善子「はぁ…今日も疲れたわ…」

善子(高校時代の皆んなには決して見せられない様なボロアパートの階段を登る)カンカン

善子(仕事で疲れた体に鞭を打って帰る。新入社員の私は毎日しごかれてばかり。それでも私の支えになっているのは…)ガチャ

千歌「お帰りなさい!」ダキッ

善子「ただいま」ホッ

善子(大好きな人が家で待っていてくれるから。…でも…)

千歌「ご飯出来てるよ。すぐ食べる?…それともお風呂入る?…それともぉ…♡」

善子「…」

千歌「み・か・ん?♡」

善子「風呂で」

千歌「ちょっ、返事早過ぎだよぉ!」

善子「最初から風呂って決めてたし」

千歌「だって帰ってきて、奥さんが抱きついてきたんだよ?こう、ムラってしてさぁ…とりあえず一発、みたいな?」

善子「なによその駆けつけ一杯みたいな。っていうか離れなさいよ。汗臭いでしょ」