎで全員「不安で押しつぶされそうだにゃ…」に見えてくる にこ「ピザを頼むけど異論はないわね…?」
凛「ないにゃ…」
希「ちょっ…おかしいやん…」
にこ「何がよ…?」
希「スクールアイドルは体型維持が大事みたいなこと言うてたやん…」
にこ「バカねえ…。いい…?ピザは薄い…薄いって事は低カロリー…。つまりいくら食べても太らないって事よ…」
希「なるほど…」
凛「わかるにゃわかるにゃ…」 希「あ…でも…宅配ピザは贅沢なんじゃ…」
にこ「チラシに500円引き券が付いてるから平気よ…。支払いはにこに任せて…」
凛「さすがにこちゃん目ざといにゃ…」
希「まあ…そういう事ならええけど…」 凛「あ…ピザ屋が来たにゃ…」
にこ「受け取ってくる…」
ピザ屋『ですから何度も言うように…』
にこ『チラシの券がこんなにあるんだからタダでしょ…?』
ピザ屋『1度に1枚しか使用できませんと記載されてますでしょ…』
にこ『そんな…。にこ…じゃあにこピザ代なんてないわよ…』
ピザ屋『ちょっと…困りますよ…』
凛「…」
希「…」
ピザの代金は希が全額負担した…
割引券でまかなえると調子に乗ったにこが色々注文したので全て合わせるとは5000円を超えた…
もちろんたくさん食べる事になったので三人は太った…
一晩で十キロ太った…
にこ「すまんな…」
凛「ええんやで…」
希(こんなの絶対おかしいよ…)
おしまい… 500円引きでも問題無いくらい宅配ピザの値段設定って高いんだよなぁ… >>25
ほぼ宅配料だよ
お店で買うと半額とかもう1枚プレゼントとか平気でやるじゃ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています