善子「コンビニでコーヒーを買うわ!」
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善子「ふわぁ……」
善子「昨日夜更かししたせいかちょっと眠い……」コスリコスリ
善子「エナドリでも買おうかしら」
善子「あっ、そういえばマリーがコンビニのコーヒーが結構おいしいって褒めてたわね」
善子「せっかくそこにコンビニもあるし買ってみましょう」ウイーン
ラッシャーセー 善子「あ、これがコーヒーの機械ね」
善子「上にメニューがあるわね。何々ホットコーヒーとアイスコーヒーがあると」
善子「うーん、まあホットコーヒーよね」
善子「それでRとL? ってなに?」
善子「RL……」ハッ
善子「RightとLeftね!」
善子「確かに機械も2つあるし!」 善子「っていうことは右が100円で左が150円」
善子「左側の方がいい豆を使ってるのね、きっと」
善子「じゃあせっかくだし左側ので――」
善子「んん? お金入れるところないじゃない」
善子「横とか――にもないわ」キョロキョロ
曜「よっちゃん」トントン
善子「ひゃあっ!?」
曜「うわあ!?」 善子「な、何よ、曜さんじゃない。驚かせないでよ」
曜「よっちゃんこそ驚きすぎだよ」
曜「それで、何してたの?」
善子「コーヒー買おうかなって思ったんだけどコーヒーの買い方が分からなくて」
曜「あー、コンビニのコーヒー意外とおいしいって鞠莉ちゃんが言ってたもんね」
曜「私は買ったことないけど確かレジでくださいっていうと買えるんだったと思うよ」
善子「あ、そうなんだ」 善子「くっくっくっ」
店員「いらっしゃいませー」
善子「暗黒の涙をちょうだい」ギラン
店員「は、はあ……?」キョトン
曜「善子ちゃん!」ビシッ
善子「あいたっ!」
曜「コーヒーください!」
店員「暗黒の――あぁ」ナルホド うるま署より
【ピットブルの逃走について】
うるま市赤道の住宅からピットブルがいなくなりました。
うるま市付近一帯を徘徊している可能性がありますので、外出の際は十分気をつけてください。
また、ピットブルを発見した際には、捕まえることなく、うるま警察署に通報してください。 店員「アイスとホットございますがどちらになさいますか?」
善子「ホットのLで」
店員「はい、ホットコーヒーのLですね」
店員「150円です」
善子「はい」スッ
店員「150円ちょうど頂戴します」
店員「こちらカップになります」
善子「ありがとうございます」
善子「ふーん、カップをもらってセルフなのね」
曜「じゃあいこっか」
店員「ありがとうございました」 善子「Lだからこっちの機械で」
曜「まあ、どっちでもいいと思うけど」
善子「え? でもLって左ってことでしょ?」
曜「え?」
善子「違うの!?」
曜「多分サイズだと思うけど」
善子「サイズ……?」 曜「多分レギュラーとラージじゃないかな」
善子「RightLeftじゃなくて!?」
曜「ではないと思うよ」
曜「ほら、ひとつの機械にRとLのボタンあるし」
善子「え? じゃあこれおっきいの?」
曜「うん、カップおっきいし」
善子「……ヨハネそんなにコーヒー好きじゃないんだけど」
曜「じゃあなんで買ったの!?」 善子「ちょっと眠かったし、マリーがおいしいって言ってたから」
曜「あー、なるほど。確かに私もあの鞠莉ちゃんがおいしいって言うからちょっと気になってたんだよね」
曜「あ、そうだ! じゃあ飲めなかったら私にちょうだい?」
善子「え」
曜「ダメ?」
善子「う、ううん、別にいいんだけど!」
善子(そ、それって間接キスになるんじゃ……)ドキドキ
善子(いやいや、女同士だしそんなの関係ないわよね!)ブンブン 曜「……? 飲まないの?」
善子「う、ううん、飲む!」ゴクッ
善子「うえ、にがっ……」
曜「おいしい?」
善子「逆に聞くけど美味しいように見える?」
曜「砂糖とミルク入れれば?」
善子「折角の漆黒なのにそれを穢すなんてとんでもないわ!」ゴクゴクッ
善子「うえぇ……」
曜「苦いなら砂糖入れればいいのに」 この前買った缶のブラックコーヒーがなんも味しなかったんだけど舌おかしいのかな 善子「曜さん、パス」
曜「ん、ありがとう」
曜「鞠莉ちゃんがなかなかおいしいっていうコーヒーはどんなんなんだろう」
善子「曜さんはコーヒー飲めるの?」
曜「ううん」
善子「えっ」
曜「全速前進! ヨーシコー!」
善子「ヨーハネー!」 人が美味しいと言ったもの、黒い物に惹かれる善子かわいい 曜「んっ」ゴクッ
善子「ど、どう……?」ドキドキ
曜「うえぇ、にっがーい……」
善子「やっぱり?」
曜「砂糖とミルク入れるね」
善子「まあ、それが賢明ね」
曜「そりゃ!」マゼマゼ
善子「大分豪快に入れるのね……」 曜「これで一口――」ゴクッ
曜「あっ、おいしい!」パアアアアアアア
善子「ふーん、やっぱりコーヒー好きなマリーが褒めるだけはあるっていうことね」
曜「よっちゃんも飲む?」
善子「うーん、でももう漆黒じゃないし」
曜「あっ! 見方を変えれば白が黒に染まってるように見えない?」
善子「っ! 堕天!」パアアアアアアア 曜「はい、どうぞ」
善子「い、いただきまーす」ゴクッ
曜「あっ♡」
善子「な、なによ?」
曜「間接キス、だね♡」ニコッ
善子「っ! お、おお、女同士でそんなの関係あるわけないじゃない!」カアアアアアアアアアアア
曜「コーヒーはおいしい?」
善子「急に変なこといわれて味覚えてない!」 曜「間接キスくらいでどぎまぎしちゃってよっちゃんってば純情だなあ」クスクス
善子「なんで曜の方は平気なのよ」ムスッ
曜「へ?」
善子「曜も私と間接キスしたじゃない」
曜「いつ?」
善子「さっき、私の飲んだ後にコーヒー飲んだでしょ?」
曜「あっ」カアアアアアアアアアアア
善子「っ!」ニヤッ 善子「曜さんってば間接キスくらいで顔真っ赤にして純情ね」クスクス
曜「よ、善子ちゃんだって顔真っ赤にしてたくせに!」
善子「ヨハネくらいになれば間接キスどころかキスも余裕だけど?」
曜「私だって余裕だもん!」
善子「じゃ、じゃあ、する?」ドキドキ
曜「う、うん。いいよ?」ドキドキ
善子「……」ドキドキ
曜「………」ドキドキ 善子(え、待って。本当にしちゃうの……?)
曜(よ、よっちゃん本当に近付いてくる……!)
善子「え、えっと……曜」ボソッ
曜「っ! 善子」
善子「」ドキドキ
曜「」ドキドキ
ルビィ「わぁ……」ドキドキ
花丸「ずらぁ……」ドキドキ
千歌「ごくり……」ドキドキ
ようよし「は?」 梨子「あっ、気にしないで続きどうぞ」
果南「ちょっと見てるだけだから」
鞠莉「ほらダイヤ、暴れないの」オサエッ
ダイヤ「はれんひれふわー!」ジタバタ
曜「み、みられてた……?」ボンッ
善子「な、なな、なんで見てるのよ!?」カアアアアアアアア
ルビィ「だ、だってよっちゃんを見かけたから話しかけようって思ったら、その……」カアアアアア
花丸「未来ずらぁ……」ドキドキ 千歌「り、梨子ちゃんの言う通りこっちは気にしないで!」
梨子「そうよ、気にしないで」ニコッ
果南「ふふ、曜ちゃんと善子ちゃんもヘタレそうに見えて意外とやるなぁ」
善子「いや、できるわけないでしょ!? この状況で!」
鞠莉「えー見たかったのにー」ブーブー
ダイヤ「それでよろしい。不純異性、もとい同性交遊は禁止ですわ」ウンウン
曜「……よっちゃん」コソッ
善子「っ! な、なによ?」
曜「練習の後みんなが帰ったら部室で、ね?」
善子「……ん」
おわり 乙!よかったけど唐突なAqours集合には草生えた マジで好きだわこのようよし。
なんでもいいから続き書いてくれよ 乙
アニメでも何故か集まる習性があるからなんら不思議ではないな! >>40
地元愛ならコンビニじゃなくて個人経営の喫茶店でも行けばいいのに どうでもいいけどコーヒー飲んだ直後だと臭くなるからキスしなくて良かった >>16
缶コーヒーのブラックは数あるブラックコーヒーの中でも特に美味しくないとおれは思ってる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています