善子「最近、妙な視線を感じるのよ」 花丸「え!?」
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花丸「それって!ストーカーってやつずら!?」
ルビィ「えっ!?」
善子「そんなんじゃないと思うけど。漠然となんかこう…」
花丸「どんな時に感じるの?」
善子「下校中だったり、ちょっと買い物に出た時とかよ」
ルビィ「それって尾行されてるんじゃ…」
善子「ただそんな気がしただけよ。怖がらせたのならごめんなさい」 花丸「下校中や買い物のときもっていうなら住所は割れてるずら」
ルビィ「善子ちゃん、警察に相談しよう!」
善子「ちょっと待って!気のせいかもしれないし…」
花丸「何か起きてからじゃ遅いよ!」
ルビィ「ルビィもそう思う!」
善子「こんなんで警察に頼ってたら迷惑よ」
花丸「でも…」 視線を感じるってどんな感覚なの?
どういうことがあるの? 善子「もうこの話忘れて」
ルビィ「……」
善子「っ…きっとヨハネが美しい余りに周りの視線を集めてしまっているだけね!」
善子「だから…気にしないで…」
花丸「……」
花丸「何かあったらすぐにマルたちに相談してね」
ルビィ「うん!相談に乗るよ」
善子「ふたりとも、…ありがとう」 何年前とか視線感じると「ふっ、貴様が『視ている』事には気づいているぞ」とかって想ったりしてた 善子(だめね…変なこと言ってふたりを怖がらせるなんて)
善子(どうせただの気のせいなのに…)
善子「じゃあまた明日ね。ルビィ、ずら丸」
ルビィ「また明日!」
花丸「気をつけてね」
善子「大丈夫、大丈夫」 ーーバス内
善子(今日は曜も千歌たちと遊んでるから1人か…)
善子(ちょっと疲れたし居眠りしましょう…)
善子「」スゥスゥ
<O> <O> ジー ーーー
ーー
善子「はっ!」パチッ
善子(やばっ、寝過ごすところだったわ)キョロキョロ
善子「降りまーす!」
善子「危ない危ない」
「……」テクテク
善子「?」
善子(この人…なんか妙ね)
善子(寝過ごすところだったからギリギリ降りたのに、私の後に着いてくるように降りるなんて…) >>14
ルビィの方は猫みたいでかわいい
ダイヤちゃんは……どうだろ…… 善子(考えすぎかしら…)
「……」ジロジロ
善子(なんか…見られてる?)
「ふふっ」ニヤッ
善子「っ」ゾクッ
善子(なんなのこいつ!?逃げないとやばい!!)
「あのぉ…津島善子さん」
善子「ぁ…あぁ…」
善子(な、私の名前を知ってる!) 「善子さん…」ジリジリ
善子(怖くて動けない、誰か助けて!)
善子ママ「善子?」
「!?」
善子「ママ!」
善子ママ「ちょうど帰りだったみたいね。その人はお知り合い?」
「ちっ…」ドスンドスン
善子ママ「あら?」 善子ママ「行っちゃったわね。どうしたのかしら」
善子「ママ!」ダキッ
善子ママ「善子?どうしたの?」
善子「うええん」グスッ
善子ママ「善子…?」
善子(その後、私とママは警察に行ったーー) 次の日
花丸「やっぱりストーカーだったずら…」
ダイヤ「とても怖かったでしょうね」
善子「うん…」
梨子「その…普通に学校に来て大丈夫なの?善子ちゃん」
千歌「そうだよ!まだ犯人は捕まってないんでしょ!?」 馬鹿犬多頭飼いと発達親子の叫び声
暖かくなると開けっ放しでもっと酷くなる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています