善子「…………分からない」

ルビィ「え?」

善子「…ううん、本当は分かってるの……ただ少し、自信がないだけ」

善子「私、あなたに何もしてあげられないのに…ってね」フッ

ルビィ「……」

善子(……だけどね)


だけどもし、貴女が私に何かを望んでいるって言うなら…わたしは


善子「……ねえ」スッ


それに応えてあげたいのよ。  貴女のように真っ直ぐに、強く。